弐代目・青い日記帳 

  
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吉岡徳仁さんが手掛けたヒルズアヴェニュー銀座店
吉岡徳仁氏が空間デザインを手掛けたヒルズアヴェニュー銀座店(Hills Avenue Flagship Store)が、2017年5月19日にオープンしました。


http://hillsavenue.jp/

場所は東京都中央区銀座2-3-1。東京メトロ「銀座一丁目駅」4・6出口より徒歩2分、JR「有楽町駅」からも徒歩5分のまさに東京の一等地にオープンしたヒルズアヴェニュー銀座店(Hills Avenue Flagship Store)。





Hills Avenue Flagship Store の空間デザインでは、これまでにない新しい靴の見せ方が表現されています。



Hills Avenue独自の軽量化技術により生み出された靴の軽さを表現するために、「浮遊」をモチーフとしたこの店舗は、棚から構成される通常のショップの概念ではなく、店内に靴が浮いているようなデザインとなっています。



総面積約300屬旅々とした空間には、700もの細いスチールのロッドが重なりあい白いレイヤーを生みだすことで、森のような空間を表現しています。





白いスチールの間にランダムに設置された500個以上の円盤には、無数の靴が展示され、靴たちが空中に浮かんでいるように姿を現します。



それはまるで、白い森の中で靴が浮遊しているような、幻想的な情景です。



日中は広々とした店舗内に自然の光が注ぎこみ、夜は夕焼けのように黄色いライトが空間全体を染め、朝から夜へ時間とともに絶えず街を行き交う人々を惹き付けます。



銀座の街中を忙しく行きかう人々も、吉岡徳仁氏が空間デザインを手掛けたヒルズアヴェニュー銀座店(Hills Avenue Flagship Store)の前では足を止めざるを得ません。

徳仁さんが手掛け、2008年にオープンしたスワロフスキー旗艦店は今ではすっかり銀座の顔となっています。今回新たに「吉岡徳仁による 白い森- 浮遊する靴 -」ヒルズアヴェニュー銀座店がオープンし、観に行かねばならぬ場所がまたひとつ増えましたね。


http://hillsavenue.jp/
吉岡徳仁公式サイト


吉岡徳仁 クリスタライズ

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ニコラ・ビュフの新作をDMM.make 3Dプリントがサポート。
東京を拠点として活躍するフランス人アーティスト、ニコラ・ビュフ。2014年に原美術館にて開催された「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」で一気にその知名度が増しました。

日本の特撮やアニメーションに子どもの頃から接していたニコラ・ビュフの作品は、大人から子どもまで、とても親しみをもって接することが出来ます。



そんな彼の個展「The Dream of Polifilo」が、2017年5月4日(木)から5月29日(月)までHong Kong City Hall(香港)にて開催されました。
Nicolas Buffe : The Dream of Polifilo



16世紀のヘンリー2世のパレードアーマー(儀礼用の甲冑)と『宇宙刑事ギャバン』(東映特撮シリーズ)から発想を得たコンバットスーツに身を包みスーパーポリフィーロが登場し原美術館の展覧会では話題となりましたが、今回の香港の個展では、主人公ポリフィーロを株式会社DMM.comの3Dプリント技術により製作されました。



幼さ、愛らしさとともに戦士の表情も持つポリフィーロを3Dで表現するのは、絵画作品にくらべ何十倍も難しいはずです。

ディズニーの「くまのプーさん」も2次元ではどれも愛らしくても、3次元(ぬいぐるみ等)では顔の表情にばらつきが生じ時に腹黒い表情をしたプーさんまで混じっていることがあります。TDLのショップで一番、腹黒そうなプーさん探しをするのが一番の楽しみだったりします。

でも、3Dプリントなら安心ですよね。

主人公だけでなくこんな作品にも生かされています。


ニコラの手で細かなディティールまで作り込まれた3Dデータからの再現に努めた宝船を3Dプリントした作品。これにニコラ・ビュフの手で描かれた背景に組み込まれ、特有の世界観が完成します。



DMM.makeさん今後もアートの支援、お手伝いお願いします!
http://make.dmm.com/print/

こちらは、昨年(2016年)にお台場で開催された「DMM.プラネッツArt by teamLab



あのDMMがチームラボに全力投資した理由


DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D

今話題の4万円台で買えちゃう「50インチ 4Kディスプレイ」

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「生誕100年 長沢節展」で貴重なファッション・ショウの動画上映が行われます。
弥生美術館で開催中の「生誕100年 長沢節展 〜デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長〜」はもうご覧になられましたか。


http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

今年(2017年)に惜しまれながら閉校した美術学校セツ・モードセミナー。

ファッションデザイナーの川久保玲さんや山本耀司さん、写真家のホンマタカシさん、人形作家の四谷シモンさん、漫画家の安野モヨコさん、女優の樹木希林さん、イラストレーターのペーター佐藤さん、そして建築家の安藤忠雄さんといった各界で日本を世界を代表するクリエーターたちを数多く輩出した伝説の学校です。


