弐代目・青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
「レアンドロ・エルリッヒ展」
森美術館で開催中の
「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」に行って来ました。


https://www.mori.art.museum/jp/

眉間に皺を寄せながら、作品の意味を紐解く難解な現代アートの展覧会と思いきや、写真を撮りまくりながら、ワイワイと声をあげ楽しめる。テーマパークのような展覧会です。

例えば「美容院」というタイトルのこちらの作品。鑑賞者はお客さんになった気分で椅子に腰かけると…あら不思議。目の前にある大きな鏡には何も自分の姿は何一つ映りません。


レアンドロ・エルリッヒ「美容院

誰もが日常生活で体験していることの裏を突いてくるのが、アルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒの最も得意とすることのひとつです。

自分の姿を映すために存在する美容院の鏡に、肝心のものが映らないと分かった時の心理的動揺といったら、言葉に容易にできないものがあります。


レアンドロ・エルリッヒ「反射する港

美術館の中に、水をはって船を浮かべての展示。水面はゆらゆらと何処からか吹き込む風により、小さく波打ち船もゆらゆらとしています。

地上約230m(53階)という、日本一高い場所にある展示空間に果たして港に見立てた、こんなに大きな「水槽」を作り出すことが可能なのでしょうか。

「美容院」が見えないことへの不安であれば、「反射する港」は反対に見えることへの不安となります。

レアンドロ・エルリッヒの名前を知らなくても、この作品の作者と聞けば「なるほどね!」と納得されるはずです。


レアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」2004年
金沢21世紀美術館蔵

今や、金沢21世紀美術館を代表する展示品となり、多くの方が「水中」や「プールサイド」から思い思いに自分の姿を写真に収めています。

ようやく、ここにきて時代が彼の感性やユニークな着眼点に追いついたようです。森美術館での展覧会は既に、入館者数が40万人を突破しました。

インスタ映えする体験型アート展
Instagramにて「レアンドロエルリッヒ展」でタグ付けされている写真は、こちら


レアンドロ・エルリッヒ「教室

入館者アンケートによると、入館者の割合は20代が40.8%と最も多く、続いて30代が17.0%、10代が15.3%と若い世代が多くを占めている点もこの展覧会の大きな特徴と言えます。

観客参加型の作品が多く、すべての展示作品が撮影可能であることも、10代〜20代の入館者が多い理由と言えます。

ただし、単なるアミューズメント施設とはことなり、やはり展覧会ですので、作品を体験し楽しみつつも「あれ?」「これって…」と少しでもクエスチョンマークを頭に浮かべることが肝心です。

作品の中には、政治的なメッセージや社会問題はらんだものもあったりします。幽霊のような教室の生徒に自分がなれる「教室」もまたそうした作品のひとつです。


「レアンドロ・エルリッヒ展」スペシャル動画

「この世には不思議な事など何もないのだよ、関口君」
姑獲鳥の夏』より。

「目に見えるものが好きなの。目に見えないものと同じくらい」
騎士団長殺し』より。

地下鉄、雲、教室、エレベーター、試着室といった普段何気なく接し目にしているものをエルリッヒは、敢えて作品としています。

まずは、「やられた〜」「こう来たか〜」と彼の手の内にはまってみて、そこで作家が何を言わんとしているのかを、皆で笑いつつも少しだけ考えてみると、ただ写真を撮りにだけ来た展覧会ではなくなります。

「レアンドロ・エルリッヒ展」は4月1日までです。是非!


「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」

会期:2017年11月18日(土)〜 2018年4月1日(日)
会期中無休
開館時間:10:00〜22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ、17:00まで(最終入館 16:30)
※3月24日(土)、25日(日)、31日(土)、4月1日(日)の4日間限定で、通常より1時間早い、朝9:00から開館。
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
https://www.mori.art.museum/jp/

主催:森美術館
後援:アルゼンチン共和国大使館
協賛:株式会社大林組、トヨタ自動車株式会社、 株式会社コーエーテクモホールディングス、TRUNK(HOTEL)
制作協力:YKK AP株式会社
協力:シャンパーニュ ポメリー
企画:椿 玲子(森美術館キュレーター)

連日の大盛況にお応えし、より多くの方にご鑑賞いただけるよう、開館時間の延長をすることとなりました。3月24日(土)、25日(日)、31日(土)、4月1日(日)の4日間限定で、通常より1時間早い、朝9:00から開館いたします。

午前中は比較的混雑が少なく本展をお楽しみいただける時間帯です。お子様連れの皆さまや混雑が苦手な皆さまも、ぜひこの機会をお見逃しなく!



レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

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| 展覧会 | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
「寛永の雅」
サントリー美術館で開催中の
「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」展に行って来ました。


https://www.suntory.co.jp/sma/

何十万人もが大挙して訪れる誰もが観に行きたいと思う展覧会とは、全く趣きを異にするのが、この「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」展です。

万人受けを狙わず、長年研究してきた自らの専門分野である「寛永文化」をストイックに紹介しています。


導入「黒楽四方茶碗 銘 山里」江戸時代 17世紀
本阿弥光悦「赤楽茶碗 銘 熟柿」江戸時代 17世紀
サントリー美術館蔵

江戸時代初期、寛永年間(1624〜44)に花開いた文化を「寛永文化」と呼ぶことは日本史の教科書でも習った通り。桃山文化と元禄文化の間に位置します。

関東では日光東照宮に代表されるような煌びやかな装飾の文化が栄えましたが、「寛永文化」は主に、それとは対照的な京都(後水尾天皇を中心とする朝廷勢力)で栄えた文化を指します。

「寛永の雅」で紹介している作品も、後者のものです。


源氏物語絵巻 住吉具慶 五巻のうち第三巻(部分) 江戸時代 17世紀 MIHO MUSEUM
【展示期間:3/14〜4/8】

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 新時代への胎動―寛永のサロン
第2章 古典復興―後水尾院と宮廷文化
第3章 新たなる美意識機‐堀遠州
第4章 新たなる美意識供ゞ眇構]造反寮
第5章 新たなる美意識掘ー輒鄰詰


俵屋宗達や狩野山雪もこの時期に活躍した絵師です。でも今回の展覧会ではあくまでもこの寛永期に生まれた雅なものを主とし展開しています。

ここ何年来流行りギョッとするような「江戸絵画」を期待して行くと、肩透かしを食らいます。


冠形大耳付水指 修学院焼 一口 江戸時代 17世紀 滴翠美術館
【全期間展示】

後水尾院の別荘として名高い修学院離宮には寛永期に窯が設けられ、「修学院焼」が焼かれたそうです。

修学院離宮には二度ほど見学に行きましたが、こんな渋い焼物がかの地で作られていたとは初耳です。

さて、展覧会では「寛永文化の三巨匠」として、小堀遠州・野々村仁清・狩野探幽にスポットを当て中盤から後半にかけて紹介しています。

これが質・量ともとても素晴らしく、「とても結構なものを拝見させて頂きました。」とお礼を言いたくなるような顔ぶれです。


狩野探幽

仁清や探幽の作品の中には見慣れたものも含まれていますが、「寛永の雅」という新たな視点で見るとまた違った良さが感じられます。

新たな知見を呼び覚ましてくれる展覧会です。

冒頭にも書いた通り、大勢のお客さんで大賑わいをみせるようなことは無いでしょうが、何年何十年後に「寛永の雅」という素晴らしい展覧会があったね。と語り草になることは間違いありません。


小井戸茶碗 銘 六地蔵 一口 朝鮮時代 16世紀 泉屋博古館分館
【展示期間:2/14〜3/12】

媚びてない展覧会に久々に出会えました。こういう展覧会を開催出来るのがサントリー美術館の強みであり、他館にない魅力だと言えます。

「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」展は4月8日までです。派手さはないですが、これは行かないと後悔しますよ。


「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」

開催期間:2018年2月14日(水)〜4月8日(日)
開館時間:10:00〜18:00
※金・土は20時まで開館
※いずれも入館は閉館30分前まで
※shop×cafeは会期中無休
休館日:火曜日
(ただし4月3日(火)は開館)
会場:サントリー美術館
https://www.suntory.co.jp/sma/
主催:サントリー美術館、朝日新聞社
協賛:三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス

