弐代目・青い日記帳 

  
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「上原コレクション名品選」
上原美術館で開催中の
リニューアル記念「上原コレクション名品選―印象派の絵画から平安の仏像、写経まで―」に行って来ました。

日本一理想的な展示空間を備えた上原美術館へ行ってみよう!


http://uehara-museum.or.jp/

伊豆半島の突端、下田にある上原美術館は、平安・鎌倉期の貴重な仏像や、奈良時代の写経など仏教美術が上原美術館のひとつの大きなコレクションの柱となっています。

また、もうひとつ、モネやピカソ、黒田清輝、小林古径といった西洋絵画と日本の近代絵画のコレクションも充実しています。粒ぞろいの作品が多く個人コレクションの良さが出ています。



自然美豊かな恵まれた環境にあり、都心の美術館とは一味も二味も違った良さを持っている美術館です。大正製薬株式会社の名誉会長を務めた上原正吉・小枝夫妻の寄付により1983年に誕生した上原美術館。

この度、展示室拡張を兼ねた大幅リニューアルを果たしました。


右が仏教館、左が近代館です。

それでは、仏教館から見て参ることにしましょう。

1000年の長きにわたり大切に守り伝えられてきた仏教美術の優品を展示するに相応しい、現在考えられ得る最良の空間が、今回のリニューアル工事で新たに誕生しました。


尾崎文雄「仏教館 展示室検討図」2015年

詳細はこちらに書きました。
日本一理想的な展示空間を備えた上原美術館へ行ってみよう!


観世音菩薩像」平安時代(12世紀)

展示室に入る前室のホワイエは自然光を取り入れた特別な空間となっています。新潟にあるジェームス・タレルの「光の館」を想起させます。

空の色は何色?光の魔術師・タレルの「光の館」に泊まってみた


仏教館 展示室


十一面観世音菩薩像」平安時代(10世紀)

最良の環境で有難い仏様と対峙する幸せ。都会の喧騒から逃れるように「踊り子」で辿り着いた先にこんな空間があるなんてにわかに信じられないかもしれません。

でも、あるところにはあるのです。

仏教館だけでも十分過ぎるほど観に行く価値があるのですが、上原美術館にはお楽しみはまだあるのです。


近代館

そう、もう一つの建物。近代館です。

はやる気持ちを抑えつつ、中へ入ってみると…


近代館 展示室

あたたかな照明に包まれた空間が目の前に開けます。このお奥にも展示室が2つあります。ゴッホやモネ、ルノワールといったメジャーな西洋絵画から、小林古径、黒田清輝、安井曽太郎など日本人画家の作品が展示されています。

一メートルを超えるような大きな作品は皆無で、いずれも自宅の部屋に飾るのにちょうどよいサイズの作品ばかりです。上原正吉・小枝夫妻が自分たちが楽しむために購入した絵画は目に見えない糸でつながれているかのようです。

三菱一号館美術館で開催された「奇跡のクラーク・コレクション展」や「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」も個人コレクション主体であったため、小振りで愛らしい作品が多くみられました。


オディロン・ルドン「花瓶の花」1910年頃

三菱一号館美術館といえばルドンの「グラン・ブーケ」を所蔵しているので有名ですが、上原美術館にもこんな良質なルドンのパステル画がありました。


クロード・モネ「藁ぶき屋根の家」1879年
オーギュスト・ルノワール「横になった婦人」1912年

この2点が並んで展示されているのを目にし、あらためて上原正吉・小枝夫妻の審美眼の高さを知ると共に、作品選びにおけるセンスの良さ(上品さ)を感じ取りました。

簡潔に言うなら「全部お持ち帰りしたい作品ばかり」なのです。

日本一理想的な展示空間を備えた上原美術館へ行ってみよう!

リニューアル記念「上原コレクション名品選」は2018年4月8日までです。是非是非!

上原美術館の敷地内にはお寺(向陽寺)や達磨大師堂もあります。こちらもとても興味深いものがありますが、行って見てのお楽しみということで。


リニューアル記念
上原コレクション名品選
―印象派の絵画から平安の仏像、写経まで―


開催期間:2017年11月3日(金)〜2018年4月8日(日)
※会期中無休
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:展覧会会期中は無休
会場:上原美術館 近代館・仏教館
http://uehara-museum.or.jp/


学芸員のための展示照明ハンドブック

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| 展覧会 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
「セーヴル、創造の300年」
サントリー美術館で開催中の
六本木開館10周年記念展「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」に行って来ました。


http://www.suntory.co.jp/sma/

陶磁器(焼物)の展覧会はお好きですか?

