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「prints (プリンツ) 21」山口晃特集

年の瀬に嬉しいプレゼント。
雑誌「prints (プリンツ) 21 2008年春号 特集・山口晃」が発売になりました。


prints (プリンツ) 21 2008年春号 特集・山口晃 [雑誌]

今年最も活躍し注目を浴びた日本の作家さんといえば、間違いなく山口晃。
この人おいて他には考えられません。

ミズマアートギャラリーで今年の1月20日まで個展「ラグランジュポイント」を開催され、5月6月と「アートで候。」山口晃・会田誠展、そして8月9月と初の公立美術館での個展「山口晃展 今度は武者絵だ!」と立て続けに開催。

また、平行してトークショーやNHKトップランナー、視点・論点(狩野永徳の美)、ハイビジョンの狩野永徳特集にもご出演なされるなどメディアの露出も目立った年でした。

そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのある山口さんを約80ページにも渡り大特集を組んでいるのが、今日発売になったprints (プリンツ) 21 特集・山口晃です。

ディテールに潜むユーモアと細密な筆致で、常に観る者を圧倒、魅了し続けてきた現代美術家・山口晃。その類い稀な才能は、美術界のみならず様々な分野で注目を集めている。そんな現在最もノリに乗っているアーティスト山口晃の、雑誌では初となる80ページ超の大特集!対談には伊集院光、寄稿は松本零士、会田誠、本上まなみ、ミハラヤスヒロ。オリジナルポスター付き。


最も新しい作品。「邸内見立 洛中洛外圖
前述したNHKの永徳特集番組の為に描いた作品。じっくり観たのこれが初めてです。三ページ分贅沢に使い掲載されているので虫眼鏡なくても細かな部分まで堪能することできます。かなり得した気分。


こちらは一風変った作品。『白道一「火河圖」』『白道一「水河圖」
「二河白道」という仏教の教えを元に描いた作品だそうです。
一見、フツーの炎や水のように見えますが、良く観ると山口さんお得意のメカメカしいつくりとなっています。

こちらは、練馬区立美術館での「山口晃展 今度は武者絵だ!」では出したくても出せなかった作品。ちょいエロです。

澁澤龍彦の『菊燈台』の挿画として描いた作品です。
菊灯台 (ホラー・ドラコニア 少女小説集)
「菊灯台」(ホラー・ドラコニア 少女小説集) 澁澤 龍彦

こういった展覧会でも観られなかった作品はもとより、伊集院光さんとの対談や(何故伊集院さんかは…)松本零士、三原康裕、会田誠そして本上まなみ(山口さん嬉しいだろうな〜)等々の読み応えたっぷりの寄稿も。会田誠さん素のままの文章で笑った。「出がらし」って。。。

それだけではありません。現時点での山口晃さんの作品全てをリストにして掲載してあったりもします。これはミズマアートギャラリーの方きっと大変なご苦労をなさったかと。有り難い事です。

更にこうして主要作品を紹介しつつ、全個展、展覧会データも年代順にまとめてあります。何から何まで徹底しているところがスゴイ。


オリジナルポスターや「プリンツ21版 すゞしろ日記」まで付いてたったの1500円は安すぎます。出版社さん大丈夫??勿論二冊買って一冊は保存用に。因みに「プリンツ21」は中々書店には置いていませんのでご注意を。更に売り切れてしまうと大変です。会田誠さんの特集号など今では超プレミア本となってしまっています。

prints (プリンツ) 21 2008年春号 特集・山口晃 [雑誌]
prints (プリンツ) 21 2008年春号 特集・山口晃 [雑誌]

来年は京都の大山崎山荘美術館で個展を開催される山口さん。今後も益々人気高まる一方かと。尚、既にmixi等で紹介済みですがあらためて。来年1月早々に五反田でトークショーが開催されます。場所は「ルーヴル – DNPミュージアムラボ[ホール]」(2008年1月12日(土)14:00-15:00)申し込みはweb上で行っています。

アーティストトーク:山口晃『全部見てはいけないルーヴル サニーサイドに気をつけろ!』申し込み、詳細はこちら

では、では最後に「アキラのフェイバリット・カルチャー」と題し山口さんが愛してやまない映画、アニメ、文学、アート等を紹介するコーナーで取り上げられていた西洋絵画の画像集めてみました。結構意外な作品が「好み」の中に入っているようです。
(制作年代の古い順に載せます)


フラ・アンジェリコ「受胎告知


ヤン・ヴァン・エイク「ジョヴァンニ・アルノルフィニと花嫁


ブリューゲル「子供の遊戯


フェルメール「牛乳を注ぐ女


ドガ「ル・ペルチェ街のオペラ座の舞踊稽古場


ドナルド・ジャット「無題


ジョセフ・コスース「カセクシス 49

以上7点。どの辺りがどのように好きなのか。そしてご自身の作品にどんな影響を与えているのか。今度機会があればお話願いたいものです。好きな絵について語り尽くすトークショーなんてのもいいかもしれません。

それでは、最後に「今日の一枚

かなーり、山口さん気に入っていられる作品と見受けましたが。

荒川修作「ビギニング・オブ・ニュー・マーク

この作品観るためなら、竹橋の近代美術館へ行かれても悪くないかと。

【2007年度:山口晃関連エントリ】
・山口晃「ラグランジュポイント」
・「VOCA展2007」
・『受胎告知』だけでは勿体無い。
・「アートで候。会田誠 山口晃展」
・「会田誠 山口晃 トークショー」
・「アートで候。」山口晃ギャラリートーク
・山口晃ファンの皆さん、科学技術館へ急げ!!
・「山口晃展 今度は武者絵だ!」(顔写真あり)
・「続・無残ノ介」完成!山口晃展in練馬区立美術館
・山口晃トークショーin練馬区立美術館(顔写真あり)
・最終日の「山口晃展」@練馬区立美術館
・山口晃トークライブ「年忘れ!山愚痴屋感謝祭!!」



この記事のURL
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全部見てはいけないルーヴル
サニーサイドに気をつけろ!

