弐代目・青い日記帳 

  
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「北斎−富士を超えて−」
あべのハルカス美術館で開催中の
大英博物館 国際共同プロジェクト「北斎−富士を超えて−」展に行って来ました。


http://hokusai2017.com/

イギリス・大英博物館にて、2017年5月25日より開催された「北斎展」(「Hokusai-beyond the Great Wave」)が、日本国内で唯一、あべのハルカス美術館で開かれています。


大英博物館での展示の様子

今回の「北斎展」(「Hokusai-beyond the Great Wave」)は、北斎研究の第一人者であるあべのハルカス美術館館長 ・浅野秀剛氏と、大英博物館 ・日本セクション長のティモシー・クラーク氏が協力して企画した展覧会です。

質の高さ、内容の確かさは微塵も疑う余地もなく、大英博物館、あべのハルカス美術館共に記録的な来館者をたたき出しています。


葛飾北斎「百物語 こはだ小平二」1833年頃
大英博物館蔵

ハルカス美術館では、まさに「お化け展覧会」の様相を呈しています。→葛飾北斎、フィーバー到来 展覧会、ハルカスに大行列(朝日新聞)

北斎の知名度もさることながら、やはり展示されている作品がけた違いに良質であり、日本国内の展覧会ではほとんどまずお目にかかれないような作品も海外からわんさかやって来ています。


葛飾北斎「花見」1824〜26年頃
ライデン国立民族学博物館蔵

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章:画壇への登場から還暦
第2章:富士と大波
第3章:目に見える世界
第4章:想像の世界
第5章:北斎の周辺
第6章:神の領域


百貨店の16階にある美術館なだけに、長い行列が出来てしまうととても捌ききれなくなってしまいます。上野公園のようなわけにはいきませんからね。

早い段階から、長いこと並ばせるのを避けるため、整理券を配布していたのは、流石近鉄百貨店だな〜と感心しました。

チケットを購入してあれば、入場指定時間が記された整理券がもらえます。およそ1時間先の時刻が記載されていたので、階下の喫茶店でミックスジュースを飲みながら、ゆったりと入場時間が来るのを待つことが出来ました。

https://twitter.com/taktwi/status/927002955428986880


葛飾北斎、葛飾応為「菊図」1840〜49年頃
北斎館蔵

NHKの番組、歴史秘話ヒストリア「おんなは赤で輝く 北斎の娘・お栄と名画のミステリー」や、宮崎あおいさんが北斎の娘・応為役を演じた特集ドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘〜」と立て続けにテレビで取り上げられ、その知名度をぐんと上げた応為の作品も何点か出ています。

応為作品では「関羽割臂図」(クリーブランド美術館)が観られただけで大満足です。

これまで「北斎展」と名の付く展覧会いくつも観てきましたが、これほど充実した内容のものはなかったのではないでしょうか。2005年に東京国立博物館で開かれた「北斎展」よりも強い印象を正直受けました。

それは、肉筆画の割合の高さや海外の美術館や個人が所蔵しているまさに選りすぐりの北斎!を晩年の30年に焦点を絞り展開したことが功を奏していると思います。


葛飾北斎「雪中虎図」1849年
個人蔵、ニューヨーク

90歳で亡くなる直前までこんな躍動感あふれる虎を描いていた北斎。長生きしすぎて「晩節を汚す」画家が多い中、北斎は最後の最後まで成長を続ける絵師だったのです。まさに神の領域です。

