弐代目・青い日記帳 

  
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「大エルミタージュ美術館展」
森アーツセンターギャラリーで開催中の
「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」に行って来ました。

美術史に名を残すスターの作品がずらり…「大エルミタージュ美術館展」に行くべし


http://hermitage2017.jp/

帝政ロシアの首都、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館から美術史に名を残すスター的存在の画家の作品がやってきています。

西洋美術の歴史を女帝エカテリーナ2世(在位1762-1796)が蒐集した名画で辿っていく「極上の西洋美術の教科書」を具現化した展覧会です。


ウィギリウス・エリクセン《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》1760年代
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

16世紀ルネサンスから 17-18世紀のバロック・ロココのオールドマスター、巨匠たちの名画85点を国、地域別に紹介しているのがこの展覧会の大きな大きなポイントと言えます。

国や地域が違えば当然、言語や宗教、習慣も違ってきます。その国々で名声を馳せた画家たちはそうした要素を踏まえたうえで、人々のニーズに合った作品を描いていきました。

その結果として現在の世で「オールドマスター」「巨匠」と呼ばれる存在であり続けるわけです。


ぺーテル・パウル・ルーベンスと工房《田園風景》1638-1640年頃
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

ティツィアーノ、カナレット、クラーナハ、ルーベンス、ヴァン・ダイク、レンブラント、スルバラン、フラゴナール、ブリューゲル、ムリーリョ、シャルダンetc…

名だたるメジャーな画家の作品がこれでもか〜と並ぶ様は壮観です。



ただ名画を並べるだけでは芸がありませんし、目の肥えたアートファンにそっぽを向かれてしまいます。そこでこの展覧会では、章立てを国、地域別(時代)に区切り美術史の流れを歩みを進めるだけで実感できるようにしています。

展覧会の構成は以下の通りです。(それぞれあの絵、あの画家が頭に浮かんできますね。)

プロローグ
第1章:イタリア:ルネサンスからバロックへ
第2章:オランダ:市民絵画の黄金時代
第3章:フランドル:バロック的豊穣の時代
第4章:スペイン:神と聖人の世紀
第5章:フランス:古典主義的バロックからロココへ
第6章:ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で



ポンペオ・ジローラモ・バトーニ《聖家族》1777年

これと同時に1764年に開館した世界の美術館の中でも最も古い歴史を誇るエルミタージュ美術館がどのようにコレクションを増やしていったのか、美術館の歴史をも見て取れるのが二つ目のポイントです。
エカテリーナ2世がベルリンの実業家ヨハン・エルンスト・ゴツコフスキー(1710-1775)から317点の絵画を取得した年とされています。彼女は、親しい人々にこれらの美術品を見せる場所を作り、そこを“エルミタージュ(フランス語で「隠れ家」の意)”と呼びました。
近くで開催している「ミュシャ展」や「草間彌生展」に比べるとインパクトに欠けるかもしれませんが、西洋美術の歴史を学ぶのであればこの展覧会に勝るものはありません。


ジャン=バティスト・サンテール《ヴェールをまとう若い女性》1699年

自分がどの時代のどの作家が好きなのかをあらためて教えてくれる展覧会です。個人的にはカルロ・ドルチ、フランチェスコ・フリーニ、レンブラント、ムリーリョ、スルバラン、テル・ボルフ、そしてこのサンテールなどに強く惹かれました。あっ!もちろんクラーナハもね。

西洋美術の歴史を世界に誇る名画と共に学べる展覧会「大エルミタージュ美術館展」は6月18日までです。思っていた以上に素晴らしい展覧会でした。是非!