セツ・モードセミナー外観
http://www.setsu-mode.com/

カリスマの名に相応しい長沢節氏(1917〜99年)の生誕100年を記念するとともに、セツモードセミナー最後の「企画」として根津にある弥生美術館で展覧会が開催中です。

これだけ多くの著名なクリエーターたちを育てあげた秘密はどこにあるのでしょう。この展覧会ではこれまで非公開だったセツ・モードセミナー内部の様子も紹介しています。


女性デッサン 1960年代

先日、弥生美術館では、長沢節が1967年にプロデュースした「モノ・セックス・モード・ショウ」を再現(監修:浅賀政男)し話題となりました。

人の人体の骨ばった部分に魅かれ、それを描き続けた長沢節。
やせ細った人体が好き、という画家としてのフェティシズムを〈セツ美学〉へと昇華させ
社会に向けたメッセージとしてあらわしたのが「モノ・セックス・モード・ショウ」です。



「モノ・セックス・モード・ショウ」

権威主義を嫌った長沢節は、〈強い〉アメリカに、〈弱い〉ベトナムが決して負けなかったことからヒントを得て、弱いものこそ、優しく、美しく、洗練された存在であると提言しました。

男性にミニスカートをはかせ、弱い男性美をアピール。男性を弱くすることで男女が平等で平和な社会を実現できると訴えたのです。



その50年後の2017年の私たちの目にはこれがどう映るでしょう。そして何を感じとるのでしょうか?

長沢節が主宰した美術学校「セツ・モードセミナー」の協力により当時の靴とコスチュームを、セツ・モードセミナーのモデルたちが着用した「モノ・セックス・モード・ショウ」



セツ・モードセミナーは2017年4月23日で閉校したため、今回がラスト・ステージとなりましたが、このショウを撮影し編集したものを弥生美術館で上映することが決まりました。

ファッション・ショウ「モノ・セックス・モード・ショウ」上映会

6月18日(日)、6月25日(日) 
いずれも午後5時15分頃〜 約30分間
事前申し込み制、無料(要入館料)
 
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/


「モノ・セックス・モード・ショウ」1970年代

連日多くのお客さんで賑わいをみせている弥生美術館の「生誕100年 長沢節展」ですが、気が付けば会期末となりました。観に行かれてない方急いで根津へ行きましょう!



「生誕100年 長沢 節 展 〜デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長〜」

会期:2017年4月1日(土)〜6月25日(日)
場所:弥生美術館 1階・2階会場
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日 

会期中どうしても観に行けない方に朗報です!展覧会図録が一般書籍として販売されています。中身も超充実。満足度の高い一冊です。


長沢節: デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長

「生誕100年 長沢節展」の展覧会カタログとして、担当学芸員が編集。展示作品の図版掲載はもちろんのこと、長沢節のエッセイを多数収録しています。写真家・大橋愛によるセツ・モードセミナーの校舎内の写真も満載です。

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大学入試に出題された美術史。
高校入試や大学入試の歴史の問題で、文化史が出題されると得点率下がりませんでしたか。

今であれば狩野永徳の屏風と尾形光琳のそれの区別は考える間もなくつきますが、中学生や高校生にとってはまさに「難題」のはずです。



仏像だって今の知識があれば、どんな問題が出されても間違いなく答える自信がありますよね。所詮は入試問題ですからそこまで突っ込んだ内容のこと聞いてくることないはずです。

そんな話をしていたところ、早稲田の入試問題に出される美術史はかなり難しいとの声を耳にしたので、赤本をマーケットプレイスで購入しパラパラとめくってみたところ吃驚な内容でした。

早稲田の入試問題は美術史がお好き?!



こちらのコラムに過去問から2題ほど紹介しましたが、反響が大きくもっと知りたいとのコメントも頂いたので、2013年 早稲田大学文化構想学部 世界史の問題も紹介しておきますね。

設問は5つ。全問正解目指してチャレンジしてみて下さい!
(掲載にあたり一部省略してあります)

ルネサンスはイタリア中部の都市(A)を中心として勃興した。


サンタ=マリア=デル=フィオーレ大聖堂
1420〜36年

15世紀に入ると、この都市を舞台に建築家(B)、彫刻家ドナテルロ、そして画家のマザッチョが活躍をはじめ、その後1世紀以上に及ぶルネサンス運動の礎を築くことになった。

彼らが手本と仰いだのは、イタリアならではの(C)の理知的、合理的な美術の伝統であった。
(中略)

「ヘントの祭壇画」1432年
聖バーフ大聖堂

一方、イタリアでのルネサンスの誕生に対して、アルプス以北のヨーロッパ諸地域ではいかなる美術が展開したのであろうか。特にブルゴーニュ公国の支配下にあって芸術が花開いたフランドル地方では、中世の伝統を留めつつも、イタリアに匹敵するような新しい表現が生み出された。代表的な画家は《ヘントの祭壇画》で知られる(D)兄弟である。彼らによって完成された(E)の技法は、今日にいたるまで西洋美術の基本として用いられている。