絵画展は行くけど工芸はちょっと…と二の足を踏んでいる方、もったいないことしてますよ。

日本の茶道具は渋いものばかりで確かにその良さが分かるまで時間と経験をようするかもしれません。しかし西洋のものは見た目も派手で一目見て「素敵!」と思えるものばかりです。


Photo © RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique) / Martine Beck-Coppola / distributed by AMF
壺《ポプリ・エベール》
フォルム:ジャン=クロード・デュプレシ(父)、装飾:ジャン=ジャック・バシュリエ
1757年 セーヴル陶磁都市

「焼物を観る」と同時にそこに描かれている「絵を観る」楽しさがあります。セクション1「18世紀のセーブル」に展示されているものは、フランス国王お抱えの画家たちによって描かれたものがほとんどです。

マリー・アントワネットの画家として知られるヴィジェ=ルブランが手掛けてものもありました。


Photo © RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique) / Droits réservés / distributed by AMF
パーヴェル・ペトロヴィチのティーセット
1772-73年 セーヴル陶磁都市

ところで、展覧会タイトル「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」を見て「あれ?」と思いませんでしたか。

300年って、もっともっと歴史があるように思えますよね。でもセーヴル工房がパリ郊外に誕生したのは1740年のことなのです。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章:18世紀のセーヴル 
第2章:19世紀のセーヴル 
第3章:20世紀のセーヴル
第4章:2016-1960 現代のセーヴル
 


Photo © RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique) / Martine Beck-Coppola / distributed by AMF
デザート皿《将校デュプレシの戦闘と死》(「エジプトのセルヴィス」より)
ジャック・フランソワ・ジョゼフ・スヴェバック/ドミニク=ヴィヴァン・ドゥノンとアレクサンドル・テオドール・ブロンニャール(父)に基づく
1811年 セーヴル陶磁都市

中国から伝わる陶磁器をヨーロッパでも、ようやく生産できるようになったのが18世紀初頭のこと(ドイツのマイセン)。歴史的に見るととても意外に浅いことが分かります。

ただ、逆にそのことが色鮮やかで華やかな、そして現代でも使えるデザインを生み出したとすれば、それはそれで瑕疵になるどころか、プラスの側面が多くあると言えます。

丁度、日本では多色摺りの浮世絵が街中に溢れていた時代です。


マリー・アントワネットのための乳房のボウル(ランブイエの酪農場のためのセルヴィスより)
ルイ・シモン・ボワゾ、ジャン=ジャック・ラグルネ
1787-88年 セーヴル陶磁都市

第1章では、セーヴル・ブルーや宮廷画家による装飾など、一般的にイメージするところのセーブル焼きが並んでいます。そしてそれらは、国立セーヴル陶磁美術館のコレクションで、まとめて観られるのは実に20年ぶりとなります。

カップアンドソーサーなど、今でも店先や百貨店に並んでいるのでレアな感じが中々持てないかもしれませんが、体調消費社会のそれとは比べものにならない、一点物のまさに国王のために焼かれた陶磁器の前に立つと、ちょっとした金縛りに遭ったような気にさせられます。



