青い日記帳 

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「MANGA都市TOKYO」

国立新美術館で開催中の
「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」展に行って来ました。


https://manga-toshi-tokyo.jp/

2018年、フランス・パリのラ・ヴィレットにて開催された「MANGA⇔TOKYO」の凱旋展。

ヨーロッパでも大変な人気だったらしく、たった一ヶ月の会期中に3万人もの来場者があったそうです。熱狂的な人気を博したパリ展の様子を伝えるパネルなども今回展示されています。


《1/1000巨大東京都市模型》

幅約17メートル、長さ約22メートルの巨大な東京の都市模型《1/1000巨大東京都市模型》がまずお出迎え。

東京を舞台にしたアニメ、映画、ゲームなどが巨大モニターに次々と映し出され、それが東京のどこで起きたのか即座に分かるように光があてられます。

そして、この巨大都市模型を中心にぐるりと右回りに、東京を描いた数多の作品群が待ち構えています。その数実に、93タイトル551点!圧倒的な物量です。



「ゴジラ」ひとつとっても、1964年の「ゴジラ」から記憶にまだ新しい2016年の「シン・ゴジラ」まで8作品がずらりと肩を並べます。

この時点で「ゴジラVSキングギドラ」リアルタイムで観たよ〜そうそう東京のあそこが破壊され…なんて初めてしまうと一日で観終えることできなくなります。

「ゴジラ」を何とか振り切ったかと思うと次は「AKIRA」が待ち構えていたりします。


大友克洋「AKIRA

作品や懐かしいポスターに映像だけでなく、解説文が読ませます。ちゃんと2020年ネオ東京オリンピックについても言及されています。

こんな調子で全く先へ進めません。まだイントロダクションからセクション1に入ったばかりです。この後アニメだけでもこれだけの作品が待ち構えているのです。

AKIRA
新世紀エヴァンゲリオン
ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 破
人狼 JIN-ROH
千年女優
火要鎮


彩板いろは組」江戸時代

「火要鎮」の参考資料として浮世絵が展示してあったりと、もうこの時点で全てきちんと観ることを諦めました。時間の関係上。

気を許すとさり気なく手塚治虫の「陽だまりの樹」のモノクロ原稿が展示に紛れ込んでいたりします。

お宝あちこちに潜んでいます。


「MANGA都市TOKYO」展示風景

2015年に同じ会場で開催された「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」がイマイチだったので、今回も全く期待していませんでした。

ところが、テーマを「東京」に据えたことで、マンガ、アニメ、特撮、ゲームといった有象無象の魑魅魍魎たちが一つの線でしっかりと結ばれたのです。

一般的な絵画の展覧会でもそうですが、統一感があると観ていて気分が良く、たとえ同じ作品であっても満足度もぐんと高くなるものです。


安野モヨコ「さくらん

ところで、ここ最近国立の美術館では日本語表記の他に英語、中国語、韓国語で記されています。

「さくらん」は英語では「Sakuran」だそうですが、中国語だと「悪女花魁」となるようです。

こうした点も一つずつ見ていると、さらに時間がかかります。


「MANGA都市TOKYO」のマスコットキャラクター「ヨリコ」と「ヴィッピー」

展覧会の構成は以下の通りです。

イントロダクション:《1/1000巨大東京都市模型》
セクション1:破壊と復興の反復
セクション2:東京の日常
2A:プレ東京としての江戸
2B:近代化の幕開けからポストモダン都市まで
2C:世紀末から現在まで
セクション3:キャラクターvs.都市



押田守「時をかける少女

「セクション2:東京の日常」の途中まで紹介してもう力尽きました…これからまだまだ懐かしいアニメや漫画が立て続けにやってきます。

会場中央にベンチがあるので休み休み観ないと大変なことになります。

「孤独のグルメ」、「花のズボラ飯」などを観ているとお腹も空いてきます。

這う這うの体でセクション2を観終えても、また次「セクション3 キャラクター vs. 都市」が別室に。



初音ミクのコンビニやラブライブの山手線車両など最後まで「攻撃」の手を緩めません。

展覧会パンフレットが1000円ととてもお買い得なので、まず家でテキストじっくり読みこんでから、再挑戦したいと思います。



因みにこれも展示作品?!です。

知らないアニメ作品や漫画も幾つもあったので、そちらもお盆休みを利用して自宅で鑑賞し、再挑戦に備えます!

