青い日記帳 

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京博「若冲を愉しむ」

京都国立博物館で小特集「若冲を愉しむ」と題した企画展が開催されているそうです。平常展示館2階10・11室を使っての展示。小特集といえども、内容は流石、京博と舌を巻く内容となっています。



 2000年に当館にて開催した特別展覧会「没後200年 若冲」を契機に、江戸時代の京都の絵師 伊藤若冲(1716〜1800)は、ひときわ人気を集めています。
 若冲の作品は、展覧会終了後も何度か特集展示をしてきましたが、このたびは、当館の所蔵作品を中心に小特集としてご紹介いたします。


驚愕の《主な展示作品》心してご覧あれ!


百犬図


果蔬涅槃図」京都国立博物館蔵

 
雪梅雄鶏図」両足院蔵


鶏頭蟷螂図


燕子花小禽図


海宝寺旧蔵「群鶏図障壁画」京都国立博物館蔵


石灯籠図屏風」京都国立博物館蔵


群鶏図押絵貼屏風

金戒光明寺蔵の「群鶏図押絵貼屏風」も展示されているそうです。

昨年、千葉市美術館で開催した「若冲とその時代展」の500倍は観たい作品が勢揃い。やはり京都にはかないません。袖で軽くあしらわれている東人(あずまびと)。どうあがいても田舎者です。。。

しかし、これだけの作品を「当館の所蔵作品を中心に小特集としてご紹介いたします。」とさらりと言えてしまうところがすごい。しかもこれ特別展でも何でもないので「通常の観覧料金でご覧いただけます。」(500円)だそうです。はぁ〜

にわかに日帰りでもいいから京都まで行きたくなって来てしまいました。「この記事書き終えたら新幹線か夜行バスのサイト調べている」に5000点。

この展示は、2月3日(日)までだそうです。
さて、どうします?「出張」でもこしらえます?

もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 (ABCアート・ビギナーズ・コレクション)
「もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品」 佐藤 康宏

ついでに若冲ネタもう一つ。

昨年の5月末に若冲ファンのみならず、世間を騒がせた京都、石峰寺の石仏損壊事件の「「若冲羅漢」無残 伏見・石峰寺 30体倒され」折しも相国寺にて動植綵絵を集めた「若冲展」を開催していた時期と重なり大きな話題に。結局は近所の小学生の仕業でしたが…(石仏損壊、小学生兄弟が名乗り出=「面白かったので倒した」)

その壊された石仏さんたちが昨年暮れに無事修復されたというお話。

若冲の羅漢 よみがえる 伏見・石峰寺(京都新聞)

江戸時代の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)ゆかりの京都市伏見区深草の石峰寺で、今年4月に損壊の被害に遭った若冲デザインの五百羅漢の修復がこのほど終わった。欠けていた石仏3体が美しい姿になって元の場所に戻され、関係者を喜ばせている。
 五百羅漢は同区内の児童のいたずらで倒されたり、壊されたりした。7月に損傷のひどい3体の修復を市内の専門業者に依頼していた。
 3体とも、もろい花こう岩のため予定より修理に時間がかかったが、今月26日、たくさんのの石仏が並ぶ「賽(さい)の河原」の元の場所に安置された。修復個所はほとんど目立たず、かつての姿を取り戻している。
 阪田良介住職(27)は「修復で継ぎ目が残ったり、色が変わったりしないか不安だったが、きれいに仕上がり、ほっとした」と話している。


良かった。良かった。
石峰寺には若冲のお墓もあるのでこれで一安心かと。
2006年撮影

今の時季なら、やぶ蚊に悩まされることなく、石仏群をじっくり堪能できそう。一日あれば京博と石峰寺余裕で観て来れますね。ただしタイムリミットは2月3日(日)まで!

