弐代目・青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
「北斎−富士を超えて−」
あべのハルカス美術館で開催中の
大英博物館 国際共同プロジェクト「北斎−富士を超えて−」展に行って来ました。


http://hokusai2017.com/

イギリス・大英博物館にて、2017年5月25日より開催された「北斎展」(「Hokusai-beyond the Great Wave」)が、日本国内で唯一、あべのハルカス美術館で開かれています。


大英博物館での展示の様子

今回の「北斎展」(「Hokusai-beyond the Great Wave」)は、北斎研究の第一人者であるあべのハルカス美術館館長 ・浅野秀剛氏と、大英博物館 ・日本セクション長のティモシー・クラーク氏が協力して企画した展覧会です。

質の高さ、内容の確かさは微塵も疑う余地もなく、大英博物館、あべのハルカス美術館共に記録的な来館者をたたき出しています。


葛飾北斎「百物語 こはだ小平二」1833年頃
大英博物館蔵

ハルカス美術館では、まさに「お化け展覧会」の様相を呈しています。→葛飾北斎、フィーバー到来 展覧会、ハルカスに大行列(朝日新聞)

北斎の知名度もさることながら、やはり展示されている作品がけた違いに良質であり、日本国内の展覧会ではほとんどまずお目にかかれないような作品も海外からわんさかやって来ています。


葛飾北斎「花見」1824〜26年頃
ライデン国立民族学博物館蔵

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章:画壇への登場から還暦
第2章:富士と大波
第3章:目に見える世界
第4章:想像の世界
第5章:北斎の周辺
第6章:神の領域


百貨店の16階にある美術館なだけに、長い行列が出来てしまうととても捌ききれなくなってしまいます。上野公園のようなわけにはいきませんからね。

早い段階から、長いこと並ばせるのを避けるため、整理券を配布していたのは、流石近鉄百貨店だな〜と感心しました。

チケットを購入してあれば、入場指定時間が記された整理券がもらえます。およそ1時間先の時刻が記載されていたので、階下の喫茶店でミックスジュースを飲みながら、ゆったりと入場時間が来るのを待つことが出来ました。

https://twitter.com/taktwi/status/927002955428986880


葛飾北斎、葛飾応為「菊図」1840〜49年頃
北斎館蔵

NHKの番組、歴史秘話ヒストリア「おんなは赤で輝く 北斎の娘・お栄と名画のミステリー」や、宮崎あおいさんが北斎の娘・応為役を演じた特集ドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘〜」と立て続けにテレビで取り上げられ、その知名度をぐんと上げた応為の作品も何点か出ています。

応為作品では「関羽割臂図」(クリーブランド美術館)が観られただけで大満足です。

これまで「北斎展」と名の付く展覧会いくつも観てきましたが、これほど充実した内容のものはなかったのではないでしょうか。2005年に東京国立博物館で開かれた「北斎展」よりも強い印象を正直受けました。

それは、肉筆画の割合の高さや海外の美術館や個人が所蔵しているまさに選りすぐりの北斎!を晩年の30年に焦点を絞り展開したことが功を奏していると思います。


葛飾北斎「雪中虎図」1849年
個人蔵、ニューヨーク

90歳で亡くなる直前までこんな躍動感あふれる虎を描いていた北斎。長生きしすぎて「晩節を汚す」画家が多い中、北斎は最後の最後まで成長を続ける絵師だったのです。まさに神の領域です。

うねうねした体つきの虎に目が行ってしまいがちな「雪中虎図」ですが、背景の雪の表現や、まるで虎の爪のような木々の表現も見事です。

観ていると離れられなくなる作品です。

こんな肉筆画が66点も出ているのですから、それだけで十分に大阪まで出向いた価値はありました。それに美味しいものもたくさん食べられましたしね。

「北斎−富士を超えて−」は11月19日までです。歴史に残る展覧会を観て来られて幸せとしか言いようがありません。


大英博物館 国際共同プロジェクト
「北斎−富士を超えて−」


開催期間:2017年10月6日(金) 〜11月19日(日)
開館時間:
火〜金 / 10:00〜20:00
月土日祝 / 10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日:10月10日(火)・16日(月)・23日(月)・30日(月)・31日(火)
会場:あべのハルカス美術館
https://www.aham.jp/
主催:あべのハルカス美術館、NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿、朝日新聞社
後援:ブリティッシュ・カウンシル
協賛:きんでん、損害保険ジャパン日本興亜、野崎印刷紙業、三菱商事
特別協力:北斎館
公式サイト:http://hokusai2017.com/


(左)浅野秀剛(あべのハルカス美術館館長)
(右)ティモシー・クラーク(大英博物館アジア部日本セクション長)

原寸大で味わう北斎の魅力!


