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「香りと恋心」展

HOUSE OF SHISEIDO(ハウス オブ シセイドウ)で開催中の
「香りと恋心 バルビエのイラストレーションと香水瓶」展に行って来ました。



↑のチラシやこんな作品↓にビビッときたら、迷わず銀座並木通り(中央区銀座7-5-5)にある「ハウス オブ シセイドウ」へgo!

 

  
ジョルジュ・バルビエ(George Barbier、1882年10月10日 - 1932年)
フランスのイラストレーター。20世紀を代表するイラストレーターの一人である。古典を基礎に、当時、流行した日本趣味(ジャポニズム)、中国趣味(シノワズリ)の影響を受けた流麗なアール・デコ様式のイラストレーションで知られる。

アルフォンス・ミュシャの展覧会がしばしば開催されているのに比べ、バルビエの展覧会は滅多にお目にかかれません。私もまとめて観たのは今回が初めてです。

フランス文学がご専門の共立女子大学教授、鹿島茂氏のバルビエコレクション『ボヌール・デ・ジュール』『ファルバラ・工・ファンファルリュシュ』の中から男女の恋模様を描いた作品が展示公開されています。

アール・ヌーヴォーのミュシャがあれだけ評価されているのに
アール・デコのバルビエの人気がないのはおかしいとの鹿島氏の言葉が印象的。

思うに、バルビエの描く作品は洗練された浮世絵の延長のようであり、
日本人の眼には特別真新しさが今まで感じ取れなかったのではないかと。

アール・ヌーヴォーもジャポニズムの影響を受けたとされていますが
ぱっと見のゴテゴテ感は洗練されたアール・デコに比べまぎれなし。

アルフォンス・ミュシャ
「若い時」は誰だって脂っこいものに惹かれますよね。

その揺り戻しでしょうか。
今、バルビエが再評価される兆しがあるのは。

何はともあれ、銀座で本物のバルビエが間近に観られるチャンスです。
しかも嬉しいことにハウス オブ シセイドウは入館無料です。

平日11:00-19:00
休日11:00-18:00 月曜日はお休み。
新橋駅と銀座駅の中間くらい。どちらからも歩いて5分ほど。
並木通り沿いの「レストラン ロオジエ」の隣にあります。

今回の展覧会の見ものはバルビエのイラストだけではありません。
資生堂が所蔵しているルネ・ラリックやバカラ社のガラス製の
香水瓶およそ100点も併せて展示公開されています。

意外や意外。これが見応えありありです。
箱根に行かずとも満足出来てしまうほど。

ウイスキーは樽で熟成させている間に蒸発し量が減ります。
そのことを確か「天使の分け前」とか呼んでいたはず。

展示されている香水瓶はまだ開封されずにそのままで保存さえている
1900年代前半のものもあります。当然中身は少なくなっています。
香水の場合は何と呼んだらいいのでしょう「ぴかぴかぴかぴかの分け前」

展示ケース内にしっかり固定された香水瓶たち。
香りを嗅ぐことはできませんが20世紀初頭に作られた
繊細で優美なガラス瓶が放つ光を楽しむことはできます。

「今日の一枚」に替えてチラシの裏面でも。


「香りと恋心 バルビエのイラストレーションと香水瓶」展は3月23日まで。
入館は無料です。ジョルジュ・バルビエの甘い香りが漂っています。
ご自身の香水はなるべく控えて行かれるのがよろしいかと。

The Elegant Twenties: 24 Ready-To-Mail Postcards in Full Color (Card Books)
The Elegant Twenties: 24 Ready-To-Mail Postcards in Full Color (Card Books)
George Barbier

皇太子ご夫妻も昨年暮れにお忍びでお食事に来られたお隣の三つ星フレンチレストラン「ロオジエ」に紅白の梅の木が植え替えられていました。(季節毎に木まるごと植え替えしています)


今、MOA美術館では光琳の「紅白梅図屏風」展示されているのかな〜

丁度今時分ですよね、毎年。

それでは最後に「今日の美味

「紅白梅図屏風」が出てきたらこれしかないでしょ!