美術史に名を残すスターの作品がずらり…「大エルミタージュ美術館展」に行くべし


「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」

会期:2017年3月18日(土)〜6月18日(日)
休館日:5月15日(月)
開館時間:午前10時〜午後8時(火曜日は午後5時まで、但し5/2は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
会場:森アーツセンターギャラリー
(東京・六本木ヒルズ 森タワー52階・港区六本木6‐10‐1)
http://www.roppongihills.com/museum/
主催:エルミタージュ美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ、森アーツセンター
後援:外務省、駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁(Rossotrudnichestvo)
特別協賛:大和ハウス工業
協賛:光村印刷、損保ジャパン日本興亜
協力:フィンエアー、フィンエアーカーゴ、日本貨物航空、日本通運、JR東日本、CS日テレ、ラジオ日本、J-WAVE、文化放送、TOKYO MX、テレビ神奈川
公式サイト:http://hermitage2017.jp/

愛知県美術館、兵庫県立美術館にも巡回します。


チェブラーシカとのコラボグッズ買ってしまった…


最新 ロマノフ王朝の至宝 華麗なるロシア


名画で読み解く ロマノフ家 12の物語
中野京子(著)

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
| 展覧会 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
「山崎博 計画と偶然」
東京都写真美術館で開催中の
総合開館20周年記念「山崎博 計画と偶然」展に行って来ました。


https://topmuseum.jp/

1946年生まれ70歳を迎えたベテラン写真家山崎博の展覧会が東京都写真美術館で開催されています。

【作家略歴】1946年長野県生まれ。1968年日本大学芸術学部を中退。1969年から本格的に写真を始 め、1972年より平行して映画フィルムによる作品制作を始める。1983年長時間露光に よる太陽のシリーズで第33回日本写真協会新人賞を受賞。2001年第26回伊奈信男賞を 受賞。東京造形大学講師、東北芸術工科大学教授を経て2005年から武蔵野美術大学教 授(2017年3月まで)。1974年個展「OBSERVATION」(ガレリア・グラフィカ、東京) 以降、ニコンサロン他での個展、グループ展多数。主な著書『HELIOGRAPHY』(青弓 社、1983年)『水平線採集』(六曜社、1989年)他。

千葉県印西市に「吉高の大桜」と呼ばれるとても立派な山桜があります。ソメイヨシノと違い満開になってから2日で葉桜になってしまうため、満開と休日が合わずこれまで一度もで咲き誇る状態の「吉高の大桜」を見られたことがありませんでした。


吉高の大桜(2016年4月9日撮影)

それが、昨年は見事ドンピシャで休みの日に満開となり車を飛ばし印西市まで遠路はるばる出かけてきました。(印西市のサイトで開花状況が確認できます)素人写真ですが被写体が良いのでそれなりに上手く撮れています。

でも、これでも写真を趣味にしている知人に言わせるとダメだそうで、聞くともう少し雲がなく、まさに晴天でないと写真としてよろしくないそうです。

「いい被写体を探して撮る」ことだけでなく、もっとも被写体が美しく撮れる時間や季節、天候に合わせてカメラを担いで行くのだそうです。

写真の世界とはそういうものなのか〜と一年前、吉高の大桜をきっかけに知ったのでした。


山崎博「爛漫図」2005年

山崎博の撮る写真はそれとはまるで逆のものでした。
「いい被写体を探して撮る」ことへの疑いから、「被写体を選ばずに撮る」ことを模索し、 自宅の窓のような制約のある風景、特徴のない単純な海景といった「与えられた枠組」の中で方法的な探求を行うスタイルに行き着きました。

山崎博「」1990年
1日の時間の推移の中で、太陽と桜とカメラの位置関係を固定的な枠組みとして、太陽の動きにあわせて移動する方法で撮影した長時間露光の写真シリーズ。山崎は既存の桜のイメージを映像化するのではなく、「桜を地上から切り放して、桜に天空の光を見せてやろう」と考え、「本来のカメラの原理がストレートに写す桜」のイメージをもとめた。
一般的な写真という概念を持って「山崎博展」に出かけるとその異色な作品群に面食らうはずです。自分がまさにそうでした。

