青い日記帳 

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160人でつくる若冲模写巻物

佐野市立吉澤記念美術館で実施中の
「160人でつくる若冲模写巻物」に挑戦してきました。



9月29日〜10月20日(前期)10月21日〜11月11日(後期)の日程で佐野市立吉澤記念美術館が所蔵する伊藤若冲の「菜蟲譜」(さいちゅうふ)が展示公開されています。

これにちなんで河野元昭先生も「こりゃ〜いい企画だなー」と太鼓判を押す「160人でつくる若冲模写巻物」を実施しています。

 9月29日(土)〜11月11日(日)に展示される当館所蔵の 伊藤若冲《菜蟲譜》は、野菜や虫など約160 種類が描かれた長い巻物です。この作品の実物大写真パネルを展示し、来館した皆さんがこれを見ながら一人1モチーフを模写、最終的に約11メートルの巻物が完成する 自由参加型ワークショップを開催します。忠実な模写でも、オリジナリティあふれるものでも結構です。
 絵ごころのある人も、ない人も楽しんでご参加いただけます。



全長11mもある「菜蟲譜」には実に様々な野菜や果物、そして虫を中心とした生き物が描かれています。「菜蟲譜」に描かれた160種類のいきものや野菜たちを、実物大写真パネルを見ながら、ひとり1種類ずつ模写するという楽しい企画です。


実物大写真パネルにはこのようにそれぞれの野菜やいきものに1から160まで番号が付されています。その中から自分の好きな物をひとつ選び、「菜蟲譜」と同じ大きさの紙に同じ位置に模写していきます。ただし既に描かれているものは当然ながら模写できません。

今日、10月7日は秋田県立近代美術館館長でもあり「菜蟲譜」発見にも貢献された河野元昭先生の講演会がありました。「菜蟲譜」72年ぶりの再発見秘話?等を伺った後、はろるどさん、mizdesignさん、そして私とかみさんの四人で「160人でつくる若冲模写巻物」に果敢に挑戦!絵ごころない人でも楽しんで参加できるという美術館の甘い誘いに乗ってしまいました。。。

しかし、これがやってみると意外と難しい。絵心の欠片もなく、絵を全く描くことのない自分が若冲の模写なんてよくよく考えればかなり無謀なこと。だいたい描くとしてもどれを描いたらよいかさえ中々決まりません。あれこれ考えるのも面倒なので160種類の一番最初に描かれている「わらび」を描く事にしました。



描くものさえ決まると迷いも雲散霧消。
色鉛筆を握るが早いか一気に描きあげました。
失うものがないと不思議と腹が据わるものです。。。

色を微妙に変えつつ出来上がったのがこちら。

青で今日の日付と「Tak」と書き入れ完成。


かみさんは「あんず」を。
上出来上出来。

さて、同行したお二人は……
まずはmizdesignさん。
こちらの「山芋」をチョイス。

見るからに変てこな形していて難しそうです。
それでも果敢に挑むあたり流石一級建築士。
そしてその模写の出来栄えもやはり建築家らしいものに。

島の地図のようです
力んで描いた様子が全くありません。お見事。
安藤忠雄さんのラフスケッチもこんな感じ。

4人目真打登場です。はろるど画伯。
はろるどさんが選んだのはこちらの黄色い大きな謎の野菜。

ミカン科の「仏手柑」(ぶっしゅかん)と呼ばれるものだそうです。
お祝い事の席などに江戸時代は飾ったとか。現在でも栽培されています。

これどう考えても描くの大変というか、無理。
それでも画伯はひるむことなく秘密兵器を用い挑みました。
トレース!

輪郭線が決まればあとは色を置いていくだけ。
温厚なはろるどさんが豹変。
色鉛筆を叩くが如く荒々しく且つ豪快に黄色で埋め尽くしてゆきました。

そして待つこと数十分。完成です。
天晴れ。

四人とも実力以上の画力を発揮できたのは若冲の元絵が素晴らしかったこと。それに実物の「菜蟲譜」を初めて観てその美しさにかなり気分高揚していたこと等など複数の理由を挙げることができるかと。でも一番大きな理由はお昼に食べた「佐野らーめん」がメチャメチャ美味しかったことかな。

帰りに佐野プレミアムアウトレットで散財し帰宅したのが23時過ぎ。
「菜蟲譜」の感想や講演会については後日。

もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 (ABCアート・ビギナーズ・コレクション)
「もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品」 佐藤 康宏

