青い日記帳 

  
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内田すずめ×Yohji Yamamotoコラボレーション作品
画家 内田すずめ × Yohji Yamamotoのコラボレーション作品第3弾が6月20日、パリで開催されたYOHJI YAMAMOTO Homme SPRING SUMMER 2020 PARIS COLLECTIONで発表されました。




百合阿修羅

ロングシャツにプリントされた「百合阿修羅」は、男を呑み込む女をテーマに、無数の百合に囲まれた狂気の女阿修羅像を描き出しています。

これまでの内田さんの作品とは、ちょっと違うテイストとなっています。

それもそのはず、デザイナー山本耀司氏の「ばけものを描いて欲しい」というリクエストから生まれた作品なのです。因みに女性像はすべて画家自身の自画像が描かれています。


私の中の私たち


骸骨男と蛇女


ゆりかご

今回新たに制作した作品は「百合阿修羅」「ゆりかご」「私の中の私たち」「骸骨男と蛇女」「分裂蝶々の羽」「百合阿修羅の足」「蜘蛛の抱擁」の7点。

絵画がプリントされた作品は2019年末から順次Yohji Yamamotoショップで発売予定だそうです。


蜘蛛の抱擁

内田すずめ×Yohji Yamamotoコラボレーション第1弾では「内田すずめといえば、『幽霊画』を描き、その独特な世界観と、彼女の美しさに各業界から注目を浴びた美人画家だ。(VOGUE JAPAN)」と紹介されました。

その後AUTUMN WINTER 2018の第2弾コラボを経て、今回はご覧の通りはその世界観をさらに拡張。幽霊からばけものへと進化した狂気の世界観を完成させました。


Yohji Yamamotoカタログ写真展(レスリー・キー撮影)


内田すずめ

画家。筑波大学芸術専門学群卒業。卒業後は就職したものの、やはり絵を描きたい気持ちを抑えきれず画家の道へ進む。2014年の画壇デビュー以来、個展作品をすべて売り切り続けている完売作家。

Yohji Yamamotoと合作した服がパリコレクションで発表され世界各国で発売。大阪高島屋と博多阪急にステージを特設し原画展を開催。Yohji Yamamotoカタログ(レスリー・キー撮影)に作品掲載。FIGARO japonで齊藤工とコラボレーション。VOGUE JAPAN、GQ JAPAN掲載。第2回ホキ美術館大賞入選。幽霊画展2014大賞受賞。画廊、百貨店、国内外のアートフェアで展示活動中。

Webサイト:https://suzumeu.tokyo/
twitter:http://twitter.com/irisvoices
instagram:https://www.instagram.com/suzume_uchida/
Facebook:https://www.facebook.com/suzumeu/


Yohji Yamamoto大阪高島屋店特設ステージ


美人画ボーダレス

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| その他 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
「塩田千春展」
森美術館で開催中の
「塩田千春展:魂がふるえる」に行って来ました。


https://www.mori.art.museum/jp/

1972年大阪生まれ、ベルリンに在住し世界的な活躍をみせる塩田千春さんの大規模個展が、森美術館ではじまりました。

数々の国際大会に引っ張りだこで、2015年には第56回べネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表にも選出された塩田さん。

実に今回が308回目の展覧会となるそうです。



塩田千春「不確かな旅」2016年
鉄枠、赤毛糸

「塩田千春展:魂がふるえる」←このサブタイトルは随分とベタ過ぎて塩田さん、森美術館らしくないな〜と長年、塩田さんの作品を観てきたKADOKAWAの玉置さんと会場で話していました。

しかし、決して虚勢を張ったり、空威張りして付けたタイトルでなかったのです。

玉置さんに前日の6月19日に行われた記者会見の映像を見せてもらいました。そこでは塩田さん自身がこの展覧会にかける思いを時に涙を浮かべながら語っていました。



塩田千春「静けさの中で」2008年

今から丁度2年前に森美術館の片岡真実(森美術館副館長兼チーフ・キュレーター)さんから展覧会開催の依頼があった時は「生きていて良かった」と素直に喜んだそうです。

ところが翌日、病院で12年前のガンが再発したことを知らされ、手術や抗がん剤治療がこれから必要になると宣告され、展覧会どころではなく、これから一体どう生きていけば良いかと頭が真っ白に。