全くサブカルチャーに興味関心が無くてもこの展覧会には行ってみるべきです。コロナに振り回されている今の東京で開催されているからこそ。

「MANGA都市TOKYO」展は11月3日までです。是非是非〜


「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」

会期※会期変更:2020年8月12日(水)〜11月3日(火・祝)
2020年7月8日(水)〜9月22日(火・祝)
休館日:毎週火曜日
※ただし、9月22日、11月3日は開館(9月23日(水)は休館)
開館時間:10:00〜18:00
当面の間、夜間開館は行いません。
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
https://www.nact.jp/
主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、国立新美術館
共催:TBS
後援:一般社団法人マンガ・アニメ展示促進機構、TBSラジオ、独立行政法人国際交流基金
協賛:秋田書店、アニプレックス、一般財団法人パピエ、KADOKAWA、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、キングレコード、クリプトン・フューチャー・メディア、コアミックス、講談社、コナミデジタルエンタテインメント、コミックス・ウェーブ・フィルム、コルク、集英社、小学館、SHORT PEACE 製作委員会、スタジオ地図、セガグループ、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、タイトー、東宝、ニトロプラス、白泉社、プロダクション・アイジー、ポリフォニー・デジタル(50音順)
協力:石森プロ、NHK エンタープライズ、カラー、キネマ旬報社、コミックマーケット準備会、サンライズ、創通、JR東日本リテールネット、ジェンコ、シンエイ動画、スクウェア・エニックス、東映アニメーション、トムス・エンタテインメント、手爛廛蹈瀬ション、ナデシコプロ、日本アニメーション、二瓶総合法律事務所、バンダイナムコアーツ、フジテレビジョン、ヘッドギア、ワーナー ブラザース ジャパン、株式会社わたせせいぞう(50 音順)
ゲストキュレーター:森川嘉一郎(明治大学国際日本学部准教授)

展覧会公式サイト
https://manga-toshi-tokyo.jp/

以前紹介したこんな作品も「MANGA都市TOKYO」展に出ています。


はいからさんが通る


百日紅~Miss HOKUSAI~ 』


鼻紙写楽


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「開校100年 きたれ、バウハウス」

東京ステーションギャラリーで開催中の
「開校100年 きたれ、バウハウス―造形教育の基礎―」展に行って来ました。


http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp

昨年、2019年はドイツの造形芸術学校バウハウスの創立100周年にあたる年でした。

日本国内では、2017年から2020年まで記念企画展「開校100年 きたれ、バウハウス —造形教育の基礎— 」が、国内5カ所の美術館を巡回し開催されました。

東京展はその最後の巡回場所となります。


会場風景

1919年にドイツ、ヴァイマールに誕生した造形芸術学校、バウハウスに関する展覧会はこれまで何度も開催されてきました。

2008年に東京藝術大学大学美術館にて開催された「バウハウス・デッサウ展」はかなり大規模な展覧会でした。

今回の「きたれ、バウハウス」展では、デッサンやバウハウスが世に放った作品を紹介するだけでなく、主眼はバウハウスの学校教育に置かれている内容となっています。


パウル・クレー「教育スケッチブック」1925年


アルバースの授業

娘さんや息子さんが通っている学校の教材を見ても面白くもなんともありませんが、100年前、バウハウスで使われていた教材や授業の様子は非常に興味深いものがあります。

あのクレーかカンディンスキーが教壇に立ち一体どんな授業を行ったのでしょう。

「1章:学校としてのバウハウス」、「2章:バウハウスの教育」は自分が受験生となったつもりで、オープンキャンパスに出かける感覚で観るのがよろしいかと。あまり肩に力入れずに。