うねうねした体つきの虎に目が行ってしまいがちな「雪中虎図」ですが、背景の雪の表現や、まるで虎の爪のような木々の表現も見事です。

観ていると離れられなくなる作品です。

こんな肉筆画が66点も出ているのですから、それだけで十分に大阪まで出向いた価値はありました。それに美味しいものもたくさん食べられましたしね。

「北斎−富士を超えて−」は11月19日までです。歴史に残る展覧会を観て来られて幸せとしか言いようがありません。


大英博物館 国際共同プロジェクト
「北斎−富士を超えて−」


開催期間:2017年10月6日(金) 〜11月19日(日)
開館時間:
火〜金 / 10:00〜20:00
月土日祝 / 10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日:10月10日(火)・16日(月)・23日(月)・30日(月)・31日(火)
会場:あべのハルカス美術館
https://www.aham.jp/
主催:あべのハルカス美術館、NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿、朝日新聞社
後援:ブリティッシュ・カウンシル
協賛:きんでん、損害保険ジャパン日本興亜、野崎印刷紙業、三菱商事
特別協力:北斎館
公式サイト:http://hokusai2017.com/


(左)浅野秀剛(あべのハルカス美術館館長)
(右)ティモシー・クラーク(大英博物館アジア部日本セクション長)

原寸大で味わう北斎の魅力!


北斎原寸美術館 100%Hokusai! (100% ART MUSEUM)

北斎入門書としては最適な一冊。


北斎への招待

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| 展覧会 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
「長沢芦雪展」
愛知県美術館で開催中の
「長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー」に行って来ました。


http://www.chunichi.co.jp/event/rosetsu/

2013年に同じ愛知県美術館で開かれた「円山応挙展 ―江戸時代絵画 真の実力者―」から約5年。

機は熟したとばかりに「長沢芦雪展」を応挙展同様に単館(巡回無し!)で開催。日本美術ゆえ長期間の展示は難しいので、開催期間も一か月とまさに超期間限定展覧会。

あべのハルカス美術館で「北斎展」、奈良国立博物館で「正倉院展」そして京都国立博物館の「国宝展」と、とにかくこの秋は、都内を後回しにしても観に行かねばならない重要な展覧会が関西方面で目白押しです。(毎週のように新幹線に乗っているような気がします。)


長沢芦雪「重要文化財 山姥図」1797年頃
厳島神社

円山応挙の弟子であった芦雪は、辻惟雄先生の『奇想の系譜』で一躍名を馳せ、その後の日本美術ブームの牽引役を担って来ました。

2006年秋に放送されたNHKの番組「知るを楽しむ この人この世界」でも芦雪は若冲らと共に取り上げられ、応挙を凌ぐ人気を博するまでに至りました。(放送は『ギョッとする江戸の絵画』にまとめられています。)

初めに抱いた印象(抱かされた印象)は、中々取り除けないもので、芦雪と聞くと「山姥図」のような作品をまず頭に浮かべてしまいます。

でも、絵筆を手にした時から奇想だったわけでは当然なく、絵師として試行錯誤の末にたどり着いた一つの境地であったもののひとつが、プライスさんの「白象黒牛図屏風」のような作品です。


エツコ&ジョー・プライスコレクション「白象黒牛図屏風」1794-99年

芦雪晩年のこうした作品に至るまでの道程を丁寧に見せているのが、今回の「長沢芦雪展」の最も優れた点ではないでしょうか。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 氷中の魚:応挙門下に龍の片鱗を現す
第2章 大海を得た魚:南紀で筆を揮う
第3章 芦雪の気質と奇質
第4章 充実と円熟:寛政前・中期
第5章 画境の深化:寛政後期



和歌山県串本町にある無量寺の「虎図襖」「龍図襖」(共に重要文化財)

普段は、串本応挙芦雪館にある襖絵を、今回会場で無量寺の本堂を再現し元々あった場所に当てはめ展示しています。

「虎図」「龍図」はそれだけけでもキャラ立ちしている作品ですが、こうして観ると芦雪が何をやりたかったのか、どんな空間を作りたかったのかが一目瞭然です。

勿論、襖の裏面に描かれた芦雪の絵も観られます。迫力満点の「虎図襖」の裏面に描かれている謎解き的な芦雪のユニークな表現もバッチリ観られます。話にはよく聞いていたのですが、本物を初めて見てなるほほど〜と納得。


