青い日記帳 

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映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」

映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観て来ました。


映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」

フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 - 1890年7月29日)に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

日本のみならず、世界中で「ゴッホ展」が開催されると長蛇の列ができる、誰しもが知るそしてその才能を認める画家です。

9月にリリースされた、スマートフォン向け芸術家育成タイムライズゲーム『パレットパレード』でも名だたる画家をおさえ、ゴッホが「主役」級の扱いとなっています。



しかも、ファッショナブルで小ぎれいな美男子として登場。概ね我々がぼんやりと抱いているゴッホ像と遠からず近からず、中々いい線行っているように思えます。

が、我々はゴッホをあまりにも美化し過ぎていませんか。彼の境遇を知ると確かに肩入れしたくなるのも分かります。

ただし、現実のゴッホの姿は映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」で表されているものに近いはずです。予告編をまずご覧ください。美男子ゴッホは出てきません。


【公式】『永遠の門 ゴッホの見た未来』11.8公開/本予告

美男子どころか、疲れ果てとても30代には見えない衝撃のゴッホの姿が映し出されています。

ゴッホ役に抜擢されたのは、ウィレム・デフォー(Willem Dafoe, 1955年7月22日 - )。還暦を過ぎた64歳の役者が演じていることにまず驚き、次に30近く年齢差があるにも関わらず違和感を覚えない演技に二度驚かされます。



ハーグ派や印象派の影響を受け画風を変えつつ、精力的に描いた油彩画は全く売れず、弟テオからの仕送りだけを頼りに生活をしていたことや、街の人から邪見にされていたことは知られていますが、実際の映像で観ると、単に「可哀そう」とは思えなくなります。

アルルの住民のゴッホに対する冷たさ…思わず可哀そう…となるはずですが、この映画はそうは見せません。ある意味でとことん現実の姿を突き付けてきます。



監督を務めた、ジュリアン・シュナーベル自身もアーティスト(世田谷美術館での展覧会にも作品を出したことがあります)であるため、画家に対する思い入れがそこかしこで見られたりします。

映画の中に出てくる絵画もジュリアン・シュナーベル監督が描いたものです。その数なんと130点以上!

さて、他人との距離の取り方が滅法下手なゴッホは、ゴーギャンや町の人たちともしばしば問題を起こします。


ゴッホとゴーギャン(オスカー・アイザック)

アルルで共に絵画制作に励むゴッホとゴーギャン。しかし、個性の超強い二人の画家が共に絵画制作に取り組めるはずもなく、すぐさま度重なる意見や絵画論の違いからゴーギャンはアルルを去りパリへ戻ってしまいます。

元々精神薄弱だったゴッホは、自分の左耳を切り落としゴーギャンに「手土産」として渡そうとしますが、当然上手くいきません。切りたての耳を快く受け取る友人がもしいたとしたらそちらの方が問題ありですが…


マッツ・ミケルセン演じる聖職者

アルルの町を追われるように出て行き、南仏のサン=レミにある精神病院に治療のために入院させられ治療にあたります。

その後、パリから30キロほど離れたオーヴェル=シュル=オワーズが、ゴッホの終焉の地となります。ポール・ガシェ医師の治療を受けながら、農村で絵画制作に明け暮れました。


ポール・ガシュ医師(マチュー・アマルニック)

聖職者の言葉に巣くわれ、ガシュ医師にも優しく接してもらい、次第に人間性を恢復していったように見えた矢先に「事件」は起こります。

7月27日の日曜日。普段とおなじように絵具とキャンバスを携え、野外にスケッチに出かけたゴッホですが、夕方町に戻ってきた時には何も持たず、ふらふらとした足取りだったそうです。

町の人たちは売れない画家が昼間から飲んだくれて…と冷たい視線を送っていたのでしょう。ゴッホの異変に気が付く人は誰もいませんでした。まるで船酔いしたような特殊なカメラワークが臨場感を演出します。



医師ガシェも手の施しようがなく、数日後ゴッホはこの世を去ります。

自殺とこれまでされてきたゴッホの死因ですが、近年の研究で他殺だったという説が急浮上し俄然注目を集めています。

この映画もその最新の説を取り入れています。果たしてゴッホを死に追いやったのは誰なのでしょうか。映画を観てのお楽しみです。


映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」

本年度アカデミー賞主演男優賞(ウィレム・デフォー)ノミネート!
第75回ヴェネチア国際映画祭男優賞(ウィレム・デフォー)受賞!