まさに、死と寄り添いながら構想をたてた展覧会なのです。時に生きていること自体を考えさせられることもあったそうです。


塩田千春「外在化された身体」2019年

今回の展覧会では初期作品から今年完成したばかりの作品までが一堂に会しています。作家曰く「死と寄り添って制作した作品」はこれまでの塩田さんの作品とは明らかに一線を画するものがあります。

「外在化された身体」で吊り下げられているのは牛皮です。そして床にはバラバラになったブロンズ製の手足が散乱しています。これは彼女自身の手足だそうです。

「心と身体がバラバラになっていく、どうにもならない感情を止められなくて、自分の身体をバラバラに並べて、心の中で会話をする。
赤い糸と身体を繋いで、やっぱりこういうことだったのか…と、何かが分かる。
この感情を表現すること、形にすることは、
いつもこういふふうに同時に魂が壊れることなんだ。」



塩田千春「赤と黒」2019年

《作家メッセージ》

撮影:Sunhi Mang

「今まで、展覧会が好きでそれだけが生きがいで、作品を作ってきました。どうにもならない心の葛藤や言葉では伝えることができない感情、説明のつかない私の存在、そのような心が形になったのが私の作品です。一昨年、12年前の癌が再発しましたが、死と寄り沿いながらの辛い治療も、良い作品を作るための試練なのかもしれないと考えました。この展覧会では、過去25年分の作品を発表します。裸になった私の魂との対話を観てください。」塩田千春


塩田千春「小さな記憶をつなげて」2019年

塩田千春さん過去最大規模の個展の見どころや良さは、やはり会場へ行ってみないと分かりません。没入感でいえば国立新美術館で開催している「ボルタンスキー展」以上のものがあります。

現代アート作品というと、難解なテーマが潜みそれを考えに考え抜くことが時に求められがちですが、塩田さんの作品はいずれも、観たり体感しただけでその意味が伝わってきます。


塩田千春「時空の反射」2018年

目の前に白いドレスは何着ありますか?そう2着ですよね。でも実は1着しか存在していません。複数あるように見えるのは鏡を使った簡単なトリックによるものです。

でも、人は仕掛けを分かった後でも初めに2着と捉えてしまった視覚情報を中々正すことが出来ません。それと似たようなことがらは日常生活の中でも幾らでも見出せます。


塩田千春
オペラ公演「松風」の舞台美術
モネ王立歌劇場(ブリュッセル)、2011年
撮影:Sunhi Mang

また塩田さんは世界の舞台美術を2003年より数多く手掛けてきました。日本の新国立劇場での「タトゥー」やオペラ「松風」はもしかしてご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。

糸という様々なものを象徴するアイテムを自由自在に使いこなす塩田作品は、舞台美術との相性は抜群なのです。展覧会では「舞台美術の仕事」としてまとめて紹介されています。


塩田千春「蝶のとまっているひまわり」1977年
塩田千春「無題」1992年

もう一点、この展覧会の見せ方の巧みな点に、序盤で塩田千春のこれまでの作品を振り返るアーカイブ的な展示(クロノロジー)があることです。

1992年から京都精華大学美術学部に在籍し洋画を専攻していた塩田さんですが、「無題」1992年を最後に油絵とは決別。パフォーマンスアートやインスタレーション作品にシフトしていきます。

因みに「蝶のとまっているひまわり」1977年は、5歳の時に描いたもの。左上にサイン(名前)が鏡文字で書かれています。


塩田千春「DNAからDNAへ」1994年

京都精華大学内で行われたパフォーマンス/インスタレーションで早くも塩田さんの十八番である赤い糸が使われています。

このクロノロジーには映像も含まれています。それらを丹念に観ることで、今の塩田作品の理解度もぐんと高まります。一見ド派手なインスタレーション作品だけが注目を浴びがちですが、この展覧会の肝は序盤のアーカイブ展示であることは間違いありません。

そうした「流れ」の中で、作品を観られることはありそうでほとんどないことです。冒頭に紹介した病魔との闘いもそれだけ切り取って見てしまっては、彼女の思いを感じることは出来ないでしょう。



塩田千春「集積―目的地を求めて」2016年

塩田千春展:魂がふるえる」は10月27日までです。今年のベスト10入り確実の素晴らしい展覧会そして展示です。絶対にお見逃しなく!


