青い日記帳 

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「プラハ国立美術館展」

Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の
「プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代」に
行って来ました。



店名と看板だけが立派で美味しくない洋食屋さん。
(羊頭狗肉とまでは言いませんが、それに近い)

チェコの首都プラハ。プラハ城にカレル橋一度は訪れてみたい世界遺産の街。
ルーベンス&ブリューゲル。押しも押されぬ17世紀フランドル絵画の巨匠。
期待し過ぎた自分がいけませんでした。反省。

勿論全部が全部駄目なわけではりません。私の観る目がないだけです。
もしオランダ・バロック絵画館のtoshi館長とご一緒したら
きっと見所などあれこれ詳しく教えて下さり感想も変ったはず。

またこのルーベンスの絵など観ようによっては面白い作品ですし。

顎髭のある男の横顔

アントワープ大聖堂にある、日本ではネロとパトラッシュが一躍有名にしたルーベンスの大作「キリスト降架」この右端の男の横顔とこの作品同じ。


パルマ展もビックリのこういう出会いは楽しいもの。
まぁ贅沢言えば「キリスト降架」のパネルでも
作品横に展示しておいてくれると有り難いかな。

そうそう、以前書いた渾身の記事?また笑って下さい。↓
「パトラッシュ、僕はなんだか疲れちゃったよ。すごく眠いんだ。」

ペーテル・パウル・ルーベンス―絵画と政治の間で
ペーテル・パウル・ルーベンス―絵画と政治の間で
中村 俊春


ピーテル・ブリューゲル(子)「緑のフランドルの村

ピ−テル・ブリューゲルはお父さんの作品は一枚もなし。
いつもながら、ブリューゲル一族の名前の重複に頭を悩ませることに。


ヤン・ブリューゲル(子)に帰属「磁器の花瓶に生けた花
webで観た方が綺麗に見える不思議な作品。
間近で観ると花がボソボソしてい安い造花のように見えます。

ピーテル・ブリューゲル(子)と兄弟のヤン・ブリューゲルの息子に帰属する作家の作品。ヤン・ブリューゲル(父)は「花のブリューゲル」として有名ですが、その息子さんで更に帰属の画家さんとなると自ずと質は低下。これがポスターなのも疑問。

ブリューゲルやルーベンスよりも、見応えがあるとしたら後半。

第5章「花と静物」は息を呑む凄さ。

こんなの序の口。

フランス・スネイデルス「猿のいる静物

「鳥のいる風景」「浜辺の魚介類」「海の幸とネプトゥヌス」等など
どうしてこんな絵描いちゃったのと首を傾げつつ腹も抱え笑える作品。
いやービックリしました。ここで目が覚めた。

この展覧会の目玉は「魚」と「鳥」に間違いなし。

第6章「日々の営み」のテニールスにちょっとガッカリしているとこんな作品が。

テオドール・ロンバウツ「歯抜き屋(にせ医者)」

歯医者さん、待合室にこれ如何?

それでは、「今日の一枚

ヨリス・ヴァン・ソンとエラスムス・クエリヌス(子)のコラボ作品
果物網に囲まれた子供の肖像



今回の展覧会には、こうしたコラボ作品がかなり出展されています。
こうした絵の場合、果物は誰々、人物は誰々と分担し描いているそうです。
キャプションにある画家がどんな作品を主として描いていたのかを
知っていればいいのですが、自分のように知らないものにとっては
ヨリス・ヴァン・ソンとエラスムス・クエリヌス(子)どちらが
何処を描いたのか分りません。出来ればキャプションにその辺のことも
書いておいて頂けると有り難かったかな〜と。すると評価も上がるかと。
自分が勉強不足なことがいけないのですが。

因みに調べたらところ、ヨリス・ヴァン・ソンが周りの果物。
エラスムス・クエリヌス(子)が中心の人物を描いたようです。

以下巡回先です。
7月28日〜9月2日 鹿児島市立美術館
9月8日〜10月14日 山梨県立美術館
10月20日〜12月2日 奥田元宋・小由女美術館
2008年2月9日〜3月30日 愛媛県美術館

疑問:奥田元宋・小由女美術館で12月2日迄開催し、次の愛媛県美術館は翌年の2月9日からなのは何故??その間、何処へ?よけいな詮索は無用??

そうそう、この展覧会に出展されている64点の作品中
10点近くが「複製」なのは、これまたどうして??

プラハアート案内
プラハアート案内

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1058
 17世紀のフランドルでは絵画芸術が円熟期を迎えていました。フランドルは名門ハプスブルク家が支配する神聖ローマ帝国の一地方で、当時のプラハは芸術を愛した皇帝ルドルフ二世により、一大芸術センターとなっていました。そしてボヘミアの画家たちの手本となったのが、本展に出品されている作品群なのです。
 当時のフランドルにはルーベンスとブリューゲルという二大潮流がありました。ルーベンスはバロック芸術を代表する画家の一人で、躍動感溢れるダイナミックな作風が特徴。一方には、農民画で一世を風靡したピーテル・ブリューゲルの子孫が形作る「ブリューゲル・ファミリー」がいました。彼らは田園の情景と共に、細密な描写による静物画の秀作を数多く残しています。本展は50点を超える日本初公開の作品を含むプラハ国立美術館の由緒ある絵画コレクション約70点で構成されます。
展覧会 | permalink | comments(12) | trackbacks(6)

