弐代目・青い日記帳 

  
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『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』
講談社より刊行された『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』を読んでみました。


国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室
角田 恵理子 (著)

日本美術の人気は一時のブームではなく、絵画鑑賞の楽しみの大きな柱としてここ10年でしっかりと成長した感があります。

今年は西洋美術の素晴らしい展覧会が手ぐすね引くように大勢待ち構えていますが、日本美術も負けてはいません。東京国立博物館「名作誕生−つながる日本美術」、静嘉堂文庫美術館「歌川国貞展」など見逃せない日本美術の展覧会が控えています。


http://meisaku2018.jp/

画面の中に文字が日本美術ではしばしば書き込まれているのを目にされたことが多いはずです。西洋美術には見られない、日本美術のひとつの大きな特徴と言えます。

例えば、展覧会で人気の浮世絵師・歌川国芳の「寄せ絵」にもよく見ると何やら文字が書かれています。


歌川国芳「人をばかにした人だ」1847年

複数の寄り集まる男たちにより形作られた奇妙な顔にどうしても注目が行ってしまうのは仕方ないことです。アルチンボルトも驚く実にユニークな絵です。

展覧会で二度、三度と目にするようになると、画面に書かれているミミズの這ったような「くずし字」に次第に気になってくるのものです。

「どんなことが書かれているのだろうか。」「読めたらこの絵をもっと楽しめるのではないか。」等々興味は益々高まっていきます。

でも「くずし字」は読めないし…一から勉強するのも大変そうだし…そんな悩みを一気に解決してくれるのが『はじめてのくずし字教室』なのです。




見開きで、歌川国芳「人をばかにした人だ」に記されたくずし字の読み方と意味まで丁寧に解説してくれています。

カルチャーセンターなどで「くずし字」「古文書の読み」といった講座をお持ちの角田恵理子氏が、その知識を日本美術のために発揮してくれたまさに「こんな本が喉から手がでるほど欲しかった!」と叫びたくなる一冊なのです。

【目次】
はじめに
この本の使い方
Part 1 遊び心を読み解こう (国芳「みかけはこわいがとんだいい人だ」「人をばかにした人だ」、北斎「文字絵の小町」、藤本鉄石「文字絵の手紙」など)
Part 2 春画のささやきを聞く (北斎「蛸と海女」、春信「炬燵のふたり」、豆判「縁側で」など)
Part 3 元祖アニメ 絵巻が面白い (「病草紙 痔瘻の男」、「九相詩絵巻」、「百椿図」など)
Part 4 江戸の暮らしが見えてくる (広重「魚尽し」、国芳「童の手習い」、春英「妖怪の雛祭り」など)
Part 5 飾りの文字も読みたい (光悦・宗達「鶴下絵和歌巻」、「文字模様小袖」、「蒔絵源氏物語小箪笥など」)
巻末「くずし字バイブル・これだけ字典」


巻末「くずし字バイブル・これだけ字典」をまずマスターしてしまえば、浮世絵や絵巻物に書かれている文字(詞書)も読めるようになります。

この私でも学生時代、少しだけ勉強しただけである程度は読めるようになったのですから、臆することはありません。簡単です。


本阿弥光悦と俵屋宗達のコラボ作品も半年も経たずに読めるようになります。きっと。

単に愉しく観るだけの日本美術鑑賞から一歩前進して、深く読み解くことが『はじめてのくずし字教室』一冊あれば可能になります。(しかも驚くほどリーズナブルなんです!)

新しい一年の始まりに、新しい何かを始めたいものですよね。ユーキャンで資格を取るのも悪くないですが、それよりも安価でそして直ぐにでも美術館・博物館で活用可能なくずし字をマスターしてみてはいかがでしょうか。

日本美術の魅力を今以上に感じること請け合いです。


国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室
角田 恵理子 (著)
浮世絵、絵巻、名所図会、妖怪本などなど、見るだけでも十分に楽しめるが、添えた一文が読めたらグンと面白くなること請け合い! 大衆に向けた作の文字ならきっと読み易いはず。なかでも「遊び心のあるもの」や「絵が読みを助けてくれるもの」ならなおさら。
江戸時代の子供がテキストに使った「世帯道具尽し」、弥次喜多のパロデイ、オノマトペ満載の北斎の「蛸と海女」……。広く親しまれてきた作を取り上げ、著者独特の骨書きをたどって学ぶ。何度も眺めては繰り返す、展開の面白さに惹かれて読み進むうちにくずし字が身につきます。


日本おとぼけ絵画史 たのしい日本美術』 (講談社ARTピース)
金子 信久 (著)

庶民が愛好し、日本人の心を潤してきた「とぼけている」としか言いようのない、素敵な絵画群。その大きな流れをたのしく紹介!等伯、白隠、蕪村、一茶、光琳、若冲…これでいいのか?日本美術のもう一つの何かが姿を現す!!

