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「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」

国立新美術館で開催中の
日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念 ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」展に行って来ました。


https://budapest.exhn.jp/

展覧会タイトルと肩書がやたらと長いのでここでは「ブタペスト展」として書くことにします。実は長いのはタイトルだけではありません。

展示経路もとても長く、いつまでたっても出口に辿り着けません。それもそのはず、ブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵の絵画・彫刻・素描、全130点がびっしりと。



ハンガリーの首都にある2大美術館からこれだけの数がまとめて来日するのは初めてのことです。

今は無き東武美術館にてハンガリー国立ブダペスト美術館所蔵のルネサンス絵画を紹介した展覧会以来、実に四半世紀ぶりにハンガリーの至宝を六本木で観られる好機です。


ルカス・クラーナハ(父)「不釣り合いなカップル 老人と若い女」1522年
油彩/ブナ材 ブダペスト国立西洋美術館
© Museum of Fine Arts, Budapest − Hungarian National Gallery, 2019

レアな板絵にしては珍しくかなり大きな作品です。中心からやや左側に縦にクラックが入っているのが実物だと見て取れます。

それにしても、「不釣り合いなカップル 老人と若い女」に描かれた男女共に「悪い顔」をしています。企んでいる顔です。

実際に老人は女性の胸に手を、女性は気が緩んでいる隙に男性の懐へ手を…

クラーナハの「不釣り合いのカップル」はもう1点、「老女と若い男」ヴァージョンも隣に展示されています。二人で手にしているコインの精密な描写に驚きます。


ティツィアーノ「聖母子と聖パウロ」1540年頃
油彩/カンヴァス ブダペスト国立西洋美術館
© Museum of Fine Arts, Budapest − Hungarian National Gallery, 2019

ピンと張り詰めた「冷たい眼差し」や細密な描写の北方絵画から、イタリア絵画へ移るとまず画面全体が明るいことに少し驚かされます。

イタリア絵画単体で観ると決してそうは感じませんが、この並びだとアルプス山脈を隔てると同じ時代でもこれだけ作風が違うものかとあらためて実感させられます。

書物や知識では得られない感覚が味わえるのが展覧会の最大の魅力であるとすれば、はじめの2部屋でそれは十分に達成されるでしょう。



そしてその変化は、オランダ絵画、スペイン絵画と続く各展示室でも同様に味わうことが出来ます。そう、この展覧会「ブタペスト展」は西洋絵画400年の歴史を一級の作品を通して観られるのです。

それは展覧会の構成を見ても明らかです。

先日紹介した木村泰司著『時代を語る名画たち 絵画を変えた22人の天才』を読んでから、また鑑賞後に読むと、「ブタペスト展」の素晴らしさが実感できるはずです。


クロード・モネ「トゥルーヴィルの防波堤、干潮」1870年
油彩/カンヴァス ブダペスト国立西洋美術館
© Museum of Fine Arts, Budapest − Hungarian National Gallery, 2019

展覧会の構成は以下の通りです。

機Д襯優汽鵐垢ら18世紀まで
1.ドイツとネーデルランドの絵画
2.イタリア絵画
聖母子
聖書の主題
ヴェネツィア共和国の絵画
3.黄金時代のオランダ絵画
4.スペイン絵画ー黄金時代からゴヤまで
5.ネーデルラントとイタリアの静物画
6.17-18世紀のヨーロッパの都市と風景
7.17-18世紀のハンガリー王国の絵画芸術
8.彫刻
供19世紀・20世紀初頭
1.ビーダーマイヤー
2.レアリスム―風俗画と肖像画
3.戸外制作の絵画
4.自然主義
5.世紀末―神話、寓意、象徴主義
6.ポスト印象派
7.20世紀初頭の美術―表現主義、構成主義、アール・デコ




16世紀ルネサンスから印象派そして20世紀初頭まで、約400年にわたる西洋美術の名品を観られるだけでも壮観で観に行く価値十分にあります。

それに加えて「ブタペスト展」のもう一つの大きな魅力としてシニェイ・メルシェ・パールなど初めて目にするであろうハンガリー出身の画家たちの作品に出会えることがあげられます。

パリから微妙な距離感を保っている場所に位置する国であるため、他では見られない鮮やかな色彩の独自の絵画表現が生まれました。初見の作品と出会える喜びって展覧会のひとつの大きな醍醐味ですよね。


