青い日記帳 

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「日展100年」の「日展100人」

国立新美術館で7月25日から9月3日まで開催している「日展100年」展。


 日展は、わが国最大の公募美術展です。1907年、明治政府が美術を振興するために文展を開いて以後、帝展、新文展、そして戦後の日展へと移り変わり100年が経ちました。この展覧会では、日展100年の歩みをたどり、170点におよぶ絵画、彫刻、工芸、書の傑作を通して、近代美術の魅力をご堪能いただきます。

「日展」と聞くだけで毛嫌いし敬遠なさっている方もいらっしゃるのでは?
かく言う自分もそのひとり。東京都美術館で開催されていた「日展」に足を運んだのは惟一度だけ。それもチケットもらって半分義理で。

だからどうしても「日展100年」展に関しても及び腰に。
六本木へは森美術館、サントリー美術館と「日展100年」展が始まってから何度も出向いているにも関わらず、国立新美術館へは一度も足を向けていません。「六本木アート・トライアングル」の一点が欠けてしまっています。

でも、食べず嫌いは良くないと躾けられたので、どんなものかととりあえずサイトで確認してみようと「日展100年」展の公式サイトを開いてみると…

ビックリ仰天、何とも素晴らしいサイトではないですか!
URLからして直球勝負でカッコイイ! http://nitten100.jp/  


このサイトで注目すべきは↑の青丸の部分!
「日展100人&日展100点」

クリックするとこんなウインドウが開きます。

「日展の100点」では今回出展されている全ての作品を観ることできます。
これ一枚一枚観ているだけでお腹いっぱいに。そして現物を観たくなります。

そしてもうひとつ「日展の100人」
こちらは今までにない斬新且つ目から鱗な企画。
展覧会に携わる関係者100人が紹介されています。
各人の簡単な自己紹介と「日展100年」展で注目している作品などを掲載。
こちらも見ていると満腹になります。そしてやはり展覧会へ行きたくなります。

そして何と言ってもこの「日展の100人」を見ると、いつもお気楽に出かけ鑑賞している展覧会もこんなにも多くの方によって支えられ成立しているのだと、当たり前のことかもしれませんがあらためて思い知らされます。

一口に100人と言っても、美術館、主催者、開催者、出品者、輸送・保険、施工・運営、カタログ、ショップ、音声ガイド、広告・PR、監修者等など展覧会への携わり方は様々。こんなに大勢の方によって開催されている展覧会をいつも、ざーと観てダラダラとブログに駄文連ねているのが何だか申し訳なく思えてきます。

ましてや「日展100年」展を「食わず嫌い」なんて子供子供した理由で観に行っていないなんて…穴があったら入りたい。っと言うことで予定にしっかり刻み込みました。今度六本木へ行く時は第一目標「日展100年」展にして出かけます!

東京会場が終了した後は以下へ巡会するそうです。
2007年9月23日(日)〜11月4日(日) 宮城県美術館
2008年2月19日(火)〜3月30日(日) 広島県立美術館
2008年4月12日(土)〜5月18日(日) 富山県立近代美術館

「日展」と聞いて毛嫌いしていた方是非!参りましょう!!

それでは「今日の一枚」ではなく、「今日の一冊

博物館へ行こう (岩波ジュニア新書 571)
博物館へ行こう (岩波ジュニア新書 571)  木下 史青

東京国立博物館の展示って他の美術館や博物館よりも群を抜いて素晴らしいですよね。記憶に新しいところですと「プライスコレクション展」など。

それもそのはず、東博には展示、照明のプロがいらっしゃいます。その方がこの新刊の作者である木下史青氏です。

忘れもしません、2000年に開催された「平等院展」を観終えた後、知人に「あの展覧会はとにかく良いから観に行け!」と言いまわったことを。その展覧会以降の照明を手がけられたのが木下氏だと知ったのは、実はすぐ後のことです。博物館の方に直接伺いました「この照明は凄いけど、どなたが手がけられたのですか?」と。

その時確か「照明のエキスパートが藝大からやってきました」とお応えいただいたとを鮮明に覚えています。それからのご活躍は私の説明は無用かと。(「平等院展」の会場の様子はこちら

その木下氏が上梓された本が「博物館へ行こう」です。
岩波ジュニア新書ですが子供には勿体無い内容です。
それこそ展覧会の裏方さんの努力がよーく分ります。
これ読んで東博行くときっと新鮮な出会いもあるはずです。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1101
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この記事に対するコメント