- 弐代目・青い日記帳 | 石峰寺の伊藤若冲「五百羅漢石像」

それでは最後に「今日の美味


本家チリメン山椒 はれま

チリメン山椒数多くあれど、ここに敵う品は無し。
ご飯何杯でも食べられますし、お酒もいくらでも。

都内の百貨店でも買えますが、やっぱり京都本店でないと。。。なんて上手いこと言ってかみさんに京都行きOKしてもらえないかな〜

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追記:
やはり我慢できず京都まで観に行ってしまいました。
「若冲を愉しむ」その1
「若冲を愉しむ」その2


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1257

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水墨画中心、伊藤若冲を小特集 京都国立博物館
 京都国立博物館(京都市東山区)の常設展で、十八世紀の京都で活躍した個性派画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)(一七一六-一八〇〇年)の小特集「若冲を愉(たの)しむ」が開かれている。
 「海宝寺旧蔵 群鶏図障壁画」「石灯籠図屏風(いしどうろうずびょうぶ)」など水墨画の秀作を中心に計九点を出展。「奇想の画家」として近年人気を集める若冲画を、これだけの数・質で常設展示できる辺りが、古都の“美の殿堂”たる京博のすごさ、底力だろう。
 鶏を飼い、写生に励んだとされる若冲は、「鶏の画家」とも呼ばれる。会場にはリアルで写実的な鶏だけでなく、墨で描かれた、軽妙洒脱(しゃだつ)でユーモラスな鶏たちの図もずらり。
 若冲は濃密な彩色を施した精密な花鳥画で知られるが、これら墨画は、画家の遊び心や余裕も感じさせる。
 同じく墨画の「果蔬涅槃(かそねはん)図」も、「釈迦(しゃか)の死」という厳粛な仏画のテーマを、野菜や果物で表現した一種の戯画・パロディー。縦一八一・七センチ、横九六・一センチある掛け軸で、横たわる大根(釈迦)の周りを、弟子や動物たちに見立てたナスやカボチャなどが囲み、死を嘆く。
 若冲は、京・錦市場の青物問屋の長男。身近で見慣れた野菜を素材に、力まず筆を走らせたのだろう。思わず笑みが浮かびそうになるが、この絵の背後には、母の死や家業の繁栄の願いなども込められていたようだ。
(神戸新聞)
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この記事に対するコメント

某SNSでこの情報知って、泣きました。
6日まで大阪にいたのに・・・。
年末に年始の京都情報チェックしたはずなのに・・・。
悔しくてなりません。

ムリにでも飛んで行きたいところですが、
もっと無理して行きたいところが出来てしまい、悩ましいです・・・。

いっそ青春18切符で・・・?!
m25 | 2008/01/10 11:09 PM
京博のコレクション…もっと観てみたいものです。
それに石峰時と言うキーワード。
心が動かされます。

相国寺に次いで、ことしも京都に行くのが吉か!?

ヤンバル | 2008/01/11 1:06 AM
えっ〜
あれ、小学生のいたずらだったのですか。
近頃の小学生は・・・
一村雨 | 2008/01/11 5:31 AM
こんにちわ。
小特集でこの内容って一体。。。
確かに行きたくなっちゃうの納得です。
やはりこれって京都のみで公開なんでしょうねえ。
あおひー | 2008/01/11 6:48 AM
百犬図が見たい〜〜〜!!これ画集で見て、本物みたいなーって思ってたんです。
さすが都ですねえ…。
あずまえびすは地団太踏むしか…。

て、こんな間にも、Takさん、ちゃっかり「出張」してたりして?

私、今、暇人といえば暇人だから、行けないことはないのですが、さすがに春の上洛をひかえている身なので、行き過ぎると周りの目が冷たい…。どこでもドアがあればなあ…。
はな | 2008/01/11 8:16 AM
なんて、魅力的な展示会でしょう。
さらっと「愉しむ」と書かれていますけど、
興奮して愉しむどころじゃなさそうな内容ですよね。
つい、行けそうな日探しちゃいました。
きのこ | 2008/01/11 12:40 PM
来週にでも、特別展のほうと一緒に行ってこようと思ってイマス。

かなり充実しているようですし楽しみです。

あの・・・はれまもいいけど水徳さんもさらっと美味しいですよ。 是非一度おためにあれ(笑)
http://www.kyotom2m.jp/kyoto_etc/food/chirimensansyo.html