色のある影

つぎに紹介する実験は、色のある影の問題を解明するのに役立つものと思われる。私は1944年、チューリッヒ美術工芸博物館で開かれた展覧会において、この現象を実験する機会を得たのである。この実験は日中行われたのであるが、まず白い物体にレッドの光線をあてたところ、グリーンの影は生じた。グリーンの光線をあたたところレッドの影ができた。さらにイエローの光線ではヴァイオレットの影が、ヴァイオレットの光線ではイエローの影がそれぞれ生じた。
ヨハネス・イッテン「色彩の芸術」

「オラファー・エリアソン展」も丁度都内で開催しているので、夏休みの課題として「光」について研究してみるのも良いかもしれません。


ゲルハルト・リヒターの半生をモデルにしたドイツ映画「ある画家の数奇な運命」も今秋公開予定です。

https://www.neverlookaway-movie.jp/

さてさて、「きたれ、バウハウス」展後半では、ここで学んだ生徒たちが世に送り出した作品を紹介。

椅子をすぐに思い浮かべると思います。そうした超メジャーなものから、あまり(ほとんど)知られていないものまで、学校での成果を一堂に会しています。



今ではあまりにも普通で当たり前過ぎるデザインの数々ですが、これが100年前にドイツの創立したひとつの学校から世界中に広がって行ったと考えると、ゾクゾクしませんか。

今の時代、「個」が重要視され過ぎていて中々、こうした広く一般に普及するものが誕生しにくくなっています。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:学校としてのバウハウス
2:バウハウスの教育
3:工房教育と成果
4:「総合」の位相
5:バウハウスの日本人学生


大学入試改革が声高に叫ばれていますが、何一つうまくいっていないように外野からは見えてしまいます。教育の根本を文科省の方も、この展覧会をご覧になり考え直したらどうなのでしょう。



派手な展示ではありませんが、「バウハウスの各教師たちのそれぞれの授業内容を見て感じることができるように、数々のデザインが生まれる土台となった基礎教育を展示の柱とし、バウハウスの各工房で繰り広げられたバウハウスの教育の豊かな成果と広がり」をしっかりと見てとれる好機です。

最終章ではバウハウスで学んだ日本人留学生を取り上げています。4人全員の活動が紹介されるのは今回が初めてだそうです。



新型コロナウイルスの影響で大学に通えずオンラインでの授業が後期も続くとのニュースを耳にしました。

100年後に学校へ行けない事態になっているとは、まさかまさかの事態です。



個性豊かな先生たちに直接指導を受けたバウハウスの学生たちが、普段以上に羨ましく思える展覧会でした。

「開校100年 きたれ、バウハウス」展は9月6日までです。


開校100年 きたれ、バウハウス ―芸術教育の基礎―

会期: 2020年7月17日(金)〜9月6日(日)
※入館は日時指定予約制、受付購入不可。 詳しくはこちら
開館時間: 10:00-18:00(金曜は -20:00) 入館は閉館 30 分前まで
休館日: 月曜日(8/10、8/31 は開館)
会場: 東京ステーションギャラリー
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp
主催:東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、バウハウス 100 周年委員会
後援:ドイツ連邦共和国大使館、スイス大使館、ハンガリー大使館、一般社団法人 日本建築学会
特別協力:ミサワホーム株式会社、東京国立近代美術館
協力:専門学校 桑沢デザイン研究所、大阪芸術大学、株式会社アトリエ ニキティキ
協賛:アウディ ジャパン株式会社、株式会社インターオフィス
企画協力:株式会社アートインプレッション、株式会社ミサワホーム総合研究所

以前紹介したこちらの本、バウハウス関連本ではイチオシです!


バウハウスってなあに?
インゴルフ・ケルン (著), 田中 純 (監修), バウハウス・デッサウ財団 (編集), クリスティーネ・レッシュ (イラスト), 大宮 萌恵 (翻訳)

建築家の父が子と一緒にデッサウのバウハウスを訪れ、50の疑問にやさしく答える初のバウハウス入門絵本。磯崎新氏・深澤直人氏推薦!