「吉高の大桜」と山崎の「櫻」を比べてもらえれば一目瞭然です。

写真雑誌に掲載されているようなデジタル加工を施した「上手い写真」とはまるで別のものが会場を埋め付くしています。


山崎博「OBSERVATION 観測概念」1974年

調布市の自宅の窓から見える「与えられた風景」を撮り続けたシリーズ。(「被写体を探して撮る」ことの否定、作為性を排した自身の新たな写真行為の実践)

山崎の大変興味深い言葉が残っています。

限定された方法(コンセプト)とは、決して不自由な方法を意味せずに、シャープな方向性を確保するための装置であるのだろう。そのようにとらえれば、写真はコンセプトに従属せず、コンセプトは写真に奉仕する。
(『TEMPORARY SPACE #26 HIROSHI YAMAZAKI 櫻−EQUIVALENT』TEMPORARY SPACE 編、1993 年より)


山崎博「海をまねる太陽」〈HELIOGRAPHY〉1978年

写真家として活動を初めて間もない頃、山崎の周りには寺山修司、土方巽、赤瀬川原平、粟津潔らがいました。彼らの存在も大きく影響していることは事実です。


写真をアートにした男: 石原悦郎とツァイト・フォト・サロン

変に凝り固まりつつあった写真というものに対する考えが、この展覧会でがらりと音を立て瓦解したように思えます。

今年の春はもっと自由に桜の写真が撮れそうな気がしてなりません。

最後になりましたが展覧会の構成は以下の通りです。

〈EARLY WORKS〉
〈OBSERVATION 観測概念〉
〈HELIOGRAPHY〉
〈水平線採集〉
〈CRITICAL LANDSCAPE〉
〈櫻〉
〈水のフォトグラム〉


「山崎博 計画と偶然」展は5月10日までです。インスタ映えする写真を追いかけるのをちょっとお休みして東京都写真美術館へ出かけてみましょう。


総合開館20周年記念
「山崎博 計画と偶然」展


会期:2017年3月7日(火)〜5月10日(水)
開館時間:10:00〜18:00(木・金は20:00まで)
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
会場:東京都写真美術館 2階展示室
https://topmuseum.jp/
主催:東京都 東京都写真美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
協賛:ライオン/大日本印刷/損保ジャパン日本興亜/日本テレビ放送網

図録は一般書籍としてAmazonでも購入できます。教鞭を執られていた武蔵野美術大学の出版局が満を持して出した一冊でもあります。


山崎博 計画と偶然
東京都写真美術館 (編集)

主な出品作品図版、光田ゆり(美術評論家)、北野謙(写真家)、石田哲朗(当館学芸員)による執筆のほか、サムネイル付の出品リスト、作家略歴ほか 東京都写真美術館編集 武蔵野美術大学出版局発行

絵画展の図録と違い写真展の場合は図録でも十分その良さが伝わります。明日は天気があまりよくないようなのでこの本をじっくりと拝読したいと思います。

《同時開催》

「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」

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| 展覧会 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
「渡辺省亭展」
加島美術で開催中の
「SEITEI 蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭展」に行って来ました。


http://www.watanabeseitei.org/

幕末から明治にかけて活躍し当時は大きな評価を得ていたにも関わらず、現在ではその存在すら知られていない絵師たちがいます。

3人名前をあげることができます。柴田是真、河鍋暁斎、渡辺省亭

柴田是真は2009年頃から展覧会が開催され、また河鍋暁斎も2008年の京都国立博物館や2015年の三菱一号館美術館そして現在Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「これぞ!暁斎展」と着実にその存在が知られるようになりました。