北斎原寸美術館 100%Hokusai! (100% ART MUSEUM)

北斎入門書としては最適な一冊。


北斎への招待

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4921

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 展覧会 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
オットー・ネーベルナイト開催!
Bunkamuraザ・ミュージアムで「オットー・ネーベル展」が開催中です。画家、版画家、詩人などマルチな才能を持つオットー・ネーベルの日本初回顧展です。


http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_nebel/

バウハウスでクレーやカンディンスキーと出会ったオットー・ベルナール。生涯の友として、よきライバルとして共に切磋琢磨しながらそれぞれの作品を残しました。

ただ、クレーやカンディンスキーが日本国内でも抜群の知名度を誇っているのに対し、ベルナールを知っている人、また作品に対峙したことある人は決して多くありません。


オットー・ネーベル《輝く黄色の出来事》1937年、油彩・キャンヴァス
オットー・ネーベル財団

抽象的な絵画だけでなく、建築や音楽と絡めた独自の作品世界を作り上げています。いずれも色使いが豊かで、マチエールは日本画に通じるものを感じさせます。

展覧会では、オットー・ネーベルが影響を受けたクレー、カンディンスキーそしてシャガールらの作品も展示されています。


オットー・ネーベル《聖母の月とともに》1931年、グアッシュ・紙
ベルン美術館

日本で初めて本格的にオットー・ネーベルを紹介する今回の展覧会開催に際し、廣川暁生氏(Bunkamuraザ・ミュージアム主任学芸員)とナカムラクニオ氏(アートディレクター、6次元店主)によるトークイベントを11月28日に行うことになりました。

会場は荻窪6次元ではなく、何とBunkamuraザ・ミュージアム展示室です!そうつまり、実際の作品を観ながら廣川学芸員とナカムラさんのトークが聴けるのです!!

これは行かねばなりません。

ギャラリートーク『色彩の言葉を読み解く』
絵画だけでなく、言葉を使った作品も数多く制作したオットー・ネーベルの知られざる側面を紹介。詩集の朗読など独自の切り口で作品を解説します。


オットー・ネーベル<<ナポリ>>『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』より、1931年、インク・グアッシュ・紙
オットー・ネーベル財団

オットー・ネーベルナイト

開催日:11月28日(火)
時間:19時〜20時30分(18時30分受付開始)
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム展示室
料金:1500円
(入館料込※イベント時のみ有効/予約制)
定員:先着50名

解説:廣川暁生(Bunkamuraザ・ミュージアム主任学芸員)×ナカムラクニオ(アートディレクター、6次元店主)

※Bunkamuraザ・ミュージアム入口にて
18時30分より受付開始。

参加ご希望の方は、件名を『オットー・ネーベルナイト 』とし、名前、参加人数を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp(6次元)までメールでお申込み下さい。


オットー・ネーベル《満月のもとのルーン文字》1954年、油彩・板、はめ込み式の枠
オットー・ネーベル財団

「ルーン文字」(古代ゲルマン人、特にスカンジナビア人とアングロサクソン族の間で用いられた表音文字。主として3世紀以後の刻文にみられ、北欧の一部では17世紀ごろまで用いられた。)についてのお話もきっと出てくると思います。

上野や六本木も展覧会花盛りですが、Bunkamuraザ・ミュージアムの「オットー・ネーベル展」は未知の作品に出会える貴重な展覧会です。

まだご覧になられていない方、ノーチェックだった方、「オットー・ネーベルナイト」へ是非!会場でお会いしましょう〜


オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代

期間:2017年10月7日(土)〜12月17日(日) ※10月17日(火)、11月14日(火)のみ休館
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで) ※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
http://www.bunkamura.co.jp/
主催:Bunkamura、テレビ朝日
後援:スイス大使館、ドイツ連邦共和国大使館
協力:スイス政府観光局、スイス インターナショナル エアラインズ、USMモジュラーファニチャー、ヤマトロジスティクス株式会社
企画協力:オットー・ネーベル財団In cooperation with Otto Nebel Foundation, Bern