長沢芦雪「薔薇蝶狗子図」1794-99年
愛知県美術館(木村定三コレクション)

ここで、同時代に活躍した京都の画家たちを整理・確認しておきます。

伊藤若冲(1716年〜1800年)
池 大雅 (1723年〜1776年)
曾我蕭白(1730年〜1781年)
円山応挙(1733年〜1795年)
長沢芦雪(1754年〜1799年)


これで観ると、芦雪は若冲よりもひと世代後という立ち位置だったことが分かります。ここが芦雪らしさを発揮させる要因となっていることは間違いなでしょう。

つまり、「先輩」や師である応挙と同じことだけをやっていては、個を確立できないのです。


長沢芦雪「なめくじ図」1794-99年

ワンコは若冲や応挙も描いていますが、ナメクジは流石に描いていません。それも一筆書きでサラサラ〜と表しています。諧謔を弄するに長けていた芦雪ならではの作品です。

そうかと思うと、真面目に?!絵画の新たな表現実験も行っていたりします。

降雪狗児図」では輪郭線を用いず油絵のような描き方をしています。しかもバックは黒地です。絵具を塗り重ねてワンコの姿を浮かび上がらせ、雪を舞わせているどこか幻想的な雰囲気の作品です。

この背景が黒の実験的な作品が、展覧会でお披露目されるのは今回が初めてだそうです。


長沢芦雪「牧童吹笛図」寛政前〜中期
久昌院

手や指、爪などに墨を付けて描いた所謂「指頭画(しとうが)」です。確かに言われてみると線が定まっていないというか、微妙にバラけています。

酔った勢いで描いたのかと思いきや、意図的にこうした作品にチャレンジしていたのです。「芦雪は一日にして成らず。」この展覧会で最も伝わってくるフレーズです。

「長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー」は、11月19日までです。東京から楽々日帰り出来ちゃいます。お見逃しなきように!!巡回しません。

芦雪の死因は謎に包まれていますが、司馬遼太郎が『蘆雪を殺す』というタイトルで歴史小説を書いています。短編ですがとても面白いので一読あれ。『最後の伊賀者 (講談社文庫)』に収録されています。


長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー

会期:2017年10月6日(金)〜11月19日(日)
開館時間:10:00−18:00 金曜日は20:00まで
(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日
(ただし10月9日[月・祝]は開館)、10月10日(火)
会場:愛知県美術館[愛知芸術文化センター10階]
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
主催:愛知県美術館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
協賛:損保ジャパン日本興亜、トヨタ自動車、野崎印刷紙業
協力:日本航空、JR東海、近畿日本鉄道


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』 (とんぼの本)
岡田 秀之 (著)

岡田氏の本はこれから先、日本美術を観るにあたり、必ず読んでおかねばなりません。新刊が出たら迷わず買って読みましょう。

愛知県美術館は、「長沢芦雪展」終了後、改修工事のため2017年11月20日(月)から2019年3月31日(日)まで休館となるそうです。


もっと知りたい長沢蘆雪

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| 展覧会 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
「パリ・グラフィック」
三菱一号館美術館で開催中の
「パリ・グラフィック −ロートレックとアートになった版画・ポスター展」に行って来ました。


http://mimt.jp/parigura

19世紀末のパリの街に斬新な構図で華やかに彩りを添えたロートレックのポスター。絵画を観始めたまだまだごく初期のころ、ロートレックの作品に夢中になり彼の伝記を読んだりもしたものです。

都内でも何年に一度か定期的にロートレックをはじめとするポスター版画の展覧会が、開催されています。

「パリ・グラフィック」展もそうした展覧会のひとつだと勝手に思い込んでいました。ところが…。


アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ディヴァン・ジャポネ
1893年 多色刷りリトグラフ 三菱一号館美術館

「パリ・グラフィック」展を拝見し、チラシやwebで得られる情報(または勝手な思い込み)は、やはり展覧会のつかみや、一部でしかないことをあらためて知ることになりました。

