弐代目・青い日記帳 

  
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「吉田博展」
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の
「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」に行って来ました。


http://www.sjnk-museum.org/

吉田博(よしだ ひろし、1876年(明治9年)〜1950年(昭和25年))の個展がやっと東京に巡回してきました。昨年他の美術館で「吉田博展」をご覧になり、年間ベスト10に選出していた方も何人もいらっしゃいます。

観ているだけで気分が良くなるそんな美しい自然の風景が、版画や洋画で描かれています。どんな部屋のインテリアとしても合うそんなやわらかで抒情的な作品です。


吉田博《冬木立》明治27‐32(1894‐99)年
水彩 横浜美術館蔵


吉田博《日本アルプス十二題 劔山の朝》大正15(1926)年
木版 個人蔵

同時代に同じく人気を博した川瀬巴水の木版画は、今ではすっかりおなじみのものとなりましたが、作品のクオリティーだけを単純に比較すると吉田博に軍配があがります。

名声を得た後に、時代の要請を受けるようにして始めた木版画ですが、これまで描いてきた洋画にかける熱い情熱と妥協を許さぬ徹底した態度が活かされています。


生誕140年 吉田博展 吉田博の木版画

そもそも、吉田博の展覧会がどうしてここまで高い評価を受け、口コミで良さが伝わり、多くの方に会場へ足を運ばせているのでしょう。

作品の素晴らしさは、当然として、彼の生き方そのものに共感や憧憬を抱く点が多くあるからだと思います。まず絶対的なライバルとして黒田清輝がいました。

フランスで絵を学び凱旋帰国を果たした清輝が、日本近代美術史の中で厚遇に処されていることにどこか納得がいかない思いがある方に吉田博の作品や生き様がまさにぴたりと合致するのです。

気にくわない黒田を殴ったことがあるなんてことも実しやかに語られるほどです。


吉田博《堀切寺》明治40(1907)年頃
油彩 福岡市美術館蔵

展覧会の構成は以下の通りです。

1:不同舎の時代
2:外遊の時代
3:画壇の頂へ
4:木版画という新世界
5:新たな画題を求めて
6:戦中と戦後


同時代の作家と圧倒的に違うのは、国費で西洋に留学し絵を学んだのではなく、自費で(片道分しか持たず)友人と共にアメリカへ作品を携え乗り込んで行った点でしょう。

ヨーロッパでなくアメリカを敢えて選んだのには訳があり、フリーア美術館の創設者であるチャールズ・ラング・フリーア氏が横浜で博の絵を購入し、東京の自宅までわざわざ会いに来てくれた縁があったからです。

今のようにメールで「何日に行くから!」と事前に連絡を取る術もなかった時代です。吉田博らがデトロイトへ到着したまでは良かったのですが、フリーア氏が出張中で会うことが出来ませんでした。


フリーア美術館
http://www.asia.si.edu/

仕方なく二人はデトロイト美術館へ赴きます。片言の英語で辞書を見ながら必死にコミュニケーションを図ったのが功を奏したのか、なんとグリフィス館長が二人の持参した作品を観てくれることに。

これが「デトロイトの奇蹟」の始まりでした。


「吉田博展」展示風景

二人の水彩画を観るやいなや、グリフィス館長は大いに感動しデトロイトの滞在費用と額縁代を出すから、展覧会を開かせてくれと懇願してきたのです。

今なら絶対に詐欺だと勘ぐってしまいそうなあまりにも出来過ぎた話です。翌月実際に展覧会は開催され二人の作品は飛ぶように売れ、約300万円もの大金を手にしたのです。

洋服を新調し、アメリカ各地を巡り、大西洋を渡ってヨーロッパへ。初めての外遊でこんな幸運に恵まれた作家も他にはいません。運だけなく、作品力があったことは言うまでもありません。

初めてのアメリカ、ヨーロッパ外遊を含め、生涯に5回も外遊へ出て行く先々であらたな画題を見つけ作品としてったバイタリティーも吉田博の大きな魅力のひとつです。


吉田博《印度と東南アジア フワテプールシクリ》昭和6(1931)年
木版 個人蔵

とても頑固者だったとキャプションにありました。それは自分の信念を曲げることをせず作画にひたすら専念した吉田博への最大級の賛辞です。

今の時代、自分の好きなように生きたくても様々なしがらみがあり出来ずに憤懣やるかたない気持ちでいっぱいの人が大勢います。人に相談すると「気にせず思うようにするとよいよ。」と解決策に程遠い答えが返ってくるのがおちです。

