弐代目・青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
『イラストで読む 印象派の画家たち』
河出書房新社より刊行されている『イラストで読む 印象派の画家たち』を読んでみました。


イラストで読む 印象派の画家たち
杉全 美帆子 (著)

東京新聞に毎週火曜日「美を楽しむーおとなのための美探訪」を連載されている杉全 美帆子(すぎまた・みほこ)さんによる「イラストで読む」シリーズの三冊目となる『イラストで読む 印象派の画家たち』。

「ルネサンスの巨匠たち」「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「奇想の画家たち」「ギリシア神話の神々」と西洋美術全般を広くカバーしている「イラストで読むシリーズ」の中でも最も人気の高いのがこの「印象派の画家たち」です。

2013年に初版が出て、現在版を重ねること7刷目!美術書としては異例の売り上げを誇っている一冊です。



ただやたらとやさしく、こびへつらうように美術史を語るのではなく、しっかりとした知見からマネからスーラまでの広い意味で印象派の画家たちを紹介しています。

杉全氏は美大卒業後、広告代理店にグラフィックデザイナーとして勤務していただけあり、イラストを描くのはお手の物。

東京新聞の読者ならずとも、必ずどこかで一度は杉全氏のイラストを目にしたことがあるはずです。

イラストで読む 印象派の画家たち【掲載画家】
モネ、マネ、ルノワール、セザンヌ、シスレー、ピサロ、モリゾ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ

「まるで殺人鬼のような画家って誰?」
「ドガが横暴・自己チュー・非妥協男って本当?」
「仕事が早かったからルーベンス先生とからかわれたのは誰?」
「モネの8人の子供のうち、6人は義理の関係だったって本当?」

芸術家たちの生き生きとしたエピソードで「印象派」がますます身近に感じられ、作品の「見かた」もよくわかる!



モネとルノワール

印象派の画家たちについては、ある程度知識はあったつもりでいましたが、この本で初めて得たエピソードも多くありました。

画家についての新たなネタを知ると、実際に作品を観に行きたくなるものです。実際に『イラストで読む 印象派の画家たち』を読み終えるやいなや、上野の国立西洋美術館の常設展でモネやルノワール、東京都美術館の「ボストン美術館の至宝展」でゴッホにセザンヌと新鮮な気持ちで観ることが出来ました。

常設展が充実している美術館

どんな本でも売れているものにはきちんとした理由があるのです。杉全氏の本を読んでみてなるほどな〜と深く納得しました。

「イラストで読む」シリーズ他の4冊もこの機会にまとめて読んでみたいと思います。


イラストで読む 印象派の画家たち
杉全 美帆子 (著)

・ 当時の複雑な時代背景や美術の大きな流れをおさえ、「印象派とは何だったのか」をかみくだいて解説。
・ 印象派の画家同士の交流や人間模様を紹介。
・どうしてそのような絵が描かれたのか、背景や人物像を丁寧に解説。
・ オールカラーで多数の図版を掲載し、それぞれの絵画の鑑賞ポイントをわかりやすく解説。



映画「セザンヌと過ごした時間」
http://www.cetera.co.jp/cezanne/

この映画を観る前に絶対読んでおきたい一冊でもあります!!

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4823

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 読書 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
『OZmagazine』と松屋銀座がアートでコラボ。
スターツ出版株式会社の『OZmagazine (オズマガジン)』9月号「アート特集」と、松屋銀座の催事「GINZA旅物語」とのコラボ企画が実現します。


OZmagazine (オズマガジン) 2017年 09月号

アートと旅は相性がとても良いもの。

普段あまりアートに興味のない人でも旅へ出ると美術館やアートスポットをついつい目指してしまうものです。


OZmagazine (オズマガジン) 2017年 09月号

これまでもオズマガジンンではアートと旅の特集を組んできましたが、今月号はその決定版ともいえる内容です。

つい最近新しく加わった、まだ自分も訪れたことのない場所も幾つも登場しぱらぱらとページをめくっているだけで旅に出かけたくなってきます。


今年の冬に青森と十和田を巡るアートの旅をしてきた際の記事はこちらです。

青森のアートスポットを楽しむ10のポイント

温泉宿やその土地の名物料理を味わいながら、そこでしか体感できないアートに触れる。都内の美術館を普段ガツガツまわっているのとは全く違う楽しみがあります。

さて『OZmagazine (オズマガジン) 2017年 09月号』では、そんなアートの旅に持っていくべき「アート旅がもっと楽しくなるアイテムチェックリスト」が掲載されています。