「バウハウス」を知っていますか ?2019年はバウハウス創立100周年。バウハウスなくして、アート・建築・デザインは語れません。本書はバウハウス・デッサウ財団による、初の入門絵本です。
ドイツ郊外に住むロッテとマックスのきょうだいが、建築家の父と一緒にデッサウを訪れ、バウハウス校舎を見学しながら様々な質問をし、父が一つ一つ丁寧に答えていきます。
バウハウス工房って何だったの?/どうしてバウハウスには曲線の飾りがないの?/どうして白いの?/どうしてデッサウに建っているの?といった造形的なことや歴史的背景に関するものから、バウハウスってIKEAにもあるの?/どうして今でもこんなにたくさんの人がここにやって来るの?といった現在に至ることまで、質問は50個。バウハウスの理念や当時の様子、バウハウス製品の特長も楽しく学ぶことができます。カラフルでおしゃれなイラストにも、バウハウスの秘密がたくさん隠れています。
ユネスコ世界文化遺産にも指定されているバウハウスのことが、この1冊でよくわかる!巻末に人名解説と用語解説、バウハウス年譜付き。磯崎新氏、深澤直人氏推薦!


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復活!開館10周年記念オンライントークイベント「プレイバック三菱一号館美術館」

開館10周年記念オンライントークイベント「プレイバック三菱一号館美術館」が8月25日(火)の20:00〜21:15に行われます。(ZOOMを利用したオンラインイベントです)


https://mimt.jp/blog/museum/?p=7264

三菱一号館美術館の開館記念展「マネとモダン・パリ」(2010年開催)を鑑賞し、美術に目覚めたというアイドルの和田彩花さん。

一つの展覧会、一枚の絵との出会いがその後の人生を大きく変えてしまうこともあるものです。



和田彩花さんはアイドル活動を続けながら美術史を学ぶために大学そして大学院へ。もう立派な専門家とお呼びしてよい存在となりました。

そんな和田さんと、三菱一号館美術館館長の高橋明也氏が10年分の展覧会を振り振り返るオンライントークイベント「プレイバック三菱一号館美術館」。


https://mimt.jp/

本来は、開館記念日である4月6日に開催予定だったトークイベント。新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいましたが、オンラインで晴れて復活です!

ZOOMを利用したオンラインイベントですので、遠方の方も参加可能!!不詳Takがモデレーターを務めさせて頂きます。



復活企画!
開館10周年記念オンライントークイベント「プレイバック三菱一号館美術館」


開催日時:8月25日(火)20:00〜21:15
出演者:和田彩花(アイドル)、高橋明也(三菱一号館美術館 館長)
モデレーター:Tak(アートブログ「青い日記帳」主宰)
開催方法:Zoomウェビナーを利用したオンライン配信
参加費:1,000円(税込)
申込方法:8月12日(火)よりPeatixにて販売開始
https://mimt10th.peatix.com

是非ご自宅でリラックスしながら拝聴して下さい!!

皆さまとWeb上ですが、久々にお会いできること楽しみにしています。

(現在開催中の展覧会)

「開館10周年記念 画家が見たこども展−ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」

会期:開催中〜9月22日(火・祝)※会期再延長
開館時間:10:00〜18:00
※会期延長内での夜間開館は当面の間、中止させていただきます。
※地下の入口はご利用いただけませんのでご注意ください。
休館日:月曜休館(但し、祝日・振替休日、6月29日、7月27日、8月31日は開館)
※会期延長内での「トークフリーデー」は設けないことにさせていただきます。


乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる』 (PHP新書)
和田彩花(著)

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「テオ・ヤンセンWEB展覧会」

2020年8月7日(金)より科学創造研究所HP上において「テオ・ヤンセンWEB展覧会」が期間限定で開催されています。


テオ・ヤンセンWEB展覧会

テオ・ヤンセン展はこれまで毎年のように日本で行われてきて、今夏は兵庫県立美術館にて開催される予定でした。

しかし新型コロナ・ウイルスの世界的流行にり事態は一変。大勢の人が集まる人気の「テオ・ヤンセン展」。コロナ禍の収束が見えない中、兵庫県立美術館での開催は中止となってしまいました。