アール・ヌーヴォー、アール・デコ的な作品も19世紀、20世紀になると作られるようになります。

第2章から最後の第4章までは、セーヴル焼に対して持っているイメージとはかけ離れた作品が現れ、飽きることなく歩みを進められます。

草間彌生など現代作家とのコラボ作品も最終章では観られたのはとても新鮮であり、お得に感じました。


草間彌生「ゴールデン・スピリット」2009年

この他にも、ニコラ・ビュフやスラージュ、ジム・ダインなど名だたる現代アーティストとコラボしたセーヴル焼が並びます。

どの時代のセーヴル焼が自分の好みか探りを入れながら観ても面白はずです。個人的に大収穫だったのはやはり第4章の現代アーティストの作品でした。

まさかこんな作品が観られるなんて!と思えるものが一つでもあると、足を運んだ甲斐あったと思えるものです。

「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」展は2018年1月28日までです。

会場内に一部撮影可能なエリアが設けられています。


六本木開館10周年記念展
「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」


開催期間:2017年11月22日(水)〜2018年1月28日(日)
開館時間:10:00〜18:00
※金・土、11月22日(水)、1月7日(日)は20時まで、12月29日(金)は18時まで開館
※いずれも入館は閉館30分前まで
※shop×cafeは会期中無休(年末年始をのぞく)
休館日:火曜日(ただし1月2日、9日、16日、23日は開館)、12月30日(土)〜1月1日(月・祝)
会場:サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
主催:サントリー美術館、TBS、朝日新聞社
企画:セーヴル陶磁都市
協賛:大日本印刷、三井不動産、サントリーホールディングス
協力:日本航空、日本通運
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、BS-TBS


セーブル(Sevres) ティーカップ&ソーサー オボイード(No.108) セーブルブルー ハンドメイド

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| 展覧会 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
「改組 新 第4回 日展」
国立新美術館で開催中の
「改組 新 第4回 日展」に行って来ました。


https://nitten.or.jp/

「安藤忠雄展」「新海誠展」と若者受けする企画展を絶賛開催中の国立新美術館の1階から3階までの大半のスペースを使い、とてつもない規模で開催している「改組 新 第4回 日展」。

公募展には興味が沸かないと足が向かない人でも、日展は行ってみる価値ありますよ。思っている「日展」とは全くちがう作品が待っているからです。

例えば、1階の日本画のフロアをざっと観ただけでも、所謂日本画的な作品は少なく、とても現代的で尚且つ斬新な発想で描かれた作品のオンパレードです。







ドクターXに影響受けたのではなかろうかといった作品や、新聞紙に蟹を載せ真上から描いた作品など実にユニーク!

しかもこれらの作品、すべてサイズが大きいのです。とても。


日展公式サイトより会場の様子
https://nitten.or.jp/

山種美術館やトーハクで普段拝見している日本画とは明らかに違います。でもでも、総じて言えることは皆さんとても丁寧な仕事をなさっていることです。

新聞紙蟹の絵など一体どれくらいの時間をかけたのでしょうか。無駄に金箔とかも使ってもいて是非密着取材させて頂きたい気分にさせます。



展示フロアが上になるほど、「難易度」が高くなります。2階は洋画と彫刻。3階は書です。国立新美術館の展示スペースのほとんどを日展が占めているので、気軽な気分で観に行くと全部見切れないかもしれません。ヘトヘトに疲れてしまいます。



日展はこのごった煮感が最大の魅力です。好きな作品との出会いを探しに行くというよりも、こんな作品もありなんだ!と驚く作品を見つけに気軽な気持ちで出かけるのが一番です。



入口で写真撮影したい旨を伝え簡単な申請書を書けば、好きなように写真も撮れます。会場で記念撮影している人を見かけるのもこうした公募展の楽しいところでもあります。

作品数めちゃくちゃ多くて疲れるのですが、基本的にほのぼのとした感じでさらりと観られました。

「日展」は12月10日までです。意外や意外面白いですよ〜


「改組 新 第4回 日展」

会期:11月3日(金)〜12月10日(日)
開館時間:午前10時〜午後6時
(入場は午後5時30分まで)
会場:国立新美術館
1A・1B・1C・1D・2A・2B・2C・2D・3A・3B
http://www.nact.jp/
主催:公益社団法人 日展
後援:文化庁、東京都


日展の日本画 改組 新 第4回(2017年)第1科

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| 展覧会 | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
「森本草介展」
一関博物館で開催中の
一関博物館開館20周年記念企画展「生誕80年 森本草介展」に行って来ました。


http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/

原始から現代までの一関の歴史や文化を紹介する一関博物館で、洋画家・森本草介の展覧会を開催しています。

何故ゆえ、一関で森本草介展?と疑問でしたが、少年期のおよそ6年間をこの地で送ったそうです。父親である森本仁平も画家であったことから、自然と絵の道を選んだのでしょう。


森本草介「微光」1979年
蘭島閣美術館所蔵

静物画や風景画を緻密な写実描写で描く森本ですが、1980年代に入るとその対象を女性に向け多くの美しい作品を描きました。

千葉県にあるホキ美術館でも森本作品が多く展示されていますが、その大半は女性像が占めます。

“億”単位?の新作14作品がごっそり入れ替わる「ホキ美術館」のココがすごい!