スイス、ドイツで活動した画家オットー・ネーベル(1892-1973)。ベルンのオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、日本初の回顧展となる本展では、建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレーやカンディンスキー、シャガールなど同時代の画家たちの作品も併せて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫ります。バウハウス開校
100周年(2019年)を前に、若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家ネーベルの知られざる画業を紹介します。



クレーの食卓

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のUR
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4920

JUGEMテーマ:アート・デザイン



続きを読む >>
| お知らせ | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本美術応援団+西洋美術応援団トークバトル 展覧会大総括2017
昨年初めて開催された山下裕二先生(日本美術応援団団長)と高橋明也館長(西洋美術応援団幹事長)によるトークイベント「西洋美術vs日本美術 十番勝負」。

月日の経過は本当に早いもので、あれから一年が経とうとしています。

今年も一年の展覧会を総括する美術ファンなら絶対に参加したいイベントが、再び開催されることなりました。


日本美術応援団+西洋美術応援団トークバトル
展覧会大総括2017


何のしがらみも、失うものもない山下先生と高橋館長のぶっちゃけトーク。今年は大きな話題となった展覧会が数多くありましたが、それらをどうお二人が評価しまたディスるのか楽しみです。

今年はサバティカルを活用して、自分の見せたい展覧会を数多く手掛けてきた山下先生。展覧会開催までの裏話もきっと聞けるはずです。


高橋明也
三菱一号館美術館館長。1953年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。1984〜86年文部省在外研究員としてオルセー美術館開館準備室に在籍。国立西洋美術館学芸課長を経て、2006年より現職。2010年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。近著に、『もっと知りたい マネ 生涯と作品』、『美術館の舞台裏―魅せる展覧会をつくるには』)、『かわいい印象派』など。


山下裕二
美術史家。1958年広島県生まれ。東京大学大学院修了。明治学院大学文学部芸術学科教授。企画監修した展覧会に「ZENGA展」「雪村展」「五百羅漢展」「白隠展」「超絶技巧!明治工芸の粋」など。著書に『室町絵画の残像』『岡本太郎宣言』『日本美術の二〇世紀』、『狩野一信・五百羅漢図』『一夜漬け日本美術史』など。『日本美術全集』(全20巻)編集委員を務める。

モデレーターを務めるのは、フクヘン。さん。

二人の暴走を止めることが果たして出来るのか?!火に油を注ぐなんてこともあるかもしれません。


鈴木芳雄
編集者・美術ジャーナリスト。明治学院大学非常勤講師、愛知県立芸術大学非常勤講師。マガジンハウスでポパイ編集部、アンアン編集部などに在籍。2001年〜2010年3月、雑誌ブルータス副編集長。主に美術の特集などを担当。

忘年会の予定まだ入っていないようでしたら、12月12日の夜、日比谷公園内にある日比谷図書文化館に参りましょう〜




日程:2017年12月12日(火)19:00〜20:30 (受付開始18:30)
会場:千代田区立日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール
    (東京都千代田区日比谷公園1番4号)

スピーカー:西洋美術応援団幹事長・高橋明也(三菱一号館美術館館長)
     :日本美術応援団団長・山下裕二(日本美術史家)
モデレーター:鈴木芳雄(編集者・美術ジャーナリスト)
定員:180席(立見不可/事前チケット購入者に限る)

チケットは11月16日より販売スタートだそうです。詳しくはこちらから

日本美術応援団団長として、数々の展覧会を盛り上げる美術史家・山下裕二氏と、三菱一号館美術館館長として活躍するなか、西洋美術応援団の幹事長も担う高橋明也氏。

日本美術と西洋美術の専門家のおふたりが、今年開催された数々の展覧会について語っていただく年忘れ豪華対談。

昨年開催したトークイベント『西洋美術 VS 日本美術 十番勝負』でも好評だった、ふたりの“本音”が満載です!
ミュシャ、運慶、アルチンボルド、草間彌生……2017年話題となった美術展について、また2018年注目の展覧会情報を先取りできる90分。

さらに、クリスマスシーズンならではのとっておき企画もご用意。
来年の美術館巡りが必ず楽しくなる時間をお届けします。


詳しくはこちらから


美術館の舞台裏: 魅せる展覧会を作るには (ちくま新書)
高橋明也(著)