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『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』
今何かと外野が騒がしい大相撲ですが、豪華化粧箱入り150部限定 全シリアルナンバー入りで18万5,000円(税別)!のお宝本『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』が昨年末に発売になったのはご存知でしょうか。


『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』

Amazonや既存の書店では扱わず、銀座 蔦屋書店にて販売されています。


左より「大童山」 東洲斎写楽 寛政6年、「荒熊力之助」 歌川豊国(三代) 弘化4年〜嘉永5年、「幼遊ひ愛敬角力」 喜多川歌麿 寛政2年〜文化元年

公益財団法人 日本相撲協会理事長 八角信芳氏の刊行にあたっての意気込みを強く感じさせる文章ですが、昨年来から続く不祥事の後始末や内輪もめのせいですっかり影が薄くなってしまったどころか、誰も取り上げてくれない寂しい状況となっています。
 このたび、わたくしども日本相撲協会監修による『大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション』が刊行されるはこびとなりました。
日本における相撲の歴史はおよそ1,500年と考えられておりますが、現在のように多くの観客が楽しむ大相撲が成立したのは、江戸時代中期のことです。徳川幕府による「平和」が続き、人々は娯楽文化を楽しむことができ、大相撲は歌舞伎と並んで庶民の間で大変な人気を博するようになったのです。ちょうど多色刷りの版画である錦絵が明和2年(1765)に創始され、力士たちもその題材となりました。錦絵の誕生以降、浮世絵師の勝川春章や春英、東洲斎写楽、歌川国貞(初代)らが相撲にまつわる作品を数多く描いています。
日本相撲協会は、公益法人として国技相撲を維持、発展させるためにさまざまな活動を行っており、相撲博物館の運営もそのひとつです。本年は収蔵品のデジタルアーカイブ化の第一歩として、初代館長・酒井忠正の収集品を基礎とする相撲博物館の3,000点にもおよぶ錦絵の撮影を行いました。そのなかから厳選した作品を収録したのが本書です。大相撲の歴史を築いてきた名力士たちの肖像をはじめ、土俵入りや取組はもちろんですが、稽古や巡業の旅、そして力士たちの日常生活が垣間見える作品も多数収録いたしました。大相撲を愛好する皆様をはじめ、より多くの方に手にとっていただければ誠に嬉しく存じます。
刊行までに多くの皆様にご協力を賜りましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。色鮮やかな錦絵をご覧いただければ、当時の大相撲が目の前に甦ることと思います。本書を通じて皆様が大相撲の歴史・文化をより深くご理解いただけますことを祈念し、刊行の言葉といたします。

「勧進大相撲繁栄之図」 歌川国輝(二代)

《全七章の章立て》
第一章  一人立・大首絵
第二章  場所入り・土俵入り
第三章  取組
第四章  稽古と旅(地方巡業)
第五章  関取の休日と江戸二十四景
第六章  相撲余聞(歴史・逸話・戯画・子供相撲)
第七章  二人立・三人立 ほか

《主な所蔵作品の浮世絵師》
_寮酣鼻阻国、国貞、国芳、広重、国輝
⊂\酣鼻曾嫋蓮⊇娜僉⊇婢
その他〜東洲斎写楽、喜多川歌麿、月岡芳年


大相撲錦絵 日本相撲協会 相撲博物館コレクション

発売日:2017年12月26日(火) ※銀座 蔦屋書店にて販売
監修:公益財団法人 日本相撲協会
定価:本体185,000円+税
発行・発売:株式会社 徳間書店
判型:A3判豪華化粧箱入り
画集(A3判 オールカラー324ページ)
解説(B5判 48ページ) 別刷錦絵2点同梱
※150部限定刊行 全シリアルナンバー入り
※デザインは変更になることがございます
©2017 Nihon Sumo Kyokai
http://www.tokuma.com/topicsinfo?tid=14956

