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第23回文化庁メディア芸術祭 受賞作品

第23回文化庁メディア芸術祭の受賞作品及び功労賞受賞者が発表になりました。


https://j-mediaarts.jp/

アート,エンターテインメント,アニメーション,マンガの4部門における優品を毎年選考し、展覧会「文化庁メディア芸術祭」を行っています。

今年度は、世界107の国と地域から応募された3,566作品の中から,部門ごとに大賞,優秀賞,新人賞,ソーシャル・インパクト賞,U-18賞を選出したそうです。

それでは早速4部門の受賞作品を見て参りましょう。

第23回文化庁メディア芸術祭
【アート部門 大賞】


『[ir]reverent: Miracles on Demand』 Adam W. BROWN
メディアインスタレーション、バイオアート

【エンターテインメント部門】


『Shadows as Athletes』 佐藤 雅彦/佐藤 匡/石川 将也/貝塚 智子
映像・音響作品

【アニメーション部門】


『海獣の子供』 渡辺 歩
劇場アニメーション
© 2019 Daisuke Igarashi・Shogakukan / "Children of the Sea" Committee

【マンガ部門】


『ロボ・サピエンス前史』 島田 虎之介
© Shimada Toranosuke

これらを含む「第23回文化庁メディア芸術祭」受賞作品展が今秋開催予定となっています。

会期:2020年9月19日(土)〜27日(日)
会場:日本科学未来館(東京・お台場)他

文化庁メディア芸術祭ウェブサイト
https://j-mediaarts.jp

受賞作品等の詳細は「受賞作品」のページでチェックできます。
文化庁メディア芸術祭ウェブサイト[受賞作品]
https://j-mediaarts.jp/award/

併せて、会場となる日本科学未来館の球体展示に関する作品を募集した「第23回文化庁メディア芸術祭 フェスティバル・プラットフォーム賞」も発表になりました。

【ジオ・コスモス カテゴリー】

『球小説』 YouYouYou
映像インスタレーション

【ドームシアター カテゴリー】

『Starman』 Tiff RANDOL / CEN Kelon / Thor FREUDENTHAL / YEN Shih-Lien
ミュージックビデオ
© IAMEVE Photo: Starman Banner (made by Kelon Cen)

また、第23回文化庁メディア芸術祭 功労賞には以下の4人が選ばれました。

幸村 真佐男 ( メディア・アーティスト/写真家)
なみき たかし (プロデューサー/アニメション史家)
村崎 修三 (少女雑誌コレクター)
山城 祥二 (作曲家/脳科学者)


ロボ・サピエンス前史(上) (ワイドKC)

ロボットの捜索を職とするサルベージ屋、誰の所有物でもない「自由ロボット」、半永久的な耐用年数を持つ「時間航行者」……。さまざまな視点で描かれるヒトとロボットの未来世界。時の流れの中で、いつしか彼らの運命は1つの大きな終着点に向かって動きだしていく……。世界の行く末を壮大に夢想した、ロマンティック・フューチャー。


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遠藤湖舟写真展「〈始まり〉へのアンソロジー」

遠藤湖舟写真展「〈始まり〉へのアンソロジー」が、2020年4月1日より玉川高島屋本館5F アートサロンで開催されます。


http://geo-japan.com/koshuendo/

「〈始まり〉へのアンソロジー」では、1977年に22才で、ひとりヨーロッパを彷徨い撮影した作品から最新作まで、遠藤氏の軌跡を一望する写真展です。

膨大な作品群から三十数点を選りすぐり、「アンソロジー(作品集)」として構成されます。

2020年は、遠藤氏にとってとても大事な一年になります。まずは、2作品『朝陽 Rising Sun』と『宵月 Evening Moon』の公開が予定されています。

また、若冲で有名なプライスコレクションが収められた日本館を有する、アメリカ西海岸最大級のロサンゼルス・カウンティ美術館の日本美術の系譜に遠藤氏の作品が加わるのです。

