青い日記帳 

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「ターシャ・テューダー展」

松屋銀座8階大催事場で開催中の
「絵本・ガーデニング・手作りの生活 ― 夢を追い続ける幸福 ターシャ・テューダー展」に行って来ました。



お名前は存じあげていたのですが、実際にどんな人なのかターシャさんについて全く知らなかったのだな〜と。

チラシを見て「イギリスの片田舎で暮らすガーデニングの生き字引」そんなイメージしかありませんでしたが、正しくはアメリカ・バーモント州にお住まいで1938年以来およそ70年間に渡り80冊にものぼる著書を出されているお方でした。

ガーデニング雑誌「BISES」に時折載っているターシャの姿しか頭になかったので英国在住、イングリッシュ・ガーデンの伝道者なんてイメージを勝手に作り上げていたようです。反省…
BISES (ビズ) 2008年 04月号 [雑誌]
BISES (ビズ) 2008年 04月号 [雑誌]

それにしても御歳92歳にして今でも生活に必要なものを手作りでこしらえ「身の丈に合った」生活を営んでいる姿は、あふれんばかりの物に囲まれ時間に追い立てられる忙しない毎日を機械の一部のようにして過ごす(過ごさせられている)我々にとって自然と憧憬の的となります。

でも、みんながみんなターシャのような暮らしを営めるわけではありません。「のんびりと田舎暮らしをするのが夢」だとしても。

一番驚いたのは「ターシャの庭」と呼ばれる彼女の暮らす敷地面積の広さです。その広さおよそ30万坪!我が家の何倍になるか、かみさんと計算していて虚しくなりました。ターシャのような暮らしは無理です。

現代人が西行法師や鎌倉末期の兼好法師などの隠遁生活に憧れを抱くのと同じこと。あくまでもそれは叶わぬ夢。

でも、でも、夢すら失ってはお先真っ暗です。
現実として第二のターシャにななれずとも、それぞれ夢を抱きつつ生活を送れれば少しは「ターシャの生活」に近づけるはず。

ターシャもこう言っています「楽しみは作り出せるもの」と。



ターシャさんから見習うべき点たくさん見習い、他人に惑わされることなく焦ることなく自分の夢しっかり抱いて生活してゆきたいなと4月を目前に控え気持ちを新たにしてもらえることのできたそんな展覧会でした。

ガーデニングや生活スタイルの伝道師ターシャ・テューダーではなく、「夢の伝道師」であったようです。ターシャのサイトTasha Tudor and Family Website 内のSpecial Eventsをご覧になればそのことも一目瞭然かと。

今回の展覧会のサブタイトル「夢を追い続ける幸福」にも納得です!

少しでもターシャさんの生き方や生活に共感できる点があれば、他人が精一杯頑張っていることに、とやかく表だって言わなくてもいい事を親切ぶってやかましく言わない慎ましやかな人間になれるはずです。

そうそう、言い忘れました。今回の展覧会のメインは二点。
ターシャが愛用している日用品と彼女が手がけた絵本原画(初公開)です。
とりわけ絵本の原画は必見かと。

本物のコーギーは流石に会場へは来ていませんでしたが…

「ターシャ・テューダー展」は3月31日まで。
その後以下に巡回するそうです。

4月24日〜5月25日 岩手県民会館
6月3日〜6月8日 福岡三越
6月26日〜7月9日 大分トキハ
9月17日〜9月29日 心斎橋大丸

「『人間は欲が深くて 満足を知らない』って私も賛成よ
でも人生は短いのよ
充分に楽しむためには まず手に入れたものに感謝すること
文句を言っている暇などないの
目の前にある幸せを 精一杯味わうことよ」
NHK ターシャからの贈りもの 永久保存ボックス魔法の時間のつくり方


最後に「今日の一枚」と行きたいのですが今日は折角ですからちょいと趣向を変えて拙宅のクリスマス・ローズの写真でも。

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下に並んでいる小さな画像にマウスポインターのせると大きく表示されます。
elmaさんありがとうございました!


庭とコンテナで楽しむクリスマスローズ 野々口 稔

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それでは最後に「今日の美味


GIOTTO(ジョトォ)のプリン
これまた昨日のBelberry「ロイヤルマーマレード・ワイルドレモン」同様甘さ控えめであっという間に食べられるクリーミーなプリン

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1335

JUGEMテーマ:アート・デザイン
現在92歳のアメリカの絵本作家ターシャ・テューダー。 彼女は、いまもアメリカ・バーモント州の村の18世紀農家風の家で、ひとり豊かに暮らしています。ガーデニングを楽しみ、動物達に囲まれ、自然の恵みを生かして、ろうそくやジャムなどを手作りする毎日。そして絵本作家として創作活動を続けています。 一昨年、昨年と、NHKで放送された特別番組は、いまだに再放送を望む視聴者の声が絶えることなく、大きな反響を呼んでいます。さらに数多くの絵本作品のほかに、彼女のライフスタイルを紹介した写真集や、彼女の言葉を集めた書籍などは、ベストセラーになっています。 ターシャ・テューダーは、これからを生きる多くの日本女性にとって、「年をとってからの豊かな生き方」を示してくれる憧れの存在なのです。 本展は、ターシャ・テューダー・ファミリーの全面的な協力のもと、初公開となる絵本原画や、彼女が特別に愛用する食器類、また彼女が日々慈しんで使っている愛用品の数々を一堂にご紹介いたします。
展覧会 | permalink | comments(9) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

ターシャ・テューダー
お名前は聞いたことあるけど
92歳で!
スローライフな自給自足の生活で
しかも画家さんなんですね!

