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「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」

日本橋眦膕S.C. 本館8階ホールで開催中の
「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展に行って来ました。


https://www.takashimaya.co.jp/store/special/shiseido/

以前、拙ブログでも紹介した資生堂×眦膕 初の展覧会「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展が日本橋高島屋で始まっています。

会期が短く今月の29日までですので、迷わず明日にでも日本橋まで観に行って下さい。いつもの日本橋高島屋の展示室とはまるで違う、巧みに作り込まれた空間にただただ感動するはずです。

容易に感動するなんて表現は用いたくありませんが、それ以外の言葉が中々見つかりませんでした。




一部を除き写真撮影も可能です。

名画に囲まれた美術館に何時間でもいられるように、「美と、美と、美。」展の会場も出来ればずーと居たいと思わせる素敵な空間となっています。

資生堂の歴代の商品や専門誌『花椿』やポスターなどを紹介する展覧会ですので、初めて目にするものは決して多くなく、かつて銀座にあった資生堂の施設で何度となく拝見したものも多くありました。

にも関わらず、「美と、美と、美。」展がスゴイ!と思ってしまうのは、やはりその見せ方にあると思います。


『花椿』


香水

このような赤を基調とした(展示室の壁の色が赤というのもとても新鮮です)空間が延々と続くわけではありません。セクションごとに「部屋」のような造りになっているのです。

例えば『花椿』の展示空間の入口はこんな感じです。



9つから成る章を小部屋もしくは、個人の邸宅のように見立て、それぞれ「外」からお邪魔する感覚で各セクションに入って行きます。

ともすれば全体的に平板な空間となりがちなところを、こうすることにより、ドラマチックなものに見事に昇華させています。


各章の入口には資生堂の花「椿」がさり気なく、茶室の花のように飾られているのも見逃せません。瓶もそれぞれ違ったりします。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:赤の魔法 オイルデルミン
2:「花椿」
3:「美」が現る
4:「美」を創る
5:資生堂の「美」の歴史
6:「美」を描く 山名文夫の世界
7:セルジュ・ルタンス
8:「美」が香る
9:「美」の未来


空間だけを褒めているようですが、個々の展示品も資生堂の歴史の重みを感じるものばかりです。


メトロポリタン美術館「ダンス展」記念フレグランス
資生堂 エンチャンティングダンス パルファム 1986年

ちょっと変わったものだとこんなものも。

ソーダファウンテン(縮小複製)

1902年(明治35年)に、銀座の資生堂薬局内にソーダファウンテンが開かれました。現在の資生堂パーラーです!

日本初のソーダ水やアイスクリームの製造販売を行ったそうです。



また、個々人で懐かしい〜と感じる展示品にも数多く出会えます。親子で行かれたりすると更に楽しいかもしれません。

化粧品だけでなく、「資生堂スタイル」と呼ばれる優雅な女性像をイラストで表現した山名文夫のデザインや原画も観られます。


山名文夫

一部しかご紹介していませんが、どうです?!観に行かねばならないでしょう。日本橋高島屋での展示後各地を巡回することになっています。

【巡回会場】
・大阪  2020年3月25日(水)〜4月6日(月) 大阪眦膕 7階グランドホール
・名古屋 2020年4月15日(水)〜27日(月) ジェイアール名古屋タカシマヤ 11階特設会場
・京都  2020年7月22日(水)〜8月10日(月) 京都眦膕 7階グランドホール
・横浜  2020年9月2日(水)〜21日(月) 横浜眦膕 ギャラリー<8階>


「美」の未来

最後の章では、ロボットが女性の顔や椿の花を自動で描く様子が間近で観られます。絵筆の代わりに赤い口紅で自動で描いていく不思議な空間が最後に待っています。

2019年4月に新たに企業使命を「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」と定めた資生堂。

約500点で構成される「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展にかける意気込みただならぬものがあります。必見です!