しかし、渡辺省亭(わたなべせいてい)に関しては一向に展覧会が開かれる機会がこれまでありませんでした。



このまま「知られざる絵師」で終わらせてしまうには、惜しい。というよりもこれほどまで筆のたつ絵師が何故顧みられていないのか。

多くの方に観てその素晴らしさを知ってもらいたいとの想いから、今回の「渡辺省亭展」は開催されるに至りました。

渡辺省亭とは
渡辺省亭は、菊池容斎に学び、柴田是真に私淑し、洗練された江戸美意識に、西洋感覚を融合させ、洒脱な構図と精緻で省筆を多用した筆遣いで独自の様式を完成させました。特に花鳥画に於いては他者の追随を許さない存在です。また明治11年(1878年)には日本画家として初めて渡仏し、西洋に直接触れるとともに、ドガやマネなど印象派の画家たちに影響を与えました。帰国後は七宝工芸家の濤川惣助とともに無線七宝を編み出し、迎賓館赤坂離宮「花鳥の間」には現在でもその七宝作品が飾られています。



渡辺省亭「桜のつばめ」(部分)

省亭は弟子を取らなかったこと、画壇と距離を置いたこと、没後作品を管理する人がいなかったことなど様々な要因が重なりこれほど腕のたつ絵師にも関わらず現在では忘れらた存在となってしまいました。

それを知ると、展覧会タイトルの「蘇る」や「孤高」というフレーズにも納得かと。



加島美術で始めての開催となる「渡辺省亭展」では、美術館・博物館と違いガラスケースに入れられることなく、直に省亭作品を観ることが出来ます。

西洋画の遠近法や光による立体表現が従来の日本画の技法に溶け込んだ、これぞ渡辺省亭の傑作と言える作品「牡丹に蝶図」


渡辺省亭「牡丹に蝶図

非常に上品な作品ばかりが並ぶ会場はとても居心地がよく、ついつい長居をしてしまいます。省亭の作品は観れば観るほどその良さが伝わってくるものばかり。

書もたしなんだそうで、日本画、西洋画、そして書の素養。これらを全てを身に付けた絵師は中々いないのではないでしょうか。

夏目漱石が100年後の今も教科書に載っているのは、明治期の文豪の中でもしっかりとした漢文(漢詩)の素養を持っていたからに他なりません。つまり表向きはただの小説であってもバックボーンが違うのです。


渡辺省亭「秋鶏冬鷺図」(部分)

省亭の描く動物たちの目に注目してください。目の描き方のこだわりが半端ないです。こんな目力のある鶏見たことありません。

平成29年4月2日は、渡辺省亭の100回忌にあたるそうです。この回顧展を機会により多くの方に渡辺省亭の良さを知ってもらえるはずです。



加島美術での「渡辺省亭展」開催に合わせ、以下の美術館・博物館でも省亭作品が公開されます。

(1) 東京国立博物館:3月7日(火)〜4月16日(日)
(2) 迎賓館赤坂離宮:一般公開中
(3) 山種美術館:2月16日(木)〜4月16日(日)
(4) 松岡美術館:3月22日(水)〜5月14日(日)
(5)根津美術館:4月12日(水)〜5月14日(日

今年の春は「渡辺省亭」を追いかけてみましょう。10年後にはトーハクで省亭展開催!を夢見て。

「渡辺省亭展」は4月9日までです。入場は無料です。是非!


「SEITEI 蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭展」

会期:2017年3月18日(土)〜4月9日(日)
*会期中無休
会場:加島美術 東京都中央区京橋 3−3−2
http://www.kashima-arts.co.jp/
時間:10時〜18時
展示点数 約30点
*会期中展示替えあり
主催:渡辺省亭展実行委員会
http://www.watanabeseitei.org/

今回の回顧展の図録は一般書籍として販売されています。展示されていないその他の代表作も多数掲載されています。


渡辺省亭: 花鳥画の孤高なる輝き
岡部昌幸 (監修), 植田彩芳子

明治期に活躍し、洒脱で気品ある作風で生前高い評価を受けながらも、没後近代美術史から抜け落ち忘れられていった日本画家、渡辺省亭の初の作品集。

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| 展覧会 | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
「MEMENTO MORI ロバート メイプルソープ写真展」
銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催中の
「『MEMENTO MORI』ロバート メイプルソープ写真展 ピーター マリーノ コレクション」に行って来ました。


http://chanelnexushall.jp/

20世紀に活躍した写真家でありアーティストであるロバート・メイプルソープの15年ぶりの回顧展が銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催されています。