訪れてみると想像以上に巨大なルーヴル美術館。やっとたどり着いた「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」などのスター作品の前にはいつも人だかりでいっぱい。どこまでも続くかと思える回廊、悠久の歴史に裏打ちされたコレクションは、まさに見る人を圧倒します。でも、ルーヴルの楽しみ方はそれだけではありません。そこに収められている作品はもちろんですが、建築、装飾、カフェ、レストラン、ショップ、そしてそこを訪れる世界中の人たちとそこで働く数多くのスタッフ。現代日本を代表する稀代のアーティスト山口晃氏が、タテに、ナナメに、変化球の視線でルーヴルの思わぬ楽しみ方を語ります。
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この記事に対するコメント

わたしもここ数日寝る前に読みふけっています。
ヤン・ヴァン・エイクのこの作品はわたしも好き♪
先日担当のO嬢にお礼のメールをしたところ、
「本当〜〜に大変でした!!」とおっしゃっていました。
この1年で山口さんにはとても近づけた感もありますが、
その反面どんどん遠くへ行ってしまうような気もします。
でももちろん来年も追っかけますとも!
さちえ | 2007/12/26 9:31 PM
@さちえさん
こんばんは。

Oさんの額に汗しながら奮闘している姿が
紙面からも伝わってきますね。
その時、山口さんは……

フェルメールが入っていたのは驚きました。
それに荒川修作にも。
テレビや歌、アニメなどは「なるほど〜」と
思えたのですけどね。
Tak管理人 | 2007/12/26 9:38 PM
情報に感謝です。
S書店では「ぴあアートワンダーランド」やサイン本が目について散財しそう..でした。丁寧で細やかな編集で従来の図録や作品集より面白くって貴重ですね。「髭コレクション」に笑! 
panda | 2007/12/27 12:29 AM
山口さん大好きなので、prints絶対購入せねばっ!
1/12のアーティスト・トークも申し込みました。
とっても楽しみです♪
情報ありがとうございます!!
えりり | 2007/12/27 5:45 AM
@pandaさん
こんばんは。

髭コレクション、編集者のめのつけどころ
よいですよね〜あれには笑いました。
この本、資料的にもかなり貴重な一冊。
年末に嬉しいプレゼントでした。

@えりりさん
こんばんは。

絶対に絶対に買いです。
トークショーも何を話すかきっと
本人も困っているはずです。
会場でお会いしましょう!!
Tak管理人 | 2007/12/27 11:21 PM
はじめまして。
最近は毎日楽しみに拝読させていただいております。

prints山口晃特集、早速こちらを経由して購入しました。
遅れていた練馬区美術館での個展図録も先月発行され、
毎月のように山口晃関連の出版が続いて嬉しい限りです。

おもわず、アーティスト・トークにも申し込んでしまい
ましたが、会場は若い女性が多いのかな?など少し
心配しています(^^;
なかよし | 2007/12/28 11:00 AM
@なかよしさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

来年は新しい画集も発売になるそうです。
新しい画集は少し大きめに絵を載せるとのこと。
お値段多少高くなってもそのほうが楽しめますよね。
まだまだ山口フィーバー続きそうです。

山口さんのトークショーは老若男女様々。
でもやはり、女性の方の割合が多いようです。
私のようなオジサンは目立ちます。。。
Tak管理人 | 2007/12/28 10:51 PM
公私共に仕事が一段落したので、さきほど本屋さん買ってきました。
偕楽園、いいですね...(^^)
# 私は『アートで候。』でも観た神田神保町が欲しいなぁ...

そういえば『アートで候。』で一際輝いていた『渡海文殊』の
イメージが採録されていませんでした。何でだろうな...

個人的には『渡海文殊』やそれに続く練馬展のチラシにもなった
『無残ノ介』のカラフルなイメージが、これからの新機軸なるの
ではないかと思っています。

来年も楽しみにしています...
lysander | 2007/12/30 6:26 PM
本日はprints (プリンツ) 21 2008年春号が届きました。
手にして見ると、凄いですね!
おいしさが溢れ続けます。
そうだ京都行こう!「さて、大山崎」山口晃展当日の記事が俄然たのしみになってきました。
さちこ | 2008/12/05 1:23 AM
@lysanderさん
こんにちは。

すみません、返事すっかり遅くなりまして。。。
今後、お酒でもおごらせて下さい、寝る前に

「偕楽園」季節がきたら鑑賞会でも開きましょう。
なんだかんだとかこつけて飲む口実作っています。

大山崎での関西初の個展に
一体どのような作品を出してくるのか
楽しみです。ところで、いつ行きます?

@さちこさん
こんにちは。

大山崎へは14日の日曜日にうかがいます。
当日会場の様子も速報でお知らせできるかと思います。
楽しみにしていて下さい。

今回の展覧会にあわせまだどこかから
山口晃特集でないかな〜
Tak管理人 | 2008/12/05 7:39 AM
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