十六夜 | 2008/01/11 7:02 PM
おっと、現在京都に滞在中。
京博にも友人と行く予定にしていました。
素敵な情報ありがとうございます。
ふふ・・・行って来ようっと!!
gakko | 2008/01/12 12:07 AM
@m25さん
こんにちは。

それは泣きますね。
痛すぎます。
京博のサイトに小さく載っているので
分りにくいですよね。

もっと無理して行きたいところとは??
自分も新年早々数多の煩悩が断ち切れません。

困った困った。

@ヤンバルさん
こんにちは。

京都の底力見せつけられた気がします。
「観たなら出ておいで」
また誘い水にのってふらふらと。。。

悩ましい土地です。

@一村雨さん
こんにちは。

あの周辺住宅街なので子供たちの元気な声が
私が行った時も聞こえてきました。
今までも結構あったのでは?と思ってます。

@あおひーさん
こんにちは。

ですよね。
小とかいいつつこのボリューム&質。
もういやになっちゃいます。ほんと。
京都のみでしょうね。
持っているお寺さんが許してくれないはずです。

@はなさん
こんにちは。

若冲好きであれこれ観ていますが
ここにあげた作品はほとんどが
未だに見たことのない作品なんです。

地団駄踏みっぱなしです。

どこでもドア欲しいですね。
はなさんは確か暁斎展を御覧になりに
京都行かれる予定でしたよね。
それもかなり羨ましい!

@きのこさん
こんにちは。

「愉しむ」としちゃうあたりもにくいですよね。
ほんと、仰る通り楽しめません。
きっと興奮しっぱなしではないかと。

行ける日ありました?日帰りでもしようかな〜

@十六夜さん
こんにちは。

いいですね〜お近くにお住いだと。
都人羨ましい!

おすすめの「永徳」今度買ってきます。
チリメン山椒食べたい!!

@gakkoさん
こんにちは。

それはナイスタイミング!!
天恵です。
いいなーーー
若冲シャワーに浸ってきてください。
Tak管理人 | 2008/01/12 10:02 AM
ブログ初心者ですので、いつも参考にさせていただいています。お正月に京博に行ってきました。人も少なくのんびりと楽しんできました。http://blogs.yahoo.co.jp/kazupon279/780698.html
kazupon | 2008/01/12 8:52 PM
「大変だ、京博でジャクチューが!!」
金曜の早朝、出張先の奈良で仕事しておりましたところ、
このブログを読んだサノアから緊急メールが入りまして、
急いで京都に向かいましたが開館時間にぎりぎり間に合わず、
急遽京都に泊まって今朝行ってきましたっ。

そしたら今日はなんと無料観覧日。
タダでジャクチューが見れてしまいました。。。
しかも人がいなくて、貸し切り状態。
去年の相国寺が嘘のようです。

いやーこりゃあ春から縁起がいい。
Takさん、ありがとー!


akieda | 2008/01/12 9:02 PM
こんにちは。
某掲示板で情報入手依頼、すっかり行く気ですでに新幹線の指定券予約済みです(笑)
ついでと言っては大変失礼なのですが、日帰り予定なのですぐ近くの智積院さんの等伯なども一緒に見てこようかと思ってます。この冬限定の公開品もあるみたいですよー。
http://www.kyokanko.or.jp/huyu2007/2007huyutabi_1.html
ojaru | 2008/01/13 5:45 AM
@kazuponさん
こんにちは。はじめまして。

貴ブログ拝見させていただき「群鶏図押絵貼屏風」が
2000年に新発見されたものだと分りました。
俄然行きたくなってきました。。。

今後とも宜しくお願い致します。

@akiedaさん
こんにちは。

艦長ナイスな指令飛ばしてくれましたね。
そしてそれに臨機応変に応えるakiedaさんも素敵。

一泊する価値ありありでしたでしょ?きっと。
うらやましい〜
こういう企画展示がさらりとできてしまう京都
やっぱり違いますよね。。。

ただいま、計画進めていますが
とんでもないことになりそうです。
笑わないでくださいね。後々。

@ojaruさん
こんにちは。

予約されましたか!そうですよね。
これだけ揃っているとなると
居ても立ってもいられませんからね。

智積院は長谷川等伯筆「十六羅漢図屏風」等が
特別公開されるようですね。
どのような作品なのか気になります。
楽しんでいらして下さい。
Tak管理人 | 2008/01/13 8:43 AM
遅ればせながら、明けましておめでとうございます(*^_^*)
年明けからプータローになりましたので、京都のイベントが増えて嬉しいです♪
若冲は近美のコレクションでちょっとしか見れなかったので、今回はたくさん見れそうで嬉しいです☆水墨画楽しみ♪