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4919

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| その他 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
上野で「TOKYO数寄フェス2017」が開催中です!
上野を舞台にしたアートフェス「TOKYO数寄フェス2017」が11月10日から始まりました。


公式ウェブサイト:http://sukifes.tokyo/
公式Facebook:https://www.facebook.com/sukifes.tokyo/

上野恩賜公園と谷中地域を舞台に、アートで日本文化を世界に発信する大型野外アートフェスティバル「TOKYO数寄フェス2017」が開幕しました。

開催期間は10日間(11月19日まで)。見慣れた上野公園ですが、アーティストたちによって「景色」が一新しています。

このアートフェスの目玉となるのが大巻氏によるこちらの作品。


大巻伸嗣「プラネテス -私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった-
上野公園噴水池に、単管パイプと木材を組み上げた高さ13.5mにも及ぶ巨大な楼閣が出現。かつてこの地に存在した、寛永寺の山門「文殊楼」がモチーフです。蜃気楼のように噴水池の水面に映るその姿は、かつての風景を想起させます。また夜のライトアップでは、幻想的な佇まいを見せます。「空間」「時間」「重力」「記憶」をキーワードに活動する、繊細かつダイナミックな作家による、ここでしか見ることができない作品です。
他にも、日比野克彦・海部陽介・石川仁が手掛けてた「上野造船所」不忍池 舟プロジェクトや、橋本和幸と伊藤園がコラボした「ティーテイスターフォレスト」等々。


橋本和幸 with ITO EN ティーテイスター「ティーテイスターフォレスト
噴水前広場に設置された橋本和幸デザインの空間で、伊藤園の「ティーテイスター」によるお茶の振舞いが行われ、子ども連れから高齢者まで、また国内外を問わず多くの来場者が日本茶の魅力を楽しみました。また、作家による移動式住居と茶室も登場。
作品展示だけではなく、関連イベントも盛りだくさん!ちょっと土曜日のお天気が心配ではありますが…。

運慶展」「怖い絵展」「ゴッホ展」「北斎とジャポニスム展」「古代アンデス文明展」「皇室の彩」と相変わらず見逃せない展覧会ばかり開催されている上野にさらに花を添えるように「TOKYO数寄フェス2017」が展開しています。

素通りしちゃだめですよ〜

実施予定のイベント

「上野造船所」 不忍池 舟プロジェクト / 日比野克彦 ・ 海部陽介 ・ 石川仁
〈ワークショップ〜今日の記憶を明後日へ運ぶ舟つくり〜〉
葦や上野公園内で集めた落ち葉や枝を素材に、思い思いに自分で舟を作るワークショップです。
・日時:11/11(土)、11/12(日)、11/18(土)、11/19(日) 13:00〜16:00
・場所:弁天堂前広場
・申込方法:申込不要 ※自由にご参加いただけます。

〈『TANeFUNe』進水式〉
会期中に石川がワークショップ参加者と共に制作した、日比野デザインの『TANeFUNe』を、不忍池に浮かべます。
・日時:11/19(日)11:00〜12:00
・場所:上野公園 ボート場
・申込方法:申込不要 ※自由にご覧いただけます。



「ミナモミラー」 / 鈴木太朗 ・ 空間演出研究所
不忍池をキャンバスにたとえ、光を不忍池に投影します。風の流れによって時間とともに変化する、水面にたゆたう反射光を楽しむ作品です。不忍池のボート池全周、池に浮遊するオブジェをLEDライトの淡く柔らかい光が囲みます。
・日時:11/17(金)〜11/19(日) 日没後〜20:00
・場所:不忍池(ボート池)
・申込方法:申込不要 ※自由にご覧いただけます。

「こぱんだウインズ」 門前コンサート
こぱんだウインズが上野公園 噴水前広場の大巻伸嗣作品前にて、金管六重奏の演奏をお届します。
・日時:11/19(日)14:00〜14:30/16:00〜16:30
・場所:上野公園 噴水前広場
・申込方法:申込不要 ※自由にご覧いただけます。