【STORY】
幼いころから精神に病を抱え、まともな人間関係が築けず、常に孤独だったフィンセント・ファン・ゴッホ。才能を認め合ったゴーギャンとの共同生活も、ゴッホの衝撃的な事件で幕を閉じることに。あまりに偉大な名画を残した天才は、その人生に何をみていたのか――。

監督:ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』
出演:
ウィレム・デフォー『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
オスカー・アイザック『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
マッツ・ミケルセン『偽りなき者』
マチュー・アマルリック『グランド・ブダペスト・ホテル』
配給:ギャガ、松竹

2019年11月8日(金)より、新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー

© Walk Home Productions LLC 2018

この映画を観てから「ゴッホ展」に行くと、これまでとは違ったゴッホに出会えるはずです。


https://go-go-gogh.jp/

会期:10月11日 (金) 〜 2020年1月13日 (月・祝)
開館時間:9:30〜17:00(金曜、土曜は20:00まで開館)
*最終入場はそれぞれ閉館30分前まで
休館日:12月31日(火)、1月1日(水)
会場:上野の森美術館
http://www.ueno-mori.org/
主催:産経新聞社、BS日テレ、WOWOW、ソニー・ミュージックエンタテインメント、上野の森美術館
後援:オランダ王国大使館
協賛:第一生命グループ、大和証券グループ、眈招設、NISSHA、アトレ、関電工、JR東日本
協力:KLMオランダ航空、日本航空、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
総合監修:ベンノ・テンペル(ハーグ美術館館長)
「ゴッホ展」特設サイト:https://go-go-gogh.jp/

