弐代目・青い日記帳 

  
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「珠玉の香合・香炉展」
静嘉堂文庫美術館開催中の
「〜かおりを飾る〜 珠玉の香合・香炉展」に行って来ました。


http://seikado.or.jp

毎日様々な香り、匂いの中で生活している私たちですが、1000年以上も前から香りを楽しみ愛でる文化と共に歩んできました。

仏教伝来とともに伝えられ、『源氏物語』にも登場するように王朝貴族の間でおおいに用いられ、そして室町、江戸になると茶の湯の世界でも取り入れられるようになった香り。

仏像や絵画または文学作品のように目に見えないものなので、少し縁遠い存在のように感じる香の文化ですが、あらためて見るとそこに込められた日本人の想いがとても強く現れています。


菊蒔絵阿古陀形香炉」 室町時代(15〜16世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵
【全期間展示】

さて、香の展覧会と言っても先程来から申し上げている通り、目に見えない香を展示することは出来ません。よって今回の展覧会では香りを焚く道具であった「香炉」と、香りを入れておいた「香合」を展示紹介しています。

念のため、Wikiで簡単に「香炉」と「香合」について。

香炉(こうろ)とは、固体状の香料を加熱し、香気成分を発散させる目的で用いる器である。 日本の仏具において灯明(燭台)・花瓶(花立て)とともに三具足(五具足)のひとつとされる。

香合(こうごう)とは、香を収納する蓋付きの小さな容器。茶道具の一種であり、また仏具の一種でもある。



織部六角蓮実香合」美濃窯 
桃山〜江戸時代(17世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵
【全期間展示】

静嘉堂文庫美術館には約100件の香炉と、約250件の香合を所蔵されているそうです。その中から名品約110件を選んで展示。12世紀(平安時代)の香炉から明治初期の香合まで実に多彩な顔触れです。

それにしても、決して広くはない静嘉堂の展示室に110件もの作品が展示出来るものなのかと、少々不安だったのですが、会場で実際に作品を観て納得しました。ひとつひとつがとても小さく可愛らしいのです。

「小さきものはみなうつくし」と思わず口にしてしまうはずです。


「香合・香炉展」展示風景

展覧会の構成は以下の通りです。

プロローグ
香炉(ほか茶道具)
香合
・漆芸香合
・陶磁香合
特別出品(曜変天目)



交趾狸香合」 中国・漳州窯(田坑窯) 
明時代(16世紀末〜17世紀前半)
静嘉堂文庫美術館蔵
【全期間展示】

交趾(こうち)とは南中国からベトナムあたりで作られたもの。つまり舶来品です。現地ではどのような用途で用いられていたのか今となっては知るすべもありませんが、蓋つきの小さな入れ物にはきっと大事なものを入れてあったに違いありません。

こうした狸の姿をしたユニークな形状のものから、エメラルドのような深い輝きを湛えた美しいものまで実に様々なものが日本人の見立てにより香合として大事にされたのです。


形物香合相撲』 江戸時代・安政2年(1855)刊
静嘉堂文庫美術館蔵
【全期間展示】

香合の価値を相撲の番付風に記した貴重な資料によると、ほとんど舶来品が上位を占めています。中には遠くオランダからやって来た(デルフト焼き)のものまで記されています。

井戸茶碗のように、本来別の用途で使っていたものを日本では大変有難がり茶道具の名品として扱いました。それと同じ感覚がこの香合にも適用されたのではないでしょうか。

そうそう、外国からもたらされた茶道具といえば「曜変天目茶碗」を忘れるわけにはいきません。日本のみならず世界にたった3点しか現存しない曜変天目のうちのひとつを静嘉堂さんが所蔵しています。


国宝 「曜変天目」(「稲葉天目」)
中国・建窯 南宋時代(12〜13世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵
【全期間展示】

