青い日記帳 

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マンハッタンのダウンタウン初の美術館

アメリカ、ニューヨークに新しい美術館がオープンしたそうです。
New Museum of Contemporary Art



箱を積み上げたような奇抜な外観がひと際目を惹きます。
建築を担当したのは日本人。金沢21世紀美術館などを手がけたSejima+Nishizawa / SANAAこと、妹島和世氏と西沢立衛氏のお二人。

ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート(New Museum of Contemporary Art)は今年で30周年を迎える美術館だそうで、以前は少し離れた場所にあるビルを間借りして開館していたそうです。今回晴れて立派な「自社ビル」ならぬ「自社美術館」を建てたことになります。

New Museum について
1977 年に設立されたNew Museum はニューヨーク市で初、また唯一の現代アート美術館であり、なかでも学芸プログラムは範囲の広さと大胆さではアメリカ国内でも肩を並べるものはなく、国際的にも敬意を表されている。

移転前の様子を伝えるブログ(日本語)



場所は、235 Bowery, New York, NY10002
マンハッタンのバワリー(Bowery)と聞いてもどこだかぴんときません。
こういう時はNYLYの方にお聞きするのが一番!
さっそくSさんにバワリーについてご教授頂きました。

Boweryはストリートの名前で、ロケーションとしてはSOHOとイーストビレッジの間くらいです。ロウワーイーストは若いアーティストが多い地域で、ちょっととんがった系のロケーションです。
ちょうど吉祥寺や阿佐ヶ谷みたいな感じかな。
Boweryの西側はSOHOなので、急に垢抜けた印象になります。
ミュージアムの近くはMe&Roなど、バーニーズで扱っているようなアクセサリー店や、映画撮影で使われるようなカフェやレストランも多いです。
SOHOほど賑やかではないけれど、落ち着いた雰囲気だとは思います。
そんな感じなので、Boweryにオープンということは雑多な感じとオシャレ感がミックスされたなかなかおもしろいことだと思います。


流石Sさん。。。何という分かりやすい喩え。
確かによく観ると周りの雰囲気からこの美術館浮いている感じがします。


12月1日にオープンしたそうですが、現地の新聞によっては結構辛辣な記事も。

The Gray Ghost of the Bowery

A fuzzy look and a clarity of purpose

その他の記事です。(写真掲載)

Glitz meets grit at the New Museum

New York Timesでは…
New Look for the New Museum

同じマンハッタンでも少し上の方だったら違和感なく街の風景の一部として溶け込めたはずですが、如何せんここでは、どうしても美術館だけ目立ってしまいます。尤もここを起点として街全体が今までとは違った活気に満ち溢れることは確かです。自分も次回NYへ行ったら必ず立寄ってみたい場所の筆頭です。

さて、さてそうは言っても中々行けるチャンスが訪れないのが悲しいところ。
ここは画像でも観てモニター上で来るべき日に備えて「予習」でも。

モックアップでしょうか。 リボルテック ダンボー
  これに似ているように見えるのは気のせい?「リボルテック ダンボー」

建設中  平面図。


外観はメッシュ状になっているようです。

拡大

一階からの通りの眺め。
通りに面したガラスがとても心配。。。

NYが一望できそう。


微妙にずれた建物の部分から自然光が差し込む展示室。

7階建ての建物は1〜3階が全面柱のないメインギャラリー。
その他シアターや教育センターを備え、屋上にはニューヨーク市の全景が見えるルーフトップテラス付きのイベントスペースがあるそうです。

もっと画像ご覧になりたい方はこちらに豊富にあります。
Sanaa's NYC New Museum Opens

You Tubeで建物が出来上がっていく様子も観られます。

因みに地鎮祭も現地で行ったそうです。
 ニューヨーク市SOHOに建設が予定されているNew Museum of Contemporary Artでは、10月11日、地鎮祭を執行し、ISFの乾光孝主任が司式を行なった。
 連日の雨模様だったが、当日は不思議なことに降神の儀とともに雨もやみ、著名な歌手ローリエ・アンダーソン氏のパフォーマンスにより開式となった。セレモニーには、美術館の役員、NY市を代表して出席のケート・レビン文化担当部長や、在NY総領事館広報センターの奥山爾朗所長など約300名が出席した。
 この地鎮祭は、美術館建築のコンペを制した建築家が、「妹島和世+西沢立衛/SANAA」だったことから、美術館が日本の伝統に則った式を希望しておこなわれたもの。