スヌーピーなどコラボグッズが盛りだくさん「ゴッホ展」


『殺されたゴッホ』 (小学館文庫)
著/マリアンヌ・ジェグレ 訳/臼井美子 訳/橘 明美

ノンフィクション小説『殺されたゴッホ』の著者マリアンヌ・ジェグレさんと原田マハさんによる対談『文学と芸術』が、11月21日に行われます。


https://191121jaegleharada.peatix.com/

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映画「田園の守り人たち」

映画「田園の守り人たち」を観て来ました。


「田園の守り人たち」公式サイト
http://moribito-movie.com/
岩波ホール
https://www.iwanami-hall.com/

2019年7月6日より岩波ホールを皮切りに順次全国公開となる映画「田園の守り人たち」。まずは2分弱の予告編をご覧になって下さい。


7/6「田園の守り人たち」予告編

1915年、第一次世界大戦時のフランスの片田舎が舞台の映画。全編を通し美しい風景・景色がスクリーンに映し出されます。

ただ、映画を紹介する際に風景の映像美が素晴らしい!と書くことは、暗に内容は大したことはないことを意味したりするものです。



でも、「田園の守り人たち」は違います。

しっかりと女性たちの物語を描いています。そう、戦争で旦那や息子が駆り出され、男手が足りなくなった農地を必死で守ろうとしる女性たちの姿を。



一心不乱に種をまく姿は、種まきの時季に間に合わせるためでもあり、また戦場へ赴いている身内のことを一時忘れるためでもあります。

そしてそうしたシーンはバルビゾン派のミレーが描いた農民画の世界観と見事なまでに一致します。監督がミレー作品を意識したことは疑う余地はありません。


ジャン=フランソワ・ミレー「種まく人」1850年 油彩、キャンバス、101.6 × 82.6 cm
ボストン美術館

描かれている農民が男性ではなく、女性になっただけです。

残された女性だけで農作業は務まりません。そこへひとりの女性がお手伝いとしてやってきます。

彼女は決して「ゴジラ」ではないので、別段大地を揺るがすような大きな変革がそこにもたらされるわけではありません。



誰も気が付かぬ程度の微細な変化に過ぎませんが、鑑賞者はそれを知ってしまいます。

そしてその小さな一穴が、いつ知らず不協和音となって影を落とし始めます。とは言えそれも普段見慣れている映画やドラマに比べれば全く大ごとではありません。

だから、ミレーの絵画のような美しい風景に集中できるのかもしれません。




ジャン=フランソワ・ミレー「藁を束ねる人」1850年 油彩、キャンバス、56 × 65 cm
ルーヴル美術

「田園の守り人たち」を観ていると、『万葉集』に入っている防人の歌が自然と頭の中に浮かんできます。

それが、この作品の本筋です。と同時に美しい風景も。



多くは語らずとも、派手な場面展開はなくても人間の本質的な想いというものは、どの時代、どこの国であっても決して変わるものではありません。

それを静かに再確認させてくれる極上の作品です。2019年7月6日より岩波ホールを皮切りに順次全国公開となります。


映画「田園の守り人たち」

原題:Les gardiennes
製作年:2017年
製作国:フランス・スイス合作
配給:アルバトロス・フィルム
上映時間:135分
「田園の守り人たち」公式サイト
http://moribito-movie.com/
岩波ホール
https://www.iwanami-hall.com/
男たちの銃後を守る女たちの戦いと、寡黙な彼女たちの胸に渦巻く思いを静謐な田園風景の中に鮮やかに描き出す傑作

1915年、第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければならない。オルタンスは若い働き手フランシーヌを雇い入れる。誠実な彼女は女主人の信頼を得て、家族同然に暮らし始める。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた、つつましやかなフランシーヌに惹かれてゆくが…
©2017 - Les films du Worso - Rita Productions - KNM - Pathe Production - Orange Studio - France 3 Cinema - Versus production - RTS Radio Television Suisse

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映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』

4月19日公開の映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』を観て来ました。


http://hitlervspicasso-movie.com/

権威を得た者は、かつて同じような座にいた人物が行ったことを不思議と模倣するものです。成金たちが、貴族が行っていた鷹狩りやその習慣を涙ぐましいまでに倣ってみせるように。

そうすることにより、自分のポジションを確固たるものとする人の心理なのでしょう。

嘗てナポレオンはヨーロッパを制覇する過程で、膨大な数の芸術品を略奪し我がものとしました。資産価値云々ではなくそれは自らの権威付けの為に行われたと言ってよいでしょう。

ナポレオン失脚後、返還請求が当然のように起こりましたが、フランスという国家は中々狡猾で、全てを返すことはしませんでした。現在のルーヴル美術館にはナポレオンが掻き集めた絵画などが沢山あります。



ナポレオンから丁度120年後の1889年にこの世に生まれたアドルフ・ヒトラー。彼もまた成金の如く過去の偉人たちが行っていた手法を用いて自分の権威を高めた人物です。

しかし、ヒトラーがナポレオンらとは違い、質が悪いのは自身の権威付けの為に美術品を強奪したのではなく、ドイツという国民国家の為に蒐集した点です。

「世界に冠たるドイツ帝国のためには、芸術は美しくなければならない。良き芸術が良き国民を作り、良き芸術と政治が一体化して良き国を作る」

こうした思想の元、ヒトラーのもとに集められた芸術品の中には、彼自身が芸術家を目指していたこともあり、驚くような作品も数多く含まれています。

映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』には目を疑うばかりの数多くの名画が登場します。以下の3点もナチス・ドイツの手に渡った作品です。