シニェイ・メルシェ・パール「紫のドレスの婦人」1874年
油彩/カンヴァス ブダペスト、ハンガリー・ ナショナル・ギャラリー
© Museum of Fine Arts, Budapest − Hungarian National Gallery, 2019

19世紀ハンガリー近代美術の先駆者であるシニェイ・メルシェ・パールの作品。戸外で描かれた鮮やかな色彩は照度をここだけ落としても良いほどです。

印象派に直接影響を受けていないからこそ、これだけ少々派手な色合いの作品を残せたのでしょう。ただこの画像だとその魅力は十分の一以下しか伝わりません。実物は目の冴えるような照々たる色をしています。


シニェイ・メルシェ・パール「ヒバリ」1882年
ブダペスト、ハンガリー・ ナショナル・ギャラリー

個人的には「紫のドレスの婦人」以上に頭をガツンとやられたのがこのヴィヴィッドな「ヒバリ」でした。

歴史画を描かず、戸外で目にするものをそのままに描くことを追求した彼の作品を当時のハンガリー国内で受け入れられませんでした。

「やがて印象派に帰結することになる戸外制作の絵画の、中央ヨーロッパにおける最初の重要作例である。」(図録より)

マネの「草上の昼食」が1863年、モネの「印象・日の出」が1872年にそれぞれ描かれたことを考えながら、シニェイ・メルシェ・パール「紫のドレスの婦人」1874年を再見すると確かに言わんとすることも納得できます。


ヴァサリ・ヤーノシュ「黄金時代」1898年
油彩/カンヴァス ブダペスト、ハンガリー・ ナショナル・ギャラリー
© Museum of Fine Arts, Budapest − Hungarian National Gallery, 2019

他にも名前は知らずとも、こんな魅惑的な作品を残した画家がいたのです。

先述した通り、とにかくこの展覧会は作品数が多い!「もう終わりかな〜」と思っているとまだ半分も残っていたりと、いつまでたっても会場から出られません。嬉しいことに。


チョントヴァーリ・コストカ・ ティヴァダル「アテネの新月の夜、馬車での散策」1904年
油彩/カンヴァス ブダペスト、ハンガリー・ ナショナル・ギャラリー
© Museum of Fine Arts, Budapest − Hungarian National Gallery, 2019

そして初見の作品と出会える嬉しさも。とにかく観るのに時間がかかります。体力と時間に余裕を持ってお出かけ下さい。

今年も数多くのコレクション展が開催されましたが、その最後を締めくくるに相応しい見ごたえのある展覧会です。

「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」は2020年3月16日(月)までです。口コミで良さがジワジワと伝わり年明けには混雑しそうです。お早めに是非!!


「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」

会期:2019年12月4日(水)〜2020年3月16日(月)
休館日:毎週火曜日 (ただし2019 年12月24日(火)〜2020年1月7日(火)は休館、2月11日(火・祝)は開館、2月12日(水)は休館)
開館時間:10:00〜18:00 (毎週金・土曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで)
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)

主催:国立新美術館、駐日ハンガリー大使館、ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京、TBS、BS-TBS
特別協賛:スズキ
協賛:伊藤忠商事、学校法人城西大学、住友電気工業、ダイキン工業、竹中工務店、デンソー、東レ、豊田通商、ファナック、メタルワン、ヤマトホールディングス、ライブアートブックス
協力:三桜工業、スタンレー電気、住友商事、大気社、ユーシン、菱和、ルフトハンザカーゴ AG
展覧会公式サイト:https://budapest.exhn.jp


『可愛いハンガリー刺しゅう:はじめてでも楽しめる伝統ある手仕事』

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『時代を語る名画たち』 

ぴあ株式会社より刊行となった『時代を語る名画たち 絵画を変えた22人の天才』を読んでみました。


時代を語る名画たち 絵画を変えた22人の天才
木村泰司 (著)

このブログで何度も紹介している木村泰司氏の新著が発売になったので早速読んでみました。

絵画作品、画家どちらにも偏らない安定した筆はいつも通り。最大の魅力は絵画や画家について書かれている文章の中にふんだんに、ヨーロッパの歴史、価値観、文化が登場する点です。


ラファエロ・サンツィオ「アテネの学堂」1509〜10年 
ヴァティカン美術館

何故37歳の若さでこの世を去ったラファエロが、19世紀に至るまで西洋美術の古典として圧倒的な存在として美術史に君臨することになったのでしょう?