藝大生による邦楽ミュージアムコンサート
東京藝術大学邦楽科の学生たちが、水をテーマに演奏会を開催致します。
・日時:11/17(金)19:00〜20:00
・場所:東京国立博物館 法隆寺宝物館  ・定員:70名程度
・申込方法:申込不要  
・参加費:無料(但し東京国立博物館の入館料が必要)


TOKYO数寄フェス2017

期間:2017(平成29)年11月10日(金)〜 11月19日(日) 10日間
実施場所:上野恩賜公園(不忍池一帯、噴水前広場 ほか)、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館、谷中地域 ほか

公式ウェブサイト:http://sukifes.tokyo/
公式Facebook:https://www.facebook.com/sukifes.tokyo/





Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4918

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| その他 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
「長沢芦雪展」
愛知県美術館で開催中の
「長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー」に行って来ました。


http://www.chunichi.co.jp/event/rosetsu/

2013年に同じ愛知県美術館で開かれた「円山応挙展 ―江戸時代絵画 真の実力者―」から約5年。

機は熟したとばかりに「長沢芦雪展」を応挙展同様に単館(巡回無し!)で開催。日本美術ゆえ長期間の展示は難しいので、開催期間も一か月とまさに超期間限定展覧会。

あべのハルカス美術館で「北斎展」、奈良国立博物館で「正倉院展」そして京都国立博物館の「国宝展」と、とにかくこの秋は、都内を後回しにしても観に行かねばならない重要な展覧会が関西方面で目白押しです。(毎週のように新幹線に乗っているような気がします。)


長沢芦雪「重要文化財 山姥図」1797年頃
厳島神社

円山応挙の弟子であった芦雪は、辻惟雄先生の『奇想の系譜』で一躍名を馳せ、その後の日本美術ブームの牽引役を担って来ました。

2006年秋に放送されたNHKの番組「知るを楽しむ この人この世界」でも芦雪は若冲らと共に取り上げられ、応挙を凌ぐ人気を博するまでに至りました。(放送は『ギョッとする江戸の絵画』にまとめられています。)

初めに抱いた印象(抱かされた印象)は、中々取り除けないもので、芦雪と聞くと「山姥図」のような作品をまず頭に浮かべてしまいます。

でも、絵筆を手にした時から奇想だったわけでは当然なく、絵師として試行錯誤の末にたどり着いた一つの境地であったもののひとつが、プライスさんの「白象黒牛図屏風」のような作品です。


エツコ&ジョー・プライスコレクション「白象黒牛図屏風」1794-99年

芦雪晩年のこうした作品に至るまでの道程を丁寧に見せているのが、今回の「長沢芦雪展」の最も優れた点ではないでしょうか。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 氷中の魚:応挙門下に龍の片鱗を現す
第2章 大海を得た魚:南紀で筆を揮う
第3章 芦雪の気質と奇質
第4章 充実と円熟:寛政前・中期
第5章 画境の深化:寛政後期



和歌山県串本町にある無量寺の「虎図襖」「龍図襖」(共に重要文化財)

普段は、串本応挙芦雪館にある襖絵を、今回会場で無量寺の本堂を再現し元々あった場所に当てはめ展示しています。

「虎図」「龍図」はそれだけけでもキャラ立ちしている作品ですが、こうして観ると芦雪が何をやりたかったのか、どんな空間を作りたかったのかが一目瞭然です。

勿論、襖の裏面に描かれた芦雪の絵も観られます。迫力満点の「虎図襖」の裏面に描かれている謎解き的な芦雪のユニークな表現もバッチリ観られます。話にはよく聞いていたのですが、本物を初めて見てなるほほど〜と納得。


長沢芦雪「薔薇蝶狗子図」1794-99年
愛知県美術館(木村定三コレクション)

ここで、同時代に活躍した京都の画家たちを整理・確認しておきます。

伊藤若冲(1716年〜1800年)
池 大雅 (1723年〜1776年)
曾我蕭白(1730年〜1781年)
円山応挙(1733年〜1795年)
長沢芦雪(1754年〜1799年)