アート旅がもっと楽しくなるアイテムチェックリスト

この紙面で紹介されているモノを中心に、松屋銀座の売場で実際に購入できる「GINZA旅物語」を展開されます。

二次元の紙面が、立体化し三次元の売場に登場です。


「GINZA旅物語」

松屋銀座 (東京都中央区銀座3−6−1)
会期 8/16(水)〜8/29(火) 会場:松屋銀座各階
会期◆8/16(水)〜8/22(火)
会場:1Fスペース・オブ・ギンザ 「GINZA旅物語×JAL SHOP」
松屋銀座3〜4階にはオズマガジンの誌面とコラボレーションしたパネルが登場。パネルを見ながら回遊してもらうことで、旅のシーン×アイテムを楽しく選んでもらえます。編集部おすすめのアート旅スポットもチェック!期間中はスタンプラリーも実施。 対象売場で、5000円以上(税込)の商品を2か所で購入された方には、先着100名様にオズマガジン特製「よりみちノート」をプレゼントいたします。


雑誌が先か、売場が先か…いずれにしてもアートを中心にこうした企画が成立するのは喜ばしいことですよね。

展覧会やギャラリー巡りもせっかくならちょっとお洒落して普段から出かけたいものです。

因みに、自分は展示ケースの映り込みを避けるためなるべく黒っぽい服を展覧会に行くときは着るようにしています。


OZmagazine (オズマガジン) 2017年 09月号
今号のオズマガジンは、「アートな町へ」特集。アートは今、日本各地の自然や文化とつながって、それぞれの町をおもしろくしています。京都では歴史的な建物と現代アートが融合し、唯一無二の鑑賞体験を作り出しています。神戸では港を舞台にした芸術祭が開幕。札幌にも、石巻にも、種子島にも、そこでしか出会えない新しいワクワクが次々と生まれています!ご当地グルメやものづくりなどその土地の魅力も味わえば、きっと忘れられない1日になるはずです。さあ、アートな町をめざす旅に出発です。


Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4818

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 読書 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』
新潮社(とんぼの本)より刊行となった『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』を読んでみました。


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪
岡田 秀之 (著)

長沢芦雪(ながわさろせつ)ってなんか損な役回りをしている絵師のように思えてなりません。名前も「長沢蘆雪」、「長澤蘆雪」などと表記されることもあり落ち着きません。

若冲が「わかおき」とよまれてしまう愛らしさ、親しみやすさがあまり感じられません。可愛らしいワンコの絵は描いているのですけどね。


長沢芦雪「降雪狗児図」「月夜山水図

そもそも、活躍したタイミングもあまりよろしくないのです。

伊藤若冲(1716年〜1800年)
曾我蕭白(1730年〜1781年)
円山応挙(1733年〜1795年)


京都で活躍した若冲をはじめとする今人気絶頂の絵師たちよりも、芦雪はひと世代あとの生まれとなるのです。

長沢芦雪(1754年〜1799年)

つまり、自分が絵筆をとった時にはすでに、世の人々をアッと言わせていた奇想画家の若冲や蕭白、写生画の天才応挙が活躍をしていたのです。

すげーやりずらい状況ですよね。絵師として。日本美術史上で最も生まれてはいけない時代に、呱々の声をあげてしまった芦雪。


長沢芦雪「群鶴図

そんな、勝ち目無しの状況下にあってこそ闘志を燃やすのが長沢芦雪その人なのです。

奇想派の先輩(目の上のたんこぶ)である若冲や蕭白、それに師匠である応挙(目の上のたんこぶ)に追いつけ追い越せのそれはそれはすごい勢いで学べるものは全て貪欲に自らのものとしていきます。

その辺をふまえ、『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』はとてもキャッチな小見出しをつけ、芦雪の魅力をカラー図版(クローズアップあり)で存分に紹介しています。