画像無断転載禁止


山川 詳説日本史図録 第7版: 日B309準拠

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| 展覧会 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
「歌川国貞展」
静嘉堂文庫美術館で開催中の
「歌川国貞展〜錦絵に見る江戸の粋な仲間たち〜」に行って来ました。


http://seikado.or.jp/

同じ「歌川」でも歌川国芳の展覧会を開くとお年寄りから若者まで幅広い層の人で賑わいをみせます。2,3年に一度、多い時では毎年のように「歌川国芳展」が開催されています。

ところが、意外なことに思えるかもしれませんが、現役時代、つまり江戸時代においては圧倒的に歌川国貞(1786〜1864、三代歌川豊国)の方が人気がありました。

それは比較するのもおこがましほどの差でした。


歌川国貞「豊国漫画図絵 袴垂保輔
大判錦絵 安政6年(1859)
静嘉堂文庫蔵
前期展示

版画,肉筆画,絵本,挿絵本を大量に手掛け、どれだけの作品を手がけたのは把握しきれないほどです。浮世絵師の中でダントツナンバー1の存在が、国貞だったのです。

歌川 国貞(1786年〜1865年)
歌川 国芳(1798年〜1861年)
歌川 広重(1797年〜1858年)


第一線で活躍した時期も国貞が飛びぬけていることが分かります。


歌川国貞「北国五色墨(花魁)
大判錦絵 文化12年(1815)頃
静嘉堂文庫蔵
前期展示

人気のプロデューサーや監督に多くの仕事が次から次へと舞い込むのと同じ要領で、当代きっての人気浮世絵師であった国貞のもとへは、歌舞伎役者やパトロンたちから多くの仕事の依頼が来ました。

それに、見事応える出来栄えの作品を作ってしまう国貞。こうして人気は不動のものになっていったのです。

今回の「歌川国貞展」では、幅広い仕事の中から国貞が得意とした役者絵と美人画をメインに展示しています。的が絞ってあるのはとても鑑賞しやすいものです。とくに浮世絵の展覧会においては。


歌川国貞「仁木弾正左衛門直則 五代目松本幸四郎 秋野亭錦升 後 錦紅
大判錦絵 文久3年(1863)
静嘉堂文庫蔵
前期展示 後期は複製展示

十代目幸四郎の襲名披露公演がまさに今月、歌舞伎座で開かれています。高麗屋の特徴をデフォルメを加えよく捉えています。

二月大歌舞伎も拝見してきたので、余計にこの作品に目が留まりました。脈々と受け継がれる歌舞伎の家系。現在ではテレビやネットで容易に観られる松本幸四郎の姿ですが、江戸時代の人々にとって唯一のメディアが浮世絵でした。

我々が思うよりも、はるかに「重み」のある、価値ある一枚だったのです。


「歌川国貞展」展示風景

そして今回の国貞展の一番の見どころは、色艶やかな(鮮やかな)美人画です。

花魁から市井の人まで、国貞の手にかかるといずれも美しさ3倍増しとなります。秘密は絵師、彫師ほ、摺師の三者が最高のメンツだったことにあります。

浮世絵師(国貞)だけがいくら上手くても、それを具現化できる腕のたつ彫師と摺師がいないと元も子もなくなってしまいます。


歌川国貞「誂織当世島(金花糖)」
大判錦絵 弘化2年(1845)頃
静嘉堂文庫蔵
前期展示

この作品など、絵師はもちろんですが、彫師と摺師の驚きの超絶テクニックが冴えわたっています。髪の毛や着物の模様など木を彫って表現しているとは思えません。またそれを潰さずに摺り上げる技術も超一流のものです。

売れっ子には良いブレーンが付くものです。国貞作品を観ていると「好循環」が成立してたことがよく分かります。駄目ですよ、そこで自分の仕事環境と比べては…


歌川国貞「歳暮の深雪
大判錦絵3枚続 弘化元年(1844年)頃
静嘉堂文庫蔵
前期展示

静嘉堂で国貞の展示をするのは8年ぶりだそうです。また美人画はウラ・オモテ貼込みの折帖に仕立られているため、光に当たることがほとんどなく、江戸時代の色合いを今に残している貴重なものです。

歌川広重、葛飾北斎、歌川国芳、鈴木春信、喜多川歌麿、写楽etc…今の時代に名の知れているどの絵師よりも江戸時代にはメジャーだった国貞の魅力を知る好機です。

「歌川国貞展」は3月25日までです。是非!

