弐代目・青い日記帳 

  
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「アンティーク・レース展」
渋谷区立松濤美術館で開催中の
「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」に行って来ました。


http://www.shoto-museum.jp/

世界的なアンティーク・レース鑑定家のダイアン・クライス氏の数万点におよぶ所蔵品から、マリー=アントワネットやナポレオン、ヴィクトリア女王といった、歴史上の人物に由来する希少なアンティーク・レースなど約170点を展示する展覧会が渋谷の松濤美術館で開催中です。

ダイアン・クライス氏が数年前に日本に移り住んだからこそ実現した展覧会。祖母から受け継がれた超貴重なアンティークレースコレクションともども日本にやって来てくれたのです。


ダイアン・クライス氏

現在では機械織りによるレースが主流になっており誰でも気軽に入手できお洒落アイテムとして気軽に活用できます。

しかし、かつてのレースは、ヨーロッパの王侯貴族に富と権力の象徴として、歴史上重要な価値を持ってきました。

今回展示されている手編みの「アンティーク・レース」は、機械では未だに再現できない高度な技術による芸術品です。熟練職人の超絶技巧が生み出した優美で繊細な美の世界は観るものを魅了します。


クラヴァット」17世紀
ローズ・ポイント・レース

アンティーク・レースと一言でいっても、時代により様々なものが存在します。しかしそれらはいずれも人々の生活をより豊かで潤いのあるものにしようとする想いの結晶でもあります。

フランドル地方、イタリア、フランスなどレースの技法の誕生から最高潮を迎えた18世紀の間、ニードルポイント・レース、ボビン・レースの変遷をまず最初の章で実物を目の前にしながら追うことができます。


プント・タッリアト(伊)、ポアン・クペ(仏)と呼ばれる極初期のレース。

織り上がった布に刺繍し、そこを残しながら布の一部を切り取り透かし模様をいれるカットワークの技法で作られています。これが、ニードル・ポイント・レースの誕生につながっていきます。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 誕生と変遷
第2章 レースに表現されるもの
第3章 王侯貴族のレース
第4章 キリスト教文化に根付くレースの役割
第5章 ウォー・レース



ボビン・レース

こちらはどこかで目にしたことがあるはずです。オランダ・フランドル絵画で「レース編み」の場面では、このボビン・レースが描かれています。

最も有名なのが言わずもがなこの作品。


ヨハネス・フェルメール「レースを編む女」1670年頃
ルーヴル美術館

この展覧会に出ている作品がスゴイのは、カトリーヌ・ド・メディシスやマリー・アントワネット、英国王室、そしてメディチ家などが愛用したレースが並んでいる点です。

これほど貴重なアンティーク・レースのコレクションをまとめて観られる(しかも日本で!)のは、ちょっと信じ難いことです。


「洗礼用ヴェール、ドレス、ボンネット」刺繍とリール・レース(ヴェール)、ヴァランシエンヌ・レース(ドレス、ボンネット)、19世紀、ベルギー

そうした王侯貴族に愛されたレースとは別に、2階展示室では「第4章 キリスト教文化に根付くレースの役割」として人々の生活の中で必要不可欠な存在であったレースが紹介されています。

誕生から結婚、そして死といった人の生涯の節目節目にレースが非常に重要なものとして扱われてきたことが分かります。

日本ではこれに代わるものとしてどんなものがあるでしょう。


喪に服すための黒いレース

展覧会最後には「ウォー・レース」という聴きなれない名前のレースが展示されています。

第一次世界大戦時にベルギーのレース職人の生活と技術を守るために作られたのがウォー・レースです。機械化の波と共に戦禍に巻き込まれ「アンティーク・レース」の火が消えてしまいそうな時に団結して守ったのです。

積極的にこの時レースを購入してくれたのがアメリカ人だったそうです。戦争のレースという呼称が付けられていますが、平和への願いが込められた特別なレースです。


ウォー・レース(テーブルクロス)

アンティーク・レースコレクションの第一人者であり研究科でもある、ダイアン・クライス氏の数万点にもおよぶ膨大なコレクションから、16世紀から19世紀のレース全盛期の品々が所狭しと並んでいます。

レースに全く普段関わりのない生活を送っている自分が、飛び込みで観てもとてもとても面白かった展覧会です。レース好き尚のことならこれは外せません!