「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展

会期:2019年9月18日(水)〜9月29日(日)
開館時間:10時30分〜20時
※最終日は18:00閉場(入場は閉場の30分前まで)
会場:日本橋眦膕S.C. 本館8階ホール(東京都中央区日本橋2‐4‐1)
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/shiseido/
主催:「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展 実行委員会
特別協力:株式会社 資生堂・資生堂企業資料館
企画制作:ブルーシープ
http://bluesheep.jp/


資生堂 オイデルミンG オイデルミン

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「マイセン動物園展」

パナソニック汐留美術館で開催中の
「マイセン動物園展」に行って来ました。


https://panasonic.co.jp/ls/museum/

マイセン焼きの中から動物をテーマにした焼物だけを展示紹介するちょっと変わったアプローチの展覧会です。

しかもタイトルが「マイセン動物園展」とあるので、てっきりこのような作品がずらずらと展示室を動物園に見立て並べてあるのだと勝手に思い込んでいました。


果実をくわえたオオハシ》パウル・ヴァルター
1924〜1934年頃
個人蔵

確かに、犬や猫からカモにカワウソまで多種多様なこうした動物を模った焼物が展示されていたことは事実です。

でも、それはセクション的には一部分に過ぎず、全体を通して見ると高級洋食器ブランドとして名高いマイセン工房の技術力の高さに感嘆の声が自然と上がってしまいます。

例えばこちら。

人物像水注「四大元素の寓意」》ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー
1820〜1920年頃
個人蔵

絵画の世界ではこの「四大元素の寓意」を手がけた作家は多くおり、国内の展覧会でも目にする機会がそれなりにあるため、馴染みあるテーマです。

しかし、普段平面作品で知る「四大元素の寓意」とは、随分と印象が違って感じられます。優美さとともに、高い造形力によりそれぞれが何を現しているかが一目瞭然というのも良い点です。

そんな風に観ていると、動物をテーマとした(「マイセン動物園展」)であることをすっかり失念してしまいます。とりわけ1章や2章はその傾向を強く感じます。



よく見ると、動物(ここでは魚)が盛り込まれていたりするのですけどね。普段ならここへはあまり視線を送らないかもしれません。でも「動物はどこにいるのかな〜」と探しているうちに自然と作品全体を見渡すことに。

何かテーマを決めて鑑賞することの利点がフルに発揮される展覧会です。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:神話と寓話の中の動物
2:器に表された動物
3:アール・ヌーヴォーの動物
4:マックス・エッサーの動物



二匹の猫》オットー・ピルツ
1934〜1940年頃
個人蔵

猫は洋の東西を問わず人気者です。右の猫が目を細め眠たそうにしている姿のなんとも愛らしいこと。

3章にはこれまでのデコラティブな陶器作品からがらりと変わり、シンプルに美しく動物自体を現した作品が展示されています。「マイセン動物園」のイメージに最も近いのがこのセクションです。

ここで、終えてもかなり満足度の高い(写真も一部撮影可能)展覧会なのですが、自分が一番推したいのは最後の4章です。

ここでは一人のマイセンでモデラーとして活躍した彫刻家の作品をずらりと揃え、さながら個展のような雰囲気となっています。


カワウソ》マックス・エッサー
1927年
個人蔵

これまでの華やかで色鮮やかなマイセン陶磁器とは打って変わり、単色の正直映えない動物たちが目の前に現れます。

これらは、ベッドガーТ錙覆擦辰)と呼ばれる無地の焼物です。(日本では常滑,万古,信楽,伊部,萩,高取,益子などの焼物がТ錣紡阿垢襦C羚顱だ覿粛劼亮訶イ篁臈ァし窯の天目なども代表的Т錙)

ベッドガーТ錣蓮△茲焼き締まった茶褐色の胎土で、素地が緻密で研磨された器の表面は無釉でもほとんど吸水性がないそうです。身近なものでは植木鉢を想像してもらうのが一番かと。

華やかなものに交じりこうした単色の作品があると、色に惑わされず造形美を追い求めることができます。実際に1937年のパリ万博ではこのベッドカー妬器による《力ワウソ》が グランプリを受賞したそうです。