ヨハネス・フェルメール「天文学者」1668年頃
ルーヴル美術館所蔵


パルミジャニーノ「アンテア」 1524-1527年頃
カポディモンテ美術館所蔵


フーベルト・ファン・エイク、ヤン・ファン・エイク「ヘントの祭壇画」1432年
聖バーフ大聖堂所蔵

一体、ヒトラーやゲーリングらがヨーロッパ各地で略奪した芸術品はどれくらいの数になるのでしょう。正確な数は分かりませんが少なくとも60万点と言われています。

ルーヴル美術館や大英博物館を遥かに凌駕する「略奪美術館」がナチス・ドイツには存在したのです。

そして恐ろしいことに戦後70年以上が経過した現在でも10万点の行方が分かっていません。闇で取引されていたり、こっそりとナチス・ドイツの末裔たちがどこかに隠し持っていたりするのです。



戦争、とりわけ敗戦国に対してはその後の世間の目は厳しいものとなります。「ヒトラーの略奪芸術品10万点未だ行方不明」と聞くと、まさかそれは流石に無いだろう…と思うかもしれません。

ところがそれが決して大げさでないことを証明する事件がつい最近起こり世界中を驚かせました。

ナチス・ドイツの亡霊が未だに生きながらえていたのです。多くの名画に囲まれながら。それが「グルリット事件」です。



ドイツ・ミュンヘンのアパートの一室からピカソ、マティス、ルノワールなど1280点もの美術品が発見されたのです。そこに住んでいたのはコーネリウス・グルリット(Cornelius Gurlitt)。

齢80を迎えんとする老人のアパートの部屋にあるにはあまりにも不釣り合いな、尚且つ大量の美術品は、彼の父親ヒルデブラント・グルリットはナチス・ドイツ時代ヒトラーのもと画商を務めていた人物です。

この驚きのニュースは4,5年前に盛んにwebニュースでも取り上げられ大きな注目を集めたのでご記憶にある方も多いかと思われます。

発見された経緯やグルリット作品のその後についてはこちらの記事に丁寧に記されています。映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』をご覧になる前に一読しておきましょう。

失われた作品を求めて──ナチスによる略奪とグルリット・コレクション

ナチス・ドイツの手に渡った芸術品を奪還すべく結成されたアメリカの特殊部隊“モニュメンツ・メン”の活躍を描いた映画『ミケランジェロ・プロジェクト』や、クリムトの名画の返還を求めて訴訟を起こしたユダヤ人女性の実話を基にした映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』もこの機会に併せて観ておくことをお勧めします。


映画『ミケランジェロ・プロジェクト
(原題:The Monuments Men)


映画『黄金のアデーレ 名画の帰還
(原題:Woman in Gold)

映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』の一番の見どころは、どのようなえげつない手を使いナチス・ドイツが美術品を自分たちのものにしていったかを暴いている点かもしれません。

嘗てドイツ三大銀行と呼ばれていたドレスナー銀行の創立者ドイツ系ユダヤ人のグートマン一族が蒐集した多くの美術品を二束三文でナチスの息のかかった画商が「合法的」に買い取られてしまいます。

それだけではありません、強制収容所へ送られ「祖父はワイヤーで絞殺され、遺体はどこかへ捨てられたので墓もないのです。」と孫が涙を浮かべ画面で当時の様子を克明に話します。

ナチス・ドイツが戦争中何を行ったのか、そして戦後70年が経過した今でもまだその後遺症は美術の世界に大きな瑕疵として残されていることを、映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』は教えてくれます。

当時の映像も多く取り入れられている点や、かの稀代の贋作者・ハン・ファン・メーヘレン(Han van Meegeren)の動く姿も観られます。


ハン・ファン・メーヘレン「エマオの食事」1937年
ボイマンス美術館所蔵

ところで、この映画のタイトル「ヒトラーVS.ピカソ(ITLER VERSUS PICASS)」のピカソは、どんなポジションで登場するのでしょう。

勿論、ヒトラーに退廃芸術の烙印を押されたことなどは途中触れられますが、最後にピカソの残した言葉が非常に効いているのです。「ゲルニカ」にまつわるやり取りです。お聴き逃しのないように。

ピカソが最後に放ったひと言こそ、この映画のみならず戦争という人間の愚行に対する、絵画の役割を表しています。


「グルリット・コレクション展」、「ラ・ボエシー通り21番」、「略奪された美術品」など2017年だけでもヨーロッパでは、ナチス・ドイツがらみの展覧会が数多く開催されており、映画の中でも紹介されています。

映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』は、2019年4月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開となります。

ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者・中野京子先生が日本語字幕監修を担当しています!



