青い日記帳 

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「SPACE FOR YOUR FUTURE展」

明日から東京都現代美術館で開催される
「SPACE FOR YOUR FUTURE−アートとデザインの遺伝子を組み替える」展の
内覧会・レセプションに参加してきました。



かなり変った展覧会です。
従来の芸術の概念に囚われることなく、アート、建築、グラフィック、ファッションなど様々なジャンルで活躍する13カ国34組のアーティスト、クリエイターたちがMOTの展示室を全て使って様々な試みを行っています。

折りしも六本木、森美術館では「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展が開催されています。そこでは絵画、彫刻、写真、デザイン、映像、演劇、マンガ、ゲーム、人形、ペンキ絵など様々なジャンルで活躍する日本人アーティスト36組を紹介しています。

「SPACE FOR YOUR FUTURE展」では世界各国から「クロッシング」ではなく「クロスオーバー」する形で作家さんをチョイス。似ているような違うような。

今夜会場に駆けつけたアーティストさん達。
中央の白い服の方がSANAAの妹島和世さん。

SANAAは今回「Flower House」(フラワーハウス)という草花に囲まれた1/2サイズの個人邸宅建築プランを3Fの展示室に展開。


金沢21世紀美術館にあった「ウサギの耳椅子」も樹木も花も建築物も皆二分の一サイズ。会場の床板と見事に調和がとれ、所謂「建築模型」とは違った独自性が発揮されていました。


作品脇でインタビューを受けるSANAAの妹島和世さんと西島立衛さんのお二人。

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | Louvre II
- 弐代目・青い日記帳 | 金沢21世紀美術館
- 弐代目・青い日記帳 | 直島から戻りました。

物語のある家 (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本)
物語のある家 (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本)
妹島 和世

同じフロアにエルネスト・ネトの「フィトヒューマノイド」が。
実際に着て楽しむ彫刻(ソフトスカルプチャー)

アシューム・ビビッド・アストロ・フォーカス(AVAF)の二人もご満悦。

ひとりで着るの大変ですが、一度着用してしまうと笑顔笑顔。
そのまま仰向けになってzzz.これ販売してくれないかな〜

因みに帰り際に今一度観に行ったら4つあるうちのひとつ壊れていましたが明日からの展示・着用は大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配。

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | 「エルネスト・ネト展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「メルティング・ポイント」展


3階のフロアには他にも見応えある作品沢山あります。

エリザベッタ・ディマッジョさんとその作品。
レースの編み物?刺繍??さて何に見えるでしょうか。
とても繊細な作品。作家さんの個性が良く表れているかと。

お隣はマイケル・リンさんの展示室。真っ白い壁に鉛筆で描かれた花々。
これまた大変繊細な印象を受けます。女性受けすること間違いなし。
これまたリンさんのお人柄が良く出ている作品です。

ところで、今回のチラシに登場している彼女はて?どこかで…

そう、沢尻エリカさんです。

タナカノリユキ氏の「Portrait of ERIKA Sawajiri」からの一枚。
沢尻エリカがCGを一切用いずに挑んだ「百変化」が美術館の巨大な壁一面に展示されている様はまさに圧巻。これ話題になること必至かと。
100 erikas

それにしても、もう少し展覧会が始まるタイミング早ければこの展示も格好のワイドショーネタとして扱われたことでしょうね。

ちょうど一ヶ月前のニュース(9月26日)
沢尻エリカ 今度は100変化!
ソニー・エリクソンの携帯電話「W53S」のキャンペーン発表会が行われ、CMキャラクターを務める沢尻エリカが出席した。前作のCMで15変化を披露した沢尻だが、今回はガングロギャルやスキンヘッド、ヒゲの男装など100変化に挑戦し、「ただ着替えたというわけではない。100種類のキャラクターを演じ分けた感じ」。また自身でデザインし、“ラブフォン”と命名した携帯パネルを披露、「恋人同士で持ってほしい」とコメントした

男鹿和雄展では長い長い行列ができたエントランスホールにも作品が。

nendo「kazadokei
風車のような時計。でも普通の時計ではありません。

それでは最後に「今日の1トン

石上純也の「四角いふうせん


正しくは「四角いふうせん」のごく一部。
左下にいるのが作者、石上氏。
曰く「これ重量一トンもあるんですよ」とのこと。
それがヘリウムガスによってふわりふわりと浮かんでいます。

4階建てのビルの高さほどある巨大な四角いアルミ。薄さ2mしかないそうですが、大きさが大きさですし、中にある支持体もそれなりの重量に。一トンもあるとはとても思えません。分かっていても絶対そうは見えません。だってふわりふわりと…

この物体の真下でギャラリー小柳の小柳氏や作家さんにお話伺っていたのですから今から思うとかなり怖いことかと。頭上に一トンの塊が浮いている経験を台風が接近する中してきたわけです。いやはや何とも。。。素敵な夜でした?!

公式サイトは↓

この展覧会来年1月20日までです。

参加アーティスト
AMID* アーキテクチャー(cero9)、R&Sie+D、SANAA、カンパナ・ブラザーズ、東泉一郎、デマーカスファン、BLESS、足立喜一朗、アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス、COSMIC WONDER、ショーン・グラッドウェル他

そして地下展示室にはオラファー・エリアソンが!