Takさんにも 食わず嫌いがあったんですねぇ。。。
ぜひ 実物をご覧になった感想をおきかせくださいまし。
的確な感想 楽しみにしております。

裏方といえば わたくし 以前 社会人教育の研修の
インストラクターをしておりまして、
ある美術館の立ち上げの際、監視員に接客について、
集中して研修のお手伝いをしたことがございます。

ひとつの美術館がOPENするまでの最後の数ヶ月間、
携わっただけですが 多くのスタッフ、学芸員さんらと
ひとつの目標にむけて 突っ走っていった日々のこと
いまでも 胸が熱くなります。
・・・・すいません。裏方で 思い出したもので・・・。
$あくびちゃん$ | 2007/08/10 5:41 AM
私、これはすごく期待大で、会期始まってかなり早い時期にいってきました!
すごくいいですよ〜!
理由はよくわからないのですが新美ってチケットを買うとき
「なんか高い…」という心のボヤキが発生するのですが
今回会場を後にしたときはそんなぼやきは宇宙の彼方に消え去っていました。
もう一度足を運びたいかもとも思いました!
すみません、一人あつくて^^;
TBさせていただきます〜!
はな | 2007/08/10 5:52 AM
伯父が美術好きで、私が高校生の時には、毎年、日展に連れて行ってくれました。それから○○年振りで、日展に行きました。そして次第に元気を失っていく歴史をみてきました。亡くなった伯父の好きだった土牛が選ばれていなかったのはとても残念!
とら | 2007/08/10 9:14 AM
Takさん、おひさしぶりです。
なんと今日は別ルート(mixiのコミュ)からやって
まいりました。
日展は百聞は一見ですね。
日本美術に興味がない方も是非一度、日本人として
みていただきたいなぁと思った次第です。

モネ展の後ぶりの日展でしたので、人も少なく
ゆっくり鑑賞できたことが嬉しかったです。
石橋和訓の「美人読詩」では黒の使われ方に一目惚れ
してしまいましたが、黒は黒でも藤田のそれとも違うし、、
黒の奥深さに魅了されております。

私も今回のオフィシャルサイトに惚れたひとりです。
まだ完全にupされていないので、ちょくちょく覗いています。
rico | 2007/08/10 11:11 AM
@$あくびちゃん$さん
こんばんは。

あります。あります。食わず嫌い。
こう見えてかなりわがままですから。
嫌いなものはっきりしています。

美術館をサポートするお仕事
なさったことがおありなのですか。
美術館といえども「接客」大切ですよね。

つい先日行った某江戸博の常設展受付は最悪でした。
あまりに頭にきたのでブログに書こうかとも
思ったのですが、大人気ないのでやめました。
相手にもしたくないレベルの低さでした。

$あくびちゃん$さんに接客とな何たるかを
いちから叩き込んでもらいたいものです。

@はなさん
こんばんは。
TBありがとうございました。

はなさんが早々に行かれているのはブログで
拝見してチェックしていました。
それも行く気になった理由のひとつです。

広い会場にびっしり作品が埋め尽くされているのでしょうね。
体力も必要な様子です。栄養ドリンクでも飲んでから出かけます!

@とらさん
こんばんは。
TBありがとうございました。

日展ってよほどのことが無い限り
まず足を運びませんよね。どうもマイナスイメージが強くて。
でもこのサイトはそんなことを吹き飛ばしてくれます!
明日にでも行って来ようかなー

@ricoさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

日展を開催する会場として新たに作ったような
美術館ですから、ここでこういう展覧会やるのは
当然といえば当然。だから余計に敬遠しちゃってました。

100人の中には大好きな作家さんも入っているので
また関係者100人の中にも知り合いの顔もあるので
ここはひとつ重い腰あげて、明日にでも。
いざ六本木!

公式サイト頑張ってますよね〜
展覧会のサイト数あれど中々切り口が面白く
コンテンツもそれぞれ見やすく作られています。

mixiにもメッセ頂き有り難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。
Tak管理人 | 2007/08/10 7:57 PM
「日展」と聞くだけで毛嫌いし敬遠してます。σ(^_^)
やっぱり、相性が悪いらしく、
公式HPへ何度かアクセスしましたが、
観られません(爆)
Jun | 2007/08/10 8:35 PM
はじめまして。私も日展行ってきました!みなさんと同じように敬遠していたんですけど良かった! わたしもricoさんと同じ「美人詩読」お気に入りです。 
一番好きなのは 美人画です、 上村松園の「花がたみ」を見られたのが感激です
 
今度奈良の「松柏美術館」に行ってこようかと思ってます。
Takさんは行かれたことありますか?またおすすめの美術館などありますか?  