「アンティーク・レース展」は7月29日までです。是非是非〜


ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展

開催期間:2018年6月12日(火)〜7月29日(日)
開館時間:午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
※金曜は午後8時閉館(入館は午後7時30分まで)
※土・日曜日、祝休日及び夏休み期間は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料
休館日:6月18日(月)、25日(月)、7月2日(月)、9日(月)、17日(火)、23日(月)
開催場所:渋谷区立松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/
主催:渋谷区立松濤美術館、産経新聞社
後援:ベルギー大使館
企画協力:imura art planning
協力:近沢レース店
ホームページ:http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/178lace/


【増補改訂版】 はじめてのレース編み 花のレースパターン100+30 (アサヒオリジナル)

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| 展覧会 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ミケランジェロと理想の身体」
国立西洋美術館で開催中の
「ミケランジェロと理想の身体」展に行って来ました。


公式サイト:http://michelangelo2018.jp/

世界中に約30点しか存在しないミケランジェロの丸彫りの大理石彫刻。絵画も気圧や温湿度の管理など海外から日本へ運んでくるには困難を伴いますが、それ以上に人の背丈ほどある大理石彫刻を空輸することがどれだけ大変なことか容易に想像できます。

しかも、「貸してください」「はいどうぞ」と事が上手く進むはずもありません。公式Twitterもこんなことつぶやいていますが、それは大変なことです。

ミケランジェロ・ブオナローティ作《ダヴィデ=アポロ》と《若き洗礼者ヨハネ》が2体揃って初来日。勿論日本で初めてのことです。

壮年期に生み出した傑作《ダヴィデ=アポロ》

ミケランジェロ・ブオナローティ《ダヴィデ=アポロ》(部分)
1530年頃 フィレンツェ、バルジェッロ国立美術館蔵

若き日に古代ギリシャ・ローマ彫刻の影響をうけてつくった《若き洗礼者 ヨハネ》

ミケランジェロ・ブオナローティ《若き洗礼者ヨハネ》(部分)
1495-96年 ウベダ、エル・サルバドル聖堂/ハエン(スペイン)、エル・サルバドル聖堂財団法人蔵

展覧会はそれぞれ楽しみ方があるものです。今回の「ミケランジェロと理想の身体」展の場合は、大きく2つの見方があると思います。

1つ目は「ミケランジェロ展」として捉えて観る見方です。

前述したように、ミケランジェロの全身大理石彫刻が2点も来日するのは、これが最初で最後のことです。思う存分にに神のごときミケランジェロが手掛けた彫刻を隅から隅まで味わいつくすのです。

でも、彫刻2点をそんなに長く観ていられない…と、お思いかもしれません。心配はご無用です。2点ともとにかく見どころと謎の多い作品なのでいくらでも眺めていられます。


ミケランジェロ・ブオナローティ《ダヴィデ=アポロ
1530年頃 フィレンツェ、バルジェッロ国立美術館蔵

露出展示で、360度どの角度からも観られるような展示となっています。ダヴィデなのかアポロなのか、最後の大事な部分(武器)を仕上げなかったミケランジェロのおかげで、一粒で2度味わえる稀有な像でもあります。

さらに↑の画像だと女性像にも見えてきますよね。もう舐めまわすように堪能しちゃってください。鑿の跡も残っていたりします。


ミケランジェロ・ブオナローティ《若き洗礼者ヨハネ》
1495-96年 ウベダ、エル・サルバドル聖堂/ハエン(スペイン)、エル・サルバドル聖堂財団法人蔵

もう一点、《若き洗礼者ヨハネ》は悲運な歴史から奇跡の復活を遂げたストーリーが用意されています。20世紀前半のスペイン内戦で破壊されてしまったこの作品が、今の状態に修復されたのは僅か5年前のことなのです。