初めてご覧になる方も何度か目にしたことのある方も、今回の展示はスペシャルです。なにがどう特別かというと、曜変天目の展示台(展示ケース)の高さがぐんと低くしてある点です。

百聞は一見に如かず展示室の様子をご覧あれ。



左側の独立ケースに曜変天目が鎮座していますが、展示台の高さがとても低いことに気が付かれたはずです。トーハクで開催された「茶の湯展」に比べると30儷瓩低くなっています。

これにより、曜変天目の一番の見どころである見込み(茶碗の内側)の蠱惑的な輝きが背伸びする必要なく存分に堪能できます。

何度もこの曜変天目を拝見してきましたが、今回ほど見込みの模様がはっきりしっかりと見えたことはありません。今何かと話題の曜変天目をこんな贅沢に鑑賞できるなんて…長生きはするものです。

閑話休題。さて最後にイチオシ作品を紹介して終わりにしたいと思います。


重要文化財 「色絵法螺貝香炉」野々村仁清作
御室窯 江戸時代(17世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵
【全期間展示】

見応えのある小さな作品が並ぶ中に30cm以上はある「ウミウシ」のような奇怪な香炉が展示されています。静嘉堂のサイトやチラシ、そしてこの画像で見る限りどこに魅力があるのか、その良さがさっぱり伝わらない香炉です。

しかし、実物を前にすると尻込みしてしまうほどキラッキラに輝いています。全体が。仁清は絵具に金彩を施して観る角度によって多種多様な輝きを見せる工夫をしています。

絵画ではよく経験していることですが、こうした焼物もやはり画像では観たことにならないことをあらためて実感しました。野々村仁清作「銹絵白鷺香炉」もまた別の意味で実物を目にし驚きました。

小さくうつくしい香炉、平安朝の面影を感じ取れる香炉。そして国宝「曜変天目」!「珠玉の香合・香炉展」は8月13日までです。是非。

静嘉堂文庫美術館館長の河野先生が書かれているブログ「饒舌館長


「〜かおりを飾る〜 珠玉の香合・香炉展」

会期:2017年6月17日(土)〜8月13日(日)
休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火)
開館時間:午前10時〜午後4時30分(入場は午後4時まで)
会場:静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/

トークショーやワークショップも要チェックです!

2017年7月9日(日)午後1時30分〜
題目:「香炉と香合−日本人が愛でた香りの道具」
講師:小池 富雄 氏(鶴見大学 文学部文化財学科 教授)

2017年8月5日(土)午後1時30分〜
題目:「香りの文化史」
講師:畑 正高 氏((株)松栄堂 代表取締役社長)

◆【河野元昭館長と“特別ゲスト”とのおしゃべりトーク!】
2017年7月23日(日) 午前11時00分〜
テーマ:「私の好きな茶道具ベスト10!<曜変入ってます!>」
講師:河野元昭(静嘉堂文庫美術館長)
特別ゲスト:赤沼 多佳 氏(三井記念美術館 参事)
地下講堂にて先着120名様(当日開館時より整理券配布)
※整理券はお1人様につき1枚のみの配布


曜変天目とほぼ同寸・同重量で作られた茶碗を展示室で実際に手にとることが出来ます。これは長江惣吉氏作成のもの。曜変天目と同じ土を中国から輸入し曜変天目の再現に挑んでいる方です。

◆ワークショップ
A:匂い香づくり体験
日時:7月1日(土)
1)午前10時30分〜
2)午後1時〜
3)午後3時〜

所要時間:約60分
定員:各回30名様(予約優先)
会場:地下講堂
教材費:1,620円(税込)
※別途当日有効の入館券が必要です。
担当:香老舗 松栄堂

B:香のしおり作り(子供向けプログラム)
日時:7月29日(土)
1)午前10時30分〜
2)午後1時〜

所要時間:約30分
定員:各回20名様(予約優先)
教材費:540円(税込)
※別途当日有効の入館券(小中学生は入館無料)が必要です。
担当:香老舗 松栄堂


古伊万里 IMARI ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)

テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」にご出演されている著名な陶磁研究家・森由美さんの著書です。

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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| 展覧会 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス」
TOTOギャラリー・間(ま)で開催中の「坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス」に行って来ました。


http://www.toto.co.jp/gallerma/

日本の建築家は世界中をまたにかけ大いに活躍していると聞かされていても、ぼんやりのんびり過ごしていると実際にどのような建築に携わっているのか中々見えてこないものです。

乃木坂駅すぐの場所にあるTOTOギャラリー・間は数少ない建築をメインにしたギャラリーです。乃木神社へお参りした帰りや六本木の美術館へ行った帰りにいつでも気軽に立ち寄れます。

ここで普段の生活では知りえない最新の建築事情を得ることが出来ます。ギャラリー自体は決して広くはないですが、開催される展覧会内容は非常に濃く有意義なものばかりです。


ラ・セーヌ・ミュジカル(La Seine Musicale)」

今回は建築家、坂茂(ばんしげる)氏の1999年以来18年ぶり、2回目となる個展が開催されています。坂茂氏は近年国内外の美術館も手掛けています。「ポンピドー・センター - メス」(2010年/フランス)や「大分県立美術館 OPAM」(2014年/日本)

2018年秋に竣工予定の台南市美術館も坂茂氏によるもので、フラクタル屋根が採用されるそうです。


台南市美術館/台湾、台南/2018」

これでまた台湾へ行く「理由」が出来ました。伊東豊雄氏が手掛けた台中国立歌劇院(台中オペラハウス)と掛け持ちで観てこれるかな〜

さてさて今回の展覧会「坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス」ですが、2017年にフランス、セガン島にオープンする「ラ・セーヌ・ミュジカル」を中心に現在進行中のプロジェクトも含め全部で10作品が紹介されています。


竹田市クアハウス/大分県竹田市/2018年7月竣工予定」

これまた屋根が特徴的な竹田市クアハウス。建築模型の外に見えるのは実際に組まれた屋根組です。屋外の展示スペースには「熊本木造仮設住宅」も展示されています。

坂茂氏は世界的な建物を担当する傍ら、災害支援活動も積極的に行っているのです。


富士山世界遺産センター/静岡県富士宮市/2017年7月竣工予定」

進行中のプログラムやこれから出来るものが数多く展示されています。それにしても売れっ子建築家となるとまさに寝る間もないほど多忙を極めることでしょう。

与えられた仕事もヒーヒー言いながらこなしている自分とは大違いです。でもとても勇気を与えてもらえる展覧会でもありました。

「坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス」は7月16日までです。入場無料。写真撮影も可能です。是非!


「坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス」
Shigeru Ban: Projects in Progress


会期:2017年4月19日(水)〜7月16日(日)
開館時間:11:00〜18:00
休館日:月曜および5月2日(火)〜5日(金・祝)ただし4月29日(土・祝)は開館
入場料:無料
会場:TOTOギャラリー・間
http://www.toto.co.jp/gallerma/
主催:TOTOギャラリー・間
企画:TOTOギャラリー・間
運営委員会:
(特別顧問=安藤忠雄、委員=妹島和世/塚本由晴/エルウィン・ビライ) 後援一般社団法人 東京建築士会
一般社団法人 東京都建築士事務所協会
公益社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部
一般社団法人 日本建築学会関東支部


坂 茂の建築 材料・構造・空間へ

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| 展覧会 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
「レオナルド×ミケランジェロ展」に新発見のミケランジェロの彫刻がやって来る!
三菱一号館美術館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ展」に新発見のミケランジェロの彫刻がやって来るそうです。


http://mimt.jp/lemi/

「レオナルド×ミケランジェロ展」では、芸術家の力量を示す上で最も重要とされ、全ての創造の源である素描(ディゼーニョ)に秀でた2人を対比する日本初の展覧会です。

素描のほかに油彩画、手稿、書簡など、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティ所蔵品を中心に日本初公開作品を含む約65点が一堂に会しています。