チラシに使われているウッドワン美術館所蔵の「ゆかた姿」は、森本写実女性像の到達点と言っても過言ではない一枚です。


森本草介「女性デッサン」2004年
長谷川町子美術館所蔵

個人蔵の「永遠」などの作品の他に、デッサンが数点出ており、これらが観られたことは大きな収穫でした。

2015年にこの世を去られた森本草介の絶筆も今回の展覧会に出ています。


森本草介 絶筆「未完のパンジー」2015年
山口蘭氏蔵

ご遺族の方が大切に持っているとのこと。最期の作品が花の絵なんて森本のやさしい人柄が偲ばれるようです。

ホキ美術館でお会いした時に、緊張してあまりお話できなかったのが悔やまれます。

それでも、旅先で偶然展覧会開催を知り、拝見できたのはとても幸せなことでした。


森本草介「ゆかた姿」1995年
ウッドワン美術館所蔵

私の絵はリアリズムとは違うでしょう。ものを再現しようとしているのではなく、誌を描きたいのです。ありふれた普通のモチーフを借りて、より美しい絵であることを望むだけなのです。

「生誕80年 森本草介展」は12月3日まで開催しています。


一関博物館開館20周年記念企画展
「生誕80年 森本草介展」


会期:2017年9月16日(土)〜12月3日(日)
休館日:月曜日(※祝日の場合は翌日)
開館時間:10時〜17時(入館は16時30分まで)
10/1(日)は19時まで開館
会場:一関博物館
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/


一関博物館
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/


光の方へ 森本草介

17年ぶり、待望の森本草介最新画集。敬虔なる写実--自選作による決定版。現代日本の写実絵画界を牽引してきた油彩画家・森本草介。モチーフを細密に描写する確かな技術、また人物像、静物、風景に通底する独自の穏やかで優しい作風は、多くの芸術愛好者を魅了してきた。特に、女性美の一瞬の輝きを写しとったかのような裸婦の作品郡は高い評価を得ている。本書の掲載作品は作家自身により選ばれ、モチーフを独自の写実技法により極限まで「美」に昇華し、「生きる喜び」を描いてきた作品群には、生への謳歌、未来への讃歌がある。

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| 展覧会 | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
「川合玉堂展」
山種美術館で開催中の
特別展「没後60年記念 川合玉堂 ―四季・人々・自然―」へ行って来ました。


http://www.yamatane-museum.jp/

文化勲章やフランスのレジョン・ドヌール勲章、イタリア皇帝よりグランオフイシェー・クーロンヌ勲章などを受章した日本画家と聞くと、一体どんな雄大で迫力ある作品を描いたのだろうかと身構えてしまいます。

ところが、川合玉堂(1873−1957)の残した作品のほとんどは日本の里山、川といった身の回りの自然を柔らかな描写で描いた作品ばかりです。

今では見ることの出来ない、日本の原風景を玉堂の作品を通じて「観て」「懐かしむ」ことをひとつの愉しみとしています。


川合玉堂「雨江帰漁図」(部分)1912(明治45/大正元年)
山種美術館蔵

玉堂39歳の作品。縦長の作品の一部をクローズアップしたこの画像一枚目にしただけで、その卓越した描写力・表現力をうかがい知ることが出来ます。絵の中で降る雨の音が一瞬聞こえたような気にさえなります。(実際に聞こえるのかもしれません。是非会場で!)

仕事を終え、ゼイゼイ言いながら山種美術館へ飛び込んだ自分を、一気にクールダウンさせ鑑賞の世界へ誘ってくれた一枚です。また情緒溢れるものを感じるのに色や余計な線は不要なことを教えてくれる一枚でもあります。