今回の「ロバート メイプルソープ写真展」は、シャネル銀座ビルディングの設計を手がけるなど、国際的に活躍する建築家ピーター マリーノのプライベートコレクションより厳選した作品約30点で構成。


「Memento Mori」ロバート メイプルソープ写真展展示風景

2002年以来となるロバート・メイプルソープの回顧展。花の写真はよく知られていますが、それだけにとどまらず、静物に肖像画そしてヌード写真まで彼の仕事を網羅的に捉えた展示となっています。

多分、観に行かれるとメイプルソープに抱いていたイメージとは違う写真にしばし戸惑いを覚えるかもしれません。あなたの知らない真の姿を目にし、どう反応するか、どう言葉で表すか…


「Memento Mori」ロバート メイプルソープ写真展展示風景

また今回の写真展で特筆すべきは、会場構成をこのコレクションを所蔵している建築家のピーター マリーノが手掛けた点にあります。

ピーター マリーノは銀座シャネルビルを手掛けた建築家でもあります。つまり外側と内側そして展示作品と全て彼の手によるものと言えます。

数多くの展覧会が様々な美術館・博物館で開催されていますが、このようなことはまずあり得ないことです。


ピーター マリーノ
建築家。アメリカ建築家協会特別会員のピーター マリーノは、国際的に高い評価を受けている設計・企画・デザイン会社、ピーター マリーノ設計事務所(ニューヨーク、従業員数160名)の代表。フランス文化勲章受章者であり、ヴェネチア・ヘリテージ財団およびフランスの装飾美術中央連合・国際委員会の評議員に名を連ねている。文化的デザインプロジェクトとして、「One Way:Peter Marino」展(バス美術館、マイアミ、2014-2015年)、マリーノ所蔵のルネサンスとバロックのブロンズ像を展示した「Beauty and Power」展(ウォレス・コレクション、ロンドン、2010年)や、レ・ララン(Les Lalannes)回顧展(パリ装飾芸術美術館、2010年)およびツヴィンガー宮殿(ドイツ、ドレスデン)の陶磁器コレクションにおけるマイセン常設展のインスタレーションデザインがある。
「ロバート メイプルソープ写真展」の企画・構成にあたったピーター マリーノは、ネクサス・ホールの空間を、3つの小展示室に分割。

展示はメイプルソープによる複雑な作品群の二元性を探求する内容となっており、鑑賞者がギャラリーを進むにつれ、主題の強烈さが増していくように作品展開となっているそうです。


Ken Moody and Robert Sherman, 1984 Gelatin Silver Print © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

今回の展示のキーワードとして「二元性」があげられると思います。白いフロアと白い壁に覆われた最初の2つの展示室には、古典的な彫刻・静物・体の部位のクローズアップ、そして布をまとった人物の写真が、黒い木枠に額装され展示されています。

時に直視するのを躊躇するような写真も含まれています。



繰り返しますが、メイプルソープにこうしたイメージしか持たない方にとっては、とても刺激的でエキサイティングな写真の連続です。

心してお出かけになられるのがよろしいかと。

銀座の一等地という場所柄、友人などと連れ立って観に行かれることが多いかと思いますが、ゆめゆめ軽い気持ちで展示室へ入らぬよう。

「MEMENTO MORI ロバート メイプルソープ写真展」は4月9日までです。新しい生活が始まるこの時期に、少しだけ立ち止まって自然美と肉体美、束縛と破壊といったテーマと向き合ってみるのも悪くありません。