「テオ・ヤンセン展」神戸展
https://www.mbs.jp/theojansen-kobe/

今頃は神戸の海に臨むこの美術館にさまざまなストランドビーストが集結しているはずでした。

リアルな展覧会は開催出来なくなりましたが、ストランドビーストの素晴らしい世界に触れる機会を少しでもつくることができないかと、WEB展覧会を開催することに。


テオ・ヤンセンWEB展覧会

「テオ・ヤンセンWEB展覧会」には、最新作を含め、12体のストランドビーストが展示されています。

・アニマリス・ウミナミ
・アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ
・アニマリス・アデュラリ
・アニマリス・リジデ・プロペランス
・アニマリス・オルディス
・アニマリス・オムニア
・アニマリス・アポディアキュラ
・アニマリス・リノセロス・トランスポルト
・アニマリス・ムルス
・アニマリス・カリプス
・アニマリス・ペルシピエーレ・プリムス
・アニマリス・ミミクラエ



アニマリス・アデュラリの作品紹介ページ

兵庫展で初めて日本にやってくる予定だった「アニマリス・ミミクラエ」をはじめ、12体の写真・解説・動画をセット観られる充実ぶり。

テオ・ヤンセンの作品をご存じの方の多くは、あの生きているようになめらかに進む脚の動きの印象が強いと思います。


アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ【テオ・ヤンセンWEB展覧会】

あらためて12体すべてを見ると、動きにも機構にもさまざまなバリエーションがあり、ストランドビーストの進化をうかがうことができます。

実物が観られないのは残念ですが、「動き」が命の作品ですので、WEB展覧会向きでもあります。


テオの工房のあるイペンブルフの丘には、たくさんのビーストたちが並んでいます。

コロナ禍により世界各地で予定されていた展覧会が中止や延期になってしまい、この夏、テオはオランダの海岸でずっと作品を作り続けているそうです。

ストランドビーストは冬に構想され、春から秋の温かい季節に具体化され、海岸に躍り出てくるのです。

そうしたテオ・ヤンセンの最近のようすなども展示の中に随時追加していきます。今まさに生まれようとしている新たな生命体に触れるチャンスです。


テオの生み出した機構や用いている素材などもクローズアップ

ストランドビーストはどのようにして生まれるのか、なぜあのように生きているような動きをするのでしょう。

ストランドビーストの秘密を解き明かすコンテンツや、さらにテオ・ヤンセンというアーティストを深く知ることのできるコンテンツも追加されるそうです。

テオ・ヤンセンWEB展覧会は、2020年9月30日までの開催です。お見逃しなく!


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ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 「KING & QUEEN展」開催!

上野の森美術館にてこの秋、ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵「KING & QUEEN展」が開催されます。


http://www.kingandqueen.jp/

世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルスの影響で、この展覧会も開催されるかどうかとても心配でしたが、ようやく正式に「開催!」とのリリースが出ました。

11世紀から現在まで続く英国王室の、テューダー朝から現ウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重なポートレート作品(絵画・写真等)約90点が来日します。


ヘンリー8世》 King Henry VIII after Hans Holbein the Younger, probably 17th century(1536) ©National Portrait Gallery

画家にスポットをあてたり、絵画様式を紹介するなど展覧会は様々ですが、描いた画家はさておき、描かれた人物を大々的にフューチャーする内容のものは、とても珍しく興味をそそります。

毎朝、鏡で自分の顔を見てため息つくこともしばしば。それは凡人でも王侯貴族でも悩みの度合いは違えども「同じ」なのではないかとふと思います。

顔ってすすんで見たくなくても目に入ってしまうものです。今はマスクをしているので目だけで人を判別するという高度なことを日々行っています。


アン・ブーリン》 Anne Boleyn by Unknown English artist,late 16th century(ca. 1533-1536) ©National Portrait Gallery

英国の歴史を彩るドラマとともに追いかける肖像画は、絵画の領域を超えています。

とりわけ、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが競演を果たした『ブーリン家の姉妹』など、何度観ても…(以下コメント略)