レオナルド・ダ・ヴィンチ《少女の頭部<岩窟の聖母>の天使のための習作
1483-85年頃
トリノ王立図書館
©Torino, Biblioteca Reale

6月17日より始まり最初の土日から既に多くの方がレオナルドとミケランジェロの素描対決を観に来られたそうです。圧倒的な知名度を誇るルネサンス期を代表する二人の芸術家の展覧会。注目が集まらないはずがありません。

早速、初日に自分も観に行って来ましたが、二人の精緻で震えるような線で描かれた素描は、何百年の時と空間を隔てていても胸にぐいぐいと迫り来るものがあります。


ミケランジェロ・ブオナローティ《イサクの犠牲
1535年頃
カーサ・ブオナローティ
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

いつも通り、三菱一号館美術館3階から2階へ降り一部屋一部屋細かく区切られた展示室を観てまわり、1階のミュージアムショップへ向かうとそこには工事現場のような見知らぬ壁が。

何といつも特設ショップがある場所にこれからミケランジェロの彫刻が運びこまれ展示されるというのですから驚きです。(7月11日(火)から9月24日(日)まで公開)

その彫刻作品がこちらです。


ミケランジェロ・ブオナローティ(未完作品、17 世紀の彫刻家の手で完成)《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》1514-1516年 
大理石 2500(キリスト像だけで2010)mm サン・ヴィンチェンツォ修道院付属聖堂所蔵

この作品は、イタリア、バッサーノ・ロマーノにあるサン・ヴィンチェンツォ修道院付属聖堂が所蔵しており、現在イギリス・ロンドンのナショナル・ギャラリーの企画展にて展示中のものです。

ロンドンでの展覧会終了後日本に移送し、「レオナルド×ミケランジェロ展」会期途中から、1階で展示されるというのです。これはちょっとした(かなりの)事件です。

というのも、これほどまでに大型のミケランジェロの手による大理石彫刻を展示するのは日本では初めてのことです。しかも近年ミケランジェロの作品として認定されました作品ですのでマニアでも目にしたことのない方が多いはずです。


レオナルド・ダ・ヴィンチ(帰属)
《美しき姫君 (ビアンカ・スフォルツァ?)》
1495年頃
個人蔵

「レオナルド×ミケランジェロ展」では、直前になり「美しき姫君」が出展されなくなるトラブルに遭いましたが、それをはるかに凌駕して余りあるミケランジェロの大作がやってくるのです。

因みに既に展覧会をご覧になられた方も、7月11日(火)から9月24日(日)まで公開されるミケランジェロの大型彫刻作品をご覧になれるそうです。


フランチェスコ・ブリーナ(帰属)
レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》
1575年頃
カーサ・ブオナローティ
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

ゆく年くる年ではありませんが、ゆくレオナルド(帰属)があれば、くるミケランジェロ(新作・本邦初公開)もあるものです。

十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》の展示が始まる7月11日に並んででも観に行きます!


「レオナルド×ミケランジェロ展」 

会期:2017年6月17日(土)〜9月24日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2) 
http://mimt.jp/
主催:三菱一号館美術館、日本経済新聞社、テレビ朝日


もっと知りたいミケランジェロ: 生涯と作品

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| 展覧会 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジャコメッティ展」
国立新美術館で開催中の
国立新美術館開館10周年「ジャコメッティ展」に行って来ました。


http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/

ぼくの彫刻、油絵、デッサンは、ぼくの人生におけるものの見方、見え方そして考え方の変化と結びついている。彫刻、油絵、デッサンのひとつひとつは、人生のある特定の瞬間、ある特定の日と切り離すことはできない。それらは、その瞬間、まさにその瞬間におけるぼくの見方、考え方のしるしだ。」(1963年)