因みに、街中でよく見かける洋麺屋 五右衛門(パスタ屋)のシンボルマークに使われている役者絵も実は、国貞の作品です。


歌川国貞展〜錦絵に見る江戸の粋な仲間たち〜

会期:2018年1月20日(土)〜3月25日(日)
[前期]1月20(土)〜2月25日(日) [後期]2月27日(火)〜3月25日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし、2月12日は開館)、2月13日(火)
開館時間:午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
会場:静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区岡本2-23-1)
http://seikado.or.jp
主催:静嘉堂文庫美術館


歌川国貞 これぞ江戸の粋
日野原健司 (著),‎ 太田記念美術館 (監修)

2014年に太田記念美術館で開催された特別展 没後150年記念「歌川国貞」

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| 展覧会 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
やっぱり「仁和寺展」は凄かった!
懺悔の意味も込めてもう一度、東京国立博物館で開催中の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」の凄さについて書きます。


公式サイト:http://ninnaji2018.com/

明るいグリーンを基調としたチラシがどうもぱっとしないことや、仁和寺にどんな仏像やお宝があるのかさっぱり知らなかったこともあり、全くノーチェックでいました。

それでも、食わず嫌いはいけないと両親から教えられてきたので、食が進まないホウレン草色のチラシを片手にトーハク平成館まで観に行ったのが先週。

3割未満の期待度で足を運んだにも関わらず、あまりの素晴らしさに興奮して書いた記事がこちらです


仁和寺観音堂の仏像

「え!これ本物の仏像なの??」と思わず声に出していらしゃる方の多いこと。それだけ、博物館に展示されているとは思えぬほど自然なお姿で佇立しています。

普段非公開の仁和寺の観音堂の33体の安置仏が全て公開されています。それだけではなくお堂の壁画を高精細画像で再現し、まるで空間ごとそのまま京都から瞬間移動させてきたような展示です。



観音堂の須弥壇正面壁をはじめ内陣の板壁や柱には、極彩色の壁画で彩られています。江戸時代の画家。木村徳応のてになるものだそうです。

そもそも、観音堂自体が普段は非公開であるため、仏像をはじめとしてこうした壁画も目にすることは叶いません。


内陣(須弥壇の裏側)も忠実に再現されています。

仁和寺観音堂の仏像再現展示スペースは、写真撮影が可能です。

最初に伺った時はiPhoneしか持っていかなかったので、今回(二度目)は一眼レフを引っ提げて行って参った次第です。











これだけでも、十分お腹いっぱいになります。

千手観音に従う28人の武将像を個性豊かに表現した「二十八部衆立像」。インド由来の神々も含まれています。


さらに両サイドには風神・雷神立像も加えられています。

これだけ素晴らしいものを目の前にすると、インスタ映えとかもうどうでもよくなります。拝んでは撮って拝んでは撮るの繰り返し。他では滅多に出来ない体験です。

2月14日からはリアル千手観音の異名を持つ国宝「千手観音菩薩坐像」も「仁和寺展」に加わります。混雑が予想されますので、なるべく早めに行かれるのが得策です。


国宝「千手観音菩薩坐像
奈良時代・8世紀 大阪・葛井寺蔵
(展示期間:2018年2月14日(水)〜3月11日(日))