「塩田千春展:魂がふるえる」

会期:2019年6月20日(木)〜10月27日(日)
開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで)
*入館は閉館時間の30分前まで *会期中無休
*ただし、10/22(火)は22:00まで
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
https://www.mori.art.museum/jp/
主催:森美術館
協賛:株式会社大林組、株式会社 資生堂、thyssenkrupp Elevator、
トヨタ自動車株式会社、サムソナイト・ジャパン株式会社、
株式会社 トゥミ ジャパン、TRUNK(HOTEL)
協力:シャンパーニュ ポメリー
制作協力:Alcantara S.p.A.
個人協賛:James Hsu、Sophia and Leon Tan、八城千鶴子
企画:片岡真実(森美術館副館長兼チーフ・キュレーター)



塩田千春「どこへ向かって」2019年
白毛糸、ワイヤー、ロープ
展示風景:「塩田千春展:魂がふるえる」森美術館(東京)2019年
Courtesy: Galerie Templon, Paris/Brussels
撮影:木奥恵三

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| 展覧会 | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
「PIXARのひみつ展」
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催中の
「PIXARのひみつ展 いのちを生み出すサイエンス」に行って来ました。


https://www.tokyocityview.com/pixar-himitsu-ten/

ノートの端っこに描いたパラパラ漫画のように、セル画を一枚一枚描き色を塗って一本のアニメ作品を作る工程は、昔々のお話となりつつあります。

CGアニメーションは、セル画のそれには動きや表現等で勝てないと言われていましたが、それももう過去のこと。



キャラクターの微妙な腕の動きなど簡単にモニター内で作られ、そして自由自在に動かせてしまいます。

勿論、色や形、光のあたり加減なども自由自在です。「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「カーズ」などの個性豊かなキャラがどのように生み出されたのかを学べる展覧会です。


モデリング

実際のアニメーション制作のカギとなる8つの工程を通してPIXARアニメーションを支える科学について学べるハンズオン展示です。

この説明が観に行くまでイマイチよく分からなかったのですが、百聞は一見に如かずとはまさにこのこと。会場へ一歩足を踏み入れると、そこかしこにハンズオンが用意されています。


ハンズオン展示体験の様子

丁寧な解説もなされているのですが、まずは実際にやってみることがこの展覧会の鍵。操作しながら、なるほど〜とアニメ作りを知っていくのです。

ウォルト・ディズニー関連の展覧会これまでも数多く見てきましたが、「ピクサーの秘密展」は別格です。原画などは展示されていませんが、それこそ映画製作の「秘密」が目の前にわんさかあるのです。


ウォーリー

展覧会で体験できるアニメーション制作のカギとなる8つの工程

モデリング:3Dモデルでキャラクターの形をつくる
リギング:キャラクターを動かす筋肉や関節をつくる
サーフェイス:髪や服などの外見を決める
セット&カメラ:物語の世界を撮影する
アニメーション:キャラクターを動かしてみる
シミューレーション:キャラクターの髪や服を動かす
ライティング:昼や夜などの明りを調整する
レンダリング:映画館などで楽しめる状態にする




アメリカとカナダで150万人以上(合計8箇所)を動員しただけのことはあります。一つ一つの工程をトライしていくと2時間はかかるのではないでしょうか。

こんな面白い展覧会ならもっと早くに行っておけばよかったとちょっと後悔したほどです。



展示会場内は写真撮影可能です。土日は流石に混雑しているようなので、平日もし行ける日があれば是非。

アニメーションの概念ががらりと変わります。そして惜しげもなく「ひみつ」を見せ体験さえてしまうピクサー畏るべし……

「PIXARのひみつ展」は9月16日までです。休館日はありません!


「PIXARのひみつ展 いのちを生み出すサイエンス」

会期:2019年4月13日(土)〜 9月16日(月・祝)
※会期中無休
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
https://tcv.roppongihills.com/jp/
開館時間:10:00〜22:00(最終入場21:30)
主催:東京シティビュー、NHKプロモーション
企画制作:ドリームスタジオ
特別協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
協賛:ハウス食品グループ ロート製薬
後援:J-WAVE 81.3FM
https://www.tokyocityview.com/pixar-himitsu-ten

「PIXARのひみつ展」はボストンサイエンスミュージアムがPIXARとの協力により開発したものです。
The Science Behind Pixar was developed by the Museum of Science, Boston in collaboration with Pixar Animation Studios. © Disney/Pixar. All Rights Reserved. Used Under Authorization.