さらに、10年計画でシルクロードの撮影をスタートさせる節目の年にも当たります。

遠藤湖舟は、1954年長野県に生まれました。幼い頃から自然に囲まれて育った遠藤の記憶には、森の小さな草地で「光」が静止し、煌く光景があります。

遠藤の写真が見る者に「光」を感じさせるのは、この原体験が魂に刻まれているからに相違ありません。そして「光」の源である星に強く惹かれるようになり、その「光」を手元に置きたいと写真を始めたのは自然なことでした。

地球上で展開されてきた人間の歴史を、月や星はずっと見つめて来ました。その「時間」と「空間」の中に〈美〉を見出し、作品にしようと、遠藤は考えています。
2015年に開催された遠藤湖舟 写真展 「天空の美、地上の美。」とはちょっとテイストの違う作品が観られそうです。


遠藤湖舟 写真展 「天空の美、地上の美。」展示風景

2018年1月、ロサンゼルス・カウンティ美術館に2作品が収蔵(Permanent Collection)され、今年(2020年)、公開されるなど、益々活躍の場を広げる遠藤氏の原点を垣間見られる写真展です。


【遠藤湖舟(えんどう こしゅう)プロフィール】

遠藤湖舟は写真を中心とした、総合的なアート表現を行ってきました。宇宙から微生物までを対象とし、「境界を超えた」シームレスな世界にアプローチしようとしています。

2006年より個展を開催し、翌年、写真集『宇宙からの贈りもの』(講談社)が出版されました。2015年には高島屋四店(日本橋、京都、大阪、横浜)で大規模な巡回個展『天空の美、地上の美。』開催、2017年には公立美術館である奥田元宋・小由女美術館(広島県三次市立)で個展が開催れました。この年、ニューヨークのギャラリーで個展を開催し、ロサンゼルス・カウンティ美術館に作品が収蔵されました。一方、2018年には京都・北野天満宮で遠藤湖舟写真空間『星河悠久』を作り上げるなど、幅広く活動しています。

1954年に長野県で生まれ、77年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。科学的な目と思考を基本に持ちながら、心で感じる「美」へ強く迫ろうとしています。
スタジオは東京世田谷にあり、「身近にある〈美〉」というテーマを大切にしながら作品制作に取り組んでいます。


遠藤湖舟写真展「〈始まり〉へのアンソロジー - Anthology for The Beginning -」

開催期間:2020年4月1日(水)〜7日(火)
開館時間:10:00〜20:00 (新型コロナの影響で開館時間変更の可能性があります)
*最終日は16:00閉場
会場:玉川眦膕 本館 5階 アートサロン
4日(土)、5日(日) 14:00から作家によるギャラリートークがあります。
入場料:無料


『天空の美、地上の美。』
遠藤 湖舟 (著, 編集, 写真)

「美しいものはそこにある、目を向けさえすれば」
そんなコンセプトのもと、遠藤湖舟は写真を撮り続けてきた。対象は宇宙から身近なものまで、遠藤が美しいと思ったものにカメラは向けられる。その多くが東京都とその近郊で撮影されたものであることを知り、我々は驚かされるのである。



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監修者が語る「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の見どころ解説動画が凄い!

本来であれば観測史上最も早く咲いた桜と共に国立西洋美術館で「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を鑑賞しているはずだったのですが、新型コロナウイルス感染症予防対策による全館臨時休館…


https://artexhibition.jp/london2020/

2020年3月3日から始まる予定が、現時点で開幕の予定も定かではありません。61作品、すべて初来日。歴史的な展覧会を心待ちにしていただけに残念でなりません。

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」だけでなく、ほとんどの展覧会が開催自粛を余儀なくされており、ニコニコ動画などで無料配信を行ったり、太田記念美術館のようにTwitterでいつも以上に積極的にツイートしたりと各館涙ぐましい努力をされています。