頭部から目の部分の黒ずんだ部分は、戦禍にさらされた「傷跡」です。しかし両目が残っているのでヨハネの表情はしっかりと読み取れます。

修復された顔の部分がまるでヴェネチアカーニバルの仮面をつけているようにも見えます。


ミケランジェロ・ブオナローティ《若き洗礼者ヨハネ》(部分)
1495-96年 ウベダ、エル・サルバドル聖堂/ハエン(スペイン)、エル・サルバドル聖堂財団法人蔵

会場内にはどの部分が修復され補完されたところなのかを示すボードも用意されています。

ミケランジェロの2点の大理石彫刻に関してはまだまだ逸話が数多く残されており、それが全て見どころとなっています。会場内のキャプションや音声ガイドを見聞きしながら観ているとあっという間に一時間が経ってしまいます。


ミケランジェロの肖像》パッシニャーノ 
17世紀初頭 個人蔵 120.5×95.5cm 油彩/カンヴァス

第2章と第3章を中心に見ると「ミケランジェロ展」となるでしょう。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:人間の時代ー美の規範、古代からルネサンスへ
・子どもと青年の美
・顔の完成
・アスリートと戦士
・神々と英雄
2:ミケランジェロと男性美の理想
3:伝説上のミケランジェロ



「ミケランジェロと理想の身体」展示風景

2つ目は「古代からルネサンス 人体美の受容展」として捉えて観る見方です。

展覧会の大部分は第1章「人間の時代ー美の規範、古代からルネサンスへ」が占めています。古代ギリシャ・ローマで追求された人体美を彫刻や絵画などを通じて丁寧に展開していきます。

紀元前4世紀ころに作られたヘラクレス像など、イタリアの各美術館・博物館からよくぞまぁ集めたものだと思える先品が出ています。


聖セバスティアヌス》マリオット・アルベルティネッリ 1509-1510年 個人蔵 130×45cm 油彩/板

まさに「理想の身体」とタイトルにある通りです。横浜美術館の「ヌード展」が主に近現代の女性の身体美を社会の変遷と共に紹介した展覧会でしたが、今回は全て「理想の男性美」です。

古代ギリシャ・ローマからルネサンス期の男性美の受容。それは現在のイケメンの価値基準にも大きく影響を与え続けている揺るがし難い美の系譜でもあります。


「ミケランジェロと理想の身体」展示風景

万人受けしないような展覧会に思えて、実は老若男女誰しもが大好物な理想の男性像だけで構成された上質な展覧会です。

深い知識が無くても楽しめるのもまた良いかもしれません。だって美しいものに説明は不要ではありませんか。


ミケランジェロ周辺の芸術家《磔にされた罪人》1550年頃
フィレンツェフィレンツェ、ステファノ・パルディーニ美術館

「ミケランジェロ展」と「古代からルネサンス 人体美の受容展」のどちらも楽しめる(じつはちゃんと繋がっています)「ミケランジェロと理想の身体」展。混雑する前に是非是非〜

「ミケランジェロと理想の身体」展は9月24日までです。


「ミケランジェロと理想の身体」

会期:2018年6月19日(火)〜2018年9月24日(月・休)
開館時間:午前9時30分〜午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分〜午後9時
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、7月17日(火)(ただし、7月16日(月・祝)、8月13日(月)、9月17日(月・祝)、9月24日(月・休)は開館)
会場:国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/
主催:国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
後援:外務省、イタリア大使館
協賛:大日本印刷
協力:アリタリア-イタリア航空、日本貨物航空、西洋美術振興財団

【関連エントリ】
ミケランジェロの大理石彫刻が上野にやって来る!


「ラオコーン」は撮影可能です!