かわいいものを描く
小さきものを描く
幼きものを描く
さまざまな顔を描く
妖しきものを描く
大きいものを小さく描く
切りとって描く
対比させて描く
酔って描く
一筆で描く
指で描く
その場で描く
しつこく描く


これだけでもワクワクしちゃいますでしょ!でもまだまだ40ページ足らず三分の一にも満ちません。


かわいいものを描く

このあと、辻惟雄先生と河野元昭先生による芦雪対談が収録されています。題して、「人工の奇想」の画家・芦雪の魅力を語り尽くす

体よくまとめられていますが、これ絶対活字にするの大変だったはず。あのお二人に対談してもらいそれをテキスト化するのがどれだけ骨の折れることか…

ただ、日本美術の泰斗であるお二人の中身の濃い貴重なお話が、まとまった形で読めるのは本当にありがたいことです。この部分だけ読むだけでも買う価値あります。



そうそう、以前に何度かこのブログでも紹介しましたが、芦雪の最期は殺されてしまったという説がまことしやかに伝えらています。

歴史小説の大家、司馬遼太郎さんの短編に『蘆雪を殺す』というタイトルの小説があります。こちらの古い記事で内容についても紹介しているので関心のある方は読んでみて下さい。

最後の伊賀者という短編集の中に収録されています。


新装版 最後の伊賀者』 (講談社文庫)
司馬遼太郎

かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』の著書である岡田氏はこの説について懐疑的な見解を示されています。

I 1754-1786
謎につつまれた出自から、当代一の絵師・応挙先生に入門まで
応挙入門前/応挙先生のもとで/応挙先生のワザを完全マスター/応挙から自由に
II 1786-1790
南紀でのびのび襖絵を描きまくり、芦雪らしさ爆発
無量寺/草堂寺/成就寺/円光寺/持宝寺/徳泉寺/高山寺/南紀前/南紀後
III 1790-1799
ますます「奇」の度合いは増して、晩年のスタイル極まれり
応挙門下の大競作/広島にて/大画面/禅の境地/故事の世界/動物たち/幽玄の世界


現在の江戸絵画ブームの火付け役を果たし、若冲をはじめとする奇想の江戸絵師たちの存在を世に知らしめた辻惟雄先生の名著『奇想の系譜』には当初、芦雪は入っていませんでした。

辻先生は今回のとんぼの本に収録された対談で、芦雪を「人工の奇想」画家として位置付けています。若冲、蕭白といった「天然の奇想」画家に影響されつつ自分の道を探るべく闘志を燃やした芦雪。

人工が必ずしも天然に劣るとは限りませんからね。

また『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』では、芦雪の師である丸山応挙との関連についてもこれまで以上に丁寧に書かれています。



今年の秋、満を持して開催される「長沢芦雪展」(愛知県美術館 2017年10月6日〜11月19日)に備えるべく、絶対に読んでおきたい一冊です。
http://www.chunichi.co.jp/event/rosetsu/


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪
岡田 秀之 (著)

愛らしい仔犬から不気味な山姥まで超絶技巧の写実力に、酔いにまかせた早描きも! 新出作品もたっぷりと、「奇想派」の一人として注目を集める絵師のびっくり絵画と波瀾の人生を新進の研究者がご案内します。日本美術史の泰斗、辻惟雄氏×河野元昭氏の「芦雪放談」も必読。画布に現された千変万化の「奇想」を目撃せよ!

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4812

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 読書 | 22:47 | comments(1) | trackbacks(0) |
『新海誠監督作品 君の名は。美術画集』
株式会社一迅社より刊行となった『新海誠監督作品 君の名は。美術画集


新海誠監督作品 君の名は。美術画集

2016年大ヒットし、社会現象にもなった劇場アニメーション「君の名は。」の美術背景をまとめた一冊です。新海誠作品の大きな魅力のひとつである美術背景約220点が掲載されています。





新海誠監督作品 君の名は。美術画集
では、「君の名は。」に登場した、糸守の豊かな自然、宮水家、宮水神社、御神体、カタワレ時、東京の町並み、立花家、飛騨への道のり…など、物語の舞台の美術背景約220点を、美術スタッフのコメント付きで掲載。