出かける前は、ロートレックやスランタン、ボナールなどのポスター版画がメインであろうと勝手に思い込んでいましたが、実はそれらはほんの一部に過ぎません。(とはいえ、大事なコンテンツであることは確かです。)

サブタイトルに「アートになった版画」とあるように、この時代になって初めて版画が油彩画の下絵的なものではなく、独立したアートとしての地位を確立したのです。


ピエール・ボナール《「フランス=シャンパン」のためのポスター
1891年 多色刷りリトグラフ アムステルダム、ファン・ゴッホ美術館

パリ・グラフィック: ロートレックとアートになった版画・ポスター展』や作品リストに「Prints in Paris 1900:From Elite to the Street」とあります。

ここで注目すべきが「From Elite to the Street」の部分。版画が、庶民(ストリート)向けのものから知的階層(エリート)向けまで幅広くその存在を広く一般に認知された時代だったのです。

展覧会も大きく「ストリート」と「エリート」にセクション分けがなされています。そして驚くことにその大半を知的階層向けの版画が占めているのです。

展覧会の構成は以下の通りです。

はじめに:崇高(ハイ)から低俗(ロー)まで
第1章:庶民(ストリート)向けの版画
第2章:知的階層(エリート)向けの版画



ルイ・カリエ=ベルーズ「鍋修理」1882年
個人蔵

当時のパリの街中の様子を描いた油彩画。壁一面に雑然と様々なポスターが貼られています。こうした中にロートレックやヴァイヤールのものも含まれていたのでしょう。

それでは一体、知的階層(エリート)向けの版画とはどのようなものだったのでしょうか。


フェリックス・ヴァロットン《お金(アンティミテ后法
1898年 木版 三菱一号館美術館


ポール・ゴーガン「ブルターニュの水浴する人々(「ヴォルビーニ・シリーズ」より)1889年
ファン・ゴッホ美術館

商品や劇場、歌い手を宣伝するために人目を惹く華やかなポスターとは随分と雰囲気が違います。

個人がひとり部屋で楽しんだり、家の壁に掛けることを目的としたこうしたエリート層の版画はサイズも小さく、内容やトーンもストリートのものと比べると同じ版画でも似て非なるものに見えます。

浮世絵の春画的な要素もあったようで、街頭に堂々と貼れないエロチックな作品も幾つかありました。



パリで活躍した写真家ドルナックが撮影した19世紀末から20世紀初頭にかけての文筆家や芸術家の書斎や仕事場の写真がパネルで紹介されていました。

どの偉人たちも風格ありますが、それよりも何よりも壁に掛けられた複数の版画に注目せざるを得ません。版画が芸術作品として需要されていたことを示す貴重な写真です。

また会場には、ファン・ゴッホ美術館所蔵のとても貴重なものが展示されていました。それがこちらです。



ロートレックが実際にリトグラフを摺るために使用した石板が今でも残っているのには驚きました。まだ摺ろうと思えば版画出来るそうです。

リトグラフは、石版石(石灰岩)や金属板(アルミ板・ジンク板)の平らな版面(平版)を、油性インクを引き付ける部分と水分を保つ部分(インクを弾く部分)に化学的処理で分離し、水と油の反発作用を利用して専用のプレス機により刷る版画です。
武蔵野美術大学 造形ファイルより

そうそう、ファン・ゴッホ美術館所蔵の作品がやたらと多いのに気が付いたかと思います。実はこの展覧会、まず初めにオランダのゴッホ美術館で開催されたものなのです。

ファン・ゴッホ美術館はゴッホ作品だけでなく、版画のコレクションでも有名で現在でも作品を購入しているそうです。



ゴッホ+版画とくれば…そう!浮世絵です。ファン・ゴッホ美術館所蔵のゴッホが持っていた(実際に手にして愛でたであろう)浮世絵も最後の展示室にあります。

東京都美術館「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」と合わせてゴッホファンであれば、「パリ・グラフィック」展も観に行かねばなりませんね。