妹島和世+西沢立衛/SANAA―WORKS1995‐2003
妹島和世+西沢立衛/SANAA―WORKS1995‐2003
妹島 和世,西沢 立衛

New Museum of Contemporary Art
The museum will be open to the public Wednesday through Sunday, from 12 p.m. to 6 p.m. with extended evening hours on Thursday and Friday from 6 p.m. to 10 p.m. Thursday evenings from 7 p.m. to 10 p.m. will be free admission. The museum is closed to the public on Monday and Tuesday. General admission is $12, seniors $8, students $6 and 18 and under free.

妹島和世+西沢立衛/SANAAの繊細な感じの建物が、この街に受け入れられ溶け込めるかちょいと心配ですが、建築物も生き物です。あれこれ外野が危惧するよりも「時の流れ」にお任せするのが一番かと。

現在、東京都現代美術館で開催中の「SPACE FOR YOUR FUTURE展」で妹島和世+西沢立衛/SANAAの作品を観て体験?することが出来ます。

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | Louvre II
- 弐代目・青い日記帳 | 金沢21世紀美術館
- 弐代目・青い日記帳 | 直島から戻りました。

NYアーティスト・バックステージ
NYアーティスト・バックステージ
能勢 理子

こんな記事もありました。
工事現場を飾ってアートに〜ニューヨークのダウンタウンで
 ニューヨーク・マンハッタンの各所で建築工事が行われ、景観が損なわれている。そうした工事現場そのものをアートに飾り立てようという試みが進行中だ。
 ニューヨーク・タイムズによると、アライアンス・フォー・ダウンタウン・ニューヨークと、ロウワー・マンハッタン文化協議会は、まず3カ所の工事現場をアートに転換するプロジェクト「リ・コンストラクション(Re:Construction)」で協力。作業は11月中旬の週末に実施された。



『ニューヨーク・ラブズ・ユー』


あーーニューヨーク行きたい病が再発してきた…
これもまだ行っていなかった。。。「谷口吉生のミュージアム

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1219

JUGEMテーマ:アート・デザイン


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この記事に対するコメント

あんなところにこんな建物が出来たら目立つでしょうね。って20年前の話ですが(笑)

しかし、建築の世界でも日本人の活躍はめざましいものがありますよね。
現代美術専門の美術館ってどんなもの展示するんでしょう?ある程度地位が確立された作家になるんでしょうか?
今、周りのSOHOやイーストビレッジはどうなってるんだろう?


あぁ〜。NY行きてぃ〜〜。。。。。
タッキー&ササキ | 2007/12/05 12:36 AM
おっと・・・ニューヨークにまた行きたくなりました。
谷口吉生のMOMAよりインパクトがあっていい感じ。

ホイットニーとコンセプトがちょっと似ていて、おしゃれ!!

MOMAは素敵ですが、ちょっとニューヨークという雑多な町にはインパクトが弱いような。
華奢で弱い感じが。
地震の国からの目で見るからかな?
館内にあるバーとレストランはGOODですが・・。

そんな事いって、いまだ金沢には行った事がないのですが・・。
gakko | 2007/12/05 10:05 AM
@タッキー&ササキさん
こんばんは。

確かに目立ちますよね。。。
周囲と調和取れていません。
まだまだ時間かかりそうです。

一階から三階までのフロアで
展示できるそうなのでそれなりかと。
どんな作家さんの展覧会が開催されるか楽しみです。
因みにオープン当日はファッションショーが
行われたようです。

@gakkoさん
こんばんは。

NYは魔物です。
どうして行きたくなるのか。
おもちゃ箱のような街だからでしょうか。

美術好きにはまたひとつ嬉しいニュース。
是非ともこの目で見てみたいものです。

この建築家さんが建てるもの
みな華奢なんです。。。ガラス多用しますし。
金沢行かれるとよくお分かりかと、それに直島も。
Tak管理人 | 2007/12/06 10:40 PM
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