弐代目・青い日記帳 

  
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1990年以降の「モディリアーニ展」
国立新美術館で開催中の「モディリアーニ展

今回の展覧会図録に掲載されている「邦語文献目録」によると、以前書いた通り、1968年以降約40年間に日本で開催された展覧会で「モディリアーニ」の名前がタイトルに付くのは11回のみ。美術館通いをしている者としてはこの数字は意外。毎年のようにモディリアーニ展が開催されていてもおかしくないほど。

1968年、1979年に開催された展覧会は流石に知る由もありませんが、1990年以降でしたら観ている可能性も高いはず。

部屋の片付けがてらファイリングしてある過去の展覧会のチラシから1990年以降に開催された以下7回の「モディリアーニ展」のものがあるかどうか探してみたところ、一つを除いて全て見つかりました(ということは展覧会にも行ったことになります。記憶は定かではありませんが)

懐かしいチラシもあるかもしれません。表裏一挙アップします。


・「モディリアーニ展
  1992年 東武美術館他

いきなり今は無き悲しき東武美術館での「モディリアーニ展」
開館記念展がこれだったのですね。。。
短命なこと最初から分っていたいたかのようです。


・「モディリアーニとその仲間たち
  1993年 東毛学習文化センター他

東毛学習文化センターってどこ?
観に行ったはずの自分でさえも覚えていない会場名。
検索してみると、よくぞまぁこんな所で展覧会開催したものと驚くばかり。
それにも増して、太田市まで観に行った自分にビックリ。
独身の頃は今より格段に無茶していたことばればれ。


・「知られざるモディリアーニ(ポール・アレクサンドル・コレクションの未発表の素描、資料、証言)」
  1994年 上野の森美術館

これはよく覚えています。フジテレビでしきりと宣伝していましたので。
素描ばかりだった記憶があります。でも混雑していたな〜
ポール・アレクサンドル・コレクションの素描は今ならかぶりつきで観たいと思いますが、当時知識無く、希少価値も分らなかった自分にはただ地味な展覧会としか感じ取れませんでした。


・「モディリアーニとその時代
  1997年 川村記念美術館、大丸東京他

川村で観たとばかり思っていたら大丸東京で観たようです。
ただ展覧会名に「モデリィアーニ」と付いているだけで彼自身の作品はさほど多くなかったかと。似たり寄ったりの展覧会多く印象に強く残らない類の展覧会でした。大丸さんの当時得意技でした。


・「ピカソとモディリアーニの時代
2006年 Bunkamuraザ・ミュージアム他

こちらはぐっと新しくなって一昨年の展覧会。
これもタイトルに偽りあり系のもの。リール近代美術館所蔵作品がごっそり丸ごとやってきたので本来なら「リール近代美術館展」とすべきところをそれでは集客が見込めないのでキラータイトルである「ピカソとモディリアーニ」を使用。
内容はこんな感じでした。


・「モディリアーニと妻ジャンヌの物語
  2007年 Bunkamuraザ・ミュージアム他

こちらは昨年大変評判となった展覧会。モディリアーニと妻ジャンヌの作品が二人の「物語」に沿って展示され最後には自殺したジャンヌの遺髪まで展示するという「念」入りの展覧会。

この展覧会と現在開催中の「モディリアーニ展」のコーディネーターが一緒と聞き驚くと同時に、あらためて今回の展覧会は叙情性を排除し作品性のみにスポットを当てた展覧会にしたかったのだなというコーディネーターさんや主催者サイドの想いが感じ取れました。

残りひとつ1996年に光と緑の美術館で開催された「モディリアーニ(その人生の軌跡)」だけは行っていないようです。(惜しい…コンプリートならず)

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今日は上野、国立西洋美術館で開催された「ウルビーノのヴィーナス展」関連シンポジウム「ルネサンスのエロティック美術――図像と機能――」に参加してきたので、その事について書くつもりだったのですが、帰宅が遅くなってしまいまとめることできませんでした。また別の機会に。

越川、池上両先生。また西洋美術館研究員の渡辺氏お世話になりました。
高梨光正さん今日はお会いできず残念でした。どうぞお大事になさって下さい。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1338

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| その他 | 23:57 | comments(6) | trackbacks(2) |
モディリアーニ展、こんなにたくさん開催してたんですね。
しかも、そのほとんどを制覇なさってるんですね!
昨日の「美の巨人たち」を見て
また見にいきたくなってしまいました(*^^*)
| サッチャン | 2008/03/30 10:06 AM |

いつも楽しみに読ませていただいています!昨年のモディリアーニ展には行ったので、今年のものとの違いが楽しみです。

ところで質問なのですが、ブログに作品画像を載せる時はチラシからスキャナで読み取っているのですか?良かったら教えてください!
| flower | 2008/03/30 5:24 PM |

Takさんの『ピカソとモディリアーニの時代』の日記も
興味深く 読ませていただきました。

お客の集客にも いろいろ工夫があるんですね。なるほど。

夕べ 今回の展示で買った画集眺めていたら
うっかり 観ようと思っていた
「美の巨人たち」(でしたっけ?)のモディリアーニの回
見逃しちゃいました。
とほほです。

これからも Takさんのお話 楽しみにしています!
| 真珠 | 2008/03/30 7:28 PM |

@サッチャンさん
こんばんは。

調べてみたくなって探し出したら
結構あちこちへ観に行っていました。
とっつきやすい作家さんかもしれません。
でも奥深そうですけどね。。。

@flowerさん
こんばんは。はじめまして。
コメントありがとうございます。

今回の展覧会は国立新美術館の
真っ白な壁に多少メリハリ付けているので
それだけでも見え方が違いました。

>チラシからスキャナで読み取っているのですか?
はい。

今後とも宜しくお願い致します。

@真珠さん
こんばんは。
コメントありがとうございました。
mixiへもメッセ頂き感謝です。

私もテレビ見忘れました。
というより、あまり観ないんですよね。。。
サイトにアップされる概略だけで十分かと。

今回の図録解説もしっかりしていますよね。
解説ないと辛いです。一見同じようなものばかりなので。
| Tak管理人 | 2008/03/31 11:42 PM |

お下げの髪の少女(↑本文一番最後にご紹介の本の表紙)に似ていると中学時代に言われて以来、「気になっていた」画家ですが、どちらかというとショックで(笑)、どうも好きになれませんでした。
しかし、92年(だったんですね!)の東武美術館での展覧会で(おそらく初めて)おさげの少女以外の数々の女性像を目にして、イメージが変わりました。
その後行った展覧会では「モディリアーニ」と謳っているのに実は作品が少ないことがあって、それ以来ちょっと遠ざかっていました。
今回のは作品も多そうで、早く観に行かなくちゃ!と思っているのにまだ行けてません。
| Emmy | 2008/05/26 12:01 AM |

@Emmyさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

東武美術館懐かしいですよね。。。
池袋にまだ「文化」があった頃です。
今ではセゾンもなくなり
さっぱり降り立つことなくなってしまいました。

モディリアーニの作品って意外と
日本にあったりするそうです。
日本人受けする作家さんなのでしょう。

物語性好きですからね。
| Tak管理人 | 2008/05/26 12:10 AM |










http://bluediary2.jugem.jp/trackback/1338
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| とんとん・にっき | 2008/04/11 8:53 PM |
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| しづのをだまき | 2010/08/05 12:51 PM |
編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)が2月18日に発売になります。


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