「MEMENTO MORI」ロバート メイプルソープ写真展 ピーター マリーノ コレクション

会期:2017年3月14日(火)〜4月9日(日)
開館時間:12:00-20:00
入場無料・会期中無休
会場:シャネル・ネクサス・ホール
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/

All Mapplethorpe Works © Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

ロバート メイプルソープ  写真家
1946年11月4日米国ニューヨーク州フローラルパーク生まれ。郊外のロングアイランドで育ったロバート メイプルソープは、ブルックリンにある美術大学の名門、プラット・インスティチュートでB.F.A.(美術学士号)を取得した。作品制作を開始した当初は、ファウンド・フォトを含むミクストメディアの手法でコラージュ作品を制作していたが、70年代初頭、ポラロイドカメラで実験的試みをするようになり、この初期の頃にもユニークな作品を数多く制作している。1973年、ニューヨーク市のライト・ギャラリーで、ポラロイド作品による初の個展を開催した。
しかし、写真に焦点を絞り、これを自身の芸術的表現における唯一の手段として取り組み始めたのは、70年代中頃になってからのことだった。やがて、鮮明な個性を肖像写真に捉える才能で知られるようになり、彼の被写体は社交界の名士、有名人から、芸術家やニューヨークの前衛的サブカルチャーの担い手にまで及んだ。80年代に入ると、メイプルソープの作品制作はよりフォーマルな肖像写真と、とりわけ花に主眼を置いた静物写真へと向かった。彼が用いた多様な写真のプリント技術には、グラビア印刷、ダイトランスファー、チバクローム、ゼラチンシルバーなどが含まれる。1988年にスタートした巡回個展「The Perfect Moment」は、そのセンセーショナルな内容から物議をかもし、メイプルソープの作品が「芸術」の定義を問う、国を挙げての大々的な政治論争の的となった。以来、彼の作品は、世界中の高名な美術館やギャラリーでの回顧展や企画展で広く展示されるとともに、学者や自由な表現の提唱者たちの間でやむことのない議論を引き起こし続けている。
1988年、メイプルソープはAIDSとHIV感染の治療法や処置法を進歩させる医学的研究への支援と、美術としての写真に対する機関レベルでの支援を目的に、非営利団体のロバート メイプルソープ財団を設立。その翌年、1989年3月9日マサチューセッツ州ボストンでAIDSにより逝去。



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| 展覧会 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
「大英自然史博物館展」
国立科学博物館で開催中の
特別展「大英自然史博物館展」に行って来ました。


http://treasures2017.jp

正式名称はNatural History Museum.ヴィクトリア&アルバート博物館と隣接するロンドンの街中に堂々たる構えで建つ大英自然史博物館。

通の間では、大英博物館よりもこちらの方が見応えがあり他では決して観ることの出来ないものが揃っていることで有名な博物館です。


大英自然史博物館外観
http://www.nhm.ac.uk/


大英自然史博物館外観
http://www.nhm.ac.uk/

2008年に初めて訪れた時はその威厳と格式を感じさせる建物にまずやられ、館内に一歩入るとまさにお宝の山々で目もそぞろに。

とにかく、圧倒されたことしかよく覚えていません。

そんな大英自然史博物館が所蔵するお宝が初めてまとめて日本にやって来ています。これはちょっとした事件でもあります。


ダーウィンの『種の起源』直筆原稿やビーグル号で訪れたガラパゴス諸島の動物たち。


大英博物館の元となったハンス・スローン卿のコレクションの中でも最も印象的な宝石31.5カラットのサファイア。魔術的な青い輝きは観る者の心を即座に奪います。


どうぶつの森だけではなく本当にいたんだ!プラチナコガネ。

もうね、ほんとヤバいものだらけです。本国イギリスの力の入れ具合が違います。

展覧会の構成は以下の通りです。

序章:自然界の至宝〜博物館への招待〜
1章:大英自然史博物館の設立
2章:自然史博物館を貫く精神
3章:探検がもたらした至宝
4章:身の回りにも存在する至宝
5章:今日の社会のための博物館