悪貨は良貨を駆逐とはよく言いますが、できればこうした素晴らしい話題も少しは取り上げてもらいたいものですね。

日本相撲協会の相撲博物館には現在、3000点を越える貴重な錦絵が保存されています。 錦絵は版画であり、経年劣化が進んでしまうため、日本相撲協会はデジタル化を行って、後世に残すことに取り組んでいます。その貴重な作品を、今回は出版社である徳間書店が協力して、全点をアーカイブ化しました。その中から相撲博物館学芸員が選りすぐった249点を掲載した150冊限定の豪華本(A3判豪華化粧箱入り、画集324頁、解説48頁、別刷錦絵2点付)を、日本相撲協会監修で刊行いたします。著名浮世絵師の作品も多く掲載、軸装や屏風などの大型作品も含めてカバーしています。編集コンセプトは、江戸大衆文化の中からとらえた相撲。全七章の章立てで構成されています。解説は別冊子となっており、全て相撲博物館学芸員による執筆です。広く海外へ相撲文化を広める意味で、英訳も併記しました。

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『日経トレンディ』2018年美術展カレンダーを担当しました。
本日(1月4日)発売の『日経トレンディ 2018年 2月号』の2018年カレンダー「美術展」を担当しました。


日経トレンディ 2018年 2月号

デジタル、家電、クルマ、レジャー、映画、イベントそして美術展の2018年の動向を紹介する「新商品&エンタメ 2018年カレンダー

お金のことや他の情報にま全くもって疎い自分ですが、展覧会のことでしたらちょっとだけお役に立てるのではないかと思いお引き受けした次第です。

見開き1ページに今年の主要な展覧会をぎゅっと詰め込んでいます。


日経トレンディ2018年2月号増刊 特別版

尚、中身は同じですが特別版も発売されています。付録にシャアザクの頭が付いてきます!

行列してでも見たい美術展を紹介した、2017年12月25日発売の『週刊ダイヤモンド 17年12/30・18年1/6 新年合併特大号(総予測2018)』もご覧になっていただけたでしょうか。

今年は、西洋美術が熱い一年となりそうです。なんと言っても10月ですかね。

でも、その前にまずは今月下旬から東京都美術館ではじまる「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」の予習をしっかりしないと。


ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
Brueghel: 150 Years of an Artistic Dynasty
2018年1月23日(火)〜4月1日(日)
http://www.ntv.co.jp/brueghel/

それと忘れてはいけないのが東京国立博物館の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」です。


特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」
2018年1月16日(火) 〜 2018年3月11日(日)
http://ninnaji2018.com/

展覧会史上初!! 国宝「三十帖冊子」を1月16日〜28日に全帖公開!! 空海真筆作品、12日間限定の全帖公開です。

人気漫画家・おかざき真里さんの「阿・吽」とのコラボレーションにも注目です。


阿・吽 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

最澄x空海 ふたりの天才の物語が始まる!

日本仏教の要である、比叡山延暦寺の開祖である最澄、弘法大師の名で日本人なら誰もが聞いたことがある空海。

レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵するといわれる日本史上、比類ない天才である、最澄と空海がまさに華麗に、繊細に、そして豪快に描かれる人間ドラマです!


書店で見かけたら手に取ってみて下さいませ〜


日経トレンディ 2018年 2月号

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| 読書 | 22:27 | comments(1) | trackbacks(0) |
年末年始に読みたい10冊のアート関連本
年末年始、一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)における、主な美術館と博物館の休館情報を、はるろどさんがブログにまとめて下さってます。



森アーツセンターギャラリー「THE ドラえもん展」と森美術館「レアンドロ・エルリッヒ展」は元旦も休まず開館していますが、基本的に年末年始はお休みの美術館・博物館がほとんどです。

展覧会へ出かけずとも、自宅や帰省先で時間を持て余してしまい方も多いのではないでしょうか。

そこで、年末年始に読んでおきたいアート関連の本を10冊ほどセレクトしてご紹介します。10冊とも発売になったのが新しいものを出来るだけ揃えました。(古い本だと絶版となっていて読みたくても古本でしか手に入らないなんてことあります。)