京都・二條若狭屋のくずきり「光琳水」(黒糖)
パッケージだけに惹かれてそれほど好きではないのに購入。。。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1307

JUGEMテーマ:アート・デザイン


恋人の残り香に、想いをはせる。なつかしい香りが、遠い昔の情景をあざやかによみがえらせる。香りは、恋愛において、しばしば重要な役割を果たします。本展は、そんな「香り」と「恋心」の深い関係をテーマにした展覧会です。20世紀を代表するイラストレーター ジョルジュ・バルビエの作品をフランス文学者 鹿島 茂のコレクションより、香水瓶を高砂香料コレクションと資生堂企業資料館の収蔵品よりご紹介します。
展覧会 | permalink | comments(10) | trackbacks(4)

この記事に対するコメント

こんばんは
前期のみ行きましたが、とても良い内容でしたね!
わたしは特に西洋の人間から見た東洋、それを描いたものが好きなので、バルビエの埃及、印度、などにはときめきましたよ。
香水壜もとても綺麗でした。
そしてあの空間そのものも展示に相応しいと思いました。

香妃などのエピソードも読みやすく展示されていて、いい展覧会でした。
遊行七恵 | 2008/02/27 11:52 PM
アールデコ、好きです。これ行ってきます!
ヌーヴォーのゴテゴテ感も好きなのですが、
デコのアッサリ感にはかないません!
しかし、香と恋心、ってあまりにもロマンチック
な展覧会タイトルですね。

KIN | 2008/02/28 12:07 PM
バカラの香水瓶があるのですね!
きっと優雅な香りが漂う香水用なんだろうな〜。
香水瓶、いろいろな形や色があるので
見ていて飽きないですよね。
コンドル | 2008/02/28 11:31 PM
鹿島茂氏のコレクションは凄いですね。
(サントリー美術館ロートレック展にも出品)
「ロオジエ」の紅白梅図に恋心です!さすが
しかしTakさんの守備範囲拡大ですね..
panda | 2008/02/29 10:18 AM
@遊行七恵さん
こんばんは。
TBありがとうございます。

バルビエきっと遊行さんの
ストライクゾーンずばりかと。
良質のコレクションでした。

香水瓶にはちょっと驚かされました。
受付嬢にあれ本物ですか?と
馬鹿な質問をしたのは私です。。。

@KINさん
こんばんは。

そうそう、あっさり感が良いですよね。
庭園美術館とかで開催してくれると
いいですが、ここは気軽に立ち寄れるし
いかんせん、無料なのはありがたいこです。

資生堂さんいろんな意味でやってくれます。
近くにある資生堂ギャラリーも面白かったですよ。

@コンドルさん
こんばんは。

バカラのものありましたよ。
でも観ても価値は分りませんでした。
それよりも、当時の香りだけでなく
街の雰囲気などもすべて詰め込まれていそうで
観ていてうっとりさせられます。

@pandaさん
こんばんは。
TBありがとうございます。

流石にチェックされていますね〜
ロートレック展にも鹿島氏コレクションありましたか。
どれだったのだろう。。。

紅白梅図いいでしょ。
季節感たっぷりで。
Tak管理人 | 2008/02/29 6:07 PM
紅白梅図、先日見てきました。出光で行きそびれた
乾山展のリベンジついででしたが、やはり何度見ても
飽きない傑作ですね。
香水瓶展もチラシを見るだけでも優雅な感じで、ぜひ
行きたくなりました。
飛嶋千尋 | 2008/02/29 10:47 PM
こんばんは。
やっと「香りと恋心」見てきました。
今まで、アールデコもアールヌーヴォーも
いっしょごたに見てまして、バルビエをきちんと
見たのはじめてです。
すごいコレクターがいらっしゃるのですね。
そして何より鹿島さんの本、気に入ってます。
すぴか | 2008/03/01 12:28 AM
@飛嶋千尋さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

熱海まで行かれましたか。
長いエスカレーターのある美術館ですよね。
太平洋の眺めがとても素晴らしかったこと
記憶に残っています。

小さな香水瓶が中心でした。
小さきものは愛おしく感じるものです。

@すぴかさん
こんばんは。

私もバルビエをこれだけまとめて
拝見したのは今回が初めてでした。
線(ライン)がとてもシンプルなのに
美しさ奏でている作品が多く見られました。

鹿島氏のコレクション
堪能することできました。
また機会があるといいな〜
Tak管理人 | 2008/03/02 8:27 PM
こんにちは。
この展覧会本当に良かったです。
アール・デコが好きなので、前後期で3回も行きました。
繊細なラインとロマンティックな色遣いに溜息ばかりでした。
palpal | 2008/04/10 6:06 PM
@palpalさん
こんばんは。

三回も行かれましたか!
でもそれだけの魅力十分ありますよね。
小さなガラスの小瓶の展示など
大きな美術館では成し得ない
まとまりのある展覧会でしたね。
Tak管理人 | 2008/04/10 9:23 PM
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