また、美しい画像だけでなく新海誠監督をはじめ、美術監督やスタッフのインタビューも収録されています。

DVD,Blu-rayも発売になり新たな盛り上がりをみせている「君の名は。」 現在、大岡信ことば館では新海誠のデビュー15周年を記念して『新海誠展 −「ほしのこえ」から「君の名は。」まで−』を開催中です。


『新海誠展 −「ほしのこえ」から「君の名は。」まで−』

会期:2017年6月3日(土)〜2017年8月27日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前)
休館日:会期中無休
会場:大岡信ことば館
http://kotobakan.jp/
主催:大岡信ことば館/株式会社Z会/朝日新聞社
協力:コミックス・ウェーブ・フィルム、東宝
協賛:第一三共株式会社/スルガ銀行/伊豆箱根鉄道株式会社/みしまプラザホテル
後援:三島市、三島市教育委員会、沼津市教育委員会、長泉町教育委員会、テレビ静岡、静岡第一テレビ
展覧会公式サイト
http://shinkaimakoto-ten.com/

「新海誠展」は、9月から長野・小海町高原美術館、11月から東京・六本木の国立新美術館ほか全国へ巡回します。



尚、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、タワーレコード、アニメイトなどでは『新海誠監督作品 君の名は。美術画集』購入特典として特製クリア扇子がプレゼントされるそうです。



Amazonんでは予約の段階でベストセラー1位を獲得しているほどの人気を見せています。見つけたら即購入ですね、これは。


新海誠監督作品 君の名は。美術画集

(c)2016「君の名は。」製作委員会


「君の名は。」DVDスタンダード・エディション

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4804

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 読書 | 14:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
『サライ8月号』「くらべる日本美術」
小学館から刊行となった『サライ 2017年 08月号』を読んでみました。


サライ 2017年 08月号

先月号の特集「奇想建築」がとっても充実していてツボでしたが、今月号はさらにピンポイントで琴線に触れる特集を組んで来ましたサライさん。

美術鑑賞の勘所を手引する「くらべる日本美術」の大特集です。

表紙を見て「えっ?!」と思われた方も多いのではないでしょうか。北斎の描いた相撲取りがヨーロッパへ渡るとドガの踊り子に大変身!

そんな馬鹿な〜と思うかもしれませんが、本当のことです。2107年10月21日より国立西洋美術館で開催となる「北斎とジャポニズム展」ではこの二つの作品が堂々と展示されるのです。


「北斎とジャポニズム展」
http://hokusai-japonisme.jp/

ゴッホやモネそれにガレの作品に大きな影響を与えたジャポニズムは、こうした意外な面でも見て取れるのです。

サライ 2017年 08月号』「くらべる日本美術」特集の凄い点は、ジャポニズムをあくまでもフックとし、次から次へとまさかの展開をみせることです。

雪舟とモンドリアン、写楽とエゴン・シーレ、樂茶碗とマルセル・デュシャン、等伯とターナーetc…目次を見ただけでワクワクしてくるでしょ!

【目次】
・ピート・モンドリアン『木々のある風景』
雪舟等楊『秋冬山水図・冬景』
・エゴン・シーレ『自己観察者2(死と男)』
東洲斎写楽『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』
・第1部解説 くらべることの意義
「くらべることは、美術を愉しみ本質を知るための根本的な作業です」 解説 山下裕二さん(美術史家・59歳)
長次郎『黒楽茶碗 銘 俊寛』
マルセル・デュシャン『泉』
・ティントレット『受胎告知』
『阿弥陀聖衆来迎図』(早来迎)
・葛飾北斎『北斎漫画』十三編
エミール・ガレ『鯉文花器』
・長谷川等伯『松林図屏風』(右隻)
ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー『日の出、入り江にたつ城(孤愁)』
・第2部解説 似ていることの意味
「モチーフは継承され、変奏される。連続性こそ日本美術の核心です」 解説 山下裕二さん(美術史家)
・くらべる富士山 それは雪舟による、富士と三保の松原を描いた情景から始まった
・くらべる美人 日本人の美意識はいかに変遷してきたか
・くらべる虎 見たことがないのに、なぜ描けたのか
・くらべる仏心 伊藤若冲の「枡目描き」と紺紙金字経
・くらべる大樹 狩野永徳と長谷川等伯
・くらべるモノクローム 伊藤若冲と長沢芦雪
・くらべる鳳凰 伊藤若冲と手塚治虫
・くらべる精霊 岡本太郎と縄文人
・くらべる生命 伊藤若冲と田中一村
・くらべる意匠化 俵屋宗達と田中一光
・くらべる猫 熊谷守一と長谷川「りん」二郎
・くらべるドット 伊藤若冲と草間彌生