悩める現代人に希望の光を与え、解決策の道筋をつけてくれるのが「吉田博展」だとしたら、人気の秘密も頷けます。


吉田博《ヴェニスの運河》明治39(1906)年
油彩 個人蔵

長い間外国を旅行して歩いた兄妹の絵がたくさんある。双方とも同じ姓で、しかも一つ所に並べてかけてある。美禰子はその一枚の前にとまった。
「ベニスでしょう」
これは三四郎にもわかった。なんだかベニスらしい。ゴンドラにでも乗ってみたい心持ちがする。

夏目漱石『三四郎』


吉田博が義理の妹と二度目の外遊を元に描いたイタリア、ヴェニスの風景画。夏目漱石の『三四郎』に出てくる作品にあたります。

近代日本美術史の側面から、旅する高所好きの画家、絵に関しては一家言ある夏目漱石も認めた画家、山を自然を愛した画家。吉田博を形容する言葉が次々と出てくる展覧会です。

昨年(2016年)4月より千葉市美術館、郡山市立美術館、久留米市美術館、上田市美術館と巡回しようやく東京展の開催となりました。お見逃しなきように。

「吉田博展」は8月27日までです。是非!


「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」

会期:2017年7月8日(土)〜8月27日(日)
休館日:月曜日(ただし7月17日は開館、翌18日も開館)
開館時間:午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
http://www.sjnk-museum.org/
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、毎日新聞社
協賛:損保ジャパン日本興亜、ニューカラー写真印刷
特別協力:福岡市美術館
協力:モンベル

ダイアナ妃が愛した画家でもあります。(執務室の壁に掛かる2枚の絵は吉田博の作品です。)


《ケンジントン宮殿の中にある執務室のダイアナ妃》
イギリスの王室雑誌『Majesty』1987年より
写真提供:吉田司


吉田博 作品集

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「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」
21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」に行って来ました。


http://www.2121designsight.jp/

展覧会に自分でお金を出して通うようになって間もないころ、知り合いの画家さんから一冊の作品集を見せられ大きな衝撃を受けたことは今でも鮮明に覚えています。

その経験がきっかけとなり、その後何十年と「クリスト」というその時初めて知った作家を追いかけています。


ピアーズ・フローティング 、イタリア・イセオ湖、2014-16でのクリスト
(Photo:Volz Wolfgang)

その時見せてもらった写真集はもう手に入らないようですが、同じ「囲まれた島」(1983年、アメリカ、フロリダ州)プロジェクトを綴ったものは現在でもAmazonにありました。

ひとたび手に取り、ページを開くと「そこまでやるか!」と自然に声が発せられるはずです。1991年に茨城県とカリフォルニア州で同時に展開した「アンブレラ・プロジェクト」やNYセントラルパークでの「門」(ザ・ゲーツ)など常に驚きの作品を我々に提示してくれるのがクリストです。


Christo and Jeanne-Claude (Basic Art 2.0)

21_21 DESIGN SIGHTだけでなくミッドタウン全体を包んでしまうようなクリストの新たなプロジェクトを期待しましたが流石にそれは無理なので(かつて上野でやろうとして頓挫しましたしね)、「フローティング・ピアーズ、イタリア・イセオ湖」と「マスタバ、アラブ首長国連邦のプロジェクト」を紹介しています。

ドローングや写真だけでなくこの展覧会のためにNYのスタジオで撮り下ろしたインタビュー映像や世界初公開の「フローティング・ピアーズ」のドキュメント映像も観られます。


ニューヨークのスタジオでインタビューに応えるクリスト(2017年2月)
時には数十キロにもおよぶ野外空間や大都市のなかの橋、国会議事堂などを作品へと変貌 させる、不可能ではないかと思われるようなプロジェクトを実現してきた彼らを本展の出発点として、ダイナミック な手法で活動を行うさまざまな分野の作家が集います。
展覧会の冒頭にクリストを持ってくるあたり、展覧会ディレクターである青野尚子氏の手腕が光ります。よ〜くツボを分かっていらっしゃるのです。

それにしても、どうしてクリストの作品てこうもワクワクさせられるのでしょうね。例え思い付いたとしても誰も実行しない(出来ない)ことをやり遂げてしまうところに自分は魅力を感じています。「マスタバ、アラブ首長国連邦のプロジェクト」は羨ましくもありました。日本では絶対制約が多すぎて不可能な「作品」です。


ヌーメン/フォー・ユース「テープ・トウキョウ 02

安藤忠雄建築の中に突如現れた巨大な繭玉のような作品。よく見ると人の影が見えるかと。そう作品の中を鑑賞者が入れるのです。(ただし同時に2名まで)

こちらの巨大なインスタレーション作品のタイトルが示すように、テープを巻き重ねて作られています。使用したテープの総延長何と21,120m!!お蚕さんも吃驚です。

全体像はご覧の通り!