ロンドン・ナショナル・ギャラリー外観

国立西洋美術館ではもうすっかり展示も終了しておりあとは観てもらうだけという状態です。なのに開けないというジレンマ。

そこで、思い切ったことを主催者がYoutubeでやってくれています。

日本側の監修者である川瀬佑介氏(国立西洋美術館研究員)が会場の実際の作品の前で見どころ解説を行う動画を無料公開しているのです。

しかも、イントロから各セクションごとに「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」必見の作品を監修者の川瀬研究員が語ってくれています。


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#0 コンセプト紹介 | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品

それでは、第1章から第7章までたっぷりと動画で解説を聴きましょう。ギャラリートークやスライドレクチャーも無しになってしまったので、川瀬氏のお話が聴ける唯一の機会です。

展覧会の構成は以下の通りです。

1:イタリア・ルネサンス絵画の収集
2:オランダ絵画の黄金時代
3:ヴァン・ダイクとイギリス肖像画
4:グランド・ツアー
5:スペイン絵画の発見
6:風景画とピクチャレスク
7:イギリスにおけるフランス近代美術受容


以下、各章ごとに5分ほどで作品解説や美術史はたまた展示方法などについて丁寧に語られています。これを無料で観られるなんて!


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#1 ルネサンスの超絶技巧! クリヴェッリ≪聖エミディウスを伴う受胎告知≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品



【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#2 巨匠のドヤ顔!! レンブラント≪32歳の自画像≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#3 親しみある肖像画 ライト・オブ・ダービー≪トマス・コルトマン夫妻≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】 #4 旅行先で描いてみた カナレット≪イートン・カレッジ≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#5 ムリーリョ≪幼い洗礼者聖ヨハネと子羊≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#6 描き込みに注目! ゲインズバラ≪水飲み場≫  | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品


【ロンドン・ナショナル・ギャラリー展】#7 緊張気味?初々しい少女の姿 ルノワール≪劇場にて(初めてのお出かけ)≫ | 監修者が語る!ロンドン展の見どころ&おススメ作品

川瀬氏の解説はとても分かりやすく情報量が多いことで定評があります。お話もとても上手いのでいつまででも聞いていられます。

本来ならイベントなどでこうしたお話をしてもらうはずだったのでしょうが、事情が事情ということで、無料動画公開に踏み切られたのでしょう。英断だと思います。


『マンガで教養 はじめての西洋絵画』 (マンガで教養シリーズ)
川瀬 佑介 (監修), にしうら染 (イラスト)

こちらは昨年出た川瀬氏がテキストを担当された西洋絵画読本です。

本の詳しい紹介はこちらの記事で書きましたので参考にして下さい。

また、展覧会に合わせてガイドブックも多く出ています。


『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 完全ガイドブック』 (AERAムック)

公式ガイドブックも早々に手に入れレビューを書いています

一日も早い開館を望みつつ、今我々が出来ることをしっかりと行っていきましょう。


ロンドン・ナショナル・ギャラリー内観


「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
会期:2020年3月3日(火)〜2020年6月14日(日)
※開幕延期。
開館時間:9:30〜17:30
毎週金・土曜日:9:30〜20:00 
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、3月30日(月)、5月4日(月・祝)は開館)
主催:国立西洋美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、読売新聞社、日本テレビ放送網
特別協賛:キヤノン、大和証券グループ
協賛:花王、損保ジャパン日本興亜、大日本印刷、トヨタ自動車、三井物産
協力:大塚国際美術館、日本航空、ブリティッシュ・カウンシル、西洋美術振興財団


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「100日後に死ぬワニ展」開催決定!