ルネサンスの世渡り術
壺屋めり(著)

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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チームラボ ボーダレス
「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」に行って来ました。


http://borderless.teamlab.art/jp

東京、お台場の大きな観覧車があるお台場パレットタウンに「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」がオープン(2018年6月21日)。

元はゲームセンターやボウリング場などがあった「トウキョウレジャーランド」の跡地にチームラボ ボーダレスはあります。

トウキョウレジャーランドへ行かれたことのある方なら、あの広大な床面積がある場所にチームラボ?!と驚かれるかもしれません。

でも、行ってみるとそれ以上、何十倍もの驚愕のデジタルスペースを目撃し危うく腰を抜かしそうになるはずです。かく言う自分がそうでした。


呼応するランプの森 - ワンストローク


Forest of Resonating Lamps - One Stroke

とにかく、10,000屬箸いΠ掬歸な巨大空間にまず驚かされます。世界初公開作品を含む約50作品が展示されているのですが、絵画や彫刻と違い、作品単体ではなくチームラボ同士の作品が呼応・連動しています。

ある作品から飛び出したものが、壁や床を伝って隣接する作品の中へ、縦横無尽に施設内を飛び回っているようです。



展示?作品の中でどれ一つとして静的なものはありません。今自分がいるその場所すらも刻一刻と変化をしていくのです。

5つの世界で構成されているそうですが、とにかく新鮮な驚きの連続でそちらへ意識を回す余裕は全くありませんでした。

「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」展示構成

1:Borderless World
2:チームラボアスレチックス 運動の森
3:学ぶ!未来の遊園地
4:ランプの森
5:EN TEA HOUSE


帰宅してからInstagramや公式サイトを見るとどうやら見逃してしまった作品もあったようです。でも、どこにあったのだろう…



520台のコンピューター、470台のプロジェクターにより「チームラボ ボーダレス」は作り上げられています。

桁違いの数で理解に苦しむかもしれません。でも行ってみればなるほどと納得されるはずです。良い意味での力業の場となっています。



因みに会場内は3フロアに分かれています。入口があるフロアの作品を全て観るだけでも軽く1時間はかかります。

更にその上の階に2フロアあるのですから、半日は余裕で過ごせてしまいます。軽い気持ちで行くと後悔するので時間に余裕のある時に行かれることを強くお勧めします。


子どもさんが学びながら楽しめる作品も多く含まれています。

すぐにでももう一度行きたい「チームラボ ボーダレス」ですが、以下の点は事前に知っておいた方がベターです。

1:チームラボボーダレスは暗く、高低差があります。
2:チームラボボーダレスは迷います。
3:シューズ(靴)は動きやすいもので。レンタルシューズもあります。
4:機材には触れない。
5:床面が鏡面の作品があります。気になる方は腰布を貸してくれます。
6:写真・動画の撮影が出来ます!


さまよい、探索し、発見する、境界なくつながっていく1つの世界が待っています。

世界に類を見ないデジタルアートミュージアム「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」6月21日オープンです!

写真が良さが全然伝わらないので是非体験してみて下さい。夏までにもう一度必ず観に行きます。


森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

所在地: 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
https://goo.gl/maps/G6ABXzYsqF12
延床面積:約10,000
開業日:2018年6月21日(木)
営業時間:月〜木 11:00 -19:00 (21:00)
金・祝前日 11:00 -21:00 (22:00)
土 10:00 -21:00 (22:00)
日・祝日 10:00 -19:00 (20:00)
※最終入館は閉館の1時間前
※()内は6/21(木) - 8/31(金)までの特別延長時間です。
※営業時間はシーズンによって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。
休館日:第2・第4火曜日
運営者:森ビル・チームラボ有限責任事業組合
(※森ビル株式会社とチームラボが共同で設立し、本施設の運営をおこなう事業組合)
プロジェクションパートナー:エプソン販売株式会社
オフィシャルパートナー:バイトル
協賛:マウスコンピューター、ダイキン工業、山下PMC、大林組、ジャパンマテリアル、CHIEF、日立LGデータストレージ、ぺんてる、コングレ

公式ウェブサイト:http://borderless.teamlab.art/jp
ティザー映像 :https://youtu.be/UYFWjUj4RPQ
#チームラボボーダレス #teamLabBorderless


Pen(ペン) 2018年 7/1 号 [アートの境界を超えるクリエイティブ集団 チームラボの正体。]