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | オラファー・エリアソンの「BMW Art Car」
- 弐代目・青い日記帳 | 「オラファー エリアソン 影の光展」
- 弐代目・青い日記帳 | ヴィトンのショーウィンドウにオラファー・エリアソン登場!
- 弐代目・青い日記帳 | 1冊まるごと、現代アート入門!


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21世紀の特徴は、個人が情報化され、価値観も多様化し、一方では多様なネットワークが発達したことです。ここ数年のジャンルを横断するクロスオーバーや創造の動向は、バックミンスター・フラーに象徴されるようなユートピアを目指して諸学が融合した20世紀初頭を想起させます。ただ、大きく異なるのは、私たちの身体や世界が環境、政治問題を含めてより複雑な状況に直面しており、異ジャンルの横断、協働(シナジー)はこの状況を共に生き延びていくための切実な手段の一つとしてたちあがってきている点なのです。例えるなら、バイオテクノロジー、遺伝子組み替えなどの研究が生き延びるための一つの方法であるように。
本展覧会は、これらの表現の新たな動向をアート、建築、ファッション、デザインなど広い範囲のヴィジュアル・クリエイションから選んだ13カ国34アーティスト/クリエイターの作品を通して見せようとする企画展です。SPACE FOR YOUR FUTUREというタイトルにおいて、SPACEは、単なる物理的な空間でなく、自分の身体とその外部を入れ子状に含んだ、一つの環境としての空間を意味しています。領域横断の傾向は多くのクリエイティブな建築家、デザイナー、アーティストにみられ、彼らは一つのヴィジョンのもとに、複数のジャンルの表現手段や方法を自在に操りながら表現をおこなっています。それはDNAの自在なプログラミングに似ています。彼らがこの展覧会テーマに対して、身体や空間に関するさまざまな提案を行います。本展は、マルチ・ディシプリーナリーな創造を提案する都市、東京から発信する新たな文化的マニフェストとなることでしょう。


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この記事に対するコメント

なかなか面白い展覧会でした。
感覚ミュージアムと同じようにこちらの感性が試されます。
ビデオ画像を見るのに時間がかかりますね。
TBは前にはついていたのに???です。
試みに、「半角数字英語だけのTBを受け付けない」を外してみました。
とら | 2007/12/25 6:32 PM
@とらさん
こんばんは。

ビデオをちゃんと見るとなるとかなり
時間を要しますね。飛ばし飛ばし鑑賞。
大きな風船や様々な仕掛けは楽しめました。
あとは動線だけですね。

TB再度チャレンジしましたが駄目でした。
すみません。
Tak管理人 | 2007/12/25 10:36 PM
こんばんは。
本日はありがとうございました。

「遺伝子を組み替える」というちょっと挑発的なタイトルと、明快な展示は良かったと思います。全体として空疎な感じがするのは、気のせいか、本展における「空間」の意味するところなのか、建物のせいなのか。気になるところです。
mizdesign | 2008/01/06 12:04 AM
@mizdesignさん
こんばんは。

楽しかったですね。
現代アートは大勢であれこれ
いいながら見るのが良いかもしれません。

MOTにしてはお客さんが多かったように思えます。
あちこちの媒体で好意的に紹介されていますからね。
「がっかり」させない工夫はどれくらいされているか
それが課題でしょうか。
Tak管理人 | 2008/01/06 12:20 AM
先日は、ありがとうございました。
100ERIKAS。とても楽しかったのですが、
どうしても、あの事件がリンクしてしまって、
モデルの真摯な姿に疑いを感じてしまいました。
これを制作している時点では、作者もモデルも
あんなことになるとは、夢にも思ってなかったと思いますが。
モデルのあり方とか、コマーシャリズムとか、
メディアの与える影響とか、いろいろ考えさせられました。
一村雨 | 2008/01/08 5:39 AM
@一村雨さん
こんばんは。

いえいえ、狭い車で窮屈な思いさせてしまいました。
窮屈といえばあの電話ボックス楽しかったですね。
町中に置くとかなり面白い反応が見られるかと。

エリカさんの件、ほとんどいきさつしらないので
よく分りませんが、映画や今回の作品を
観る限りでは、しっかりしているな〜と。

バッシングはいじめのようで嫌です。
Tak管理人 | 2008/01/09 12:27 AM
こんばんは。TBとコメントをありがとうございました。

次回の川俣さんの個展は今からとても楽しみです。
何でも美術館を「通路」にしてしまうとかで、今回とは打って変わっての動線にも見応えのある展示になりそうですね。内覧会の記事、期待してます!

それにしてもラーメン美味しかったです!(脈絡のないコメントで申し訳ありません…。)
はろるど | 2008/01/20 7:43 PM
@はろるどさん
こんばんは。

川俣さんの展覧会はすでに
あちこちで話題になっていますよね。
自分で理解できるかどうか不安ですが
とにかく行ってみたいと思っています。

らーめんまたいつでもご一緒しましょう!
Tak管理人 | 2008/01/21 6:58 PM
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