ピクサー クロニクル全史』 (DISNEY FAN MOOK)

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| 展覧会 | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本万国博覧会(EXPO‘70)記念切手
1970年に大阪府吹田市の千里丘陵で開催された日本万国博覧会(EXPO‘70)



芸術家の岡本太郎がデザインし、万博のシンボルゾーンにテーマ館の一部として作られた「太陽の塔」(塔の高さ約70m、基底部の直径約20m、腕の長さ約25m。)はあまりにも有名です。

太陽の塔公式サイト
https://taiyounotou-expo70.jp/

世代的にリアルタイムで万博や大勢の人で賑わう「太陽の塔」の姿は目にしていませんが、親戚の家にこの太陽の塔の置物(お土産)が飾ってあったことは今でも鮮明に覚えています。


太陽の塔 4つの顔 PVC&ABS製 塗装済み 完成品

万博から約50年が経過しようとしているにも関わらず、忘れされれるどころか、逆に近年再び注目を集めている「太陽の塔」。あべのハルカス美術館でも昨年展覧会が開催されました。

さて、大阪万博開催を記念して当時の郵政省が記念切手を発売したことはご存知でしょうか。


7円切手:日本万国博覧会会場風景
15円切手:地球と桜花
50円切手:尾形光琳筆燕子花図


昭和45年3月14日に発行となった日本万国博覧会記念組合せ郵便切手(小型シート)

発行枚数700万枚とかなりの数が出ているので、今でも簡単に入手可能です。プレミア価格もほとんどついていません。自分は1郵政博物館のミュージアムショップでたった120円で購入しました。

郵政博物館の優秀さについてはこちらのコラムで紹介しています。

実は、この大阪万博記念切手もう一種類あります。同じ年の6月29日に二次販売として売り出されたものです。こちらは発行枚数1000万枚!!


7円切手:日本万国博覧会会場とかん燈
15円切手:地球に日本万国博覧会風景
50円切手:酒井抱一筆夏秋草図

光琳の次は抱一を用いてきました。どちらも奇を衒わずとてもよいデザインとしてまとまりをみせています。



こちらも同じく郵政博物館のショップで120円でゲット。2シート合わせても240円というスタバ以下の破格値。メルカリやヤフオクにも出ているので、欲しいと思えば簡単に手に入ります。

2025年には、再び大阪で開催が予定されている国際博覧会(大阪・関西万博)。さて2025年万博でも日本美術を用いた記念切手が発売になるでしょうか。

その前に、まずは来年の東京オリンピックですね。

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| その他 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
岡田美術館「金屏風展」関連講演会
岡田美術館で好評開催中の特別展「これぞ黄金の国・日本 金屏風展 ―狩野派・長谷川派・琳派など―」


https://www.okada-museum.com/

以下のような展示構成で、岡田美術館3階の4つの展示室を黄金の屏風で埋め尽くしているとても刺激的な展覧会です。

第1室 金屏風隆盛(桃山時代〜江戸時代前期)
第2室 名所と物語(江戸時代前期)
第3室 琳派の金屏風(江戸時代前期〜近代)
第4室 優美・瀟洒な金屏風(江戸時代後期)/総金地屏風リバイバル(明治〜昭和初期)



狩野派「春秋花鳥図屏風
桃山〜江戸時代初期 16世紀

ところで、「金屏風」はいつ頃から作られどのように発展していったのでしょう。
「屏風」は、文献上では『日本書記』に初めてその語が確認され、実際の作品としては、奈良時代の正倉院御物に含まれるものが最古とされます。続く平安時代、鎌倉時代の作品はわずかで、数が増えるのは室町時代のこと。当時盛んであった水墨画の屏風と極彩色の屏風が描かれ、金で飾った豪華な「金屏風」が作られるようになりました。金屏風は、日常や儀礼の際の調度品として使われる一方、幕府や有力大名から中国・朝鮮・ヨーロッパの国王などに贈られ、外交上の重要な役割を果たしてきました。「金屏風」を知らない人、目にしたことの無い人はいませんが、では、それについてじっくりと考えたことのある人は果たしてどの程度いるでしょう。
自分も『いちばんやさしい美術鑑賞』を書くにあたり、色々と調べていくと、知らないことの連続で、とても勉強になったのを思い出します。