ジャコメッティが1966年に64歳でこの世をさる数年前に病院で書いたことばです。

少しこれに違和感を覚えるかもしれません。ジャコメッティの作品に変化などないのでは?と。


アルベルト・ジャコメッティ《ヴェネツィアの女》1956年
ブロンズ
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス
Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)

彼の彫刻作品は、ふと訪れた初めての美術館に一体だけ展示されていたとしても、遠目からジャコメッティ作品とすぐに判別できるほど特徴的なフォルムをしています。

人体から肉を極限まで削りとった骨と皮だけの痩身な人物像。しかしそれは一度観たら決して忘れさせないほど静かな衝撃を与えます。

その細身の人体像を数多く創り上げたジャコメッティ作品は単品や数点だけで観ても実はその良さが分からないのです。


アルベルト・ジャコメッティ《林間の空地、広場、9人の人物》1950年
ブロンズ
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス
Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)

冒頭に紹介したジャコメッティのことばが示す通り、彼の作品は常に変化をし続けたのです。それをとても分かりやすく見せているのが今回の「ジャコメッティ展」の大きな魅力のひとつです。

基本的に年代を追っての構成ですが、時間軸に収まりきらない多様な16ものセクションに区切られた展覧会会場は彼の叙事詩であり、苦悩と葛藤のクロニクルでもあります。



展覧会の構成は以下の通りです。

1.初期・キュビズム・シュルレアリスム
2.小像
3.女性立像
4.群像
5.書物のための下絵
6.モデルを前にした制作
7.マーグ家との交流
8.矢内原伊作
9.パリの街とアトリエ
10.犬と猫
11.スタンパ
12・静物
13.ヴェネツィアの女
14・チェース・マンハッタン銀行のプロジェクト
15.ジャコメッティと同時代の詩人たち
16.終わりなきパリ


特徴的な彫刻作品でその名を広く知られているジャコメッティですが、画家としての才能も非凡なものがあり、中には「ジャコメッティ展」の見どころは彼の絵画作品や多くのデッサンだと言い切る人もいるほどです。

実は自分も以前、ジャコメッティの絵画(デッサン)にいたく魅了された時期があり、観たくて観たくて仕方ありませんでしたが、紙に鉛筆描きであり年中展示できる代物でもなく、運よく観られた時にはもう舐めるようにして見入ったのでした。隅から隅まで。



1919年に描かれた点描画のような油彩画からパリのカフェの紙ナプキンに描いたデッサンまでこの展覧会では存分に画家としてのジャコメッティの側面を堪能できます。

もしかして、これが一番の見どころかもしれません。

中にはジャコメッティと親交がありモデルも務めた哲学者の矢内原伊作が持ち帰った「お宝」デッサンも展示されています。ジャコメッティが、葛飾北斎「うばがえとき」を模写した超レアものまで出ていて泣きそうになりました。(これらは全て神奈川県立近代美術館所蔵のものです)


アルベルト・ジャコメッティ《林檎のある静物》1960年

セザンヌに傾倒しいていたジャコメッティはセザンヌ風の生物や、セザンヌ作品の模写も描いています。「りんごと同じようにしていなければならない。りんごが動くか。」とモデルに対して怒ったという逸話の残されているセザンヌ同様、ジャコメッティもモデルが少しでも動くようものなら大きな落胆の声をあげたそうです。

話がループしますが、ここに彫刻制作における彼の苦悩と葛藤の大きな要因が見て取れます。対象を見つめ目の前に像として現わす。当たり前の動作がものを徹底的な観察・解釈し、それを寸分たがわぬよう彫刻作品にすることが彼にとっては非常に難儀なことだったのです。


アルベルト・ジャコメッティ《ディエゴの胸像》1954年
ブロンズ
豊田市美術館

生前から高い評価を受け、作れば作っただけ買い手がつき高値で売れたにも拘わらず、彼はそれを佳しとせず、自分が納得のゆくまでひとつの作品の制作に没入したのです。

今一度、冒頭の彼のことばを読み返してみて下さい。

何一つとして同じ作品はありません。微妙に違うどころか一つ一つが全く違います。それは仏像がそうであるように残念ながら画像では分かりません。

360度ぐるりと彼の作品を様々な角度で見渡し、そして近寄って彼の手の痕跡から苦悩と格闘を感じとってください。そうそう作品の影も必見です!



