青い日記帳 

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アートなホテル「ルメリディアン・ウィーン」

ル メリディアン ウィーン (Le Meridien Vienna)


ホテル ル メリディアン。すぐ後ろにはヒエロニムス・ボッシュ「最後の審判」を所蔵する造形美術アカデミー美術館があります。

ル メリディアン ウィーン外見こそ歴史を感じさせる古めかしい建物ですが、一歩中に入るとどこかのクラブではないかと戸惑う程。


カウンター
接客も手際よく丁寧。ハイヤーの予約等も安心して頼めます。


ロビーにはアート作品が。
これがこのホテルの「売り」です。


Gudrun Kampl


Clemens Wolf


Birth of a Goddess


Irene Andessner


「シャンバラ レストラン」
レストランもスタイリッシュな雰囲気で統一されています。





「シャンバラ バー」
バーカウンターも座るだけで絵になります。


バーテンダーさんも働き甲斐がありますよね〜これなら。


「誰かいる!」と思ったらマネキンさんでした(汗)


こちらもフリースペースです。
LM100™(エルエム100)とは、ルメリディアンでのお客様のご体験をより豊かにするために作られた、文化的革新者と芸術家のグループです。 このグループは、画家、写真家、音楽家、設計家、シェフ、建築家など、世界中の理想家で構成されています。


フランスのデザインスタジオ、リーン・ロゼ製のベッドとワイヤレス高速インターネットアクセスが備わっています。


憧れの猫足バスタブ!


ホテルの立地も最高です。あのオペラ座の斜め向かい。
地図


LE MERIDIEN VIENNA
http://www.lemeridienvienna.com/
伝統と新しさが融合した、魅力あふれるル メリディアン ウィーンは、市内の有名なリング通りに面して建っています。 歴史ある公園に囲まれ、ウィーン国立歌劇場、ホーフブルク宮殿、アルベルティーナ美術館、セセッション、ミュージアム クォーター、ショッピングエリアに近いロケーションを誇ります。



グスタフ・クリムト生誕150周年ラストチャンス!今ヨーロッパ行くなら迷わずウィーンへ!!


クリムトとユーゲントシュティールをめぐるドイツ・オーストリア 8日間
TOPTOUR Plus+

先月オープンしたばかりのトップツアープラス。クリムト、フェルメール、そしてレオナルドと絵画鑑賞に特化したこれまでにないツアー揃ってます!

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ウィーン 2012 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

ウィーンの高射砲台

ヒトラーの母国でもあったオーストリアは大戦中ドイツに併合され、ウィーンには飛来する連合軍の戦闘機を撃墜するための高射砲台(Flakturm)が数基建てられました。



現在でもその遺構はそのままの状態でウィーン市内に残されています。今年の3月にウィーンを訪れた際、アウガルデン公園内に残る「ナチス・ドイツの負の遺産」を観て来ました。


ウィーン磁器工房アウガルテン

アウガルデン公園にあるハプスブルク王朝の磁器工房として多くの名品を世に送り出しているアウガルデン磁器工房。皇帝フランツヨーゼフ1世やその皇妃エリザベートなど、アウガルデンにオリジナル食器を作らせてことでも有名です。


工房内は見学も可能。また併設されているカフェではオープンテラス席で穏やかにのんびりとした時間を過ごす人でにぎわいをみせています。

写真右の白亜の建物がアウガルデン磁器工房&カフェ。そこから目を塀にそって左にずらすと…何やら大きな煙突のようなものが見えてきます。

これこそが、ヒトラーが作らせた高射砲台なのです。


異様な外見。のんびり時間の流れる穏やかな公園内に全く不釣り合いなごついコンクリート製の建造物。まさに「負の遺産」の名に相応しいふてぶてしいまでの存在。

画面右奥にはこれまでウィーンの新名所となっている建築家、フンデルトヴァッサーが手掛けたシュピッテラウ焼却場(ゴミ焼却場)の煙突の先端が見えます。


芝生にレジャーシートを敷き昼寝をする人のいる平和な公園には全く不似合いな建造物です。下手なCG合成の画像を観ているようでもあります。

不要となった巨大なガスタンクを集合住宅やショッピングセンターに転用(ガソメーター)するなど、ウィーンの人は「リサイクル」上手であります。

しかし、流石のウィーンっ子もこの堅牢なコンクリートの塔には手出し出来ないようです。単純に壊し撤去するとしても莫大な費用がかかります。

アウガルデン公園内にはもう一基、形の違う高射砲台も存在するのです。


こちらは立方体形の高射砲台。

並木道とジョギングする人を威嚇するかのように立ち塞がっています。ウィーン市内にはこの2基を含む計6基のナチス・ドイツが建てた高射砲台が残っているそうです。

近年でも、クリムトの名画がナチス・ドイツ絡みでオーストリア(ウィーン)の所蔵が裁判で認められず、NYへ渡ってしまったように、未だ第二次世界大戦の「負の遺構」がウィーンを悩ませ続けているのです。