Twitterで話題の人気イラストレーター「きくちゆうき」による「100日後に死ぬワニ展」が開催されることになりました。



「100日後に死ぬワニ」って何?!
    ↓
「誰もが行き着く先、それはワニも同じ。誰もに終わりがある。 分かっているのに意識しない日々。 ワニが生きる”残り100日間”の日々を見て、なにを思うか−」
https://www.basica.co.jp/100wani



きくちゆうき氏が2019年12月12日(木)19時にTwitterに第1話を投稿して以来、世間の話題をさらいまくっている『100日後に死ぬワニ』。

投稿は毎日続けられ、3月20日(金)19時過ぎに第100話(=100日目)がアップ。最終回を迎えました。Twitterでは大盛り上がりをみせています。

当初は1万ほどだったきくち氏のTwitterフォロワー数は1月中旬に40万強になり、2月中旬に90万を超え、3月17日には150万を突破と加速する一方です。


「100日後に死ぬワニ」オリジナルグッズ

今回開催が決定となった「100日後に死ぬワニ展」は、アソビル3F MONOTORYのコラボイベントです。

「100日後に死ぬワニ」のワニくんの100日分のイラスト作品の展示の他、MONOTORYとの限定コラボワークショップ、きくちゆうき氏本人によるライブペイントイベントを実施予定とのこと。


オリジナルトートバッグ

また、ワークショップも開催予定となており、きくちゆうき氏が厳選した25コマの中から好きなコマを選んで、自分だけのオリジナルトートバッグやマグカップ作りが体験できます。

「100日後に死ぬワニ展」

開催会場:アソビル 3F「MONOTORY」(神奈川県横浜市西区高島2丁目14−9)
開催期間:2020年4月15日(水)〜4月28日(火)
開催時間:平日10:00〜18:00(祝土日 10:00〜21:00)
入場料金:無料(ワークショップに参加の際のみ別途料金がかかります)


史上稀に見る話題作を小学館ゲッサン(月刊少年サンデー)編集部が単行本化も決定しました!


『100日後に死ぬワニ』 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
きくち ゆうき (著)
日本中が見守った100日間、待望の書籍化

あたりまえ。だから、愛おしい。

1匹のワニの、なんでもなくて、かけがえのない毎日の記録をぜひお楽しみください。
著者がSNS(Twitter、Instagram)に投稿してきた「あるワニの100日間の人生」に、後日譚など28ページを描き下ろして収録。

オールカラーコミックスとして4月8日(水)に発売です。えっ!映画化も決定したの!!詳細は後日公式Twitterアカウントから発信されます。
https://twitter.com/100waniOfficial


「100日後に死ぬワニ × TOWER RECORDS」コラボグッズ、タワレコ限定デザインで3月21日発売。
https://tower.jp/100wani

作者「きくちゆうき」プロフィール

1986年生まれ。 なんだかんだいろいろあって27歳で漫画家・イラストレーターとして独立。 連載:「SUPER どうぶつーズ」(LEED Cafe)、「どうぶつーズの漫画」(幻冬舎 plus)、「100日後に死ぬワニ」

・Instagram:
https://www.instagram.com/yuukikikuchi/
・twitter:
https://twitter.com/yuukikikuchi


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サントリー美術館リニューアル・オープン記念展

サントリー美術館リニューアル・オープン記念展の第1弾として「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展が2020年5月13日より始まります。


https://www.suntory.co.jp/sma/

改修工事のため2019年11月11日より休館しているサントリー美術館。六本木の東京ミッドタウン内に移転し、2007年3月にオープンしてから早いもので10年以上が経ちました。

干支がひと回りしちゃう歳月が流れています。光陰矢の如しと言いますがまさにその通り。つい最近六本木に開館したような感覚です。


サントリー美術館 エントランスイメージ
© KENGO KUMA & ASSOCIATES

具体的にはどこがどのように変わるのかを紹介したコラムを昨年書いたので、そちらをご覧になって下さい。何と制服も新しくなります。

サントリー美術館リニューアル・オープン


カフェイメージ
© KENGO KUMA & ASSOCIATES

オリンピック・パラリンピックで海外から多くの来館者が訪れることが予想されます。その前に思い切ってリニューアル!といったところでしょうか。

建築を担当した隈研吾氏も引き続き関わっていらっしゃいます。シンプルながらも美しさが感じられる極上の空間に仕上がることでしょう。

リニューアル・オープン記念展第1弾「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」の内容についても触れておきたいと思います。