世界に数点しかない「曜変天目」だとその秘密について手を尽くし調べるものですが、ドラマや博物館で年中目にする「金屏風」となると、知ろうという意欲がわいてこないのが実情です。

実際に、Amazonで「金屏風」で検索しても書籍でヒットする専門書や解説書の類は1点もありません。


尾形光琳「菊図屏風
江戸時代前期 18世紀初頭
展示期間:7月5日(金)〜9月29日(日)

目にしたことは何度もあるけれど、体系的に金屏風について知る機会がこれまでありませんでした。

今回の岡田美術館「金屏風展」開催に際し、2つの関連講演会が予定されています。この講演会に合わせて展覧会を観に行かれてはいかがでしょうか。

講演会「屏風を使う」
開催日程:2019年6月22日(土)13:00〜14:30
開催場所:5階ホール
講師:榊原悟氏(岡崎市美術博物館 館長)
参加費:無料(要入館料)
定 員:先着80名

講演会「琳派の金屏風」
開催日程:2019年7月13日(土)13:00〜14:30
開催場所:5階ホール
講師:小林 忠(岡田美術館 館長)
参加費:無料(要入館料)
定 員:先着80名

【お申し込み方法】
電話にてお名前・お申込み人数・ご連絡先をお知らせください。
定員に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
電話番号:0460-87-3931(岡田美術館代表)

「金屏風展」のリリースに掲載されていたこれご存知でしたか?目から鱗が落ちるとは、まさにこのことですよね。


興味深いことに、古い屏風絵は、1扇(パネル1枚)ごとに縁取りがされ、画面がつながっていませんでした(図 1)。それが2扇ごとの縁取りになり(図 2)、ついに全体が1つにつながったのが室町時代の始まる頃であったと考えられています(図 3)。こうして大画面が可能となったことこそが、屏風絵の魅力を増し、金屏風のもつ大迫力を生んだのです。

講演会でどんなお話が聞けるのか楽しみです。会場が美術館内ということで、金屏風を観てから聴いて、そしてまた展示室へ戻る。なんてことも可能です。

お話伺った後は実際に作品を観たくなるものですからね。


木村武山「松に鶴図屏風
昭和2年(1927年)

講演会の他にも、毎週金曜日開催 午前11時から、学芸員さんによるギャラリートークも行われています。(2019年4月19日〜9月20日)

今の季節は、岡田美術館庭園で箱根の美しい花々や鳥たちを目にすることも出来ます。鑑賞後は敷地内から湧き出る100%源泉かけ流し(加水・加温なし)の天然温泉(足湯)でゆったり疲れを癒せるのも岡田美術館ならではの魅力です。


特別展「これぞ黄金の国・日本 金屏風展―狩野派・長谷川派・琳派など―」

会期:2019年4月6日(土)〜2019年9月29日(日)
休館日 会期中休館日なし
開館時間 9:00〜17:00(入館は 16:30 まで)
会場:岡田美術館
主催:岡田美術館
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷 493-1
https://www.okada-museum.com/

岡田美術館「カフェ開化亭」を紹介しています!


カフェのある美術館 感動の余韻を味わう
青い日記帳 (著)

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【お知らせ】

↑単眼鏡紹介記事書きました。

おかげさまで重版となりました!


いちばんやさしい美術鑑賞』 (ちくま新書)


編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 感動の余韻を味わう』(世界文化社)12月に発売となりました。


編集・執筆を務めた『フェルメール会議』10月2日発売です!

編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


青い日記帳(編集)『美術展の手帖』小学館より発売中です。


青い日記帳「出前ブログ」


gooいまトピ連載中

朝日マリオン・コム「ぶらり、ミュージアム」

びゅうたび連載中


山下裕二&井浦新トークショー


青い日記帳コラボグッズ

「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
「2018年 展覧会ベスト10」
かみさんが選ぶ「2018年 展覧会ベスト10」
プロが選ぶ「2018年 ベスト展覧会」
読んでおきたい10冊のアート関連本

パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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