「アート関連書籍」10冊セレクトするにあたり、内容に偏りなく、なるべく広範囲で「アート」を捉えました。勿論自分が読んで面白かったものだけを紹介します。お気に入りの一冊に出会えれば嬉しいです。

【年末年始に読みたいアート関連書籍10冊】

≪1≫

ギリシャ美術史入門
中村るい(著),‎ 加藤 公太 (著)

今年読んだ美術関連書籍で読んで良かったベスト3に文句なしに入る、中村るい先生渾身の一冊。

西洋美術を観る上で避けては通れないギリシャ美術ですが、中々正しく理解できていないのが実情です。これまでこうした本が無かったことも大きな要因。

「古代ギリシャと西洋美術」についてはじめに語り、ぐいぐいとギリシャ美術の世界へ惹き込んでくれます。

この本を読めば、西洋美術だけでなく、漫画やアニメの登場人物にも深く古代ギリシャ文化が影響していることが分かります。


ギリシャ美術史入門

神々と英雄と人間たちが織りなす造形世界の魅力。
すべての時代の芸術家にとって、参照すべき古典であり乗り越えるべき規範でもあるギリシャ美術。その全体像をやさしく学べる入門書。


≪2≫

古伊万里 IMARI ジャパノロジー・コレクション
森 由美 (著)

戸栗美術館の森由美さんというよりも、「開運!なんでも鑑定団」の森さんと紹介した方が話は早いでしょう。因みにお父様は、中島誠之助さんです。

古代ギリシャの入門書がこれまでありそうでなかったように、日本を代表する古伊万里を学ぶ手ごろな本もこれまでありませんでした。

文庫本サイズでカラー図版もふんだんに使われています。そして何より一番の魅力は森由美さんの分かりやすく優しい語り口です。


古伊万里 IMARI ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)

日本を代表するやきもの、伊万里焼。その繊細さ、美しさは国内のみならず海外でも人気を博す。人々の暮らしを豊かに彩ってきた古伊万里の歴史、発展を俯瞰し、その魅力を解き明かす、古伊万里入門決定版。

ここから4冊は、展覧会と直接関係の深い本をご紹介します。

「北斎とジャポニスム展」(国立西洋美術館)
2017年10月21日〜2018年1月28日

http://hokusai-japonisme.jp/

≪3≫

かわいいジャポニスム
沼田 英子 (著)

ジャポニスムに関連する書籍は多く存在しますが、堅苦しさを抜きにして「かわいい」という視点であらたに見直してみると、19世紀末のヨーロッパの芸術家たちが何故にそこまで日本の文化に傾倒したかが見えてきます。

ワクワク、ドキドキ、キラキラといった表現を使い解説が見開き一頁でなされています。でも決して初心者向け出ないように思えます。

初めこそそしたオノマトペで西洋美術を捉え間口を広く開けていますが、内容はとてもしっかりとしたものです。沼田さんのご本ですからその辺は当然といえば当然ですが。それにしても皆日本のこと好き過ぎでしょう〜


かわいいジャポニスム

19世紀末、北斎や広重に代表される浮世絵をはじめ、さまざまな日本の美術に色濃く影響を受けた西洋の芸術が生まれ「ジャポニスム」と呼ばれて人気を博しました。本書では、西洋の芸術家が魅了された日本独自の美意識のなかから「かわいい」という感性に脚光をあてました。ジャポニスムの作品のなかで特に「かわいい」と感じられるものを鑑賞しながら、日本と西洋という二つの文化の交流を実感できる一冊です。

≪4≫

北斎への招待
内藤正人(監修)

今年(2017年)は、何かと北斎の話題に事欠かない一年でもありました。これが一過性のブームに終わりそうにないのが、北斎の北斎たる所以です。

この際ですから、葛飾北斎についてきちんと知っておいた方が、2020年に向けても決して損なことではありません。

多数出ている北斎関連本の中で、最も充実しており幅広い知識を得られるのがこの一冊です。(内容のわりにはお値段が安過ぎるのはちょっと心配ですが…)

あ〜小布施行きたい。。。


北斎への招待

葛飾北斎って、実のところ、どこが面白くて、どこが凄いのだろう?
あの有名な「富嶽三十六景」を10倍楽しく鑑賞するポイントや、実は売れて人気が出たのは70歳をすぎてからだったといった豆知識、ゴッホやモネが「HOKUSAI」と言って敬愛した理由、エロくて滑稽な北斎版のポルノ「春画」解説などなど、知識ゼロの人でも楽しめる美術入門書!