同時代のレオナルドやミケランジェロではく、三人の中では最も若手のラファエロが「美の王」となった経緯を『時代を語る名画たち』では歴史に基づきながらも軽妙洒脱に語られます。


ピーテル・パウル・ルーベンス「自画像」1623年
ロイヤル・コレクション

木村氏の著書を何冊か読んでいると、好き嫌いがよく文章に出ることに気が付かれるはずです。ルーベンスに関しては諸手をあげて称賛しています。

しかし、ただべた褒めし、褒め殺すのではなく、日本ではいま一つ人気のパッとしないルーベンスが、西洋では非常に重要な画家であることを理詰めで丁寧に語ります。

「王の画家にして画家の王」と称された所以が一読するだけですんなりと分かるのです。絵の前でいくら腕組みしていてもこうした知識は入ってきません。


ニコラ・プッサン「アルカディアの牧人たち」1638〜39年
ルーヴル美術館
現代の日本では、やたらと「感性」という言葉を絵画鑑賞の際に使いがちです。しかし、伝統的に西洋では、感性に訴える絵画は低く見られる傾向があり、理性・知性に訴えることを良しとされてきました。

特にフランスではその傾向が強く、その伝統的なフランスの美意識を理解するには、ニコラ・プッサン(1594〜1665)の絵画芸術を抜きにして語ることはできません。なぜならば、プッサンの芸術理論を基に、17世紀後半以降のフランス絵画が発展したからでした。
日本国内の展覧会や常設展示でまずお目にかかることの無いプッサンですが、彼の存在なくして西洋美術を語ることが出来ません。

今年の夏から秋にかけて行った連続特別講座「夢の西洋美術史500年」でも小林亜起子先生がそのことについて静かに熱く力説していました。


ジャン=アントワーヌ・ヴァトー「ヴェネチアの祝宴」1718〜19年
スコットランド・ナショナル・ギャラリー

ヴァトーも同じく日本では目にする機会がまずなく、日本人の西洋美術史の中で最もこの部分が欠落している箇所です。

ロココ絵画の創始者ヴァトーはこのような「雅宴画」(フェート・ギャラント)と呼ばれる絵画のジャンルを確立した画家でもあります。

ルイ14世が亡くなりヴェルサイユからパリへ政治の中心が移り、宮廷人も裕福なブルジョワたちも、新しい時代に相応しい美を求めるようになった結果、軽やかなロココ時代となりました。


ギュスターヴ・クールベ「オルナンの埋葬」1849〜50年
オルセー美術館

しかし、それから100年後のパリではクールベが革命を起こすのでした。

時代を語る名画たち』のほんの一部を紹介しましたが、いかがですか、流れるように世界史を復習しながら、何故その時代にその画家のその絵画が生まれたのかを、流れるように読み解いていきます。

世界史にその名を残す、偉大な22人の画家にフォーカスし、彼らの名画が時代をどう変え、どんな役割を果たしたのかをその絵画と共に、わかりやすく解説しています。

美術好きはもちろん、それほど興味が無い人でも全く違った角度から世界の歴史を学べる一冊です。何か所か助詞や接続詞のおかしいところや、重複する箇所などがありましたが、それはお愛嬌。


カラヴァッジョ「法悦の聖フランチェスコ」1595〜96年
ワズワースアテネウム美術館

美術史を語る上で欠かせない22人の画家を紹介する中で、木村氏の好き嫌いも文章に見え隠れします。そういう副次的な楽しみもある『時代を語る名画たち』。木村氏の講座に行けなくてもこれ一冊で満足できます。

著者について: 木村泰司
西洋美術館史家。1966年生まれ。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドン・サザビーズの美術教養講座にてWORKSOFART修了。知識だけでなくエスプリを大切にした、全国各地での講演会、セミナー、イベントは新しい美術史界のエンターテイナーとして評判をよんでおり、新たな美術ファンを生み出している。著書は『名画は嘘をつく1〜3』(大和書房)、『世界のビジネスエリートが身につける教養西洋美術史』(ダイヤモンド社)、『人騒がせな名画たち』(マガジンハウス)、『名画という迷宮』(PHP)、『ゴッホとゴーギャン』(筑摩書房)など多数。
オフィシャルサイト:http://taijikimura.com/web/


ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」1902〜04年
フィラデルフィア美術館

登場する画家: ポール・セザンヌ、クロード・モネ、ポール・ゴーギャン、フィンセント・ファン・ゴッホ、ラファエロ、ピーテル・パウル・ルーベンス、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アルブレヒト・デューラー、エドゥアール・マネ、レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン、 アンソニー・ヴァン・ダイク、ジャン=アントワーヌ・ヴァトー、ジャン=バティスト=シメオン・シャルダン、エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン、カラヴァッジョ、ギュスターヴ・クールベ、テオドール・ジェリコー、ウジェーヌ・ドラクロワ、ジャック=ルイ・ダヴィッド、ヤン・ファン・エイク、ニコラ・プッサン、クロード・ロラン


時代を語る名画たち 絵画を変えた22人の天才
木村泰司 (著)

名画には理由があった!天才たちの絵はなぜ「名画」と呼ばれるようになったのか?気が付けば美術も歴史も大好きになる、22のストーリー。


カラー新書 ゴッホとゴーギャン』 (ちくま新書)
木村泰司 (著)

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「大平由香理展 海鳴り」   

つなぎ美術館にて、「大平由香理展 海鳴り アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2019」が始まりました。


http://www.town.tsunagi.lg.jp/Museum/

不知火海を望む美しい景色と温暖な気候に恵まれた、津奈木町は熊本県南部にある人口4,700人の小さな町です。

その町に2001年に開館した町立つなぎ美術館。


http://www.town.tsunagi.lg.jp/Museum/

この小さな美術館で「大平由香理展 海鳴り」が12月7日よりスタートしました。日本画家である大平氏の公立美術館での単独個展となります。

大平由香理氏は、今年の上野の森美術館で開催された「VOCA展2019 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」でひと際輝く作品を描いたアーティストさんです。


おおひらゆかり @hirahirahicchi

今回、個展を開催するにあたり、新作を熊本県津奈木市に滞在し地元の方と共に制作にあたりました。(アーティスト・イン・レジデンス Artist-in-Residence)。

約4か月間に渡る津奈木町での滞在制作の成果を伝える展覧会がこの「大平由香理展 海鳴り」です。

集落に面した海は穏やかですが、心を澄ますと自然のざわめきとともに地球の胎動が海鳴りのように響いてきたといいます。海と山に囲まれた津奈木町での日々は大平の心にどのように映ったのでしょうか。
会期は、2020年2月11日(火・祝)まで。大掛かりな町おこしアートイベントでは決して味わえない、その土地に根ざした美しも激しい大平氏の作品に出会えるはずです。

九州へ行かれるご予定の方是非!(出来たら自分も行ってみたいな〜)

なお、過去の「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ」をまとめた動画も公開されています。


「つなぎ synchronicity(シンクロニシティ)」津奈木町公式PV

【PV参加アーティスト】
武内 明子 Akiko Takeuchi 
1983年熊本市生まれ。
東京造形大学卒業。東京を拠点に絵画を中心に制作しながらも、写真や陶などさまざまな素材や技法の導入に意欲的に取り組んでいる。
「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2015」招聘作家として個展「武内明子 文無日記/風にねんかかる」(2015)を開催。つなぎ美術館収蔵作家。

西野 達 Tatsu Nishino 
1960年名古屋市生まれ。
武蔵野美術大学を修了後、1987年ドイツのミュンスター芸術アカデミーで彫刻を学び、1997年から主にヨーロッパで活動。
つなぎ美術館が主催する「住民参画型アートプロジェクト2016・2017」の招聘作家として2017年秋には個展「西野達 ホテル裸島 リゾート・オブ・メモリー」を開催する。

五十嵐 靖晃  Yasuaki Igarashi 
1978年千葉県生まれ。
東京芸術大学大学院修士課程修了。人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開。
つなぎ美術館が主催した「住民参画型アートプロジェクト2013・2014・2015」の招聘作家として海の上にある廃校を拠点にしたアートプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」(2013〜2015)を発案し企画運営に携わった。

淺井 裕介 Yusuke Asai 
1981年東京都生まれ。
滞在しながらその土地やこれまでに滞在した土地の土を使って動植物を描く「泥絵」は世界的に高い評価を得ている。
つなぎ美術館が主催した「一年目の消息 語りかけることができる『君』」(2013)出品作家。つなぎ美術館収蔵作家。