『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』
【キャスト】
トニ・セルヴィッロ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『修道士は沈黙する』)
【スタッフ】
監督:クラウディオ・ポリ 原案:ディディ・ニョッキ
・原題:HITLER VERSUS PICASSO AND THE OTHERS
・製作国:イタリア・フランス・ドイツ
・製作年:2018
・配給会社:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
・映画公開日:2019年04月19日
・上映劇場:ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 ほか全国公開
・上映時間:97分
・公式サイト:http://hitlervspicasso-movie.com/

©2018 – 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved


ナチの絵画略奪作戦

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映画『バンクシーを盗んだ男』

先月(2018年10月)オークション会場で自分の絵画が落札された瞬間にその絵をシュレッダーにかけるという“シュレッダー事件”で一躍脚光を浴びた謎の覆面アーティスト、バンクシー。



2000年初頭から様々な「事件」をアート界に巻き起こしてきたバンクシー。ここしばらく「表舞台」で活躍していないな〜と思っていた矢先の“シュレッダー事件”

まさに、バンクシーは忘れた頃にやって来る。です。



神出鬼没でアート界をつねに挑発し続けるバンクシーも、活動し始めたころとは世間の目も大きな変化を遂げており、表立ったことは出来ないのではと思われていた矢先のあのオークション会場での「事件」。流石です。

今年の夏(8月4日〜)に公開となった、謎の覆面アーティスト、バンクシーのこれまでの作品を追ったドキュメンタリー映画『バンクシーを盗んだ男』はご覧になられましたか。

映画『バンクシーを盗んだ男』オフィシャルサイト
正体不明のカリスマグラフィティアーティスト・バンクシーと彼のアートが世界の人々にもたらす影響力に迫るドキュメンタリー!


映画『バンクシーを盗んだ男』予告編

映画の公開前に、例の“シュレッダー事件”が起きていたら、この映画にも俄然注目が集まったはずですが、残念ながらそう上手くは行かなかったようです。

周囲に聞いてみても意外とこの映画の存在を知らない人が多いのが現状です。見逃してしまった!是非観たかった!!との声を沢山耳にしました。


バンクシーを盗んだ男

先日映画「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」の紹介記事でも書きましたが、映画公開からDVD発売までの期間が本当に短くなりました。

バンクシーを盗んだ男』も2019年2月6日に発売が決定しました。

映画館の大きなスクリーンで観るのが一番ではありますが、やむなく見逃してしまった作品の救済措置としてDVDがあるのはほんと嬉しく助かります。

日時を決めて映画館へ行くのが忙しくて困難な方や、小さなお子さんがいらしゃる方には有難いことです。しかもリーズナブルですしね、以前に比べると。


バンクシーを盗んだ男

【ストーリー】
正体不明のグラフィティアーティスト、バンクシーがパレスチナにある巨大な分離壁に6つの壁画を描いた。他14人のアーティストと共に行った前衛的なプロジェクトだったが、1枚の絵「ロバと兵士」が地元住民の怒りを買ってしまう。彼らは絵画を切りだし、オークションサイトに出品。巨大なコンクリートの壁画は海を渡り、美術収集家たちのもとへ。監督のマルコ・プロゼルピオはその足跡をたどる取材を通し、ストリートアートのあるべき姿、芸術と価値、著作問題、そしてバンクシーがもたらす光と闇を炙り出していく。




