青い日記帳 

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「唐招提寺展」国宝鑑真和上像と盧舎那仏

東京国立博物館で開催中の
金堂平成大修理記念「唐招提寺展」国宝鑑真和上像と盧舎那仏に行って来ました。



今我々が使っている「ありがとう」という言葉は元々
「有難し」=「有ることが難しい」=「めったにない」という語源らしい。
昔の人はめったに起らないことを「有難い」と思った。

現代を生きる私も、今日、この感覚を身をもって体験してきました。
まさに「有難い」展覧会。

「ありえねーー」なんてやぼったらしい言葉で表現しては
それこそ神罰いや仏罰があたります。

この展覧会の感想は、一言「ありがたし」。
これで充分。


重文 勅額
国宝 盧舎那仏坐像 画像・解説
国宝 梵天立像
国宝 帝釈天立像 画像・解説
国宝 四天王立像 持国天
国宝 四天王立像 増長天
国宝 四天王立像 広目天
国宝 四天王立像 多聞天 画像・解説

これで、唐招提寺金堂を博物館内に見事再現しています。
「ありがたい」ことです。

「あれ?盧舎那仏坐像の両脇に控える
千手観音立像薬師如来立像は来てないの?」
そんて事言ってはいけません。贅沢です。

普段正面からしか拝めない盧舎那仏坐像初め全ての
仏像を360度ぐるりと観られるだけでも大満足です。
四天王の後姿はいいですよーーデキル男は背中にも表情がある。

次の展示室では「平成の大修理」の様子ブルーレイディスクで解説。
金堂隅鬼金堂天井支輪板などを展示。
全てこれらも国宝。

グッツ販売所を通り、御影堂が再現されている展示室へ。
ここに国宝 鑑真和上坐像 も当然いらっしゃる。
東山魁夷画伯が手がけた御影堂障壁画
(山雲、濤声、揚州薫風、黄山曉雲、桂林月宵、厨子絵・瑞光)が
巨大迷路の壁のように展示されている中を進むと・・・
最後に鑑真和上坐像がお待ちになられています。
展覧会の最後に鑑真和上とお会いして帰途につく。
これまた「ありがたい」こと。

ここの展示室に入る前に、バーチャルシアターというものが
ありますので、できたらそこの映像(15分)を初めに
観ておいてからの方が良いかと思いました。
迷路に迷わずにすみます(^^)
それに横10メートル高さ3メートルの大型スクリーンは圧巻です。

     

最後に苦言。
こんなありがたい仏様たちを間近で観ることができる展覧会。
唐招提寺が、平成の大修理ということで実現したこの展覧会。
予定では金堂三尊遷座は2009年の4月。
その簡にこうして東京に居ながら仏様たちを拝めるわけで、
いくら展覧会といえども、指をさして鑑賞するような態度はどうかと。
盧舎那仏坐像に指差してあれこれ感想を言い合っている方いましたが
それはどうなのかな??ふとその時盧舎那仏を観ると、優しい目つきが
一転睨みつけるような目つきに変ったように観えました。
せめて手でも合わせるくらいの気持ちがないといけないような気がします。

それとTBSさん。
「ガンとくる。ジンとくる。」
これ恥ずかしいからやめて下さい。
センス以前の問題。。。怒り

展覧会ホームページ(ここ見れば何でも載ってます)
TBS唐招提寺2010プロジェクトホームページ

展覧会のみどころ

コミック『唐招提寺と鑑真和上物語』第1章を期間限定でWeb公開中!
以下プレスリリース
唐招提寺は日本に正式の戒律を伝えるため、12年にわたる様々な困難の末に来朝した中国・唐の高僧鑑真和上(がんじんわじょう)によって創建された律宗の総本山です。長い困苦の末、目が不自由になりながらも不屈の精神で来朝した鑑真和上の生き方は、時代を超えて多くの人々を感動させてきました。

 この展覧会は奈良時代を代表する建築として名高い同寺金堂の平成大修理を記念して開催され、金堂と御影堂(みえいどう)の堂内再現を二大コンセプトとしています。金堂再現では、唐招提寺の本尊で、本展が寺外初公開となる国宝・盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像を中心に梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)像と四天王像(いずれも国宝)を配し、天平の造形空間を実感していただきます。一方、御影堂再現では肖像彫刻の名作・鑑真和上坐像(国宝)と東山魁夷(ひがしやまかいい)の障壁画の全点をあわせてご覧いただきます。

 鑑真の崇高な精神を今に伝える唐招提寺の名宝が、無言の中にも現代人に語りかける様々なメッセージを、静かに受けとめる機会になればと思います。
展覧会 | permalink | comments(17) | trackbacks(8)

この記事に対するコメント

Takさん、はじめまして。
トラックバックありがとうございました。
まだ展覧会にいっていませんが、「ありがたし」はよく分かります。私もエントリーに「見られる」と書いてよいか、ちょっと迷いました。本来は「拝める」というべきものなのですから。
AKi | 2005/01/23 1:15 AM
こんにちは.

コメント&TBありがとうございます.

鑑真和上との出会いは感動的でした.
「天平の甍」を20年ぶりに読んでます.