シェーンブルン宮殿やオペラ座以外にもウィーン市内にはこうした「歴史的建造物」が残されています。路面電車に乗ってすぐ行ける場所に。

ガソメーターと掛け持ちで見ても半日あれば十分です。

最後にお口直しでも。

ホテルザッハーのザッハトルテ

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ラウル・ルイス
ジェネオン エンタテインメント
(2007-04-25)

ウィーン 2012 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

ウィーン応用美術館(MAK)

ウィーン応用美術館(MAK)に行って来ました。
www.mak.at


オーストリア応用美術博物館MAK 外観

芸術の都ウィーンの工芸品やデザイン、建築を紹介するミュージアム。歴史の重みを感じさせる堅牢な外観の建物ですが、展示室に一歩足を踏み入れると、見たこともない斬新なディスプレイでウィーン工房が生み出したガラス製品、陶磁器、家具等が紹介されています。

全てはとても紹介出来ませんが、幾つか印象に残った展示風景をご紹介します。



白いスクリーン?に様々な椅子(トーネットの曲げ木家具)のシルエットが映し出されています。



まるで椅子のシルエットクイズのような展示です。(実はちゃんと影にキャプションが付いていたりします)はて?この部屋は一体??と首を傾げながら側面に回り込んでみると…



本物の椅子の影を展示室のメインに据え、肝心の椅子は両端へ。しかし決して脇役という扱いではありません。ちょっと狭いですが、ここも立派な鑑賞スペースとなっているのです。

シルエットでまず二次元形状を把握してから、実際の椅子(三次元)を観ることにより、これまでとは違う捉え方が出来ます。これ日本の美術館・博物館でも何かに転用出来ませんかね。


ウィーン応用美術館(MAK)の建物は回廊式になっており、鑑賞に疲れたら「中央」に戻ってくればいつでも吹き抜けが心地良い空間で一休み出来ます。



ウィーン工房を美しく彩るガラス器、陶磁器、銀器の展示風景。地震大国育ちの日本人からすると考えられない危険極まりない展示。美しさにうっとりする前に、ドキドキを止めねばなりません。

やっと(かなり長い時間かけて)平静に観られるようになったと思いきや、次の間には更に手強いハラハラドキドキの展示が待ちうけていました。



吊り下げるな〜〜〜



この驚きの展示方法には、幾らなんでも最後まで目と心が慣れてくれませんでした。しかも高そうな展示品ばかりなんですよね。。。日本の美術館・博物館さんこれは真似しなくて良いです(ってませよね)


展示ケースの中よく見ると、光の反射を調整するためなのか、単なるデザイン、おしゃれ感覚なのか分かりませんが、ケース上部にグラスがびっしりと敷き詰められていたりもします。

先ほどの椅子もそうですが、もう展示方法自体が「デザイン」なんですね。ここの美術館。展示デザイナー、空間デザイナー何てお呼びするか定かではありませんが、とにかく「肩書き」持った方がいらっしゃるようです。



しかし、斬新な展示ばかりでなく、こうしたクラシカルな空間も再現しているところなど、メリハリが利いていて飽きさません。

ウィーンへ行かれると美術史美術館やミュージアムクォーター、ヴェルヴェデーレ宮殿へ専ら足を運ばれること多いかと思いますが、リンク沿いに建つウィーン応用美術館(オーストリア応用美術館)も行かれてみては如何でしょう。驚きの連続が待っています。


クリムト作品もちゃんとありますしね!


オーストリア応用美術館(MAK)では、ストックレー邸食堂を飾るモザイク画のためグスタフ・クリムトが制作した原画をテーマに、特別展が開催されます。

GUSTAV KLIMT: Expectation and Fulfillment
Cartoons for the Mosaic Frieze at Stoclet House
21.03.2012 - 15.07.2012
MAK Permanent Collection Contemporary Art



クリムト・イヤー2012年の特別展覧会
2012年にはウィーンの10の博物館・美術館で、グスタフ・クリムト生誕150周年を記念する特別展覧会が開催されます。クリムトの絵画や素描、下絵など数多くの作品が登場します。

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http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2899

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ウィーン 2012 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