渓斎英泉や広重のとても状態の良い(色がとても綺麗に残っています)浮世絵が観られるとは何ともラッキーでした。これもチラシでは分からないもののひとつでした。


館長タカハシの納得パリグラ展|パリ♥グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)

ロートレック等の華やかなストリート版画と対照的な暗い側面を抱えたエリート版画。まだまだ全然紹介し切れていない面白い発見が後者に沢山あります。

是非、展覧会に足を運んで「From Elite to the Street」を堪能して下さい!「パリ・グラフィック展」は、2018年1月8日までです。年末年始混雑する前に!!


パリ・グラフィック −ロートレックとアートになった版画・ポスター展」 

会期:2017年10月18日(水)〜2018年1月8日(月)
開館時間:10:00〜18:00(祝日を除く金曜、11月8日、12月13日、1月4日、1月5日は21:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、1月8日と、「トークフリーデー」の10月30日(月)、11月27日(月)、12月25日(月)は開館)
年末年始休館:2017年12月29日〜2018年1月1日
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2) 
http://mimt.jp/
主催:三菱一号館美術館、アムステルダム、ファン・ゴッホ美術館
後援:オランダ王国大使館
協賛:大日本印刷
協力:ヤマトロジスティクス(株)、エールフランス航空、KLMオランダ航空
公式サイト:http://mimt.jp/parigura

今回の展覧会図録は筑摩書房より一般書籍として発売となっています。ファン・ゴッホ美術館のキュレーターの熱異論文(長文)や展覧会に出ていない参考図版も沢山掲載されています。


パリ・グラフィック: ロートレックとアートになった版画・ポスター展 (単行本)

ショップがこれまた素敵です!

新しいカウンター什器に魅力的なオリジナル商品がわんさか。


原寸のトートバッグや原寸大のTシャツも!!ロートレックファン垂涎。カードも使えちゃううんですよね〜最近のショップってハート

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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| 展覧会 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
「絵画の愉しみ、画家のたくらみ」
京都文化博物館で開催中の
「ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉しみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い―」展に行って来ました。


http://www.bunpaku.or.jp/

この秋、京都でおススメの展覧会はありますか?と聞かれたら何をあげますか。「国宝展」ではベタですし、「岡本神草展」や「末法展」では少々マニアックすぎます。

観光がてらに立ち寄り、素敵な作品に酔いしれる。「ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉しみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い―」展はまさにそれにドンピシャな展覧会であり、この秋一番のおススメ展でもあります。


「絵画の愉しみ、画家のたくらみ」展示風景

展覧会タイトルからはちょっとどんな内容の展覧会だか分からないので、見落としてしまっている方も多いように思われます。明治から昭和にかけて日本人が様々なアプローチで描いた日本近代絵画の名作がずらりと並んでいます。

上村松園、黒田清輝、岸田劉生、鏑木清方、速水御舟、横山大観etc…実にそうそうたる顔ぶれです。しかもその作家の代表作ともいえる名画をまとめて観られるのですから、こんなチャンスを逃してはなりません。(出品作家はこの記事の最後に記してあります。)

中でも、藤田嗣治の横幅約10mもある大作「大地」は必見です。フジタファンを自認するのであれば、この「大地」と秋田県立美術館所蔵の「秋田の行事」は一度は目にしておかねばなりません。


上村松園「舞仕度」1914年

この松園の優品も実はウッドワン美術館所蔵のものなのです。展覧会会場に入り数点目にしただけで「おいおい、これってもしや…」とその充実ぶりに気が付くはずです。

特に、展覧会に足しげく運ばれている方なら、あの「〇〇展」で目にしもう一度観たかった作品が出てる!と小躍りして喜ぶに違いありません。何を隠そう自分がまさにそれでした。雨の中京博から出向いた甲斐がありました。

