青い日記帳 

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伊東忠太の「妖怪趣味」

築地本願寺 (浄土真宗本願寺派本願寺築地別院)はその独特のアジアンテイスト満載の外観から見る者を圧倒させます。



本願寺築地別院 - Wikipedia
本願寺築地別院(ほんがんじつきじべついん)は、東京都中央区築地三丁目にある浄土真宗 本願寺派の寺院。東京都内における代表的な寺院の一つで、京都市にある西本願寺の東京別院である。正式名称は浄土真宗本願寺派 本願寺築地別院、一般には築地本願寺の名で親しまれている。



大変珍しい「風貌」の築地本願寺を設計したは、建築家・伊東忠太。
湯島聖堂や平安神宮また大倉集古館を設計した人物としても有名です。

建築マップ「築地本願寺」

外見だけでも一種異様な構えをしていますが、築地本願寺へ一歩足を踏み入れると更に驚くべきものが待ち受けています。それこそ伊東の「妖怪趣味」。

牛、馬、象、猿、獅子などが階段の手すりなどに鎮座していたりします。
これは仏教説話にある「三畜評樹」という教えに基づいて作られたとお堂の中にある解説に記されていました。(「三畜評樹」とは物事は全体を見渡すことが重要という教えだそうです)

恐る恐る?撮影してきました。
とくとご覧あれ。









因みにお堂内では高い順に鳥、猿、象と配置されているそうです。
そういえば地下に象が居たような記憶あります。。。

ざっと見渡しただけでもこれだけの「妖怪」が築地本願寺には住んでいます。もっと気合入れて探せば他にも必ずや見つかるはずです。

伊東忠太動物園
藤森 照信,増田 彰久,伊東 忠太

松岡正剛の千夜千冊 にこの『伊東忠太動物園』について詳しく書かれています。それにしても松岡さん何でも読んでいるな〜もう何度驚かされたことやら。。。
松岡正剛の千夜千冊 『伊東忠太動物園』

期間限定でお堂正面に「カフェ・ド・シンラン」なる店もオープンしています。


築地で、お寿司や美味しいも築地市場で食べ終えたら、本願寺へも立寄ってみると思わぬ発見があるかもしれません。

築地まるかじり (2008) (毎日ムック)
築地まるかじり (2008) (毎日ムック)

築地本願寺、タイミングよく行くとパイプオルガンの演奏聴けることもあります。

追記:親鸞の「教行信証」に書き入れ700か所、晩年まで推敲か

 浄土真宗の根本聖典で、開祖・親鸞(1173〜1262年)の直筆として知られる国宝「教行信証(きょうぎょうしんしょう)=坂東本(ばんどうぼん)=」に、先端をとがらせた竹や木などで紙をへこませる筆記具「角筆(かくひつ)」による書き入れが約700か所あることが、赤尾栄慶・京都国立博物館企画室長らの調査でわかった。
(2007年12月22日 読売新聞)

親鸞がつけた角筆の跡? 自筆の「教行信証」に (京都新聞)
この記事によると「京都国立博物館(東山区)の調査員らが真宗大谷派の依頼で坂東本を修理していて偶然見つけた。」そうです。年の瀬に大変な発見がされたものです。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1235

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この記事に対するコメント

長年都内に住んでるにもかかわらず、築地本願寺は今年の夏の盆踊りで初めて行きました。
インド風な外観と、パイプオルガンがあるのにビックリ。
入り口の小さな鳥の石像が可愛くてツボでした。

「カフェ・ド・シンラン」は全く気付きませんでした〜。
今度本願寺に行く機会があったら、ぜひ寄ってみようと思います。
えりり | 2007/12/21 6:14 AM
こんにちは
わたしが最初にこの築地の本願寺を知ったのは、蜷川幸雄の『オイディプス』(平幹二郎バージョン)を見たときでした。一目見ただけでときめきましたよ〜
(もう20年以前・・・早いなぁ)
それから近代建築に溺れるようになり、一番好きになったのは伊東忠太なんです。
数年前には大倉集古館の建物を撮影もさせていただきました。
とにかく忠太のオバケ好きには私もハマるハマる(笑)。
関西にも忠太のオバケや怪獣が生息してますが、どれを見てもかわいいです。
一橋大学の講堂にも行きたいですが、まだ縁がありません。
数年前ワタリウムで忠太の回顧展があり、そこでは忠太のオバケ絵葉書がたくさん出てました。

築地の本願寺はまだ撮影に出かけてませんが、来年はそろそろ忠太の怪獣狩りに出発しよう、と思っています。
年末に嬉しいものを見せてもらいました♪
遊行七恵 | 2007/12/21 11:39 AM
こんにちは。
伊東忠太博士の建物は祇園閣が印象に残っています。
冬の特別拝観で中も見たのですが、これが織田家ゆかりの寺の建物かとビックリしました。
築地本願寺も行こうと思いつつ行っていないので、これを機会に行ってみようと思います。
mizdesign | 2007/12/21 1:54 PM
@えりりさん
こんばんは。

これ実は結構前に撮影したものなのです。
画像の整理をしていてたまたま出てきました。
最初なんだこれ?と思ったのですが
良く考えたら築地の動物達でした。
表情が憎めないのでついつい記事に。

「カフェ・ド・シンラン」反対意見もあるようですが
元々親鸞さんも「何でもあり」ですからね。

@遊行七恵さん
こんばんは。

一橋大学の講堂はあそこの学校関係者と
一緒なら入ることできるのでしょうか?
それならいくらでもツテありますよ。
今度聞いてみましょう。
大学自体は受験で高得点高偏差値必要ですが
講堂ならそれほど苦労なくして入れるかと。

ワタリウムで回顧展など開催したのですか。
それは渋い。あそこ「二塁打」打つの上手いですよね。

築地本願寺はお堂内もかなり撮影欲にかられます。
市場移転しないでほしいな〜

@mizdesignさん
こんばんは。

建築家さんともなると伊東氏の記事は
スルーできませんよね、さすがに。
とんとんさんからもTB送っていただきました。

築地ならいつでもご案内いたしますよ。
年内でも行きます?
Tak管理人 | 2007/12/21 11:21 PM
建築好きでお化け好きとしては、
伊東忠太ははずせない存在です。
伊東忠太は、河鍋暁斎や水木しげるあたりと
お友達になれるのでは?と密かに思っています(笑)
>数年前ワタリウムで忠太の回顧展があり
と遊行七恵さんが書かれている回顧展、
私は何故か大阪・道頓堀のグリコの看板向かいにある
キリンプラザ大阪で、みました。2003年かな。
その時に買った展覧会記念本、
鈴木博之『伊東忠太を知っていますか』はかなり面白いです。
菊花 | 2007/12/22 4:16 PM
@菊花さん
こんばんは。

河鍋暁斎の展覧会が成田山で
開催されるのはご存知ですか?
初詣がてらに出かけられのも宜しいかと。

意外や意外、皆さん伊東忠太氏について
かなりお詳しく、しっかりマークされて
いらっしゃるのですね〜
底なしの奥深さ。天晴れです。
Tak管理人 | 2007/12/23 9:14 PM
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