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| 展覧会 | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
「建築の日本展」
森美術館で開催中の
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」に行ってきました。


http://www.mori.art.museum/jp/

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展に建築展を持って来るあたり森美術館らしく好感が持てます。中々他の美術館ではとりあげにくい建築や現代アートを積極的に発信してきたことはあらためて述べるまでもありません。

さて展覧会タイトルですが「建築の日本展」となっている点に気付かれましたでしょうか。そう「日本の建築展」ではないのです。

日本にある建築を紹介するのではなく、建築を通して見る「日本」に重きを置いている展覧会なのです。


吉田五十八《ロイヤルホテル(現リーガロイヤルホテル)メインラウンジ》1973年
大阪
画像提供:株式会社竹中工務店

谷口吉生、安藤忠雄、隈研吾、妹島和世、坂茂といった現在世界中で活躍している多くの日本人建築家たち。

アニメや漫画を日本の文化の柱として海外に熱心に売り込んでいますが、そんなことをせずとも日本の建築家たちは世界中で高い評価を受け、大きな注目を集めているのです。


隈研吾建築都市設計事務所《梼原・木橋ミュージアム》2010年
高知県
撮影:太田拓実

日本に近代建築がもたらされたのは、絵画や科学技術など同様に明治維新後のことです。たかだか150年しか経っていません。

多くの文化がまだ西欧諸国の真似事をしてるのに対し、建築だけが独自の道を歩み世界中を席巻しているのです。まさに「建築の日本」と呼ぶに相応しい状況にあります。

では、なぜこれほど多くの日本人建築家が世界の国々を「仕事場」としているのでしょう。


安藤忠雄《水の教会(星野リゾート トマム)》1988年
北海道
画像提供:星野リゾート トマム

その「答え」を見つける場所が今回の「建築の日本展」です。

しかし、そう容易には答えを得ることは出来ません。なぜなら複数の要因が有機的に絡み合い、現状を生み出しているからです。

用意されているのは9つのヒントです。それぞれのセクションの要所要所には壁に大きく、そのヒントとなる言葉が書かれています。展示物と共にその言葉を追っていきましょう。そこが他の「建築展」にはない魅力であり大きなポイントでもあります。

展示構成は以下の通りです。

1. 可能性としての木造
2. 超越する美学
3. 安らかなる屋根
4. 建築としての工芸
5. 連なる空間
6. 開かれた折衷
7. 集まって生きる形
8. 発見された日本
9. 共生する自然



フランク・ロイド・ライト《帝国ホテル(正面中央部入口)》1923年
東京
写真提供:帝国ホテル

会場内には約400もの展示品が所せましと並んでいます。「触れないようにご注意を〜」と係りの方の神経質な声が響き渡るのも納得の詰め込みようです。

建築模型や写真などを一般の建築展では熱心に観るものですが。「建築の日本展」でそれをやってしまうと、何を観たのか心に残らなくなります。

あくまでも、建築大国日本の秘密を探るのがこの展覧会の目的です。


ライゾマティクス・アーキテクチャー《Power of Scale》2018年
インスタレーション
※参考図版

訪日外国人旅行者の中には、単なる観光やショッピングでなく、世界をまたにかけ活躍する日本人建築家たちの「作品」を観ることが目的である人も多くいます。その流れでこの展覧会に来ている方も多いはずです。

江戸時代の浮世絵が、ヨーロッパでの人気が火付け役となり、今では日本でもお宝として扱われていますが、もし海外での評価が無ければ「浮世絵展」も存在しかかったかもしれません。

それと同じく、身近にあり過ぎて空気以下に感じている日本の建築を、そろそろきちんと我々も見直す時期に差し掛かってきたのではないでしょうか。


小林清親《海運橋 第一銀行雪中》平成の新版
大判錦絵
所蔵:清水建設

2020年には東京でオリンピック、パラリンピックが開催されます。少なくともそれまでには「建築の日本」について語れるようになっていたいものです。

「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」は建築好きではなく、一般の方にこそ観てもらいたい展覧会です。9月17日まで開催しています。是非足を運んでみて下さい。