展覧会の構成は以下の通りです。

プロローグ 日本画と洋画
1:歴史を描く
2:裸婦を描く
3:女性を描く
4:人物群像を描く
5:富士山を描く
6:山水・風景を描く
7:動植物を描く
エピローグ ウッドワン美術館のご紹介



青木繁「漁夫晩帰」明治41-43年

ブリヂストン美術館の「海の幸」の数年後に描かれた作品。「海の幸」に比べるとかなり写実的に描かれているのが分かります。個性あらわに人物の顔もはっきりと描かれており、まるで違う作品のようです。

それにしても人間の記憶とは曖昧なもので、「海の幸」は画面左方面に歩いている漁師を描いていたのですね。「漁夫晩帰」とは真逆でした。有難いことに参考図版が展示室の要所要所にパネル展示されているので、とてもよい鑑賞の手助けとなります。


上村松園「吹雪美人図」明治44年
鏑木清方「二人づれ」大正5年

手助けといえば、この展覧会のひとつのテーマとして「絵の見方がよくわからない…そんなあなたに、絵画を愉しむコツ、お伝えします。」を掲げています。

ウッドワン美術館コレクションをただ並べて見せるだけでなく、どのように作品を向き合えばよいのかといった基礎的なことを丁寧にパネル解説で展開しています。

ポスター・チラシに採用されている、岸田劉生「毛糸肩掛せる麗子肖像」1920年(最もよく知れれているトーハク所蔵の「麗子像」より1年前に描かれた作品)からキャラ立ちした「れいこちゃん」がナビゲートしてくれます。

因みに、れいこちゃんの、美術鑑賞3つのコツ!が記されていたので紹介しておきますね。



1:何はともあれ、作品をよく見ましょう。とはいえ、ただ見るといっても、よくわかならい、という方も多いでしょう。そういう方は、作品を比べて見ると、違いや特徴がよくわかります。

2:展示されている作品の中で、自分が欲しい作品はそれかな、などと考えながら、お気に入りの一点を選びます。セレクトする目を持つことで、作品を真剣に見るようになります。

3:すべての作品をじっくり見ると、疲れます。軽い気持ちで全体を見て、特に気に入った作品数点をもう一度見直すぐらいでも構わないんですよ。

ショップには「麗子像肩掛」も売っています。寒くなってきたのでこれいかがですか〜


肩掛けはケープ型とショール型の2種類がありました。

「国宝展」と同じ日に始まった展覧会というハンデを背負ってはいるものの、観に行けば必ず満足すること間違いなしの内容です。

それにしてもウッドワン美術館所蔵の作品の質の高さには驚きました。中々現地まで伺うことできないのでこうした展覧会はとても有難いです。

ウッドワン美術館は、平成8年9月に木質建材メーカーである株式会社ウッドワン(旧 住建産業)の所蔵する美術品約800点を展示・公開するために開館いたしました。場所は、標高600mの高地・広島県北西部の西中国山地に位置し、原生林の残る自然豊かな好環境にあります。 森林・小川・澄んだ空気の中で、多くの美術品をご鑑賞いただけます。岸田劉生の《毛糸肩掛せる麗子肖像》の落札で話題となり、さらにファン・ゴッホ作品《農婦》、ルノワールの《婦人習作》《花かごを持つ女》などで注目を集めました。
http://www.woodone-museum.jp/

特別出品でこんなすごい作品も出ていたりします。


重要文化財 伝周文「四季山水図」室町時代中期

この秋京都で一番のおススメ展「絵画の愉しみ、画家のたくらみ」は12月3日までです。関西方面にお住いの方はマスト。観光で訪れる方は予定に京都文化博物館を必ず入れましょう〜


ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉しみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い―