ライネケのキツネ》マックス・エッサー
1924〜1934年頃
個人蔵

マックス・エッサー(1885-1945)
20世紀のマイセンを代表するモデラーのひとりであるマックスエッサー。ベルリン芸術大学で学んだのち、アウグスト・ガウルという彫刻家の工房で働くようになりました。1908年からはシュヴァルツプルク窯で磁器の仕事にも携わるようになり、そこで卓越した造形力を見せた彼は、1920年にマイセンに招聘され4年後には工房トップを務めるまでになりました。マイセンではベッドガー烙器によるアール デコ様式の彫刻作品、 なかでも動物彫刻の名手として知られています。1937年のパリ万博ではこのベッドカー妬器による《力ワウソ》が グランプリを受賞、さらにゲー テの叙事詩から着想を得て制作された磁器製の《ライネケのキツネ》はアールデコを代表するテーブルセンタービースとして高い評価を得ています。


どんな展覧会でも行ってみると思わぬ収穫があるものです。マックス・エッサーの名前しかと記憶に刻みこんでおくことにします。

「マイセン動物園展」は9月23日までです。


「マイセン動物園展」

会期:2019年7月6日(土)〜9月23日(月・祝)
休館日:水曜日、8月13日(火)〜15日(木)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
*8月2日(金)、9月6日(金)は夜間開館 午後8時まで(ご入館は午後7時30分まで)
会場:パナソニック汐留美術館
(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F)
https://panasonic.co.jp/ls/museum/
主催:パナソニック汐留美術館、東京新聞
後援:ドイツ連邦共和国大使館、港区教育委員会


Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 9月号 [最新! 動物園と水族館。]

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「アーティゾン美術館」のここが新しい!

2015年5月から新築工事のため休館していたブリヂストン美術館が、2019年7月に竣工。美術館の名称を慣れ親しまれた「ブリヂストン美術館」から「アーティゾン美術館」に改め,2020年1月18日の開館を待つばかりとなりました。


https://www.artizon.museum/

内外装完成施設内見会に参加してきました。23階建ての「ミュージアムタワー京橋」の低層階(1階〜6階)を占めるアーティゾン美術館、完成したばかりですので全てが新しいのですが、今日はポイントを5つに絞ってご紹介したいと思います。

「アーティゾン美術館」のここが新しい!【その1】
展示空間が広い!


6階展示室


5階展示室(中央部分は4階との吹き抜け)

6フロアから構成されるアーティゾン美術館。そのうち展示室は4階から6階の3フロア。旧ブリヂストン美術館の約2倍の展示スペースを有しています。

展示室だけでも2100屐これにエントランスロビーなどの共有スペースを含めると実に延べ面積6715屬鮓悗蠅泙后まさに巨大都市型美術館の誕生です。

「アーティゾン美術館」のここが新しい!【その2】
日本美術にも対応!





西洋絵画や日本の近代洋画がコレクションの中心と思われがちですが、雪舟の「四季山水図」(重要文化財)や江戸時代の「洛中洛外図屏風」のほか、中国絵画や陶磁器も石橋財団コレクションには含まれています。

そうした日本美術を主に展示する空間を4階に新たに設けました。写真をご覧になってお分かりのように15mの巨大な一枚ガラス(継ぎ目なし!)を採用。

ドイツのGlasbau Hahn(グラスバウハーン)社による特注品です。床からガラス面がそそり立っている作りとなっており、ここに作品が入ると一体どのように見えるか楽しみです。

「アーティゾン美術館」のここが新しい!【その3】
危険物検知ゲートシステムを導入!


3階メインロビー


危険物検知ゲートシステム

鑑賞者に安心して作品鑑賞してもらうことと作品の安全を考慮し、3Fのエレベーター前に米国エボルブテクノロジー社製の危険物検知ボデイスキヤナーを導入。

金属系の危険物を検知するだけでなく、世界初のミリ波による非金属や液体の爆発物検知機能を搭載している超優れモノです。

都心にある美術館ゆえに、万が一に備えてこれだけの設備投資を行い人と作品の安全性の確保に努めているのですね。因みに展示空間を4階から上にしたのも水害に備えてのこと。非常用発電設備は更にその上の階にあるそうです。

「アーティゾン美術館」のここが新しい!【その4】
ピクトグラムにLED!