ヌーメン/フォー・ユース「テープ・トウキョウ 02

画像じゃ全然その凄さ(バカバカしさ)分かりませんので是非これは会場で。

そして時間が許すのであれば中へ入ってみて下さい。そこはさながらちょっと前のSF映画の世界です。


ジョルジュ・ルース「トウキョウ 2017

こちらも安藤建築の中に突如現れた複数の棒たち。これらの正体は一体何なのでしょうか。難解な幾何学的な配列なのでしょうか。

しかし、謎はある一点に立つとたちまち氷解します。床に印がつけられた位置からこの作品を観ると…あら不思議!


ジョルジュ・ルース「トウキョウ 2017

21_21 DESIGN SIGHTの独特な建築空間が生み出した作品とも言えます。行かれた方ならここの位置にある理由はお分かりのはずです。逆にここでなければ魅力を存分に発揮できない作品でもあります。

写真撮影が自由に出来るので、人がいないバージョンと、あえて人を入れるバージョンを何枚か撮り見比べてみると面白いですよ。



さて、2017年3月31日、21_21 DESIGN SIGHTが10周年を機に、新たなスペースとなる「ギャラリー3」が加わりました。今までレストランがあった場所も展示スペースとなりました。

「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」ではどのギャラリー3全体を宿泊施設としてしまったアーティストがいます。まぁ、そんなことをやるのは西野達さんしかいませんけどね。


西野達「カプセルホテル 21

事前予約(抽選)すると実際に閉館後に泊まれる本格的な?!カプセルホテルが美術館の中にお目見えしたのです。後にも先にもこんなことないでしょうね〜

展覧会開催時間中は自由に出入りすることが可能です。入ると分かりますが、ここで寝られる気がしません。全く。



ちゃんとシャワー室や電子レンジも用意されていたりします。この中途半端感が堪らない魅力ですよね、西野作品の。

再度言っておきますが、ここ美術館の展示室内ですので。

紹介した意外にも色々な意味で「そこまでやるか!」と叫びたくなり、呆れてしまうような作品が集結しています。単に奇を衒った作品を選んでいるのではなく、世界的に活躍している注目の現代アーティストの作品を「そこまでやるか」という切り口で丁寧に紹介している展覧会です。

展覧会ディレクターは、建築やデザイン、アートなど幅広い分野に精通するライターでエディターである青野尚子氏です。

青野 尚子 @najapan

単に美術館に収まらない作品を制作しているアーティストを紹介する展覧会ではなく、タイトル通り「そこまでやるか」と驚きの作品が集っています。


「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」は10月1日までです。是非是非!


「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」

会期:2017年6月23日(金)〜10月1日(日)
休館日:火曜日
開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
※9月30日(土)は六本木アートナイトに合わせ、特別に24:00まで開館延長します(入場は23:30まで)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
助成:イスラエル大使館、オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
特別協賛:三井不動産株式会社
協賛:戸田建設株式会社
協力:キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社
展覧会ディレクター:青野尚子
クリストとジャンヌ=クロード企画構成:柳 正彦
会場構成協力:成瀬友梨/猪熊 純/本多美里(成瀬・猪熊建築設計事務所)
展覧会グラフィック:刈谷悠三/角田奈央(neucitora)
参加作家:クリストとジャンヌ=クロード、石上純也、ヌーメン/フォー・ユース、ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ、淺井裕介、 ダニ・カラヴァン、ジョルジュ・ルース、西野 達(順不同)


Christo and Jeanne-claude Poster Set

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| 展覧会 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
「サンシャワー展」
森美術館で開催中の
ASEAN設立50周年記念「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」展に行って来ました。


http://sunshower2017.jp/

クイズ番組ではありませんが、ASEAN(東南アジア諸国連合)は何か国からなるのか、属している国はどこなのか答えられるでしょうか。

展覧会を観に行くに際し、あらためて調べてみると何か国も抜け落ちていました。タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアは思い浮かべられてもそこから先がかなり難航します。

それら5か国にブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスを加えた合計10か国からASEAN(東南アジア諸国連合)は成っているそうです。