「人生は短く、手に入ったものに感謝し、
目の前にある幸せを精いっぱい味わう」

シンプルな考え方に憧れるけど
物や情報が溢れてる今は
どうしても欲に負けてしまう自分がいます。
サッチャン | 2008/03/27 8:09 AM
ターシチューダー展関西では巡回秋ですが、ちょっと楽しみにしています。

Takさんのレヴュー読んでますます楽しみになってきました。

クリローきれいに咲きましたね〜♪
うちのコは濃い赤紫のんがいまびっしりと咲いています。。そろそろ株分けしないといけないかな???


十六夜 | 2008/03/27 9:23 AM
以前、NHKの番組で観て以来ターシャ・テューダーのファンです。
十六夜さんと同じく、大阪心斎橋での開催を楽しみにしています。
ターシャの庭、訪れてみたいです。
夢のまた夢ですけど・・・(^^)。
ダン | 2008/03/27 2:54 PM
彼女のことを知って10年くらいになりますが、ここ数年の日本でのターシャ人気はすごいですね。だからこそ原画が日本初になるような展覧会が開かれるのでしょう。見てみたいのですが時間がなさそうです・・・。
彼女の暮らしぶりをみているとなぜかアンドリュー・ワイエスの絵の世界と重なります。コーギーはでてきませんが(笑)
kero | 2008/03/27 3:03 PM
こんにちは☆
先日大使館でご一緒させていただいたKIKIです。

ターシャ、実は、ワタクシも大好きなんです。

将来は彼女みたいなおばあちゃんになりたいなあって
思っています(笑)。

アメリカだと彼女のお庭を訪ねるツアーとかありますが、、とってもお高いのですよね。。涙。

展覧会はモエで知って、初日にでも行きたかったのですが、一緒に行く友人との都合合わず、最終日に行くことに!でもTakさんのレポでもうすでに行った気分に♪とっても楽しみです。

kiki | 2008/03/27 7:01 PM
この国に絶対来そうもない展覧会・・・(ため息)
行ってみたいもんです。
ターシャ・テューダーさん、やはり素敵ですよね。
こういう風に老後を送れれば、と理想!
OZ | 2008/03/27 9:22 PM
こんばんは。
雑誌MOEで特集されていましたね。

http://www.moe-web.jp/

僕もイギリスの人かと思っていました。
招待券が入ったので行きましたが、ターシャの庭を再現してあったり素敵!
午後四時のティータイムも素敵。
会場はそんな生き方にあこがれるおばさんたちでいっぱいー。

明日のプレヴュー、最後まで時間調節してみましたがやはり無理でした。
参加できる方は楽しんでこられてください!
oki | 2008/03/27 11:12 PM
こんばんは
ターシャはとても好きです。
夏に心斎橋に来ますが、昨夏あべの近鉄でも展覧会がありました。
本当に素敵です。

コーギー犬が愛されるようになったのはターシャからかな、と思います。
生きながら自分の楽園を作り上げたターシャ。
人生の先達としても尊敬に値する人です。
遊行七恵 | 2008/03/28 12:06 AM
@サッチャンさん
こんばんは。

画家さんであることに驚きました。
田舎でのんびり過ごすおばあちゃんだとばかり。
イメージ先行。

これだけの方が言う言葉には
それぞれ重みが感じられますね。

長生きはできずとも
やはり憧れる側面はあります。

@十六夜さん
こんばんは。

草花も会場内に展示されていたので
きっと秋だとまた違った雰囲気になるでしょうね。

クリローさんは元気です。
株わけしようかな〜うちも。
そういいつつまた新しい品種狙ってます。

@ダンさん
こんばんは。

ターシャの庭を訪ねるツアーがあるそうですよ。
会場内にパンフ置いてありました。
30,40万円だったでしょうか。
うちの田舎ならいつでもお越し下さい?!

@keroさん
こんばんは。

>アンドリュー・ワイエスの絵の世界と重なります。
確かに
言われてみるとそうですね!
うんうんと納得です。
彼もアメリカの片田舎でひっそり暮らしていますからね。
共通項多いかもしれません。

混雑しているかと思ったのですが遠州展に比べると
とっても空いていました。

@kikiさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

ターシャのこと嫌いなかたいませんよね。
少なからず憧れを抱くところはあります。誰しも。

なりたくてもなれない存在です。

そういえば大使館のお庭も奇麗でしたね。
よく手入れされていました。

展覧会楽しんでいらして下さい。
グッツも沢山販売されていましたよ。

@OZさん
こんばんは。

そうなんですよね、
みなの理想の姿を
具現化している方です。
いいなーーとは思いますが
現実の生活は。。。そのギャップがまた魅力の源泉なのでしょう。

@okiさん
こんばんは。

嫌なことあったり
気分がすぐれないときは
自分も土いじりします。

植物と対峙していると
なんだか悩んでいたことが
アホらしく思えてきます。

明日天気悪そうですが
桜見物がてらたのしんできます。

@遊行七恵さん
こんばんは。

コーギー犬は町中で見かけると
散歩に一緒に付いていきたくなります。
かわいいですよね。

ターシャと同じようにはなれずとも
人生をもうすこしのんびり
ゆったり過ごしてみたいものです。
今は別ですけどね。
Tak管理人 | 2008/03/28 12:23 AM
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ターシャ・テューダーの世界展に行く | 遊行七恵の日々是遊行 | 2008/03/28 12:04 AM