伊藤若冲と手塚治虫の鳳凰比べに、岡本太郎と縄文人。この見開きページだけでも満足度120パーセント!しかも使われている画像がどれも美しいものばかりです。

美術の特集を折角していても画像がダメダメだと読む気なくしてしまいますからね。

また、山下裕二先生が雑誌の特集に全面協力しているのもとても珍しいことです。だからこそこんな面白い特集を組めたのでしょうね。


「くらべる美人 日本人の美意識はいかに変遷してきたか」

個人的にはこのページがとても新鮮でした。美意識が変わってきたことは誰しもが頭に入っていても、見開きページで一目でそれが視覚的に分かるようにしたのはこれが初めてではないでしょうか。

女性像って横向き(横顔)が多いので左右のバランスを鑑みながページレイアウト考えたのでしょうか。とても見やすく一目で頭に入ってきます。

第二特集「青春18きっぷ活用術」もなかなかの優れモノです。そうそう巻末には、東京都美術館で開催中の「ボストン美術館の至宝展」の紹介も掲載されています。

先月号に引き続き買って損なしの一冊です。(買いそびれると大泣きします。)


サライ 2017年 08月号

【大特集】
相似に感動、相違に納得。並べてみれば、見方がわかる
くらべる「日本美術」



日本美術応援団: 今度は日本美術全集だ! (小学館セレクトムック)

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4795

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 読書 | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


青い日記帳(編集)『美術展の手帖』小学館より発売中です。


青い日記帳「出前ブログ」連載中


gooいまトピ連載中

朝日マリオン・コム「ぶらり、ミュージアム」


山下裕二&井浦新トークショー


青い日記帳コラボグッズ

「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
山口晃 平等院養林庵書院奉納襖絵
ゴッホの幻の「ヒマワリ」
黒田記念館リニューアルオープン
日本美術ちらし寿司
「オスカー・ニーマイヤー展」
「ディン・Q・レ展:明日への記憶」
特別展「白鳳」
「森本美由紀展」
「クレオパトラとエジプトの王妃展」
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
「青樹うめ展」開催!
「藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美」
「伝説の洋画家たち 二科100年展」
「動きのカガク展」
「ボルドー展」
「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」開催!
「芸術の秋」、「琳派の秋」。
特別展「蔵王権現と修験の秘宝」
「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」
特別展「生命大躍進」
「SHIBUYA」
「琳派と秋の彩り」
「箱根で琳派 大公開〜岡田美術館のRIMPAすべて見せます〜」
あなたは五姓田義松を知っていますか?
「風景画の誕生展」
「国宝 一遍聖絵」が全巻全段展示されます!
美術館でコスプレ!
Ingress(イングレス)でミュージアム巡り。
2015年、都内で観られる西洋絵画の展覧会
プロが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
かみさんが選ぶ「2014年 ベスト展覧会」
2014年 展覧会ベスト10


パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

+ CATEGORIES
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
moon phases
 
   
+RECOMMEND
  
ロマネスク美術革命 (新潮選書)
ロマネスク美術革命 (新潮選書) (JUGEMレビュー »)
金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ)
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ) (JUGEMレビュー »)
岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
+RECOMMEND
  
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
+RECOMMEND
  
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
+RECOMMEND
  
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
+RECOMMEND
  
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
+RECOMMEND
  
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16 (JUGEMレビュー »)

観劇・美術鑑賞・セミナーなどの知的シーンや、コンサート会場・ファッションショーなどで大活躍!
軽いのでいつも持ち歩いています。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
+RECOMMEND
  
ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
レビュー→こちら
日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
+RECOMMEND
  
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS

 1/64PAGES >>

このページの先頭へ
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...