オットー・ヴァーグナーの建築@ウィーン

ウィーン市内に今でも点在する建築家オットー・ヴァーグナー(オットー・ワーグナー、Otto Wagner: 1841-1918)代表的な建造物をご紹介します。


パヴィリオン・カールスプラッツ

カールスプラッツ駅舎としては使用されていませんが、ウィーン市内のシンボリックな建物として優美な佇まいを、今でも醸し出しています。


装飾はひさしの裏側にまで施されています。


現在はカフェやオットー・ヴァーグナー博物館として利用されています。


ホーフパヴィリオン ヒーツィング駅


シェーンブルン宮殿の最寄駅のひとつです。

皇帝専用駅舎の内部はカールスプラッツ駅同様、オットー・ヴァーグナー博物館?記念館となっています。


マヨリカハウスとメダイヨン・マンション


今でも鮮やかな花模様の外観。


やはり庇の裏側にも注目です。


そして屋上には叫ぶ女性像が。


マヨリカハウスは地下鉄ケッテンブリュッケンガッセ駅の目の前に。
そしてこの駅舎もヴァーグナーの手によるものです。


ケッテンブリュッケンガッセ駅内部


郵便貯金局


当時としては珍しいアルミニウムを取り入れた建築。ガラスの大天井に注目です。


カイザーバート水門監視所


現在ではドナウ運河沿いのおしゃれなカフェとして使用されています。

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ウィーン 2012 | permalink | comments(1) | trackbacks(4)

フンデルトヴァッサーの建造物

画家でもあり建築家でもある、フリーデンスライヒ・レゲンターク・ダンケルブント・フンデルトヴァッサー(Friedensreich Regentag Dunkelbunt Hundertwasser、1928年12月15日 - 2000年2月19日)

ウィーン生まれの奇才フンデルトヴァッサーが手掛けた3つの代表的な建築物を見て来ました。


フンデルトヴァッサーハウス(Hundertwasserhaus)
http://www.hundertwasserhaus.info/

歴史的建造物が立ち並ぶウィーン市内に1986年突如現れた色とりどりの外壁の市営住宅。直線を極力排除したフンデルトヴァッサー建築(と言うか「哲学」)の代表作。


地面さえも湾曲しており真っ直ぐ立つことすらままなりません。

まるでテーマパークのアトラクションのようです。


ウィーン市からの要請でフンデルトヴァッサーが初めて手掛けた市営住宅。現在でも居住者がいるため、中は見学できません。

1階のショップにあるガイドブック(日本語版あり)やポストカードでその内部を垣間見ることが出来ます。また真向かいにある「Kalke Villge(カルケ・ヴィラージュ)」でフンデルトヴァッサーハウスの雰囲気を感じることができます。


Kalke Villgeにはカフェや土産物屋が入っています。
http://www.kalke-village.at/

フンデルトヴァッサー・ハウスから歩いて数分の場所に同じくフンデルトヴァッサー自らが設計した美術館、クンストハウス・ウィーンがあります。


途中、ドナウ運河方面へちょっと歩くとフンデルトヴァッサー・プロムナードなるものも。運河沿いの散歩道が整備されています。


クンストハウス・ウィーン(kunsthauswien)
http://www.kunsthauswien.com/

1階に受付、ショップ、カフェ。2、3階はフンデルトヴァッサーの常設展示室(絵画作品が充実)、4階が特別展示室となっています。


1階には本物の水があふれる「泉」が。とても美術館とは思えません。

フンデルトヴァッサーは日本にも滞在していた時期があり、その時の雅号を直訳し「百水」と名乗っていたそうです。(一時は日本人の奥様もいたとか)



展示室内の写真は撮れませんでしたが、とにかく美術館の常識を覆すものばかり。だいたい床がフラットではなくぐねぐね、うねうねしています。また途中に突然木が生えていたり、植物が山盛りに置いてあったりと驚きの連続です。

フンデルトヴァッサーハウス同様こちらも美術館というより、テーマパークのアトラクションのようです。


カフェ(テラス席もあります)

自然との共生を提唱したフンデルトヴァッサー。美術館内だけでなく屋根や窓にも木が植えられています。オープンテラスのカフェには季節の花々が春を謳歌しているようでした。

さて、もう一軒の建築は地下鉄U4号線Spittelau駅の目の前にあるシュピッテラウ焼却場(ウィーン市ゴミ焼却場)です。


フンデルトヴァッサーが手掛けた「シンデレラ城」は最新の焼却システムを誇るゴミ焼却場。

焼却余熱を周辺地域の暖房に利用しているそうです。エコロジーの面からも高い評価を得ているこちらの施設。しかし何と言ってもその奇抜な外観に注目せざるを得ません。



こうして写真だけで見るとあまりに奇抜なデザインに躊躇いを感じるかもしれませんが、これが不思議と現地で目にすると驚くほど周りとの違和感を感じさせません。

その土地の持つ特有の空気感に見事なまでにマッチしているのです。ウィーン市内から少し外れたこの場所にあるあらこそ成り立つ建物だと実感。



日本では公共施設としてフンデルトヴァッサー建築は悪目立ちしてしまい避難の的になってしまいます。

食べ物や衣服についても同じですが、建築もその土地に合ったものでないとね。フンデルトヴァッサーを単に奇抜で変わった建築家だと思う方、一度現地でご覧になってみるとその考え一変するかと。

最後にこちらを。


クンストハウス・ウィーンの外壁のレンガ。
フンデルトヴァッサーの頭文字と中央にはハプスブルク家の象徴双頭の鷲が。

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http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2821

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