美術館施設の案内であり、建築の重要なアクセントとなるサインシステムを、ピクトグラムをはじめオリジナルで開発。

新機軸となる極細のLEDを用いた「スリットライト」により、文字やピクトグラムを浮き上がらせ、視認性向上と同時に空間に軽やかな印象を与えています。

デザインは、東京2020オリンピックスポーツピクトグラムをはじめとし、日本科学未来館、横須賀美術館、鉄道博物館、すみだ水族館、東京ステーションギャラリーなどのCIやアートディレクションを手がけたグラフィックデザイナー廣村正彰氏が担当しています。

「アーティゾン美術館」のここが新しい!【その5】
フリーWi-Fiで情報提供!


4・5階にある「ビューデッキ」。休憩しながらスマホに充電出来ます。画像では見えませんがコンセントが椅子に複数個所ついています。


6階エントランス

館内のWi―Fi化により、アーティゾン美術館のアプリ(無料)をダウンロードすれば、鑑賞者のスマートフォンで音声ガイドや作品解説を楽しめます。

画像データや作品解説が展示されている場所に来ると端末に表示される仕組みとなっているので、アプリ自体は非常に「軽く」鑑賞の妨げにならぬようサクサクと動きます。

またアーティゾン美術館が保有する作品や展覧会に関する、多様で高精細な画 像やデータを、4Fインフォルームの端末や4F・ 5Fに設置したデジタル・コレクション・ウォール(チームラボ)で自由に観られます。



最後の小さめの展示室は、他とは違い吊り天井となっています。そう!かつてのブリヂストン美術館の展示室を思い起こさせるニクイ作りなのです。

アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」は、2020年1月18日〜3月31日開催予定です。

展覧会の詳細や年間スケジュール、気になる土曜講座や新たに導入される日時指定制チケットなどについては10月1日以降にあらためてご報告いたします。


アーティゾン美術館
https://www.artizon.museum/

尚、2024年には隣接する戸田建設ビルが全面的に建て替えとなり、アーティゾン美術館と合わせ「京橋彩区」という芸術特区が完成します。


左がアーティゾン美術館

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『Pen』 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]

CCCメディアハウスより刊行となった『Pen(ペン) 2019年10/1号 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]』を読んでみました。


Pen(ペン) 2019年10/1号 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]

ここ数年日本のマスコミやwebでも頻繁に名前が取り上げられているジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat、1960年12月22日 - 1988年8月12日)の特集号です。

キース・ヘリング、バーバラ・クルーガーそしてアンディ・ウォーホルらと知り合い、当時のNYでアーティストとして精力的な活動をするものの、薬物の過剰摂取により27歳の若さでこの世を去ってしまったバスキア。


MEN SPRZ NY T(ジャン=ミシェル・バスキア・半袖)

UNIQLOのTシャツとして販売されており、身近な存在のようではありますが、バスキアの作品をまとめて観る機会はまずありません。

それ以上に、これだけ名の知れたアーティストでありながら、日本語の本が皆無というのも驚きです。(絶版となってしまったものはあります。Amazonでも探せます。)

今回発売となった『Pen(ペン) 2019年10/1号 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]』は、バスキアをこよなく愛する人から、バスキアってどんな作家なの?というビギナーまで誰もが納得いく作りとなっています。

雑誌でこのレベルに持って行くのは相当大変だったことだったと容易に想像が出来ます。


バスキアを取り巻くクラブからアートシーンまでの幅広い交友関係も一目で分かります。ニューヨークの至るところで若きバスキアは「有名人」だったのです。

昨年(2018年)はバスキアが亡くなって丁度30年目にあたる年でした。日本でも映画『バスキア、10代最後のとき』が公開となり話題となりました。

それにしても、この映画でバスキアが活躍した現在とはまるで違う、混沌としたNYの様子は衝撃的でした。ああいったカオスの中から生まれた芸術がバスキアなのだと分からないと、真の理解にはつながりません。


バスキア、10代最後のとき [DVD]

Pen(ペン) 2019年10/1号 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]』では、さらに踏み込んだ内容にも触れています。

バスキアがレオナルド・ダ・ヴィンチやレンブラントの手稿や絵画を本を通して目にし、大きな影響を受けたとあります。



特にレオナルドの手稿に描かれた人体の図は、バスキアの作品に直接反映されているほど傾倒していました。

こうした新たな知見に満ち溢れている『Pen』。間違いなく「買い」でしょう。サイトを見ると「デジタル版は、この号に限り2000ダウンロード限定での販売となります。」と明示されています。