秘仏もこんなに見せちゃっていいの!とこちらが心配するくらい出てます。中には露出展示で!!その他も見どころ満載です。詳しくはこちらで予習してくださいませ。

自分は、一度目の鑑賞後こちらを読んで仁和寺について学びました。「仁和寺展」の目玉は決して仏像だけではありません。そのことがよく分かる一冊です。


もっと知りたい仁和寺の歴史
京都の真言宗御室派総本山・仁和寺の創建から現在までの1130年に及ぶ歴史を豊富な図版と詳細な解説でたどる。 仏像・絵画・書跡など、所蔵の貴重な宝物が持つ意味を知ると、仏教史の知識も深まる。

ノーマークだった展覧会かもしれませんが、上半期で一二をあらそうほどの素晴らしい内容です。徐々にSNSなどでも話題になってきています。混雑する前に急いで、できれば前期後期2回観に行きましょう!

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」は3月11日までです。是非是非〜


特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」

会期:2018年1月16日(火) 〜3月11日(日)
※会期中展示替えあり
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、金曜・土曜は21:00まで開館)
休館日:月曜日(ただし2月12日(月・休)は開館、2月13日(火)は休館)
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
http://www.tnm.jp/
主催:東京国立博物館、真言宗御室派総本山仁和寺、読売新聞社
特別協力:仁和会
協力:サビア
協賛:光村印刷
公式サイト:http://ninnaji2018.com/


おかざき真里さんの『阿・吽』とのコラボグッズ

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| 展覧会 | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ブリューゲル展」
東京都美術館で開催中の
「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」に行って来ました。


http://www.ntv.co.jp/brueghel/

16世紀のフランドルを代表する画家、ピーテル・ブリューゲル1世(Pieter Bruegel 1525年-1530年頃生 - 1569年9月9日没)。彼の真作とされる油彩画は現在僅か41点しか残っていません。

16世紀のネーデルランドの画家、フェルメールの作品が約35点しか存在しないその稀少性に注目が集まっていますが、ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲル1世も負けず劣らず目にする機会が非常に少ない画家です。

昨年(2017年)同じ、東京都美術館にボイマンス美術館所蔵のブリューゲル「バベルの塔」やボスの「放浪者」が展示され一年と経たぬ間に、新たなブリューゲル作品に再びまみえることが出来るのですから、何とも贅沢な話です。


ピーテル・ブリューゲル1世と工房《キリストの復活》1563年頃
Private Collection, Belgium

気軽に思い立ったら海外の美術館へ行ければよいのですが、中々難しいものがあります。ですが、世界中の美術館や個人蔵の作品が集められ、こうして日本にいながらにして、多くの名作を目にすることが出来るのです。こんな有難いことはありません。

因みに今回の「ブリューゲル展」は東京都美術館をかわきりに、豊田市美術館、札幌芸術の森美術館、広島県立美術館、郡山市立美術館と一年をかけ巡回します。

公式サイト→http://www.ntv.co.jp/brueghel/


「ブリューゲル展」展示風景

今回は、「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」とあるように、ピーテル・ブリューゲル1世から脈々と繋がるブリューゲル一族の全貌を紹介する内容となっています。

ピーテル・ブリューゲル(父)→ピーテル・ブリューゲル(子)・ヤン・ブリューゲル (父)→ヤン・ブリューゲル (子)・ダフィット・テニールス (子)→アブラハム・ブリューゲル…

狩野派の名前を中々覚えられない以上に、ブリューゲル一族は同じ親子で同じ姓名を名乗っているので、とても厄介です。


ブリューゲル一族 家系図

しかも、ピーテル・ブリューゲル(父)の作品のコピーをピーテル・ブリューゲル(子)が数多く描いていたりするので、ぱっと見ただけでは判別が難しいものがあります。

でもだからこそ、そこが面白いとも言えます。


ピーテル・ブリューゲル2世《鳥罠》1601年
Private Collection, Luxembourg

過去の展覧会で、キャプションにブリューゲルとあるが、はてどのブリューゲルなのか混乱してしまった経験一度や二度あるはずです。

自分もすぐに忘れてしまうので、その都度はて子なのか孫なのか…と思い出すまでに苦労します。

今回の展覧会ではそんな煩わしさから解放し、絵に集中できる一目でわかる案内がキャプション下に付けられています。



感動的な分かりやすさですよね!これ考えた人偉すぎます。もう他の美術館でもブリューゲル作品に皆これに倣って同じようなもの付けて欲しいです。

因みに、入口でもらえる作品リストの表面にも大きくブリューゲル一族の家系図が載っているので、怖いものなしです!