バンクシーを盗んだ男
【ナレーション】イギー・ポップ
【スタッフ】監督・製作・・・・・・・マルコ・プロゼルピオ
DVD:2019年2月6日(水) 発売。

ストリートアートは消されるべきか、保存すべきか?その著作権は誰のものなのか?バンクシーの作品が巻き起こす政治や社会への波紋、現代が抱える問題に、真っ向から切り込んだ作品です。

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映画「バスキア、10代最後のとき」の試写会にご招待します。

映画「バスキア、10代最後のとき」が2018年12月22日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開となります。


http://www.cetera.co.jp/basquiat/

アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターでもあるデヴィッド・ボウイのコレクションにも名を連ねた、ジャン=ミシェル・バスキア。

27歳という若さでこの世を去ってから、30年。



大回顧展「ブーム・フォー・リアル」も世界を巡回中で、各地に新たな熱狂を巻き起こしています。日本国内でも実業家が高額でバスキア作品を落札するなど話題に事欠きません。

そんなバスキアと同じ時代をNYで過ごした「豚が飛ぶとき」のサラ・ドライバー監督が、アートなカッコいい映像や音楽と共に、真実のストーリーを紡いだ作品が「バスキア、10代最後のとき」です。



これまでも何度か映画化されているバスキアですが(「バスキアのすべて」、「バスキア」)、それらとは一味も二味も違うドキュメンタリー映画になっています。

先日一足お先に観てきましたが、今とは全く違うNYの街の雰囲気や、尖がったアートが生まれる瞬間がとてもよく分かる作りとなっていました。

無法地帯と化した70年代末〜80年代のNYには、既成概念を覆す新たなムーブメントが溢れていた。


「バスキア、10代最後のとき」予告編

アーティストのファブ・5・フレディ、映画監督ジム・ジャームッシュ、「プラダを着た悪魔」の衣装デザイナーパトリシア・フィールドらが当時のNYやバスキアについて熱く語ります。

そしてアートファンとしては、この映画で初公開されている元恋人が所有していた秘蔵作品は必見です。誰も観たことのないバスキア作品がフラッシュバックのように画面に映し出されます。



さて、映画「バスキア、10代最後のとき」の試写会を開催します!!青い日記帳の読者(20組40名)をご招待いたします。

映画『バスキア、10代最後のとき』 試写会 
場所:神楽座 (最寄り駅:飯田橋駅) 
日時:2018年12月17日(月) 
開場18時30〜  開映19時〜 (終映 20時20分)
募集人数:20組40名
※上映終了後に、三潴末雄氏(ミヅマアートギャラリー エグゼクティブディレクター)をゲストに迎えトークイベントも行います。


参加ご希望の方は、下記のメールアドレスまで必要事項をご記入のうえ「青い日記帳を見た」と必ず記載し応募して下さい。当選した方には折り返し連絡が届きます。

《記載必要事項》
1)お名前
2)メールアドレス
3)SNSアカウントもしくはブログURL

応募先:info@cetera.co.jp

どうぞ奮ってご応募下さい!!


『バスキア、10代最後のとき』
ジャン=ミシェル・バスキア没後30年企画


監督:サラ・ドライバー 『豚が飛ぶとき』
出演:アレクシス・アドラー(生物学者)、ファブ・5・フレディ(ミュージシャン)、リー・キュノネス(グラフィティ・アーティスト)、ジム・ジャームッシュ(映画監督)、パトリシア・フィールド(ファッション・デザイナー)
原題:BOOM FOR REAL THE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT
2017年/79分/アメリカ/字幕:石田泰子
提供:バップ/配給・宣伝:セテラ・インターナショナル/宣伝協力:テレザ
公式サイト:http://www.cetera.co.jp/basquiat/

12月22日(土) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

『BOOM FOR REAL:THE LATE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT(原題)』

©2017 Hells Kitten Productions, LLC. All rights reserved.
LICENSED by The Match Factory 2018 ALL RIGHTS RESERVED
Licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan


Jean-Michel Basquiat

現在、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton Foundation)で開催中の「ジャン・ミシェル・バスキア展」

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