問1:(A)に当てはまる都市を答えなさい。

問2:(B)に当てはまる人物を次から選びなさい。
ア ミケランジェロ  イ ラファエロ  ウ ブルネレスキ  エ ジョット

問3:(C)に当てはまる言葉を次から選びなさい。
ア ビザンツ  イ ロマネスク  ウ 古典古代  エ ゴシック

問4:(D)に当てはまる人名を答えなさい。

問5:(E)に当てはまる言葉を次から選びなさい。
ア 水彩画  イ テンペラ  ウ モザイク  エ 油絵



早稲田大学(文化構想学部) (2018年版大学入試シリーズ)

如何でしょうか。全部で5問ありましたが、全問正解となりましたでしょうか。入試の世界、特に早稲田大学でも人気の高い文化構想学部となると一問のミスが命取りになります。

それにしても、こんなに細かなことまで覚えなくてはならないなんて、今の高校生さんって大変ですね。

早稲田の入試問題は美術史がお好き?!


続 西洋・日本美術史の基本

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銀座 蔦屋書店トークイベントのおしらせ。
GINZA SIX 6階にオープンした銀座 蔦屋書店にはもう行かれましたか?


https://store.tsite.jp/ginza/

その特徴はあげたらきりがないので割愛しますが(ネットでも十分話題になっていますしね)、アートファンとして嬉しいのが、海外の展覧会図録や二度と手に入らないと思っていたような古い美術書まで取り揃えている点です。

そもそも、銀座 蔦屋書店は「アートのある暮らし」を念頭に作られているので、街中の本屋さんやAmazonとは全く違う、これまでに無かったアートに特化した書店となっています。


https://store.tsite.jp/ginza/

名和晃平氏の立体作品や勅使河原蒼風氏の屏風が店内に設置してあるだけでも十分アートファンの心を捉えますが、何よりもその品揃えには驚かされます。

軽い気持ちで行くと、帰れなくなるから注意が必要です。



銀座 蔦屋書店には高さ6mの本棚に囲まれたイベントスペースも用意されています。銀座の一等地にこれだけの場所をイベントスペースとして割くとは、これまた大胆です。

そんな贅沢な空間で、2017年6月15日(木)に、トークイベント 銀座 蔦屋書店 「action publishing」 都築響一×日野原健司 古今、気骨の編集者 蔦屋重三郎と都築響一の仕事力 が開催されます。



江戸時代の出版人であり、敏腕プロデューサー蔦屋重三郎。
蔦重の愛称で親しまれたこの男は、浮世絵師 喜多川歌麿や東洲斎写楽を発掘し、世に送り出してきました。生まれは江戸の吉原。吉原で本屋を開いた後、出版業を拡大し、洒落本、黄表紙、絵本などなど次々とヒット作を打ち出しました。寛政の改革を機に摘発を受けるなど山も谷もあったようですが、それにもめげず出版人生を全うしました。

時は変わって、現代。自らを「圏外編集者」と名乗る都築響一さんは、「圏外」として無視されてしまいそうなもの、ひと、ことを発掘、編集、プロデュースされ、ご自身で「ROADSIDERS’weekly」というメールマガジン形式の雑誌を発行しています。最近ではUSB型の「電子書籍」を発売するなど、出版界/書籍の可能性を探り続けています。

時代こそ違えども、蔦屋重三郎と都築さんは、自らおもしろいことを見つけ、企画、発信をし、書籍/出版界に真正面から挑む気骨ある編集者たちと言えるでしょう。

今回は、都築響一さんとともに、原宿にある浮世絵専門美術館 太田記念美術館の学芸員 日野原健司さんを講師にお迎えして、蔦屋重三郎の生涯と仕事、浮世絵師たちとの交流、江戸時代の出版事情を学ぶとともに、都築さんのお仕事、書籍/出版に関する想いをお話いただきます。


→詳細及び申込はこちらから。



2010年にサントリー美術館で蔦屋重三郎を主役に据えた展覧会が開催されたの覚えていらっしゃるでしょうか。歌麿や写楽といった超人気浮世絵師も蔦屋重三郎なくしては、その名を成し得ませんでした。

そうそう、蔦屋書店の店名もこの江戸時代に活躍した蔦屋重三郎からとったことはよく知られていることですよね。

江戸から平成と時代は変わってしまいましたが、面白いものを見つけ出し、それを皆と共有していく流れはSNSなどのツールを通して益々活発になってきています。

浮世絵に興味関心がなくても楽しめるトークショーとなるはずです。
→詳細及び申込はこちらから。


トークイベント 銀座 蔦屋書店 「action publishing」 都築響一×日野原健司 古今、気骨の編集者 蔦屋重三郎と都築響一の仕事力

会期 2017年6月15日(木)
時間 19:30〜21:00/開場19:00
場所 BOOK EVENT SPACE
定員 50名
主催 銀座 蔦屋書店
問い合わせ先 03-3575-7755
→詳細及び申込はこちらから。

お時間ある方是非!


稀代の本屋 蔦屋重三郎

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BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

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「美連協ニュース」寄稿

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