私もはれまさん御用達してます〜いつも清水坂で買っちゃいます。その後はイノダコーヒーで一服のコースが好きです(*^^)
本年もたくさんの素敵な情報教えてくださいませ☆彡
みぃか ラビ | 2008/01/13 11:30 AM
@みぃか ラビさん
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

京都はおいしいものたくさんありますよね。
詳しい先輩がいて、いつも指南してもらっています。
ただなかなか買えないものもあって苦戦も。

特別展を組まずとも所蔵品だけで
これだけの企画展示できてしまう
京博に脱帽です。
Tak管理人 | 2008/01/14 10:31 AM
「若冲を愉しむ」行って来ました。
空いていて、じっくり見るのにはよかったですよ。
京博の10室の横にある小部屋、いつも常設で応挙、若冲、簫白、芦雪なんかが展示されており、好みの場所ですが、今回は大部屋の方に屏風類も飾られており楽しめました。
京博から良いお年玉をもらった気がしましたよ。
好日 | 2008/01/17 1:34 AM
@好日さん
こんばんは。

良いですね〜
ますます行きたい気持ちが…
どうやったら見に行けるか。
考えている時間あまりありません。
出かけるならなるべく、、、
そうはいってもなかなか難しいです。

お年玉欲しいな〜自分も
Tak管理人 | 2008/01/17 10:48 PM
こんばんわ。
代休を取って、金曜日に金比羅さん〜京都へ行って見てきました。
金曜の夜は静かでひともまばら。おかげでじっくりと鑑賞することが出来ました。
特に11室は鶏ばっかりでたまりませんよ。
無理矢理スケジュール作って、行った甲斐がありました。
あおひー | 2008/01/20 8:57 PM
@あおひーさん
こんばんは。

ブログ拝見しました。
恐るべき強行軍。
lysanderさんといい
あおひーさんといい若いですね。。。

さて、自分も無理やりスケジュールをっと。
行けるかな〜
Tak管理人 | 2008/01/21 7:03 PM
あんまり悔しいので、行ってきました・・・。
常設であの内容は凄いですね。
行った甲斐はありましたが、そのおかげでもっと行きたいところが遠くなりました・・・。

ということでお返事遅くなりまして恐縮ですが、
無理して行きたいところとは、美のひととき展@宮崎県立美術館です。
詳細はブログの方に書きましたが、日本画は和室や床の間を再現したり、絵の裏側を見せてくれたりと、
一風変わった展示が楽しめる様です。
こういうのに弱くて、すぐ釣られそうになります。


>ojaruさん
こちらのコメントに書いて下さったおかげで、
京博の目の前の智積院で等伯が観られることを知りました。
感謝します。有難うございました!
m25 | 2008/01/22 3:26 AM
@m25さん
こんばんは。

行かれましたか!
後で悔やむなら行くべきですよね。
私も耽々と狙い定めています。

宮崎ですか。。。
それは遠い。
未だかつて九州へ行ったのは
たった一度きり。
うーーん。。。
流石にそれは無理かな。

しかしm25さん抜群の
フットワークですね。

宮崎県知事によろしく!
Tak管理人 | 2008/01/22 7:13 PM
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というわけで四国のこんぴらさんで応挙、若冲を見た後にその足で京都へ。 15時半に琴平を出発。行きにはポイントがつかめなくて巧く撮れなかった瀬戸大橋からの海。 ちゃんと特急の窓側からばっちりと撮れました。 陽の光に照らされた輝く海面が奇麗。 17時45分に京