「ブリューゲル展」(東京都美術館)
2018年1月23日〜4月1日

http://www.ntv.co.jp/brueghel/

≪5≫

ブリューゲルとネーデルラント絵画の変革者たち
幸福 輝 (著)

ブリューゲルも今年、来年と大きな展覧会が続きます。それにしても日本に居ながらにして極めて数の少ないピーテル・ブリューゲル(1530年頃-1569年)の作品を幾つも観られるのですから、有難いことです。

フランドル地方で起こった北方ルネサンスを代表するブリューゲルについてはもっと深く知っておく必要があると最近とみに感じるようになりました。

幸いなことに関連書籍が何冊か出ているので目を通していますが、中でも幸福先生のこの一冊が一番読みやすく、他の作家との繋がりも分かり、とても役立ちました。

これで「ブリューゲル展」も怖いものなしです!
http://www.ntv.co.jp/brueghel/


ブリューゲルとネーデルラント絵画の変革者たち (ToBi selection)

ブリューゲルを核とし、その足跡の謎と作品世界の魅力に迫るとともに、それらがどのような土壌から生まれ、後世にどのように受け継がれたのかを、テーマ別・時代順に紹介する作品集。同時代のイタリア・ルネサンスとも、デューラーに代表されるドイツ・ルネサンスとも異なる、ネーデルラントならではの表現の軌跡をたどります。

「縄文展」(東京国立博物館)
2018年7月3日〜9月2日


≪6≫

はじめての土偶
武藤 康弘 (監修),‎ 譽田 亜紀子 (その他)

「国宝展」でも抜群の存在感を火焔式土器と共に放っていた土偶。でも、たんにプリミティブだとか、カワイイといった見方だけで済ましてしまっては勿体ない存在です。

そもそも、土偶で何をどう見てよいのか分かりませんよね。「感覚に従い鑑賞すればよいのです」なんて無責任な美術教師は無視して、きちんと土偶と向き合ってみましょう。

そうすると、知らないことザクザク出てきます。顔だけみてもこんなにそれぞれ個性的で違いがはっきりとあります。かなりハマる一冊ですよ。


はじめての土偶

国宝土偶をはじめ、選りすぐりの土偶たちを、大胆かつ楽しいビジュアルで紹介しています。
見るものの心をとらえて離さない圧倒的な存在感をもつ土偶たち。
縄文人の作り出したドッキリな人たちを、ご覧ください。


残りの4冊は、美術をそれほどお好きでない方にもお勧め本ごご紹介します。

≪7≫

香薬師像の右手 失われたみほとけの行方
貴田 正子 (著)

フェルメールの作品がよく盗難に遭うのはよく知られていますが、>奈良・新薬師寺の香薬師立像はなんと3回も盗まれています。

その盗まれた香薬師立像を追うドキュメンタリーがこの『香薬師像の右手 失われたみほとけの行方』です。一部つまり「右手」は発見されているのです。

その発見者こそ著者の貴田さんに他なりません。この仏像の行方を追いかけ調査する過程で右手と出会うのです。こう紹介してしまうと素っ気無いのですが、内容はとてもスリリングで一気読みするに値する一冊です。

しかし今の時代にもこんなことが起こるものなのですね。


香薬師像の右手 失われたみほとけの行方

奈良・新薬師寺の香薬師立像は、旧国宝に指定され、白鳳の最高傑作と言われていた美仏。あまりの美しさから「金無垢でできている」という噂がたち、明治時代に2度盗まれたが、手足を切られ、純金製でないことが分かると2度とも道端に捨てられているのが発見され、寺に戻った。そして昭和18年、3回目の盗難に遭う。
「国宝香薬師盗難事件」は、戦時中の新聞にも報じられ、仏像ファンたちに大きな衝撃を与えた。2度盗まれて戻ってきた像だったが、今回ばかりは発見されず、未だ行方が分からない。
この行方不明の香薬師を見つけ出そうと、元産経新聞の記者である著者が取材を開始。新薬師寺住職の全面的な協力を得た調査では、まるでミステリー小説を地で行くような展開に。その結果、衝撃の新事実が発覚。ついに、「本物の右手」の存在をつかむ……。