この記事に対するコメント

うーーん。楽しみにしていただけに、Takさんの感想はショックだなあ・・・羊頭狗肉、牛肉コロッケですかぁ・・・

ポスターの花の絵もヤンブリューゲルの子のまた帰属・・ということなんですね。あらら。

ルーベンスとブリューゲルの「時代」ですものね。時代。
ブリューゲル父が一枚でも来ているかとも思ってましたが、それもなしですか。

それでもやっぱりフランドル絵画の時代と空気を感じに行って見ないと気が済まないでしょうね。

aki | 2007/06/29 10:33 AM
[店名と看板だけが立派で美味しくない洋食屋さん。]
というのに、笑いました.
まだこの展覧会、行っていないけど、その意味わかります。

bunkamuraの展覧会はそういう傾向が強いです。
行ってみると、冠がついている絵は1-2点とか。
++美術館展とついているものはしょうがないのかもしれません。

それにしても複製というのはどうして?
TAKさんにわからないのに、私がわかる訳ありません。
実際を今度たしかめてみます。

うまくのせられていってしまうので、タイトルと宣伝の付け方がうまいんでしょうね。

ウインバレー | 2007/06/29 3:46 PM
27日に行きました

『プラハ、恐るべし!!!!』の感を抱きました。

久しぶりに鑑賞日記を書くつもりだったのですが、

見てびっくり、ただただ『唖然!!』

「何だこりゃ!!」でしたね

もっとも、本展覧会のキャッチコピーをよく読まなかったのがいけなかったと反省しております
わん太夫 | 2007/06/29 5:41 PM
Takさん、こんにちは!
ちょうど渋谷に行ったので私も行ってきました^^
Takさんが結構手厳しい評価をされていたのでびくびくしながら行ったのですが
私は結構楽しめました!
グルメじゃない、ということなのかもしれませんが(恥)。

歯医者さんの絵は面白かったですね。
ほんと、これを待合室にかけるような
ユーモア精神に溢れる歯医者さんがいたら会ってみたいです。
もちろん、患者として通院したくはないですが…。
はな | 2007/06/30 7:15 PM
@akiさん
こんばんは。

私の見る目がないだけです。
行かれたらそれなりの価値はあるかと。
一村雨さんなどは大変良かったと書かれています。

しかし、帰属やら複製やら
なんだかその辺はぱっとしません。

プラハ国立美術館もっと良い絵持っているのですが…
毎日新聞さんお金ないのかな〜

@ウインバレーさん
こんばんは。

地方の美術館も含めてこれだけ長い期間
巡回するのですからその辺からしてアヤシイですよね。
しかも鹿児島市立美術館だと展覧会のタイトルが
微妙に違っていたりして。。。

複製については展覧会会場に説明があったのですが
読んでもさっぱりなんだか腑に落ちませんでした。

bunkamuraそれでも行ってしまうんですよね〜

@わん太夫さん
こんばんは。

鑑賞日記拝読したかったです。
どんな感想を持たれたか。
まぁそれは次の暑気払いの時にでも。

アルコールが入ると暴走しそうですが。
いい勉強になりました。はい。

@はなさん
こんばんは。

この日疲れていたのかもしれません。
Bunkamuraは閉館時間が遅いので
ついつい「最後」になってしまいますので。

前半はともかく、後半は思い切り楽しめました。
特に「魚」ね。
あれは圧巻。
どしちゃったのだろうとこっちが心配しちゃうほど
魚魚魚・・・・・・・

>ユーモア精神に溢れる歯医者さんがいたら会ってみたいです。
知り合いの歯科医に伺ってみます。


Tak管理人 | 2007/06/30 9:15 PM
こんばんわ。
私も、けっこう楽しみにして行ったんですけど、「をー」と思うようなのがなかったです。
まぁ、たまにはそういうこともありますよね。
あんどぅ | 2007/07/01 6:30 PM
@あんどぅさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

当たり外れも当然ありますよね。
それだけ眼が肥えてきたのかもしれません。
Bunkamura頑張れ!!と言いたいです。
Tak管理人 | 2007/07/02 11:07 PM
こんばんは。早速のTBをありがとうございました。

何やらあのグロテスクな魚たちしか印象に残っていないような気がします…。
以前、この展覧会の告知を見た際、ルーベンスとブリューゲルの二人展と勝手に勘違いしていた私もどうかと思いますが…。

ルドンの黒に期待!
はろるど | 2007/07/04 10:13 PM
@はろるどさん
こんばんは。

あの魚たちの画像どこかにないですかね。
プラハ国立美術館のサイトには見当たりませんでした。
あれwebで観ても鬼気迫るものあるかと。

Bunkamura結局憎めずに次も行ってしまうはずです。
Tak管理人 | 2007/07/04 10:42 PM
Takさん、こんばんは
拙ブログですが、行間に苦労のあとを見ていただければ幸いかと…

今回はレポを書くのが大変でした…
アイレ | 2007/07/04 11:16 PM
Takさん:辛口批評に「まったく同感!」です。
未だ見ぬ街、プラハの名前に惹かれてしまったのが良くないのかなー。
まあ、ゆっくり見る時間がもともとなかったので、短時間で見られて良かった。
Ken | 2007/07/06 7:34 AM
@アイレさん
おはようございます。

拝読しましたよ。
大変苦労のあとが伺え涙涙。

玄人向けの展覧会でしたね。

@Kenさん
おはようございます。

プラハへ行かれた方に伺うと
「こんなもんじゃない」と。
まぁ仕方ないですかね。これだけ
長期間貸し出ししてくれるのですから。
Tak管理人 | 2007/07/07 7:40 AM
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