ホンサー・コッスワン(ラオス)「反射の中の対比」2016年

ASEAN10か国80組を超えるアーティストの作品が森美術館と国立新美術館の両会場で展開されています。まだ新美へは観に行けていませんが、森美術館を駆け足で鑑賞した印象として、ホンサー・コッスワンによるコラージュ作品のような印象を受けました。

同じ東アジアに位置する日本と中国、韓国がそれぞれ違う独自文化を築いてるように、ASEAN諸国もまたモザイク画のように10国10色の独特の文化が開花しています。

1980年代から現代までの作品に絞っての展示とはいえ、相当なばらつきがあり、一つの展覧会としてまとめ上げるのはどれだけ大変だったか想像に難くありません。


ジョンペット・クスウィダナント(インドネシア)「言葉の動きと可能性」2013年

展覧会の構成は以下の通りです。

発展とその影
アートとは何か?なぜやるのか?
瞑想としてのメディア
歴史との対話


意外とざっくりとした括りとなっています。作品数が多いことはもちろんですが、多種多様な文化や歴史を背景に持つ作家たちの作品を観て行くには前回のハルシャの個展の何倍もの時間を有します。

時間に余裕がある時に観に行かれるのが正解だと思います。自分はその辺をしくじってしまったのであらためて国立新美術館とあわせて丸一日かけて観にいくつもりです。


「サンシャワー展」展示風景

現在の東南アジアが抱える諸問題をテーマにした作品や戦争、植民地といった時代を踏まえての作品が思っていたよりも少なかったのは少し意外でした。

今更「ポストコロニアル」でもないのかもしれませんし、新たな視点がASEAN諸国には必要なのいかと疑問を投げかけているかのようでした。


コラクリット・アルナーノンチャイ(タイ)1986年「おかしな名前の人たちが集まった部屋の中で歴史で絵を描く3」2015年

この作品のように、これまでに無かったような発想で作品を制作し見せるという意欲的な試みを行う作家も多くみられます。

ASEAN諸国になんとなくぼんやりと抱いているイメージを一端リセットしてから展覧会に出かけた方がより楽しめると思います。

「こうあるべきだ!」という考えでは、1940年代から自分の考えが一向に進歩していないことを露呈してしまいます。少し合わない間に親戚の子供が大人っぽくなっているようにASEAN諸国も日々目まぐるしい進展を遂げているのですから。


フェリックス・バコロール(フィリピン)「荒れそうな空模様」2009/2017

難しいこと考えずとも、こんな綺麗でインスタ映えする作品も展示されています。何百もの風鈴が奏でる音色は心身共に健やかにしてくれるはずです。

「サンシャワー展」は10月23日までです。(国立新美術館でも同時開催しています)


ASEAN設立50周年記念
「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」


会期・2017年7月5日(水)〜 10月23日(月)
会期中無休(森美術館)
開催時間:10:00〜22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ、17:00まで(最終入館 16:30)
会場:森美術館
http://www.mori.art.museum/
主催:国立新美術館、森美術館、国際交流基金アジアセンター
共催:朝日新聞社、東京新聞、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK
後援:外務省、インドネシア共和国大使館、カンボジア王国大使館、シンガポール共和国大使館、タイ王国大使館、フィリピン共和国大使館、ブルネイ・ダルサラーム国大使館、ベトナム社会主義共和国大使館、マレーシア大使館、ミャンマー連邦共和国大使館、ラオス人民民主共和国大使館
協賛:株式会社大林組、トランスコスモス株式会社、WEARNES、住友商事株式会社

企画:【国立新美術館】米田尚輝(研究員)、喜田小百合(アソシエイト・フェロー)、武笠由以子(研究補佐員)、南 雄介(愛知県美術館館長/国立新美術館前副館長)
【森美術館】 片岡真実(チーフ・キュレーター)、徳山拓一(アソシエイト・キュレーター)、熊倉晴子(アシスタント・キュレーター)、荒木夏実(キュレーター)、近藤健一(キュレーター)、椿 玲子(キュレーター)
【東南アジア インディペンデント・キュレーター】
マーヴ・エスピナ(アーティスト、フィリピン)、オン・ジョリーン(マレーシア)、グレース・サンボー(インドネシア)、ヴェラ・メイ(シンガポール)
巡回:福岡アジア美術館
2017.11.3(金・祝)〜2017.12.25(月)
公式サイト:http://sunshower2017.jp/


入門 東南アジア近現代史』 (講談社現代新書)