≪8≫

怪人 江戸川乱歩のコレクション
平井憲太郎 (著),‎ 本多正一 (著),‎ 落合教幸 (著),‎ 浜田雄介 (著),‎ 近藤ようこ (著)

仕事の机まわりや、自宅のパソコン周辺にもの沢山置いていませんか。次第に書斎の床がほとんど見えなくなるほど我が家はモノで溢れかえっています。

中々捨てられないんですよね、、、大掃除をしても結局元通りだったりします。でも凹むことはありません。江戸川乱歩もまたモノ好きでした。偏愛的に。

帽子だけでもいったい幾つ持っていたのでしょう。そしてコレクションの中にはこんな浮世絵(無残絵)も含まれていてアートファンの心をくすぐります。

出たばかりの新刊ほやほや一冊です。それにしても、とんぼの本シリーズは外れがありませんね。全巻ずらりと揃えたい衝動に駆られます(そしてまたモノが増える…)


怪人 江戸川乱歩のコレクション (とんぼの本)

名探偵もびっくり。RAMPOの夢とまことを映す偏愛品を一挙公開。無残絵、人形、遠眼鏡から帽子、ネクタイまで、終の住処に遺された愛蔵プライベートグッズをたんとお見せしよう。書物で埋め尽くされた伝説の土蔵も隅々までご覧あれ。うら若き女性のヌード写真を納めた秘蔵アルバム帖も初公開だ。没後50年を過ぎた今、怪人の素顔が浮かび上がる。近藤ようこ描き下ろし漫画「お勢登場」は必見!

≪9≫

ハワイアン・プリント・ブック
赤澤 かおり (著)

お正月をハワイで過ごす方も多いかもしれません。ここ最近台湾にはまってしまいすっかりワイキキはご無沙汰になっていますが、何度行っても楽しめる場所ですよね(物価は高いけど)。

ハワイといえば、アロハシャツです。スーツにネクタイの代わりに公の機関の人たちもカラフルなアロハシャツを身にまとっています。

その模様、デザインは実に豊富。この本ではその柄だけに的をしぼり紹介しているある意味画期的な一冊です。

アロハシャツの展覧会は日本でも何度も開催されています。2010年の「ランド・オブ・アロハ展〜ヴィンテージアロハが誘うハワイ〜」は、とても刺激的でした。

たかがアロハシャツ。されどアロハシャツ。歴史と文化がぎっしり詰まっているのです。


ハワイアン・プリント・ブック (ちくま文庫)

ハワイアン・プリントって?! それはあのアロハシャツに代表されるような柄のプリント生地です。
この本では、日系移民のキモノがそのルーツという説もあるハワイのプリントを、110点以上掲載。くり返し表現される鮮やかな熱帯の植物、海を泳ぐ魚、ヤシの木にカメハメハ大王、フラガールにサーファー、陽気な観光客船などなど、見るほど美しいそのモチーフを読み解く一方、さまざまにアレンジされて受け継がれる柄の歴史や、折ネームやハワイアンプリントのクリエイターやコレクターのこともご紹介。
楽しいプリント生地から南の島ハワイの風物や歴史をたどる旅に出かけましょう。


≪10≫

夢から生まれた美術館の物語
関たか子 (著)

自分で美術館を持てたらどんなに幸せなことでしょう。そんな夢を実現させてしまったのが著者の関たか子さんです。

諏訪湖湖畔にたつハーモ美術館の館長を務めています。四半世紀以上も前に自分の美術館を建ててしまった女性がいたのです。

関館長の歩んできた道と、芸術に対する思いがぎゅっと詰まった一冊です。

ハーモ美術館についてはこちらの記事を是非。世界中広しと言えども展示室に自由に使えるマッサージチェアが置かれた美術館はここだけです。


夢から生まれた美術館の物語

アンリ・ルソーやグランマ・モーゼス、アンドレ・ボーシャンなどの素朴画や、欧米画家の名作を所蔵するハーモ美術館。
働く女性が珍しかった時代、生活のために画商の道を選び、諏訪湖畔に美術館を設立させるという夢を叶えた著者が半生を綴る。