建築を通して「日本」を再発見してみませんか。


六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」


会期:2018年4月25日(水)〜 9月17日(月)
会期中無休
開館時間:10:00〜22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※「六本木アートナイト2018」開催に伴い、5月26日(土)は翌朝6:00まで開館延長(最終入館 5:30)
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
http://www.mori.art.museum/jp/
主催:森美術館
後援:一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、アルカジア東京大会2018、一般社団法人日本建築構造技術者協会、一般社団法人日本デザイン学会
協賛:株式会社大林組、清水建設株式会社、株式会社竹中工務店、鹿島建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社日本設計、合同会社日本MGMリゾーツ、大光電機株式会社、IHI運搬機械株式会社、株式会社きんでん、三建設備工業株式会社、アマノ株式会社、千代田ビル管財株式会社、フジテック株式会社、株式会社入江三宅設計事務所、株式会社関電工、株式会社建築設備設計研究所、株式会社久米設計、株式会社九電工、株式会社日建設計、日本ピーマック株式会社、株式会社乃村工藝社、パナソニック株式会社、三機工業株式会社、高砂熱学工業株式会社、株式会社山下設計、横浜ビル建材株式会社、株式会社駒井ハルテック、新菱冷熱工業株式会社、AGCグラスプロダクツ株式会社
協力:シャンパーニュ ポメリー、コーニングインターナショナル株式会社、株式会社ハロー、前田建設工業株式会社
ものつくり大学、野口直人建築設計事務所、おだわら名工舎、住友電気工業株式会社、株式会社テオ、株式会社山長商店
監修:藤森照信(建築家・建築史家/東京大学名誉教授)
企画:南條史生(森美術館館長)、前田尚武(森美術館建築・デザインプログラムマネジャー)、徳山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)、倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学大学院工学研究科准教授)、ケン・タダシ・オオシマ(建築史家/ワシントン大学教授)
企画協力:香川県立ミュージアム
展示デザイン:森美術館、川勝真一、工藤桃子、元木大輔、橋詰 宗、飯田将平


杉本博司《光学硝子舞台(小田原文化財団 江之浦測候所)》2017年
神奈川
©小田原文化財団
森美術館「建築の日本展」藤森照信(展覧会監修)
丹下健三の登場を機に、日本の現代建築は世界の先端に躍り出て今にいたるが、それが可能になったのは、日本の伝統的建築の遺伝子が、建築家本人の自覚の有無とは別に、大きく関係している。たとえば、空間の感覚とか柱と壁による木の構造とか、内外の区分とか。
そうした伝統と現代の見えざる関係について、代表的建築家の実作を取りあげて明らかにする。

日本の建築: 歴史と伝統 (ちくま学芸文庫)

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| 展覧会 | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ミラクル エッシャー展」
上野の森美術館で開催中の
「ミラクル エッシャー展」に行って来ました。


http://escher.jp/

待ちに待ったエッシャー展が始まりました。エッシャー作品はネットなどでしばしば目にすることがありますが、本物の版画(しかも彼自身が印刷した)ものを目にする機会は稀です。

前回Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されたのが2006年のことですから、実に12年ぶりの「エッシャー展」となります。


マウリッツ・コルネリス・エッシャー 《》 1961年

エッシャーといえば、こうしただまし絵(トロンプ・ルイユ)的な作品を描いた画家というイメージが強いはずです。


マウリッツ・コルネリス・エッシャー 《発展》 1939年

また、こうした反復・増殖をする独特のモチーフを活かした作品も高い人気を誇ります。今回の「ミラクル エッシャー展」ではこのラスボス的な存在である 《メタモルフォーゼ供佞眦玄┐気譴討い泙后

横幅実に4mもある《メタモルフォーゼ供佞蓮誕生・増殖・そして変身を画中で繰り広げられています。

日本美術の絵巻物を見るような要領で覗きケースを眺め横移動しながらの鑑賞は、決してパソコンの画面やタブレット端末では味わうことの出来ない醍醐味があります。


メタモルフォーゼ》展示風景

ところが、こうしただまし絵や錯視だけがエッシャーではありません。逆にそれだけだとエッシャーの一面しか見ていないことになります。

今回のエッシャー展では、エッシャーの多彩な画才を紹介することを念頭に置き構成がなされています。決して年代順でなく8つのセクションに分けて、エッシャーの知られざる側面に迫っているのです。