「つなぎ synchronicity(シンクロニシティ)」


「大平由香理展 海鳴り アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2019」

会期:2019年12月7日(土)〜2020年2月11日(火・祝)
場所:つなぎ美術館1階・3階展示室
http://www.town.tsunagi.lg.jp/Museum/
主催:津奈木町、つなぎ美術館
助成:一般財団法人 地域創造

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ダ・ヴィンチ没後500年「夢の実現」展 Blogger先行内覧会のお知らせ。

2020年1月5日より代官山ヒルサイドフォーラムにて開催されるダ・ヴィンチ没後500年「夢の実現」展。


http://leonardo500.jp/

東京造形大学教授の池上英洋先生が、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年目を記念し監修を務める特別展です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画、彫刻、建築、工学系発明品等の未完作品約30点を最新の研究や技術を駆使して現代に復元し、展示する世界初の試みです。


復元されれた「スフォルツァ騎馬像
レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年の今年、東京造形大学は、「Zokei Da Vinci Project」として、レオナルド ダ・ヴィンチについて学び、科学的根拠に基づき、未完成作品や構想で終わった作品を世界で初めて再現する試みに挑戦しております。

 プロジェクトの集大成として、2020年1月5日(日)より、「夢の実現」展と題し、代官山ヒルサイドフォーラムにて、絵画・彫刻・建築模型等の展示を行います。

復元された「聖ヒエロニムス

「ダ・ヴィンチの絵画全16点を本来の姿で見てみたい」「当時の技術では実現できなかった発明品を500年後の今の技術で実現したい」という願いでスタートした東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」。

当初、「夢の実現展」の構想を伺った時にはそれこそ夢のまた夢…実現不可能では…と思ったものですが、先日制作現場である東京造形大学へお邪魔し進捗状況を拝見したところ、夢ではなく現実であると確信しました。


大墳墓計画再現模型

池上先生をはじめ造形大学さんの粋な計らいで、このダ・ヴィンチ没後500年「夢の実現」展を開幕前に青い日記帳の読者の皆さまを特別ご招待して下さることになりました!(拍手)

勿論、池上先生が会場を案内してくれます!!

ダ・ヴィンチ没後500年「夢の実現」展 Blogger先行内覧会

東京造形大学presents ダ・ヴィンチ没後500年「夢の実現」展 Blogger先行内覧会
開催日時:1月5日(日)11:00〜12:00
(展覧会初日。一般公開は12:00〜)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
http://hillsideterrace.com/

参加希望者は、メールにてタイトル「「夢の実現」展 Blogger先行内覧会希望」とし、「info@leonardo500.jp」へ送ってください。ハンドルネーム、主催するBlog/SNSなどの名前とURLを明記して下さい。

その他、展覧会に対する想いや、池上先生へのメッセージなどもよろしければお書き下さい。

応募定員は30名です。先着順ではありません。造形大学さんによる抽選となります。当選メールの発送をもって、当選のお知らせとさせていただきます。

応募期間は12月20日(金)までとします。


池上英洋先生

東京造形大学が教育の一環として開催する展覧会なので、通常も入場無料です。1月5日ご都合つかない方も是非会期中代官山まで!

展覧会会期中には、ヤマザキマリ氏(東京造形大学客員教授)のトークイベントのほか、茂木健一郎氏が参加するシンポジウム、アントネッロによる音楽イベントなど、レオナルドが生きた時代やルネサンス美術など、ダ・ヴィンチに関連した多数のイベントも予定されています。詳細は公式サイトでチェックです。


ダ・ヴィンチ没後500年 「夢の実現」展

会期:2020年1月5日(日)〜2020年1月26日(日)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 代官山ヒルサイドテラスF棟)
主宰:学校法人桑沢学園 東京造形大学
後援:イタリア大使館、イタリア政府観光局、イタリア文化会館、公益財団法人日伊協会
総意匠数:復元絵画作品16点、復元彫刻作品1点、復元建築作品2点、復元工学系発明品12点(予定)、その他展示
公式サイト:http://leonardo500.jp/

【祝】日本語で書かれたイタリアに関する優れた著作に対して贈られる「フォスコ・マライーニ賞」を池上英洋先生が受賞されました。


レオナルド・ダ・ヴィンチ: 生涯と芸術のすべて』 (単行本)
池上英洋(著)