さて、それぞれタイプの違う10冊をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。今すぐ読みたくなった本ありましたが。

iPhoneやタブレット端末に向かう時間が増えてしまったかもしれませんが、のんびりと紙の本を手にして活字を目で追うのもたまには良いものです。

他にもお勧めの本ありましたら、TwitterやFBで是非教えて下さいませ。



2018年も皆さまにとって良い一年でありますように。

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『週刊ダイヤモンド』に「見るべき展覧展」を紹介しました。
本日(12月25日)発売の『週刊ダイヤモンド 17年12/30・18年1/6 新年合併特大号(総予測2018)』に、来年行列してでも見たい美術展を紹介しました。


週刊ダイヤモンド 17年12/30・18年1/6 新年合併特大号(総予測2018)

経済・金融・国際・産業の2018年の展望が述べられている、日本で一番売れているバリバリの経済誌にどうして展覧会?と思われるかもしれません。

それには理由があります。

今年の春に出たこちらの号で、美術とおカネの特集をはじめて組んだところ、多くの反響が寄せられたそうです。賛否両論交えて。


週刊ダイヤモンド 2017年 4/1 号 [雑誌] (美術とおカネ 全解剖)

ダイヤモンド・オンラインにインタビュー記事が掲載されました。

美術関係者が自ら語りたがらないお金に関することを、持ち前の取材力でバサバサと赤裸々にしてしまった痛快で刺激的な内容の誌面でした。

昨年(2016年)に、講談社『クーリエ・ジャポン』主催で、「西洋美術」「日本美術」「現代美術」をもっと楽しむための連続セミナーを開催したところ、多くのビジネスマンで3回とも賑わいをみせました。

西洋美術、日本美術、現代美術をもっと楽しむための連続セミナー開催のお知らせ。

3回とも司会と聴き手役を務め、講演会後に用意された懇親会では多くの方とお話する機会を持てました。そこで皆さんが、「美術」を知らないと仕事にならないと口を揃えて言われたのがとても印象的でした。

ここでの「美術」とは広い意味で文化全体を指していると思われますが、特に海外の方と仕事の席でよく美術のことが出てくるのだそうです。そして圧倒的に日本人が美術に関しての知識がないことを知らされるそうです。



第一線でバリバリ働くビジネスマンでなくても、30歳を過ぎると文化的な教養をひとつやふたつは身につけたくなるものです。その時に最も身近にあるももののひとつが美術です。

日本国内には星の数ほど美術館・博物館がありますし、百貨店でもビックリするようなクオリティーの高い展覧会を開催したりしています。

また、海外に出かけると不思議と美術館にいきたくなるものです。(あまり興味関心がない人でも)



話がまわりくどくなりましたが、要するに『週刊ダイヤモンド 17年12/30・18年1/6 新年合併特大号(総予測2018)』を手にする方に、美術は無関係どころか、逆に無くてなならない必要不可欠なものなのです。

ただし、一年に何度もそうそう足を運ぶ時間もないことでしょう。そこで、来年見るべき展覧会を6つほどピックアップさせてもらいました。

上野の森美術館で開催予定の「フェルメール展」に関しては、入場料金のことについても言及しています。

是非、読んで下さいませ。『週刊ダイヤモンド』は確かな取材をもとにした記事が売りな硬派な雑誌です。買って損はさせません。年末年始コタツでゴロゴロしながら読んで頂ければ嬉しいです。


週刊ダイヤモンド 17年12/30・18年1/6 新年合併特大号(総予測2018)

【特集】総予測2018
簿記の知識なしで決算書がすらすら読めるようになる付録ブック「財務三表 虎の巻」が、まるごと一冊ついてくる!
特集内でわからないことがあれば、付録と照らし合わせて理解を深めてください。
「2018年の予測を読んでいるうちに決算書の知識も身につく」という“美味しい"特集となっています。
さらに、インタビューでは31人の経営者が登場!
そして、3万円説も登場した気になる【株価】に加えて、専門家35人が【為替】【景気】【地価】などを予測。
編集部の記者が徹底取材した産業編も例年以上に充実しています。


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編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
「国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング」
「上原コレクション名品選」
「セーヴル、創造の300年」
「パリ・グラフィック」
かみさんが選ぶ「2017年 展覧会ベスト10」
プロが選ぶ「2017年 ベスト展覧会」
読んでおきたい10冊のアート関連本

パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

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moon phases
 
   
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11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
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不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
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掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
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日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
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