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| 展覧会 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!
東京藝術大学大学美術館で開催中の
東京藝術大学創立130周年記念特別展「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」に行って来ました。


http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/

東京藝術大学が今年で創立130周年を迎えるそうです。これまでも各展覧会で藝大所蔵の作品を目にする機会が度々ありましたが、今回の展覧会ではありとあらゆる所蔵作品を2フロアを使い大々的に公開しています。

「パンドラの箱が開いた!」とあるように、まさに箱の中から四方八方に様々な「芸術作品」が飛び出した感が会場内の至るところで感じられます。

中には、これも藝大の所蔵品なの?と首を傾げたくなるものもあり、単なる名品展とは趣を異にしているのがこの展覧会の大きな特徴です。



マルセル・デュシャン「トランクの中の箱」と鏑木清方の「一葉」が同じ視線の範囲内に収まる誰も目にしたことのない展示です。こんな取り合わせが観られるのもまず滅多にありません。

こちらの組み合わせなどまるで三者が相談して制作したかのように思えるほどいい塩梅に作品同士が共鳴し心地よいハーモニーを奏でています。


平櫛田中「灰袋子」と橋本関雪「玄猿」、川端玉堂「墨堤春暁」

実に面白くて興味深い展示が次から次へと現れます。普段の藝大美術館の落ち着いた雰囲気を取り払い、ないまぜ感を前面に出しています。

しかし、そうであっても部分や全体としてしっかり展覧会としてまとめられているのは流石です。自分のところの作品を知り尽くしているから出来ることです。

展覧会の構成は以下の通りです。

名品編
パンドラの箱
美校の仏教彫刻コレクション
「平櫛田中コレクション」展示活動の歩みと関連作品
卒業制作―作家の原点
現代作家の若き日の自画像
真似から学ぶ、比べて学ぶ
石膏原型一挙開陳
藝大コレクションの修復ー近年の取り組み
新収蔵品紹介
藤田嗣治資料
記録と制作ーガラス乾板・紙焼き写真資料から見る東京美術学校


東京藝術大学大学美術館は1996年に開館していますが、それ以前から藝大に収められてきた貴重な作品のお蔵出し状態です。

こちらの話題の本ほどではありませんが、結構何でもありの展示となっています。


最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

卒業制作や学生時代に描いた自画像を紹介しているコーナーは必見です。今では飛ぶ鳥を落とす勢いの現代アーティストたちの若き時代の作品群。


山口晃「自画像」平成6年
福田美蘭「自画像」昭和60年

それにしても自画像の雰囲気って今の作品と大きく変わらないというか、もうすでに学生時代から今のスタイルを確立していた証左でもあります。

会田誠さんの自画像なんて…笑っちゃいますよ。


町田美菜穂「首都っ娘―首都高速道路擬人化プロジェクト―」平成27年

重文・国宝らに交じってついこの前制作されたばかりのこうした作品が違和感なく展示に組み込まれているのです。面白そうでしょう〜「首都っ娘―首都高速道路擬人化プロジェクト―」は映像も必見です。

そして、一見地味ながらも大事な展示として「石膏原型一挙開陳」と「藝大コレクションの修復ー近年の取り組み」があげられます。ここはじっくり時間をかけて見ましょう。こうした取り組みもとても大事なことです。


アリナリ製特別写真(小)」1880年頃

藝大に遺されていた未公開の写真資料がここ数年で整理が始まり、やっと一部公開に漕ぎつけました。アリナリ製特別写真は当時としては貴重な美術品の複製写真。

イタリアで買い付けてきたラファエロの素描写真を当時の学生たちは、どんな眼差しで見入ったことでしょう。

そうそう、藝大には「写真科」が大正時代に僅か数年だけですが存在したそうです。会場内の資料をよく見ると確かにちょっとだけの間開講していたことが分かります。

「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」は、前期と後期でかなり作品が入れ替わります。出来れば両方とも足を運びたいものです。

「藝「大」コレクション」展は9月10日までです。是非!