これで観ると、芦雪は若冲よりもひと世代後という立ち位置だったことが分かります。ここが芦雪らしさを発揮させる要因となっていることは間違いなでしょう。

つまり、「先輩」や師である応挙と同じことだけをやっていては、個を確立できないのです。


長沢芦雪「なめくじ図」1794-99年

ワンコは若冲や応挙も描いていますが、ナメクジは流石に描いていません。それも一筆書きでサラサラ〜と表しています。諧謔を弄するに長けていた芦雪ならではの作品です。

そうかと思うと、真面目に?!絵画の新たな表現実験も行っていたりします。

降雪狗児図」では輪郭線を用いず油絵のような描き方をしています。しかもバックは黒地です。絵具を塗り重ねてワンコの姿を浮かび上がらせ、雪を舞わせているどこか幻想的な雰囲気の作品です。

この背景が黒の実験的な作品が、展覧会でお披露目されるのは今回が初めてだそうです。


長沢芦雪「牧童吹笛図」寛政前〜中期
久昌院

手や指、爪などに墨を付けて描いた所謂「指頭画(しとうが)」です。確かに言われてみると線が定まっていないというか、微妙にバラけています。

酔った勢いで描いたのかと思いきや、意図的にこうした作品にチャレンジしていたのです。「芦雪は一日にして成らず。」この展覧会で最も伝わってくるフレーズです。

「長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー」は、11月19日までです。東京から楽々日帰り出来ちゃいます。お見逃しなきように!!巡回しません。

芦雪の死因は謎に包まれていますが、司馬遼太郎が『蘆雪を殺す』というタイトルで歴史小説を書いています。短編ですがとても面白いので一読あれ。『最後の伊賀者 (講談社文庫)』に収録されています。


長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー

会期:2017年10月6日(金)〜11月19日(日)
開館時間:10:00−18:00 金曜日は20:00まで
(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日
(ただし10月9日[月・祝]は開館)、10月10日(火)
会場:愛知県美術館[愛知芸術文化センター10階]
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
主催:愛知県美術館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
協賛:損保ジャパン日本興亜、トヨタ自動車、野崎印刷紙業
協力:日本航空、JR東海、近畿日本鉄道


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』 (とんぼの本)
岡田 秀之 (著)

岡田氏の本はこれから先、日本美術を観るにあたり、必ず読んでおかねばなりません。新刊が出たら迷わず買って読みましょう。

愛知県美術館は、「長沢芦雪展」終了後、改修工事のため2017年11月20日(月)から2019年3月31日(日)まで休館となるそうです。


もっと知りたい長沢蘆雪

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4916

JUGEMテーマ:アート・デザイン



続きを読む >>
| 展覧会 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


青い日記帳(編集)『美術展の手帖』小学館より発売中です。


青い日記帳「出前ブログ」連載中


gooいまトピ連載中

朝日マリオン・コム「ぶらり、ミュージアム」


山下裕二&井浦新トークショー


青い日記帳コラボグッズ

「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
山口晃 平等院養林庵書院奉納襖絵
ゴッホの幻の「ヒマワリ」
黒田記念館リニューアルオープン
日本美術ちらし寿司
「オスカー・ニーマイヤー展」
「ディン・Q・レ展:明日への記憶」
特別展「白鳳」
「森本美由紀展」
「クレオパトラとエジプトの王妃展」
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
「青樹うめ展」開催!
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
「伝説の洋画家たち 二科100年展」
「動きのカガク展」
「ボルドー展」
「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」開催!
「芸術の秋」、「琳派の秋」。
特別展「蔵王権現と修験の秘宝」
「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」
特別展「生命大躍進」
「SHIBUYA」
「琳派と秋の彩り」
「箱根で琳派 大公開〜岡田美術館のRIMPAすべて見せます〜」
あなたは五姓田義松を知っていますか?
「風景画の誕生展」
「国宝 一遍聖絵」が全巻全段展示されます!
美術館でコスプレ!
Ingress(イングレス)でミュージアム巡り。
2015年、都内で観られる西洋絵画の展覧会
プロが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
かみさんが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
2014年 展覧会ベスト10


パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

+ CATEGORIES
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
moon phases
 
   
+RECOMMEND
  
ロマネスク美術革命 (新潮選書)
ロマネスク美術革命 (新潮選書) (JUGEMレビュー »)
金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ)
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ) (JUGEMレビュー »)
岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
+RECOMMEND
  
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
+RECOMMEND
  
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
+RECOMMEND
  
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
+RECOMMEND
  
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
+RECOMMEND
  
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
+RECOMMEND
  
ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
レビュー→こちら
日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
+RECOMMEND
  
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS

 1/964PAGES >>

このページの先頭へ
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...