和上の伝えた仏教の戒律は今も守られているのか,ちょっと心配です.
おけはざま | 2005/01/23 10:11 AM
@AKIさん
コメント&TBありがとうございます。
展覧会ではないですよね。これ。
仏様を拝みに伺う会。です。
ありがたやありがたや。
あれだけ間近で見られると
ちょっと気後れしてしまいますね。

@おけはざまさん
コメント&TBありがとうございます。
鑑真さん色んなところへ貸し出されているようで
大変そうです。落ち着かないでしょうね、きっと。
パリや中国にまで行ったこととくらべれば
まだ楽そうですが。。。
Tak管理人 | 2005/01/23 9:44 PM
29日の土曜日午後2時半頃行きました。
土曜日の午後とあって,かなり混んでいました。
唐招提寺は,昔,JR奈良駅でレンタサイクルをして廻ったことがあります。

なんか,仏像やふすまを並べているだけといった印象です。
こうゆうものは,博物館で見るものではないですねぇ。

「仏像のひみつ」のほうが展覧会としては,ずっと出来がいいように感じました。
じゅん | 2005/01/30 11:10 PM
@じゅんさん
コメントありがとうございます。
展覧会ではなく、「移動」寺院ですね。
しかし、1200年ぶり?というか
初めての上京。遠路はるばるご苦労さまです。
仏像が作られたころ上野なんて僻地も僻地だったわけで、
そこまでお越しいただき、ほんとご苦労なことです。

「仏像のひみつ」企画力ありましたね〜
感心感心。
Tak管理人 | 2005/01/31 7:51 AM
東京国立博物館の唐招提寺展、今日行って参りました。
もう、言葉がないです。 行けて本当に良かった!
もとよし | 2005/02/13 11:54 PM
@もとよしさん
こんばんは。
この展覧会?は解説あれこれ必要ありませんよね。
ただ観て圧倒されてひれ伏す?それで充分です。
Tak管理人 | 2005/02/14 9:26 PM
TBありがとうございました。
こちらからもTBさせて頂きますね。

私のブログにも書いてありますが、
今回の「唐招提寺展」、なんか「ありがたみ」が薄い気がしました。
まぁ私の払った入場料の幾らかが、修復費の足しになってると思えば良いのかもしれませんが。

仏像たちも出開張ご苦労様って感じです。
夜中になんと言い合っているか聞いてみたいもんです。(^^;
goodtime_badtime | 2005/02/14 10:20 PM
@goodtime_badtimeさん
コメントありがとうございます。
ふだんは金堂も入れないので
こんなに近くて拝むことできませんよね。

仏像さんたち確かに
「今日の客はイマイチだったな〜」
なんてぼやいてるかもしれません。

早く金堂建ってまた「安置」されたいでしょうね。
Tak管理人 | 2005/02/15 7:42 AM
Takさん初めまして、トラックバック有り難うございます。
国宝の仏像、日本最古の肖像彫刻、現代日本画の巨匠の大作を一度に見られる唐招提寺展。こんな機会滅多にありませんね。
それにしても私が古い仏像を見る度に感じるのは威圧的なまでの力強さです。
見る人に超自然的な力を感じさせ、敬けんな気持ちを抱かせる為に作られた故当然なのでしょうが、1000年の時を経てもなをその片鱗を我々が感じ取る事ができると言うのは考えてみれば凄い事だと思います。
ヨシヲ | 2005/02/28 11:53 AM
@ヨシヲさん
コメント&TBありがとうございます。
平成の大修理のことを知った時は
無謀なことするな〜何年も観られないじゃ
ないか〜意味あるの??なんてことも
ささやかれていましたが、今考えると
やっておいて大正解ですよね。
逆に今やらずしていつやるのか!って感じです。

こうして都内で仏様も拝めるわけですし。
我々にとっても大正解でしたね。
Tak管理人 | 2005/02/28 9:37 PM
(ファイアーエムブレムの方が、あまり使われなくなるっていうのは、このブログの存在故だったのですね)
物珍しい方の有難さから、行って来ました。でも、盧舎那仏のオーラに心洗われ、ゆったりと楽しむ事が出来ました。
個人的には偶鬼の力強さと、当時の人に屋根を任されてから、ずっと支え続けてきた逞しさに、心躍りました。
記念に・・・と思ったのですが、2500円のTシャツには流石に手が出ず、仕方なく増長天キーホルダーと、ミニ般若心経を購入。どうせなら毘沙門(多聞)天が良かったのですが、一種しか売ってなかった・・。
気になった点としては、何故かカップルが沢山居て、一人でゆっくり鑑賞している身としては、やや邪魔に感じました。それと、鑑真像は、実際と同様に壇に入れてある状態で鑑賞したかったかなと。
ゼータ | 2005/03/04 1:12 PM
@ゼータさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

>偶鬼の力強さ
あの4体実は一番の見所だったりしますよね。
エライです。何百年も支えて。
この改修工事を一番喜んでいるのは
彼らたちかもしれません。
なんせ今はその重荷を解かれたのですからね。

グッツはどれも何割か高かった気がします。
お寺の修復費にまわればそれでいいのですが。。。
私も四天王が気になったので
別に本を借りて帰ってから勉強しなおしました。

Tak管理人 | 2005/03/04 9:45 PM
み、見逃してしまった。。”唐招提寺展”
どこか別の所で見れる場所はありますか?助けて下さい。
ggaaan | 2005/03/07 3:31 PM
@ggaaanさん
うーーん、難しいですね・・・
雑誌「ブルータス」で唐招提寺の特集組んでいたこと
あります、あれも結構良かったですが、バックナンバーありますかね?
Tak管理人 | 2005/03/07 5:24 PM
そうですかぁ・・・
ブルータス探してみます。
ありがとうございました。
ggaaan | 2005/03/08 4:20 PM
@ggaaanさん
こんばんは。
「ブルータス」こちらに在庫ありました。
http://www.art-blue.jp/brutus/br2000.htm

「唐招提寺が消えた!?」というタイトルです。
これはこれで必見かと思います。
展覧会で流していたCGも紹介されています。
Tak管理人 | 2005/03/08 11:35 PM
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