展覧会の構成は以下の通りです。

1:宗教と道徳
2:自然へのまなざし
3:冬の風景と城砦
4:旅の風景と物語
5:寓意と神話
6:静物画の隆盛
7:農民たちの踊り



「ブリューゲル展」展示風景

今回は予習をしている時間が無かったので、飛び込みで観てきました。てっきりブリューゲル1世からその子、孫、ひ孫たちと年代順に展開されるとばかり思いこんでいたので、この構成はとても新鮮でした。

下手に年代順にするよりも、この時代にどのような作品テーマが好まれていたのかを知るには、とても良い構成であり、画家それぞれの得手不得手も分かります。


ヤン・ブリューゲル2世《聴覚の寓意》1645-1650年頃
Private Collection

パトロンたちが、何故こうした主題を好み描かせたのかを考えながら観ると、単に絵を見るよりも数倍も面白い鑑賞体験となり得ます。

今回の展覧会ではそれが随所で出来たことが最も大きな収穫でした。


アンプロシウス・ブリューゲル「四大元素―台地、水、大気、火」1645年頃
個人蔵

これなどは昨年、お隣の国立西洋美術館で開催された「アルチンボルド展」に出ていた「四大元素」の作品と比べて観ると、面白さも倍増です。

因みに、ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)とピーテル・ブリューゲル1世(1525-1569年)と活躍した時期がもろ被りなのも興味深いところです。

そうそう、ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640年)の優品が一点「ブリューゲル展」に出ていたのも、同じ時代の同じ地方の画家として比較対象するためでしょう。


ペーテル・パウル・ルーベンスと工房
フランス・スナイデルス
豊穣の角をもつ三人のニンフ》制作年不詳
Private Collection

こうした関連する作品と比べて観たり、工房作や共作についての解説も丁寧にされています。また映像を併設した見せ方も斬新でした。

四条円山派や狩野派も同じようでそれぞれ個性豊かな絵師が揃っているのと同じく、ブリューゲル一族も実にバラエティーに富んだ顔ぶれです。それぞれ得意としたジャンルがあったりするのも面白いものです。

中には、大理石にリアルに昆虫を描いたヤン・ファン・ケッセル1世のような変り者もいたりします。


ヤン・ファン・ケッセル1世《蝶、カブトムシ、コウモリの習作》1659年
Private Collection, USA

最期に驚きの事実を。100点以上展示されている作品のうち2,3点を除く全てがプライベートコレクション(個人蔵)です。つまり世界中飛び回り美術館を巡っても今回の作品はほとんど観られないのです。

何に価値を置くかは各人によりますが、この「ブリューゲル展」を見逃すことだけはないように。そうそう、2階展示室は2月18日(日)まで何と写真撮影ができます。

「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」は4月1日までです。是非是非!


ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜

会期:2018年1月23日(火)〜4月1日(日)
休館日:月曜日、2月13日(火)
※ただし、2月12日(月)は開室
開室時間:9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開館:金曜日は9:30〜20:00(入室は閉室の30分前まで)
会場:東京都美術館 企画棟 企画展示室
http://www.tobikan.jp/
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ
協賛:光村印刷
協力:日本通運、JR東日本、CS日テレ、ラジオ日本、文化放送、TOKYO MX、テレビ神奈川
企画協力:NTVヨーロッパ
特別協力:アルテミジア
公式サイト:http://www.ntv.co.jp/brueghel/


ミュージアムショップ


ブリューゲルの世界 (とんぼの本)
森洋子(著)

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「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

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若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
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叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
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現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ)
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ) (JUGEMレビュー »)
岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

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名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
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美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
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九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
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千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
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美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
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PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
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西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

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ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

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池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

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すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
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OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
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モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
レビュー→こちら
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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