青い日記帳 

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MOT屋上庭園へ行こう!

4月29日より東京都現代美術館(MOT)にて
「屋上庭園 Roof Gardens」が開催されます。


庭は、自然とひととの様々な関わり方を示すもの。
本展では、自然光の差し込む3階展示室を屋上庭園と捉え、庭をめぐる近現代の作品を紹介します。記憶の中で理想化された楽園、切り取られ記録された自然、秩序から解放された遊戯的な空間など芸術家の想像力が生み出した世界は実に多彩です。緻密な銅版画や伸びやかなデッサン、デッサンによる映像、油彩画などを通して、それぞれの作家の「大地から切り離された自然」へのアプローチの意味を明らかにします。


拙いブログ記事のタイトルを付けるにしても頭を悩ませている自分から見ると、今回の展覧会のそれは必要最小限の言葉で的確且つ明快。世界的にも極めて稀な「四字熟語文化」を持つ国に住まう我々には、それ(「屋上庭園」)を受け止める素地がDNAの中に刻み込まれています。

「ねぇ、GWは『屋上庭園』に行こうか」なんて誘ったらOLちゃんに受けること間違いなしとモテリーマンも言ったとか言わなかったとか。

「みどころ」に関してはMOTのサイトもしくは、この記事の一番下に載せてありますのでそちらを是非。

チラシ裏面の主な作品と作家さん。

ニコラ・ビュフ、河野通勢、牧野虎雄、藤森静雄、寺田政明、アンリ・マティス、中林忠良、ブノワ・ブロワザ、須田悦弘、内海聖史。

最後の二名が最も気になりますよね。須田悦弘さんに内海聖史さん。
とりわけ内海さんは何度かお会いして実際にお話伺ったり、資生堂ギャラリーで圧倒されたりレントゲンで物欲に駆られたりしているので。。。

DADA.さんによる内海さんへのインタビュー記事
ex-chamber museum: intreview:内海聖史

ART遊覧さんのこちらの記事には今回東京都現代美術館で展示される「三千世界」他の作品が画像付きで紹介されています。
ART遊覧: 内海聖史展

内海さんのセンシティブでありながら深遠な奥深さを持つ作品は、とかく冷たく感じられる現代アートとは明らかに一線を画します。

「美術館で観るのはいいけど自宅に飾るのはちょっと…」という作品が大半かもしれませんが、断言できます。内海さんの作品はそうではないと。

打ち明けますと、実は内海さんの作品を購入し、現在自宅のパソコンルーム兼書斎の壁に掛けてあるのです。

内海聖史「色彩の下 円環」2006

90cm×90cmのアクリルケースに収められた12個の色彩。
まるで色相環(マンセル・カラー・システム)のようです。

小汚い部屋に彩を与えてくれています。


これと同じ「色」を「無数」にまとめあげた作品「三千世界」がMOTの巨大な壁面に展示されます。レントゲンで観るのとはまるきり違う作品と映ることでしょう。

「屋上庭園」開催期間は4月29日から7月6日。
梅雨入り前の晴れた日に是非とも出掛けたい展覧会です。

「屋上庭園」と同時に「大岩オスカール:夢みる世界」展も開催されます。

公式サイト

【大岩オスカール×山下裕二 トークイベント】
 場所:4月29日(火・祝)15:00〜
 会場:東京都現代美術館 地下2F 講堂 / 参加無料

「ベニヤ板展」 「通路展」が終了し、東京都現代美術館に色彩豊かな、想像力に満ち溢れた作品群がわんさかとやって来ます。行かねば!


Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 05月号 [雑誌]
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【東京都現代美術館:関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | 「MOTアニュアル2006」
- 弐代目・青い日記帳 | 「MOTアニュアル2007 等身大の約束展」
- 弐代目・青い日記帳 | mot annual 2005「愛と孤独、そして笑い」
- 弐代目・青い日記帳 | 「MOTコレクション-1960年以降の美術」
- 弐代目・青い日記帳 | 「三瀬夏之介 展 "web UFO"」
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見どころ

 ̄れたモダンのコレクション
東京都現代美術館は、1926年に上野公園に開館した東京府美術館(後に東京都美術館に改称)が収集した美術作品のコレクションと図書資料を受け継いでいます。それゆえ収蔵作品の制作年代は、一世紀以上の広がりをもちますが、戦後美術の紹介を核とするため公開の機会の少ない貴重な作品群があります。本展では、大正期の細密描写を代表する河野通勢による素描、植物の繁茂する夏の庭を描き続けた牧野虎雄の油彩コレクション、昭和前期のシュルレアリスムの作品、近代版画の揺籃期に詩想をはこぶメディアとしても重量な役割を果たした創作版画心のコレクション(美術館図書館蔵)、そして膨大な日本人の動画軍版の中核を中林忠良による腐食銅版画など、当該主題をめぐる作品をまとまったかたちでご紹介します。

∈Fの視点で「庭園」を捉える
更にニコラ・ビュフのグロテスク模様のウォール・ドローイングやブノワ・ブロワザの映像、須田悦弘の木彫の花や、内海聖史の油彩など、近年の庭をめぐる作品を通して、モダンからコンテンポラリーまでを包含する美術館ならではの、本主題を歴史的に展望する機会となるでしょう。
展覧会 | permalink | comments(7) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

> 書斎の壁
おっ!!!

この展覧会はネーミングもいいしチラシもきれいな仕上がりですし、
とても楽しみにしています。
lysander | 2008/04/17 12:28 AM
こんばんは。一般公開(?)お待ちしておりました。またぴったりな場所ですね!ここならマルちゃんも大喜びではないでしょうか。色が軽やかですね。また自然光に包まれたドットの具合は如何でしょか。窓越しの桜と合わせたりするとまた素晴らしく映えそうですね。

MOTの展示も楽しみです!
はろるど | 2008/04/17 12:44 AM
「屋上庭園」っていうから、てっきり美術館の屋上に造園家でも呼んで、庭園を造るのかと思ってました^^;
公式サイトを見て納得。なかなか興味深い作品が紹介されていて気になりました。行ってみようかな?
あ、話題が変わりますが、4月20日教育テレビで、松井冬子さんの特集をやるそうですね。さっそく録画予約しました!

えび | 2008/04/17 7:05 PM
ずいぶんと間口の広い展覧会ですね。
なぜか自宅に中林忠良の版画があるので、
観にいこうかな・・・。
オスカール大岩の個展も気になりますね。
とら | 2008/04/17 8:51 PM
@lysanderさん
こんばんは。

あの夜。勢いで買ってしまった作品が
アクリル額装され届きました。
良いでしょ。

@はるるどさん
こんばんは。

先日やっと届きました。
飾る場所は散々悩んだのですが
思い切って二階にしました。
まるの攻撃に遭わなければよいのですが。。。
どうぞ観にいらして下さい。

@えびさん
こんばんは。

展覧会のタイトルがキャッチーですよね〜
それだけでも惹かれてしまいます。
更にさらに出展作家さんの顔ぶれを見て
益々行きたくなります。

松井さんの特集はNHKとしても初だそうですね。
明日の記事に書く予定です。

@とらさん
こんばんは。

>なぜか自宅に中林忠良の版画があるので
深い。

オスカールと合わせ技で観に行く価値
十分にあると思います。もう「通路」も
ありませんし。
もしかして残っていたりして。。。
Tak管理人 | 2008/04/17 11:16 PM
こんにちは。

私も内海さんの作品購入しちゃいましたよ!
でも、購入したのが最近なので、ウチに飾られるのは現代美術館から帰ってきてからになりますが。
4枚購入しましたが、額装せずにそのまま飾る予定です。

それより、書斎のソファーの上にオリゼーがいるのが気になりますよ!(笑)
かっきー | 2008/04/18 9:47 AM
@かっきーさん
こんばんは。

かっきーさんも内海さんの作品お持ちでしたか!
一見全く灰汁のない作品なのでどんな部屋に
飾っても合いますよね。
美術館で展示された作品がご自宅に来るなんて!
わくわくしますね、今から。

オリゼー気づかれました?
へへへ。。。
Tak管理人 | 2008/04/18 10:59 PM
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