東京藝術大学創立130周年記念特別展
「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」


会期:
第1期:2017年7月11日(火)〜8月6日(日)
第2期:2017年8月11日(金)〜9月10日(日)
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
※ただし、7月11日(火)は午後6時まで開館
休館日:毎週月曜日(7月17日、8月14日は開館)、7月18日
会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、3、4
http://www.geidai.ac.jp/museum/
主催:東京藝術大学、読売新聞社
協賛:有限会社丸栄堂
助成:公益財団法人 アサヒグループ芸術文化財団、公益財団法人 花王芸術・科学財団、公益財団法人 野村財団、 公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団、藝大フレンズ賛助金
特設サイト:
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/


日本画 名作から読み解く技法の謎
東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室 (監修)

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| 展覧会 | 23:30 | comments(1) | trackbacks(0) |
「ギガ恐竜展2017」
幕張メッセ委国際展示場11ホールで開催中の
「ギガ恐竜展2017 −地球の絶対王者のなぞ−」に行って来ました。


http://giga2017.com/

メガ恐竜展2015」から2年。スケールアップして幕張メッセの恐竜展が再び幕を開きました。メガの次はギガ!

ここまで来てしまうと、次はどうなるのか不安でもありますが先のことは気にせずに今年の夏は「ギガ恐竜展2017」を楽しみましょう。



今回のギガ恐竜展で良いな〜と感じたのは、恐竜の基礎知識から最新の研究成果までを丁寧に紹介している点です。ともすれば専門的になりすぎてしまいがちですが、そこをぐっと抑えて構成されています。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:恐竜とは?
2:さまざまな形の恐竜たち
3:恐竜の内部を探る
4:恐竜の生活
5:恐竜の大移動
6:日本で繁栄した恐竜たち
7:恐竜繁栄のなぞ




展示の中心に位置するのが「ギガ恐竜展」の名に相応しい、全長約38メートルの超巨大竜脚類「ルヤンゴサウルス」の貴重な実物化石と、全身復元骨格です。

あまりに大きすぎて会場で全身を入れて写真を撮ることが出来ません!いくら恐竜が大きかったとはいえ、これだけの大きさの身体が果たして必要だったのでしょうか。


俯瞰で撮った「ルヤンゴサウルス」

個人的に興味深かったのが恐竜の足跡です。



今回の恐竜展では足跡の化石やハドロサウルス類の皮膚痕化石も展示されています。

チンタオサウルスの「角」状のものについて最新の研究結果も興味深いものがあり、変形した角ではなくトサカの一部ではないかとのことです。


チンタオサウルスの「角」に注目!(シャアザク的なトサカが生えていたようです)

毎年夏の風物詩のように恐竜展が開催されていますが、何度行っても楽しめますよね。ワクワクの連続でした。小さい頃に親に連れて行ってもらった恐竜展の感動がずーと続いています。

「ギガ恐竜展 2107」は9月3日までです。会期中無休です!


「ギガ恐竜展2017 -地球の絶対王者のなぞ-」

開催期間:2017年7月15日(土)〜2017年9月3日(日)
会期中無休
開催時間:09:30〜17:00
入場は閉場30分前まで
会場:幕張メッセ委国際展示場11ホール
https://www.m-messe.co.jp/
主催者:読売新聞社、幕張メッセ
公式サイト:http://giga2017.com/


会場内を恐竜が闊歩する様子をARで鑑賞することもできます。これがなかなかの優れものでした。


恐竜がいた地球 2億5000万年の旅にGO! (ナショナル ジオグラフィック 別冊)

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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
山口晃 平等院養林庵書院奉納襖絵
ゴッホの幻の「ヒマワリ」
黒田記念館リニューアルオープン
日本美術ちらし寿司
「オスカー・ニーマイヤー展」
「ディン・Q・レ展:明日への記憶」
特別展「白鳳」
「森本美由紀展」
「クレオパトラとエジプトの王妃展」
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
「青樹うめ展」開催!
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
「伝説の洋画家たち 二科100年展」
「動きのカガク展」
「ボルドー展」
「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」開催!
「芸術の秋」、「琳派の秋」。
特別展「蔵王権現と修験の秘宝」
「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」
特別展「生命大躍進」
「SHIBUYA」
「琳派と秋の彩り」
「箱根で琳派 大公開〜岡田美術館のRIMPAすべて見せます〜」
あなたは五姓田義松を知っていますか?
「風景画の誕生展」
「国宝 一遍聖絵」が全巻全段展示されます!
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2015年、都内で観られる西洋絵画の展覧会
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かみさんが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
2014年 展覧会ベスト10


パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

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moon phases
 
   
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金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
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若冲の描いた生き物たち
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若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
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「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
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岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

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オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
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九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
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千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
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谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
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美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
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黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
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PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
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普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
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池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

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川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

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池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

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山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
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OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
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観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
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宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
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「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
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佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
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美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

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林 綾野
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法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
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8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

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不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
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レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
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野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
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Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術のことば案内
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日高 薫
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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