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東京国立博物館「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」

今年(2019年)も残すところあと3週間となりました。



そろそろ、今年の展覧会ベスト10も決めないといけません。慌ただしくあっと言う間にクリスマス、大晦日、そして新しい年を迎えることになりそうです。

毎年お正月恒例となりました、東京国立博物館の「博物館へ初もうで」今年も2020年も1月2日より開催となります。


長谷川等伯 国宝「松林図屏風」安土桃山時代・16世紀

2020年1月2日(木)〜1月13日(月・祝) 本館2室(国宝室)で来年のお正月も、日本の水墨画がたどり着いたひとつの到達点である 国宝「松林図屏風」が公開されます。

混雑している中で、少し後方から鑑賞者を「松」に見立てて見るのもをかし。

来年の干支は「子(ねずみ)」。十二支最初の干支です。特集展示室にはネズミをモチーフにした多くの作品で賑わいをみせます。

特集「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」
1月2日(木)〜26日(日) 本館特別1室・特別2室


鼠蒔絵印籠 紐通し朱漆銘「塩見政誠」/明治時代・19世紀/クインシー・A.ショー氏寄贈


鈴木春信「鼠、猫と遊ぶ子供

どこかユニークで愛らしいネズミモチーフ作品、まだまだ名品&珍品がきっと公開となるはずです。

さて、「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」のお楽しみは作品鑑賞だけではありません。トークイベントほか、いつも目からおめでたい気分にさせてくれる生け花なども。

いけばな 1月2日(木)〜1月13日(月・祝)
正門、本館玄関、本館大階段 真生流 山根 由美氏


そして一番人気なのが和太鼓や獅子舞など日本の伝統芸能が見られる点です。お天気良くなるようにお願いしておきましょう。


和太鼓(2019年の様子)

1月2日(木)
11:00/13:15 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 東洋館前
11:45/14:00 獅子舞 葛西囃子中村社中 東洋館前

1月3日(金)
11:00/13:15 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 東洋館前
11:45/14:00 獅子舞 葛西囃子中村社中 東洋館前
12:30/14:45 クラリネット・コンサート(ジュリアンズ) 平成館ラウンジ
※雨天時は場所を変更、または中止になることがあります。



染付大根鼠図大皿 伊万里/江戸時代・19世紀/平野耕輔氏寄贈

十二支の子、大黒天の使いとしての鼠、子孫繁栄の象徴である鼠など、かつて鼠には様々な顔があったのです。

現代社会の中にも、ミッキーマウスやピカチュウなどなど、しっかりと棲息箇所を確保したネズミたちがいます。


袱紗 紺繻子地鼠大根米俵模様/江戸時代・18〜19世紀/アンリー夫人寄贈

さて、期間中は館内のショップやレストラン、TNM&TOPPANミュージアムシアターでは「お年玉」を用意して待っているとのこと。カレンダー付きワークシートも毎日3000部限定配布です。

他の美術館や博物館も同じようなお正月企画を取り入れていますが、やはり新年は元祖「博物館に初もうで」である東京国立博物館に伺いたいですね。

1月2日、館内で見かけたら声かけて下さいませ〜(青い日記帳特製スタンプ持ち歩いています!)

東京国立博物館、恒例の正月企画「博物館に初もうで」は、2020年1月2日(木)〜26日(日)に開催です!


「博物館に初もうで」

開館時間:9時30分〜17時
※金曜、土曜は21時まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、12月26日(木)〜2020年1月1日(水・祝)
※1月13日(月・祝)は開館、14日(火)は休館
https://www.tnm.jp/

こちらも要チェックです!

特別公開「高御座と御帳台」
会期:2019年12月22日(日)〜2020年1月19日(日)
会場:東京国立博物館 本館特別4室・特別5室
開館時間:9:30〜17:00 (入館は閉館の30分前まで)
(ただし、会期中の金曜・土曜は21:00まで開館)
休館日 月曜日、12月26日(木)〜令和2年1月1日(水・祝)、1月14日(火)
(ただし、12月23日(月)は「高御座と御帳台」会場のみ開館、1月13日(月・祝)は開館)
観覧料金:無料公開


【2020年お祝いビール】お正月干支デザイン缶 子歳 [ 350ml×24本 ]

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