菊唐草蒔絵化粧具揃」一具 江戸時代 18世紀前半
サントリー美術館

「生活の中の美(Art in Life)」を基本理念に展示・収集活動を現在も続けているサントリー美術館。名画や名品だけでなく、日常生活の中に見出せる「美」を蒐集しています。

我々の身の回りにある品々も、それぞれの美意識によって選ばれそこに存在します。決してそれが名工の手によるものでなくても。

そんな日常使いの生活用品を「ケ(褻)」とすると、婚礼やイベント、つまり非日常で用いる品々は「ハレ(晴)」と定義できます。


国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」一合 鎌倉時代 13世紀
サントリー美術館

リニューアル・オープンを飾る展覧会に相応しい着物や装飾品、豪華な化粧道具が「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」では3章構成で展開されます。

サントリー美術館の蔵出し的な豪華で華やかな展覧会になることでしょう。そして照明設備も大幅に変わるとのこと。これまでとはどう違って見えるのかも楽しみのひとつです。

さて、今回の展覧会では新しい試みも用意されています。


誰が袖図屛風」六曲一双のうち左隻 江戸時代 17世紀 
サントリー美術館


山本太郎「熊本ものがたりの屛風 女性のハレの日金屛風」三曲一隻 平成29年(2017)
撮影 草裕

そう!このように、現代アートとサントリー美術館コレクションをクロスさせた特別展示を行うのです!

現代アート作品なら何でもよいわけではなく、古美術に造詣の深い現代作家の山口晃氏、彦十蒔絵・若宮隆志氏、山本太郎氏、野口哲哉氏の作品をセレクト。


伝 狩野山楽 重要文化財「南蛮屛風」六曲一双のうち右隻 桃山時代 17世紀初期
サントリー美術館


山口晃「成田国際空港 南ウィング盛況の圖」(版画)一面 平成30年(2018)
ミヅマアートギャラリー
©︎YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery

やまと絵特有の手法である「すやり霞」(金雲)。他にこんなに使い勝手のよいものは美術の世界には存在しません。

遠近法、余白、異時同図法、画面構成などなど。

山口晃さんは、さてどのような狙いがあって金雲を用いているのでしょう。まさか早く仕上げるためなんてことはないですよね。


柴田是真「五節句蒔絵手箱」一合 明治時代 19世紀
サントリー美術館

重文の屏風絵と山口晃さんの作品が並んで展示される様を是非観たいものです。そしてまた他の作家さんはどんな作品と組み合わされるのでしょう。

リニューアル・オープン記念展 I「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展、まだまだ明かされていない展示作品など沢山あるはずです。

2020年5月13日の開館心待ちにしています!!楽しみだな〜


ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展

会期:2020年5月13日(水)〜7月5日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行います。
開館時間:10時〜18時
※金・土は20時まで開館
※5月30日(土)は六本木アートナイト2020のため23時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日:火曜日(ただし6月30日は18時まで開館)
※shop x cafeは会期中無休
会場:サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
https://www.suntory.co.jp/sma/
主催:サントリー美術館、朝日新聞社
協賛:三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス
協力:大日本印刷、DNPアートコミュニケーションズ


サントリー美術館 ショップイメージ
© KENGO KUMA & ASSOCIATES


サントリー美術館 プレミアム・セレクション

【サントリー美術館からのミュージアムメッセージ】
我々は日常の暮らしの中でも調度品や道具の中にある美を愉しんできた。この国独自の感性に守られ、育てられてきた名品の数々がある。
そんな「生活の中の美」を一人でも多くの人に楽しんでもらいたい。
古きものと新しきもの、中世や近世、近代といった時代、国や民族といった文化の境界を越え美と美を結ぶ、そこから新しい発見が得られ、知的感動を通じた人と美の新しい関係をひらいていきたい。


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