きっと気難しいおじさんだったのかもしれませんが、残された多くの写真はジャケットを羽織った洒落たナイスミドルのように見えます。

それにしても、人間が記号化され、個を見出すことが困難な時代でもがき苦しむ我々に、触れば折れてしまいそうなほどか細いジャコメッティの彫刻が、大事な生きるヒントを与えてくれるなんて信じられますか。

嘘でも何でもなくこの展覧会を通し、生きるヒントというものがきっと見つかるはずです。なぜならジャコメッティ自身が苦悩と格闘の連続だったからです。



会場内には一部写真撮影可能エリアが設けられています。インスタ映えはしないけど、撮るなら絶対に足です。足こそある意味彫刻の命です。

「ジャコメッティ展」は9月4日までです。是非是非!


国立新美術館開館10周年
「ジャコメッティ展」


会期:2017年6月14日(水)〜9月4日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00-18:00
※毎週金曜日、土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
http://www.nact.jp/
主催:国立新美術館、マーグ財団美術館、TBS、朝日新聞社
共催:東急エージェンシー、ソニー・ミュージックエンタテインメント
後援:スイス大使館、フランス大使館、BS-TBS、J-WAVE、TBSラジオ
協賛:日本写真印刷
協力:日本航空、あいおいニッセイ同和損保
公式サイト:
http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/

お恥ずかしながら公式サイトにコメント寄せています。


ジャコメッティ エクリ 【新装版】

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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「日本、家の列島」
パナソニック 汐留ミュージアムで開催中の
「日本、家の列島―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン」展に行って来ました。


https://panasonic.co.jp/es/museum/

2014年5月からフランス、スイス、ベルギー、オランダの各都市を好評巡回した展覧会「日本、家の列島」(L'archipel de la maison)の国際巡回展(帰国展)が汐留で開催されています。

日本の近現代の住宅建築を紹介するこの展覧会を企画し実現させたのは、日本人ではなく4人のフランス人です。(写真家のジェレミ・ステラ、建築家のヴェロニック・ウルスとファビアン・モデュイ、日本在住30年で建築設計事務所みかんぐみの共同代表であるマニュエル・タルディッツ)

彼らを魅了してやまない日本の住宅デザイン。日本通の彼らの複眼的な視点でとらえた日本の住宅建築の評価という点に本展の大きな特徴があります。


安藤忠雄/住吉の長屋/1976年 撮影:安藤忠雄 

会場内は思っていた以上に混雑していましたが、観ていくうちにその人気の理由も分かりました。

「夏の家/1933/アントニン・レーモンド」「前川國男邸/1942/前川國男」から始まる日本の近代建築の歴史が、一目で分かる第1章だけでも、建築に興味のある人にとっては、夢のような展示になっています。

パネルと建築模型がテンポよく展示され、次から次へとこの私でも名前を耳にしたり、写真などで観たことのある日本の近代建築のオンパレードとなっています。


ジェレミ・ステラ《妹島和世/梅林の家》2010年9月2日

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 昨日の家
第2章 東京の家
第3章 今の家



中山英之/O邸/2009年 撮影:ジェレミ・ステラ

我が家もそうですが、限られた狭い土地を最大限に有効活用し、建てるために建築家の方と念入りに何度も何度も打ち合わせを重ねました。

建ぺい率や容積率の問題で、ある一面だけ窓の大きさを変えることを余儀なくされたり、2階の天井裏(ロフト)スペースを捻出するのに苦心したりと、大変な日々でしたが、今にして思えば楽しい時間でした。