ウォーホルもそうですが、この時代に活躍したアメリカのアーティストたちの作品に関する権利は異常なほど厳しいので、きっとそうせざるを得ないのでしょう。

勿論、紙媒体(雑誌)も出ているだけで終わりでしょう。これこそ早いモノ勝ちです。プレミア価格が付いてしまう前に『Pen(ペン) 2019年10/1号 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]』手に入れておきましょう。


MEN SPRZ NY T(ジャン=ミシェル・バスキア・半袖)

しかし、そう考えるとUNIQLOのTシャツはとてもお得感があるように思えてきますね。

さてさて、『Pen』で知っているようで全く知らないバスキアについて予習したら、お待ちかねの「バスキア展」に出かけましょう。

そう!待望の日本初の「バスキア展」がもうすぐ六本木でスタートするのです!


Jean-Michel Basquiat Made in Japan
「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」

会期:2019年9月21日 (土)−11月17日 (日) 
会場:森アーツセンターギャラリー
https://www.basquiat.tokyo/


宮下規久朗氏(「バスキア展」日本側監修、神戸大学教授/美術史家)

ウォーホルの本を書いたことがあり、バスキアをアカデミックに紹介をする機会ということで日本側監修のご指名を受けました。本物の作品の前に立つと凹凸がはっきりしていて、鮮烈な色が印象的です。アフリカの歴史や黒人の歴史も詰まっています。それ以前に作品の持っている力が圧倒的なので、ぜひ会場で本物を見ていただきたいです。


吉岡里帆さん(「バスキア展」音声ガイドナビゲーター/女優)

美術館には月1−2回行くこともあります。 バスキアという素晴らしいアーティストの展覧会で音声ガイドのナレーションをさせていただくことを光栄に思います。自分が音声ガイドを使う時、作品の魅力や新しい発見を聞くとワクワクします。バスキアの内面的魅力や作品のエネルギッシュさが伝わるようなガイドにしたいです。
東京会場だけでの展覧会なので、この機会を逃さずご来場いただきたいと思います。


前澤友作氏(株式会社ZOZO 代表取締役社長)

私が愛するバスキアの、日本初の大規模展覧会が開催されることを大変嬉しく思います。
作品の意味合いや創作技法などをアートに見出すことも楽しいですが、なんとなく気軽に観ていただくだけでも発見や感動があるのがバスキアの魅力でもあります。今回私が所有する作品も1点展示されます。ぜひ多くの方々に会場に足を運んでいただければと思います。生バスキア本当に凄いですから。


Jean-Michel Basquiat Made in Japan
「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」


会期:2019年9月21日 (土)−11月17日 (日) 
会場:森アーツセンターギャラリー
https://macg.roppongihills.com/jp/
主催:フジテレビジョン、森アーツセンター
特別協賛:株式会社ZOZO   
協賛:損保ジャパン日本興亜
後援:アメリカ大使館、ニューヨーク市観光局、WOWOW
キュレーター:ディーター・ブッフハート
アソシエイト・キュレーター:アナ・カリーナ・ホフバウアー、小野田 裕子
日本側監修:宮下 規久朗(神戸大学教授/美術史家)
「バスキア展」公式サイト
https://www.basquiat.tokyo/


Pen(ペン) 2019年10/1号 [ニューヨークを揺さぶった天才画家 バスキアを見たか。]

ニューヨークを揺さぶった天才画家
バスキアを見たか。

ジャン=ミシェル・バスキアについては、インパクトのある頭部や王冠の絵、あるいはドキュメンタリーや映画を通して知っているという人も多いだろう。だが作品をじっくり見たことはあるだろうか?過去、日本での展覧会は数回きりだ。
ここ数年、欧米では画期的な回顧展が開かれバスキア再発見の機運が高まっている。なぜならシンプルで直接的に見える作品の背後にはさまざまな意味があり、黒人のアイデンティティをモチーフとした重要な作品であることが示されたからだ。
今年、待望の大規模展が日本で開かれる。バスキアを見る――いまこそ、その時だ。