最古の鳥類化石「始祖鳥」

世界最大級の8000万点のコレクションからまさに厳選されたものばかり。看板に嘘偽りはこの展覧会に関しては全くありません。

興味深かったのは、優れたコレクションだけでなく、科学の歴史に深く関わった人物にもスポットを当てていることです。

例えば、メアリー・アニング(1799-1847)はイギリスで最初の首長竜、最初の完全な翼竜、そして最初の魚竜を発見した伝説の女性化石ハンターです。


メアリー・アニング

また地質学者のウィリアム・スミス(1769年-1839年)は、はじめて地質図を作った人物であり、様々な地層に眠る化石を分析研究することにより、地層同定の法則を編み出したまさに「英国地質学の父」と呼ばれるに相応しい人物です。

まだノアの箱舟神話が真面目に信じられていた時代にあってこの実績は、ある意味でガリレオに勝るとも劣らぬ発見と言えます。


ウィリアム・スミスが作成した世界初の地質図。

つまり、大英自然史博物館の歴史とはダイレクトに自然科学の歴史とリンクしているのです。博物館の至宝観るだけでも楽しめますが、科学の成り立ちについてちょっと考えてみる良い機会にもなります。

想像していた内容とあまりも違い(とても良かった)驚いてしまい、まだ上手く感想まとめられません。

特別展「大英自然史博物館展」は6月11日までです。これは確実に話題となり、人気の出る展覧会です。お早めにどうぞ。


特別展「大英自然史博物館展」

会期:2017年3月18日(土)〜6月11日(日)
時間:午前9時〜午後5時(金曜日・土曜日は午後8時まで)
※4月30日(日)から5月4日(木)までは午後6時まで
※入場は各終了時刻の30分前まで
休館日:3月21日(火)、4月10日(月)、17日(月)、24日(月)、5月8日(月)、15日(月)、22日(月)、29日(月)
会場:国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/
主催:国立科学博物館、読売新聞社、BS日テレ
共催:大英自然史博物館
後援:文部科学省、外務省、駐日英国大使館
公式サイト:http://treasures2017.jp


大英自然史博物館の《至宝》250
国立科学博物館 (監修), 大英自然史博物館 (編集), 武井 摩利 (翻訳)

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| 展覧会 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
山口晃 平等院養林庵書院奉納襖絵
ゴッホの幻の「ヒマワリ」
黒田記念館リニューアルオープン
日本美術ちらし寿司
「オスカー・ニーマイヤー展」
「ディン・Q・レ展:明日への記憶」
特別展「白鳳」
「森本美由紀展」
「クレオパトラとエジプトの王妃展」
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
「青樹うめ展」開催!
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
「伝説の洋画家たち 二科100年展」
「動きのカガク展」
「ボルドー展」
「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」開催!
「芸術の秋」、「琳派の秋」。
特別展「蔵王権現と修験の秘宝」
「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」
特別展「生命大躍進」
「SHIBUYA」
「琳派と秋の彩り」
「箱根で琳派 大公開〜岡田美術館のRIMPAすべて見せます〜」
あなたは五姓田義松を知っていますか?
「風景画の誕生展」
「国宝 一遍聖絵」が全巻全段展示されます!
美術館でコスプレ!
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2014年 展覧会ベスト10


パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

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ロマネスク美術革命 (新潮選書)
ロマネスク美術革命 (新潮選書) (JUGEMレビュー »)
金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
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若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
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叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
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現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ)
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ) (JUGEMレビュー »)
岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

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名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
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美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
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九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
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千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
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美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
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PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
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西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

レビュー→こちら
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ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

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池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

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すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
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OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
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モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
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アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
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画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
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美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
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江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
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日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
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知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
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芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
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フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
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ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
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野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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