坂茂/羽根木公園の家―景色の道/2011年 撮影:ジェレミ・ステラ 

今回の展覧会では建築家と施主のやりとりもテキスト化され展示に加えられているのも大きな見どころのひとつです。

どうして、こんな建物にしたのかな〜と思う家もやり取りや施主の思い入れを読んでいるとなるほどと納得します。と同時にその夢を最大限に実現するために額に汗する建築家の姿も見えてきます。

また、別の楽しみ方として住んでみたい家、逆にこんな家には頼まれても住みたくない的な視点で気楽に観てまわれるのも人気の秘密なのかもしれません。


吉村靖孝/窓の家/2013年 撮影:ジェレミ・ステラ 

「昨日の家」「東京の家」「今の家」の3部で構成のバランスがよく、どれかに偏り過ぎていないので建築展はちょっと…という方にもきっと満足いく内容だと思います。

それぞれ多数の魅力的な写真と映像、図面、建築家と施主へのインタビューといった内容に加え、ヨーロッパ巡回展にはなかった模型とスケッチも加わり、その魅力をあますことなく紹介していきます。

日本大好きな4人のフランス人に見出された、「日本らしさ」「日本の家の本質」「伝統」の精神は、われわれ日本人にあらためて多くのことを気づかせてくれるはずです。


坂口恭平《Dig-Ital City Prototype》2008年(参考図版)
協力:セゾンアートワークス

都市における生活と思考のあり方を模索し、「貯水タンクに棲む」プロジェクトや「0円ハウス」といったラディカルな作品を発表し続けている作家、坂口恭平をゲストアーティストとして迎え日本展の独自色も出しています。

「日本、家の列島」展は6月25日までです。


「日本、家の列島―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン」

開館期間:2017年4月8日(土)〜6月25日(日)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日:水曜日(ただし5月3日は開館)
会場:パナソニック 汐留ミュージアム
https://panasonic.co.jp/es/museum/
主催:パナソニック 汐留ミュージアム、朝日新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、国際交流基金、在日フランス商工会議所、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、港区教育委員会
企画協力:ヴェロニック・ウルス(建築家)、ジェレミ・ステラ(写真家)、マニュエル・タルディッツ(建築家)、ファビアン・モデュイ(建築家)
会場構成:みかんぐみ

展覧会の図録は一般書籍としても販売されています。


日本、家の列島

建築家が個人住宅を手がける――近代以降の日本の社会に根づいた慣習にヨーロッパの人びとは驚きを隠せない。彼らのクライアントはなぜ建築家に建ててもらうことにしたのか? ただひとつの疑問を胸に70軒の住宅を訪ね歩きまとめた、歴史的な名作から近年の秀作までを総覧する住宅図鑑。パリを皮切りに欧州各地で話題を呼んだ展覧会の日本開催公式図録。

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特別展「白鳳」
「森本美由紀展」
「クレオパトラとエジプトの王妃展」
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
「青樹うめ展」開催!
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
「伝説の洋画家たち 二科100年展」
「動きのカガク展」
「ボルドー展」
「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」開催!
「芸術の秋」、「琳派の秋」。
特別展「蔵王権現と修験の秘宝」
「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」
特別展「生命大躍進」
「SHIBUYA」
「琳派と秋の彩り」
「箱根で琳派 大公開〜岡田美術館のRIMPAすべて見せます〜」
あなたは五姓田義松を知っていますか?
「風景画の誕生展」
「国宝 一遍聖絵」が全巻全段展示されます!
美術館でコスプレ!
Ingress(イングレス)でミュージアム巡り。
2015年、都内で観られる西洋絵画の展覧会
プロが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
かみさんが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
2014年 展覧会ベスト10


パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

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moon phases
 
   
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