川合玉堂「渓山四時図」1919(昭和14年)
東京国立博物館蔵

一方で、今回の「川合玉堂展」には山種美術館所蔵以外の作品も何点も出ており、とりわけこのトーハク所蔵の屏風は玉堂作品にしては妙な迫力を感じます。

室町時代以来の四季山水図屏風を念頭に置いて描いた作品ですが、右隻と左隻をトンネルで結んでいるあたりがとてもモダンな表現です。

玉堂は雪舟や狩野派そして応挙といった「大先輩」たちを常に意識しながら描いたそうで、この作品に限らず要所要所に彼らから受け継いだ表現が見て取れます。

今回は、玉堂作品しか展示されていないのですが、狩野派や応挙の作品が混じっていたような感覚になる、実に愉快な展覧会なのです。そうそう琳派的な作品もありましたよ。


「川合玉堂展」展示風景

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 若き日の玉堂―修学の時代―
第2章 玉堂とめぐる日本の原風景 ―四季・人々・自然―
大正から昭和へ
奥多摩時代
第3章 素顔の玉堂
戦時下の玉堂
親しき人々
松竹梅
身近なものへのまなざし


約70年にわたる玉堂の画業を、初期から晩年までの代表作が集まっています。玉堂作品って実はまとめて観る機会ありそうで中々ないので、まさに好機と言えましょう。

中にはこんなユニークな作品もあったりします。


川合玉堂「」1946(昭和21年)
玉堂美術館蔵

玉堂が晩年暮らしていた奥多摩。近所で射殺された熊を写生。たまたまその日が玉堂の誕生日だったこともあり、この絵を描いたとされています。

嘘のような逸話ですが、「今朝裏山に銃声をきく、やがで熊の廿貫ばかりなるを隣家のうちに運び来たれり(中略)此日偶余が七十四の誕生日にあたる即写して記念とす」と玉堂自身が制作に至った経緯と誕生日について綴っています。

当時は山から人里へ熊がおりてくることは稀だったので、この「誕生日熊」以降山へ入る際は、修験者が持ち歩く錫杖を手に持ち、音を鳴らしながら歩いたそうです。

それにしてもこの「熊」観れば観るほど味が出てきます。毛の表現とか筆先で上手く描かれていたりします。


川合玉堂「石楠花」1930年(昭和5年)
山種美術館蔵

何度か拝見したことのある「石楠花」ですが、今回新たな見どころを教えてもらいました。それは広重の浮世絵のような構図や、狩野派的な描写ではなく玉堂自身の描き方のスタイルに由来するものです。

一般的に日本画は西洋画と違い床に置いて上から筆を走らせていきます。ところが玉堂はかなり早い段階からイーゼルにキャンバスを置くように立てて描いたそうです。

日本画の絵具は粘性の高い油絵と違い、立てて描くと時として下方へ絵具が垂れてしまう恐れがあります。流石にそれはなかったようですが、「絵具だまり」が出来ている箇所は見つけることができます。


川合玉堂「石楠花」(部分)

画面左下の拡大画像を見ると、緑色の苔の部分に「絵具だまり」があることはっきり見て取れます。意図的につけたグラデーションではなく、玉堂が絵を立てて描いていたことを示す部分です。

三戸学芸員に教えて頂くまで全く気が付きませんでした。これまで何度も観ているというのに…

山種美術館では展覧会ごとに学芸員によるギャラリートークを無料で行っています。参加してみると新たな発見が必ずあるはずです。


川合玉堂「赤壁」1911年(明治44年頃)
青梅市立美術館
川合玉堂「瀑布」1909年(明治42年頃)
玉堂美術館

ド派手なPRやキャッチーなコピーで賑わいをみせる上野や六本木の大型展覧会も好きですが、ふと正統派な日本画に静かに向き合ってみたくなります。

「川合玉堂展」はこの秋、最も落ち着いた雰囲気の展覧会ではないでしょうか。もうすぐ師走を迎え慌ただしい時期となります。そんな時だからこそ静かに馬鹿みたいに巧い日本画家が残した優品と向かい合ってみましょう。

少しだけ時の経つスピードが緩くなるはずです。と同時に心に余裕が出来ます。それこそ、まさに玉堂の目指した絵画に他なりません。

「川合玉堂展」は12月24日までです。是非是非!


特別展「没後60年記念 川合玉堂 ―四季・人々・自然―」

会期:2017年10月28日(土)〜12月24日(日)
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
*会期中、一部展示替えあり(前期: 10/28-11/26、後期: 11/28-12/24)
会場:山種美術館
http://www.yamatane-museum.jp/
主催:山種美術館、日本経済新聞社
協賛:SMBCフレンド証券


かわいい琳派
三戸 信惠 (著)

山種美術館の三戸学芸員の著書です。

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美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
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PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
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西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

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ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

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池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

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すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
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OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
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モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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