8つのキーワードカラー

展覧会全体でのエッシャーの循環する世界を表現するために、色相を系統的に環状に並べた「色相環」からヒントを得て、基本8色相(紫・青・青緑・緑・黄緑・黄・橙・赤)を各章のテーマカラーとしています。これが非常に効いています。

展覧会の構成は以下の通りです。

1.エッシャーと『科学』
2.エッシャーと『聖書』
3.エッシャーと『風景』
4.エッシャーと『人物』
5.エッシャーと『広告』
6.エッシャーと『技法』
7.エッシャーと『反射』(鏡面イメージ)
8.エッシャーと『錯視』
Epilogue.循環する世界



3.エッシャーと『風景』


6.エッシャーと『技法』

上野の森美術館の1階展示室から、階段をあがり2階へ観終えて1階へ戻るとまた、「始まり」が待っているかのような「色相環」を循環する展示となっています。

あたかも、エッシャーの代表作「相対性」や「メビウスの輪」を再現したかのような巡りめく展示空間に酔いしれると共に、エッシャーの意外な側面を見つけて下さい。


マウリッツ・コルネリス・エッシャー《相対性》 1953年


マウリッツ・コルネリス・エッシャー《メビウスの輪》 1961年

個人的に新鮮だったのは「エッシャーと『聖書』」それにイタリア旅行の際に目にした景色を描いた「エッシャーと『風景』」です。木版画で表現されたかなり偏執的なイタリアの風景は必見です。

「エッシャーなんて散々見たよ〜」と思われている方にこそ観てもらいたい展覧会です。だって菊の花まで描いているのですよ!あのエッシャーが。どんな絵だか気になりませんか。


7.エッシャーと『反射』(鏡面イメージ)

そして何と言ってもやはり本物の作品の持つ線のチカラは画像で見るのとでは大違いです。

それと画面下の余白をよく見ると、エッシャーの直筆で「これは自分で印刷した」とか「誰誰に贈る」などオランダ語で書き記されていたりします。エッシャーの「文字」って気になりますよね。是非会場でチェックしてみて下さい。

「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」は7月29日までです。混雑する前にお早めに!あなたの知らないエッシャーが手ぐすね引いて待っていますよ!!


生誕120年 イスラエル博物館所蔵
ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵
supported by 弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所
The Miracle of M.C. Escher: Prints from The Israel Museum, Jerusalem


会期:2018年6月6日(水)〜7月29日(日)※会期中無休
開館時間:10:00〜17:00 
毎週金曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで 
会場:上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
http://www.ueno-mori.org/
主催:イスラエル博物館、産経新聞社、フジテレビジョン、上野の森美術館
後援:イスラエル大使館、J-WAVE
特別協賛:弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所
協賛:野崎印刷紙業
協力:Blue Dragon Art Company、日本通運
日本展監修:熊澤 弘(東京藝術大学 大学美術館准教授)
公式サイト:http://escher.jp/

All M.C. Escher works copyright © The M.C. Escher Company B.V. - Baarn-Holland. All rights reserved. www.mcescher.com

【関連エントリ】
「ミラクル エッシャー展」公式サイトにコメントが載りました。

サンスポ一面を「エッシャー展」がジャック!!


野老朝雄 Tシャツ[エッシャー展]


日本テセレーションデザイン協会による「しきつめグッズ」

2020年夏季オリンピック・パラリンピックのエンブレムを手掛けた野老朝雄氏が「エッシャー展」のためにデザインしたオリジナルグッズや、日本テセレーションデザイン協会によるグッズは「買い」です!


ふしぎなえ (安野光雅の絵本)

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JUGEMテーマ:アート・デザイン



注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
「国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング」
「上原コレクション名品選」
「セーヴル、創造の300年」
「パリ・グラフィック」
かみさんが選ぶ「2017年 展覧会ベスト10」
プロが選ぶ「2017年 ベスト展覧会」
読んでおきたい10冊のアート関連本

パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

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