会期:2017年10月3日(火)〜12月3日(日) 
※会期中に一点展示品の入れ替えがあります。
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
開館時間:10:00〜18:00/金曜日は19:30まで(入場は閉室の30分前まで)
会場:京都文化博物館 4階・3階展示室
http://www.bunpaku.or.jp/
主催:京都府、京都文化博物館、京都新聞、日本経済新聞社
協力:ウッドワン美術館
http://www.woodone-museum.jp/
企画協力:アートワン


ウッドワン美術館所蔵 近代日本絵画の巨匠たち

拙著『カフェのある美術館 素敵な時間をたのしむ』で京都文化博物館のカフェ紹介しています。



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| 展覧会 | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
「吉岡徳仁 光とガラス」
21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて開催中の
「吉岡徳仁 光とガラス」展に行って来ました。


http://www.tokujin.com/

詩的で実験的な独自の表現で、国際的に活動するデザイナー吉岡徳仁氏がこれまで手掛けてきた作品が一堂に会する展覧会が六本木で開催されています。

代表作である「Water Block - ガラスのベンチ」から最新作の ISSEY MIYAKE WATCH PROJECT「Glass Watch」まで、吉岡徳仁氏による光の世界が自然光が差し込む21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3に展開されています。







パリ・オルセー美術館の展示室内に設置されたガラスの椅子「Water Block」から、つい先日発表になったばかりのドン ペリ二ヨン アートプロジェクト「Prism」まで、徳仁さんの10年以上に渡る光の表現を目にすることが出来る、満足度の高い展覧会です。



当初はドンペリからラベルのデザインを依頼されたそうですが、気が付けば「外箱」まで作ることに。ガラスの外箱は写真ではどのような仕組みになっているのか分かりません。



現物をぐるり360度全方向から見渡すとその謎も解けます。



お日様の光が燦々と降り注ぐ日中はもちろんでが、夜に行くのもまた乙なものです。このように昼間とは違う幻想的な空間となります。

光の表現に最も近い素材としてガラスに着目し、創作を続ける徳仁さんの作品はどれもプリズムの役割を果たし、会場内のそこかしこに虹を発生させています。





大都会の真ん中に虹を見つけに行きましょう!

こんな贅沢な展覧会が無料だなんて信じられません。会期が短いので是非明日にでも。「吉岡徳仁 光とガラス」展は11月13日までです。会期中無休です。

是非是非!


吉岡徳仁 光とガラス

会期:2017年11月2日(木)〜11月13日(月)
開館時間:10:00 - 19:00 会期中無休
入場料:無料
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
http://www.2121designsight.jp/
主催:セイコーウオッチ株式会社
TOKUJIN YOSHIOKA INC./吉岡徳仁の公式サイト
http://www.tokujin.com/


[イッセイミヤケ]ISSEY MIYAKE 腕時計 レディース O オー 吉岡徳仁デザイン SILAW003

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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
山口晃 平等院養林庵書院奉納襖絵
ゴッホの幻の「ヒマワリ」
黒田記念館リニューアルオープン
日本美術ちらし寿司
「オスカー・ニーマイヤー展」
「ディン・Q・レ展:明日への記憶」
特別展「白鳳」
「森本美由紀展」
「クレオパトラとエジプトの王妃展」
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
「青樹うめ展」開催!
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
「伝説の洋画家たち 二科100年展」
「動きのカガク展」
「ボルドー展」
「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」開催!
「芸術の秋」、「琳派の秋」。
特別展「蔵王権現と修験の秘宝」
「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」
特別展「生命大躍進」
「SHIBUYA」
「琳派と秋の彩り」
「箱根で琳派 大公開〜岡田美術館のRIMPAすべて見せます〜」
あなたは五姓田義松を知っていますか?
「風景画の誕生展」
「国宝 一遍聖絵」が全巻全段展示されます!
美術館でコスプレ!
Ingress(イングレス)でミュージアム巡り。
2015年、都内で観られる西洋絵画の展覧会
プロが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
かみさんが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
2014年 展覧会ベスト10


パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

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moon phases
 
   
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11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
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