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この記事に対するコメント

先ほどまではどうもありがとうございました。
それにしても私のはまさに下手の横好きというやつですね。深く反省してます…。若冲さん、本当にごめんなさい…。
はろるど | 2007/10/08 1:31 AM
無茶苦茶楽しそうじゃないですか!!
しかし160番目、一番最後に残ったのを描く方は勇気いりますね。
チャレンジしてみたい気持ちになりました!
さちえ | 2007/10/08 1:41 AM
こんばんは。
私も葛生まで行ってきました。
摸写のワークショップにまったく気づかず、講演会もチェックしておけば良かったと思った次第ですが、「菜蟲譜」が見られて何より幸せでした。
Minnet | 2007/10/08 3:32 AM
おお、こんな美術館はこんな企画もするんですか。
面白そう〜!
OZ | 2007/10/08 7:15 AM
コンニチワ。
これは大人の素敵な遊び方ですね。
模写といっても、それぞれ皆さんの個性が出てくる所が、また面白いですね。
crystal | 2007/10/08 7:20 AM
@はろるどさん
こんにちは。

お疲れ様でした。
同じく若冲はんゴメンナサイ。
絵に描かれているものを描いても
真に迫ることはできないという
若冲の言葉実感させられましたね。

@さちえさん
こんにちは。

楽しかったですよ〜
「さいちゅうふツアー」
車で渋滞なければ意外と簡単に行けます。
因みに昨日は事故とアウトレット渋滞で
予定より一時間以上も余計にかかってしまいました。

@Minnetさん
こんにちは。
TBありがとうございます。

ブログ拝読させていただきました。
どうやら同じ時間に美術館に居合わせたようですね。
葛生でニアミスとは若冲引力のなせる業。

>「菜蟲譜」が見られて何より幸せでした。
発色とても良くあんなに綺麗だとは思いませんでした。

@OZさん
こんにちは。

良い企画だと思いました。
空いている美術館だからこそできること。
逆手に取ったよいイベントです。

@crystalさん
こんにちは。

昨年も同じ企画があり好評だったそうです。
来年もありようでしたら再度チャレンジしたいと思います。
その時はもっと個性を出して…
あっ、絵心がないのでした。。。
Tak管理人 | 2007/10/08 12:19 PM
おもしろ〜い! 参加型イベントって、すてきですね〜。
遊び心がある美術館っていいな〜。
完成品は、美術館の人がつなげていくのでしょうか?
落成式(?)も見てみたいですねぇ。
ともりん | 2007/10/08 2:40 PM
お疲れさまでした。
明後日、休みが取れそうなので、
平日に空いてるところを狙って
行ってみようと思っております。

AOKIT制作所 | 2007/10/08 2:45 PM
こんばんは。
昨日はありがとうございました。
模写絵巻は、繊細に描き込み、キツツキの如く撃つ(笑)はろるどさんの独壇場でしたね。
若冲とアウトレットという取り合わせも楽しかったです!
mizdesign | 2007/10/08 8:00 PM
こんばんわ。
なかなか楽しそうですね〜。
やはり、近々に佐野へ行かねば!
あおひー | 2007/10/08 11:39 PM
楽しそう〜♪
皆さん中々の腕前ですね(*^-^)b

まさに芸術の秋到来!

大人の為のワークショップって余り無いので羨ましいな〜
るる | 2007/10/09 10:50 PM
@ともりんさん
こんばんは。

おもしろいですよ〜
想像以上に。
絵心なくてもokというのが素敵です。
落成式?いいですね!でも東京でやってほしいな〜

@AOKIT制作所さん
こんばんは。

突然のお電話失礼いたしました。
所長ならどこ描きますかね?
欲張って全部描いたらいけませんよ。
これも立派なAOKITになりますね!

@mizdesignさん
こんばんは。

事故渋滞の疲れもあり
昨日は一日中寝ていましたzzz
ミズさんの山芋良い感じですよ。
ほんとデッサンのようです。
描きなれている感があります。

@るるさん
こんばんは。

楽しいですよーーー
腕前は別として。。。

大きな声では言えませんが
あまりお客さんの来ない美術館ならではです。
Tak管理人 | 2007/10/10 12:19 AM
@あおひーさん
こんばんは。

そうですよ〜
佐野に行かねばです。
現物だけが持つ美しさがあります。
感動しました。まじで。
Tak管理人 | 2007/10/10 12:26 AM
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佐野市立吉澤記念美術館に行ってきました。 東武線の館林駅で東武佐野線に乗り換え、終点の葛生駅から徒歩約8分の場所にあります。 現在、佐野市立吉澤記念美術館では、アートリンクとちぎ2007の展覧会として「関東の文人画」展が開催されています。 まず、画家
伊藤若冲「菜蟲譜」 | 美術館は楽しい | 2007/10/08 3:27 AM