 TakさんのRECOMMENDは私も好きな画家や気になっている展覧会ばかりです!  今後とも参考にさせてもらいますね!
ちょうぼう | 2007/08/11 12:29 PM
@Junさん
こんにちは。

やはり同じでしたか。
しかしアクセスすらできないとなると
相当相性が悪いようですね。
困った困った。

@ちょうぼうさん
こんにちは。

昨日行って参りました!
「花がたみ」webで見るよりも妖艶で
ある種迫力すら感じる作品でした。
「美人詩読」もしっかりチェックしました。

「松柏美術館」がある学園前駅で下車し
大和文華館へは行ったことがあります。
松柏美術館は時間の都合で泣く泣く諦めました。
次、関西へ行く時は是非と思っています。

今後とも拙いブログですが
どうぞ宜しくお願いいたします。

Tak管理人 | 2007/08/12 8:45 AM
こんばんわ。
ようやく行ってこれました。
バラエティに富んだ内容で楽しめました。
やはり、今回は松園の「花がたみ」ですね。
印刷でもあの作品のヤバさは伝わってきちゃいますから。。。
あおひー | 2007/08/16 10:39 PM
@あおひーさん
こんにちは。
TBありがとうございます。

行っているのに未だ記事を
アップしていません。。。
いつものことです。
「花がたみ」大きな作品でしたね。
総じて大きなもの多かったですが。
お歯黒がチラリと見えてましたね。
Tak管理人 | 2007/08/17 11:30 AM
遅ればせながらのコメントですが、実はわたくしも帰国寸前で行ってきました。
素晴らしかったです。
くだらない感想で申し訳ないのですが、日展は公募展。
つまり皆さんルーキーとしての出展なんですよね?
あの完成度はなんだっ!!(笑)
上村松園よかったです。個人的には杉山寧が観られたのに感動でした。
彼のファンというほど知りませんが、以前別のところでみた絵の赤にノックアウトされまして、今回は青に心をゆすぶられました。
OZ | 2007/08/20 8:53 PM
@OZさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

私も既に行って来たのですが
感想はまだ書けていません。。。

杉山寧は確かに良かったですね。
それに松園も。みな力が入っているのか
作品サイズが大きなものが多かったようです。
広い国立新美術館がいつもより狭く感じました。

帰られる前にご覧になれて良かったですね。
これだけまとめて観ることまずないです。
Tak管理人 | 2007/08/20 9:43 PM
私も行ってきました。

日展の展示規模がこれくらいだったら頑張って観られるのに!! (笑)

平櫛田中 落葉
とても気に入りました。
KAN | 2007/08/20 11:51 PM
@KANさん
こんばんは。

おおっ行かれましたか。
この展覧会当初は盛り上がりに欠けていましたが
じわりじわりと有線放送のように伸びてきましたね。

演歌的な作品が多いからでしょうか?!
Tak管理人 | 2007/08/24 9:25 PM
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楽しみにしていた展覧会です! 国立新美術館で開催中の「日展100年」。 わくわく、わくわく! こちらの公式サイトでは、出品作品もちょびっと見ることが出来てなかなか楽しいです。 http://nitten100.jp/index.html いやあ、よかったよかった、大満足ですよ!!
日展100年 | はなことば | 2007/08/10 5:54 AM
 日展の前身である文部省美術展覧会(文展)が発足した明治40年(1907)から数えるとちょうど100年。それを記念してこの展覧会が開かれているのだが、昨年まで日展が開かれていた東京都美術館ではなく、オープンしたばかりの新国立美術館というのも一つの歴史の転換点
日展100年 @新国立美術館 | Art & Bell by Tora | 2007/08/10 9:15 AM
「日展100年」を見に、国立新美術館に行ってきました。 いつの間にか100年も経っていたんですね。 展示を見てくと分かるのですが、やはり時期によってその名は変遷しています。 「文展」>「帝展」>「新文展」>「日展」と。 ここ100年の日本美術の流れを網羅して
日展100年(国立新美術館) | あお!ひー | 2007/08/16 10:36 PM