『ブーリン家の姉妹』

ところで、ロンドン・ナショナル・ギャラリーや、テート、V&A、大英博物館は、しばしば耳にし作品もまとめて来日したことがありますが、ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーはそれらに比べるとマイナーな存在です。

でもでも、日本国内で紹介される機会が少なかっただけのことで、英国王朝の最も重要な肖像画を所蔵する美術館としてロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーは英国では揺るぎない地位を誇っています。


ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー外観 
©National Portrait Gallery

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 「KING & QUEEN展」では、ポートレート作品(絵画・写真等)100点あまりから、5つの王朝におよぶ英国王室の歴史を紐解いていきます。


チャールズ1世の5人の子どもたち》 Five Children of King Charles I after Sir Anthony van Dyck,17th century(1637) ©National Portrait Gallery

大人たちのドロドロの関係とは無縁のとても素直で可愛らしい子供たちの集団肖像画。しかし彼ら彼女らも大きくなるといずれは…

遠く11世紀から現代まで、伝統を受け継ぎ、今もなお世界中の注目を集め続け、話題に事欠かないのが英国王室です。

故ダイアナ妃とチャールズ皇太子の息子であるウィリアム王子、ヘンリー王子 ― ロイヤルファミリー全員が、日々のニュースにも頻繁に登場するほどの人気ぶりは説明不要でしょう。


エリザベス2世》 Queen Elizabeth II by Dorothy Wilding, hand-coloured by Beatrice Johnson (1952)©William Hustler and Georgina Hustler / National Portrait Gallery

現代に至るまでの約1,000年、幾度かの王家転変のなかで、傑出した人物たちが現れました。世界史でも英国王室は暗記する事柄がことさら多かったこと覚えています。

6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世。

宗教的混乱の中を奮闘、“ブラッディ・メアリー”の異名をとったメアリー1世。

最強国スペインの無敵艦隊を撃退、“国と結婚”し生涯未婚を通したことから“ヴァージン・クイーン”と呼ばれたエリザベス1世。


ヴィクトリア女王》 Queen Victoria by Bertha Müller, after Heinrich von Angeli,1900(1899) ©National Portrait Gallery

9人の子、40人の孫、37人の曾孫を持ち、18歳から63年間治世した“ヨーロッパの祖母”ヴィクトリア女王。

そして現在の王であるエリザベス2世。


ジョージ4世》 King George IV by Sir Thomas Lawrence (ca. 1814) ©National Portrait Gallery

このような「クセの強い」とてつもない人物たちが、英国王室の歴史を脈々と創ってきた英国の歴史。

英国王室史を映し出す肖像画と写真群ほぼすべてが初出品となります。

作品の魅力と併せ、美しく気品に満ちた肖像画のモデルである王室の面々が辿った運命、繰り広げられた人間模様に肉迫します。背景を知って観覧することでより深い鑑賞体験ができる画期的な展覧会です。

「KING & QUEEN展」というタイトルがイイじゃないですかね〜(少し時代を感じさせて)



一枚の肖像画が語る物語を作家でドイツ文学者の中野京子さんがナビゲートしてくれます。

絶対面白いこと間違いなし。中野先生トークでもやりましょう〜〜

「KING & QUEEN展」は10月10日からです。落ち着いて芸術の秋迎えらこと祈りましょう。


ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵
「KING & QUEEN展 ー名画で読み解く 英国王室物語ー」


会期:2020年10月10日(土)〜2021年1月11日(月・祝)
※会期中無休
開館時間:10:00〜17:00 金曜日は10:00〜20:00
会場:上野の森美術館
(〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2)
http://www.ueno-mori.org/
※入館は閉館の30分前まで
主催:ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー、フジテレビジョン、東京新聞、上野の森美術館
協力:ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
後援:ブリティッシュ・カウンシル
キュレーター:シャーロット・ボランド
日本側監修: 熊澤 弘(東京藝術大学大学美術館准教授)


『名画で読み解く イギリス王家12の物語』 (光文社新書)
中野京子(著)

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