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「源氏絵―華やかなる王朝の世界―」展

出光美術館で開催中の源氏絵―華やかなる王朝の世界―に行って来ました。



学生時代の一番の友人が「源氏物語」の研究に今でも勤しんでいる。
源氏物語加工文化データベース』の製作も傍ら手がけている。
そんな彼も羨む展覧会が、この出光美術館の「源氏絵展」。

全54帖からなる「源氏物語」
11世紀初め(今から1000年以上も昔)にこれだけの
作品が書かれていたということは、世界でも例がありません。

平安の世から平成となった今までずーと多くの人々に読まれ
様々な解釈がなされてきました。

今回の展覧会は国宝に指定されている徳川美術館や五島美術館が
所有する「源氏物語絵巻」ではありません。
大きな屏風に描かれた作品がメインの展示です。

俵屋宗達・狩野探幽・岩佐又兵衛など作者のある程度特定できている
作品もありますが、作者が誰であるか分からない作品も多くあります。
それだけ、この「源氏物語」が今も昔も大変ポピュラーな作品で
誰でもが知っている作品だったということでしょう。

六曲一双の屏風に源氏54帖すべての巻を描き込んでいるものから
残闕まで様々な「源氏絵」が館内に展示されていました。

「源氏物語」をお好きな方もそうでない方も楽しめる
展覧会だと思います。

国立博物館や福岡市美術館から土佐光起の作品も特別出品されています。

窯変 源氏物語〈1〉
窯変 源氏物語〈1〉

橋本治さんの「窯変 源氏物語」オススメです(^_-)-☆

行かれる前、行かれた後に
源氏物語占い
決定版 源氏物語占い
など如何です?


メトロミュージアム 出光美術館
源氏物語図屏風(残闕)・葵 伝俵屋宗達

 伝俵屋宗達(たわらやそうたつ) 江戸時代、慶長〜寛永期に活躍、伝記・出身などは不明。2005年1月8日〜3月6日まで特別展「源氏絵−華やかなる王朝の世界−」を出光美術館にて開催。

以下プレスリリース
王朝文学の最高峰である源氏物語は、天皇の子として生まれ、貴族社会のなかでも貴公子としてその名を馳せた光源氏の、まさに栄華に包まれた生涯を、源氏と多くの女性との恋愛物語を絡めながら綴る古典文学です。この著名な物語を主題として、平安時代以降近世期に至るまで、たくさんの絵画作品がつくられ、これらを総じて源氏絵と呼んでいます。源氏絵は、たとえば江戸時代には貴人の婚礼に際して欠かすことのできない御道具として重宝されるなど、前近代の日本人の生活文化に深く浸透した、華麗で優美な絵物語でした。
源氏絵の魅力としては、王朝貴族の恋愛模様など彼らの生活風俗がこのうえもなく優雅に描かれることや、画面に用いられるのが美麗な色彩であることなどがあげられます。後世の人々は、美しい源氏絵を目のあたりにして、いにしえの貴族たちの、まるで夢見るような暮らしに強い憧れの念を抱いたのです。
こうしたことから、従来源氏絵展は、浮世絵と同様、おめでたい新春の企画にふさわしい展覧会とされてきました。今回の展覧会では、出光美術館に収蔵される源氏絵のなかから大型の屏風絵を中心に、室町期、桃山期、さらには江戸期の名品をずらりと陳列いたします。なかでも、俵屋宗達・狩野探幽・岩佐又兵衛など、江戸初期の著名な画人が、いずれも腕をふるって描き出した屏風絵の競演は、見どころのひとつでしょう。物語の五十四帖すべてを描くもの、数場面を抜粋して描くもの、さらには、ある一シーンのみを拡大して描くものなど、多様な表現で描かれた屏風絵はバラエティー豊かで、見ていると思わず画面に引き寄せられてしまうものばかりです。このほか、今回は特別展示として、現存最古の源氏絵である『源氏物語絵巻断簡』(東京国立博物館)を会期の前半(1/8〜2/6)に陳列いたします。
誰しもがその名を知る源氏物語、その奥深い世界に触れることのできるアイテムとしても、平明でわかりやすい源氏絵はきっと重宝されるはずです。この機会にあなたも源氏絵を間近で鑑賞し、一度その美しさに浸ってみてはいかがでしょうか。
展覧会 | permalink | comments(4) | trackbacks(8)

この記事に対するコメント

一年に一度は向き合っている「源氏物語」。
源氏関係の本はかなり集め、読みましたが、奥が深い。
テクストも周辺の本も読めば読むほどに発見が面白い。
けれどもまだ屏風絵は見たことがありません。
これはぜひ会期中に見たいと思いました。いつも貴重な
情報ありがとうございました。
nokogirisou | 2005/01/28 5:14 AM
@nokogirisouさん
コメントありがとうございます。
本文中で紹介している源氏物語のサイトの運営者。
私の大の友人です。
大学などで講義しているので、かなりマニアックですが
話していて面白いやつです。
来週また会う予定があるので、
彼とこの展覧会について色々話して来たいと思います。
Tak管理人 | 2005/01/28 11:57 PM
コメントありがとうございました.

源氏絵を深く味わいたいです.
やはり源氏物語を読破しないと始まりませんね.(ぼくの場合は,当然,現代語訳!)

源氏物語関連の屏風・蒔絵などを見たら1帖読むことにしようかなと思っています.(続かない予感がしますが・・・)

おけはざま | 2005/03/03 1:31 AM
@おけはざまさん
こんばんは。

現代語訳でも読破するのしんどいですよね。
「源氏物語加工文化データベース」
http://homepage3.nifty.com/genji_db/

ここの管理人、めちゃめちゃ仲いいです。
飲み仲間です。
よろしければのぞいてやってください。
Tak管理人 | 2005/03/03 11:26 PM
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出光美術館−IDEMITSU MUSEUM OF ARTS | お茶カフェと美術館巡り | 2005/01/24 10:46 PM
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『源氏絵 ─華やかなる王朝の世界─』@出光美術館 | 黄昏草日記@WebryBlog | 2005/02/06 9:12 PM
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