<目次>
27歳で世を去った、彗星のごとき天才の生涯。
出発点は、ストリートに描いたグラフィティ
クラブからアートシーンまで、幅広い交友関係。
初期に才能を認めていた、ギャラリストの証言。
ジャズにインスパイアされて、傑作が生まれた。
差別への怒りが、黒人アスリートを描く原動力。
力強い「肖像」に込められた、意味をひも解く。
人体への関心は、幼少期に見た解剖学書から。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿が、心を捉えた。
観る者を圧倒する、絵画に描かれた言葉の意味。
憧れであり友であった、ウォーホルという存在。
日本との意外な関係を知る、大展覧会が開催。


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「ぐるっとパス」で芸術の秋を満喫しましょう。

東京を中心とする95の美術館・博物館等の入場券・割引券が1冊にまとまったお得なチケットブック「ぐるっとパス」。


https://www.rekibun.or.jp/grutto/

使い方はとっても簡単です。美術館・博物館の窓口他で「ぐるっとパス」を購入したその日から利用可能。面倒な手続きは一切要りません。

有効期限は、最初に利用した日から2ヶ月間。1日に3,4つの展覧会掛け持ちしてもよし。2か月かけてじっくりと観てまわるのもよし。使い方は自由自在。

1冊2200円でほぼ全ての展覧会が無料(もしくは割引)で見られます。今日は、この秋に開催される展覧会の中からおススメ展をピックアップ。

以下の展覧会全て「ぐるっとパス」だけで入場できます。


特別展「高麗茶碗」
会期:2019年9月14日(土)〜12月1日(日)
会場:三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/


リニューアル記念特別展「桃源郷展」
会期:2019年9月12日(木)〜11月17日(日)
会場:大倉集古館
https://www.shukokan.org/


特別展「朝倉彫塑館の白と黒 CONTRAST:Color, Material and Texture」
会期:2019年9月7日(土)〜12月15日(日)
会場:朝倉彫塑館
http://www.taitocity.net/zaidan/asakura/


「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン」
会期:2019年10月5日(土)〜12月15日(日)
会場:パナソニック汐留美術館
https://panasonic.co.jp/ls/museum/


「東洋文庫の北斎展」
会期:2019年10月3日(木)〜2020年1月13日(月・祝)
会場:東洋文庫ミュージアム
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php


アジアのイメージ―日本美術の「東洋憧憬」
会期:2019年10月12日(土)〜2020年1月13日(月・祝)
会場:東京都庭園美術館
https://www.teien-art-museum.ne.jp/


「線の迷宮〈ラビリンス〉 齋藤芽生とフローラの神殿」
会期:2019年10月12日(土)〜12月1日(日)
会場:目黒区美術館
https://mmat.jp/


「入門 墨の美術−古写経・古筆・水墨画−」
会期:2019年8月31日(土)〜10月14日(月・祝)
会場:静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/


「チェコ・デザイン 100年の旅」
会期:2019年9月14日(土)〜11月10日(日)
会場:世田谷美術館
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
※割引でした。


「美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ―」
会期:2019年10月5日(土)〜11月24日(日)
会場:町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/

意外と知られていないことですが、「ぐるっとパス」は数年前から都内の美術館・博物館だけでなく、近郊の埼玉、千葉、神奈川エリアでも利用できるようになりました。

ちょっと足をのばして横浜や千葉も「ぐるっとパス」片手にお出かけしましょう。


「不思議の国のアリス展」
会期:2019年9月21日(土)〜11月17日(日)
会場:そごう美術館
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/


「ミュシャと日本、日本とオルリク」
会期:2019年9月7日(土)〜10月20日(日)
会場:千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/
※半額でした。

以上、この秋おススメの「ぐるっとパス」だけで観られる展覧会(都内の展覧会10、東京近郊の展覧会2)をご紹介しました。

自分のあまり興味関心のない展示にも「ぐるっとパス」のおかけで観に行けることができ、新たな発見があること多々あります。


https://www.rekibun.or.jp/grutto/

食べ物と同じで好き嫌いせずにアートも幅広く観ていきましょう。「ぐるっとパス」をお伴に!


美術展ぴあ2019-2020 (ぴあ MOOK)

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