青い日記帳 

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今森光彦写真展「昆虫 4億年の旅」

東京都写真美術館で開催中(本日最終日)の
「今森光彦写真展 昆虫 4億年の旅 ー進化の森へようこそ」へ行って来ました。



子どもの頃家にあった学研の図鑑の中で一番見る機会が多かったのが「昆虫」。というか、他の「魚類」「鳥類」はほとんど見ることなく、専ら「昆虫」だけを毎日毎日飽きることなくながめていました。

あのシンプルな解説が懐かしい。古本屋さんにないかな〜

庭先で見知らぬ虫を見つけると、すぐさま図鑑でチェック。かつては探究心旺盛だったようです。どうやら。また逆に図鑑でしか見たことのない虫に旅先で出会えた時の感動は今でも褪色することなく心の中に。

そんな元昆虫少年が楽しみにしてた写真展にやっと行くことできました。(6月にこの展覧会を紹介した記事)千葉県立中央博物館で開催中の「大昆虫展−虫のせかいはふしぎがいっぱい−」へは運よく会期早々に行くことできましたが、どうも恵比寿は鬼門のようで…(ナディッフが表参道から恵比寿に移転したのも痛い)



世界各地の昆虫写真と、日本国内で撮影した昆虫の写真を分離し展示。これは良いです。ごっちゃにされると見ている側戸惑ってしまいます。西洋絵画と日本画をごちゃまぜに展示したら変ですからね。

構成的にも「世界の昆虫」→「日本の昆虫」といった流れ。これもまた好し。ハッと驚く奇妙奇天烈な生態の昆虫や美しさに言葉を失ってしまう見たことも聞いたこともない世界各地の珍しい昆虫。これでがっつり来場された方々の心を鷲掴み。

そのまま日本国内の昆虫の世界へ。ここで初めて今森氏の昆虫写真が何故こうも魅力的なのかが分かります。世界の昆虫では珍しさに目を奪われていて気付かなかったのですが、身近にいる昆虫の写真でそれがはっきりと。

今森氏の昆虫写真の最大の魅力は「色」

ブレッソンではないですが、決定的な瞬間を捉えていらっしゃることは、もちろんのこと、それだけでなく「色」に強いこだわりがおありかと。



単に虫を探しその写真を撮っているだけではなく、とまっている花との配色、構図など完璧なまでにセッティングして撮影したかのようです。

昆虫の写真を撮ることがいかに難しいかは、一度トライしてみればすぐ分ります。今日、送り盆だったにで帰省しお墓参りしてきました。その帰り道、虫を探すといましたいました、カマキリの子どもが!早速カメラを向けるもピントが中々合いません。


配色なんて考える間もありません。


そうこいうしているうちに足早に逃げられてしまう始末。。。

写真の世界はプロとアマチュアの差が曖昧なんて、どこのどなたが言ったのやら。確実に越えられない高い高い壁が存在しています。今森氏のフィールド・ノートなども展示されていましたが、まさに努力の人だと実感。それに忍耐力も。

元昆虫少年だった自分には最高の夏休みのプレゼントとなる展覧会でした。

今日で東京都写真美術館での写真展は終了してしまいますが、今森氏の別の写真展都内二か所で9月まで開催しています。


今森光彦写真展「里山 未来におくる美しい自然」
会場:大丸ミュージアム・東京
会期:8月14日(木)〜9月1日(月)


今森光彦写真展「神さまの森、伊勢」
入場無料
会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト
会期:7月24日(木)〜9月7日(日)

今森光彦ネイチャーフォト・ギャラリー―不思議な生命に出会う旅・世界の昆虫
「今森光彦ネイチャーフォト・ギャラリー―不思議な生命に出会う旅・世界の昆虫」 今森 光彦

pandaさんから教えて頂いたこちらの昆虫写真展も良かったですよ〜


FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は1Fギャラリー「PHOTO IS」において、8月1日(金)から8月27日(水)まで『栗林 慧写真展〜躍動する小さな生命(いのち)たち〜』を開催いたします。

栗林 慧さんは、長崎県平戸市に住む昆虫写真家で、栗林さん自身が改良を重ねて制作した、特製カメラや特製レンズを使用し、撮影が非常に難しい、アリの目線で見る風景など、昆虫たちや植物が大自然の中で生き生きと活動する姿を撮影し続けています。その功績がたたえられ、平成18年10月には、科学写真のノーベル賞といわれるレナート・ニルソン賞を受賞、平成20年4月には、学術、芸術上の発明、改良、創作に関して功績のあった方に贈られる、紫綬褒章を受章されました。

本写真展では、栗林さんが自主開発した「虫の目レンズ(超深度接写レンズ)」で撮影した、今にも飛び出してきそうな大迫力の昆虫の写真や、アリの目線から見た驚くべき風景、また、自主開発の自動撮影装置による、人の目では見ることが不可能な、昆虫や植物の素早い動きの一瞬を切り取った写真など、まるで自分が自然界の小さな住人になったような、お子さまから大人まで楽しんでいただける写真を展示いたします。

栗林さんの特殊カメラだからこそ撮影できる、誰も見たことがない、生き生きと活動する大迫力の昆虫たちや、命あふれる自然界の知られざる表情をご堪能ください。


それでは最後に「今日の美味


近所の焼き肉屋さんでいただいた「サムゲタン(蔘鷄湯)
昨夜、無性にこれ食べたくなってぶらりと。体の芯から温まります。


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世界の熱帯雨林、砂漠から、国内の自然環境まで、自然と人との関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝え続ける今森光彦。東京都写真美術館では、いま、もっとも注目されている自然写真家・今森光彦の写真展「昆虫 4億年の旅」を開催いたします。
今森は、1954年に滋賀県に生まれ、幼少期より昆虫の生態と美しさに魅了され、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動を続けてきました。その既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品群は、内外で高い評価を得ています。
近年では故郷である琵琶湖周辺を中心とした「里山」と呼ばれる空間を見つめ続け、そこにおける人と自然との共生を写真に撮り続けてきました。その仕事は、作品集にとどまることなく、「映像詩・里山 命めぐる水辺」が人々の深い感動をよびおこし、世界各国で数々のグランプリを受賞しています。

本展では、彼の代表作「世界昆虫記」「昆虫記」から、新作を含む昆虫の生態を中心に約200作品を展示。昆虫に向かう彼のまなざしは、昆虫たちの背後にある自然、さらには人間の営みにまで踏み込み、自然と人間の関連性をも浮かび上がらせます。
小さな命でありながら、人間には想像もできない優れた機能と、優雅さ、美しさを兼ね備えた昆虫たち。彼らの生き方は千差万別で、奇抜な形態も、あでやかな色彩も、そして不思議な行動もそれぞれの種類にだけ備わった固有性をもっています。 今森のファインダーの中で繰り広げられる生命の神秘と自然の驚異に満ちた昆虫の世界は、芸術と科学が高い次元で統一され、私たちに大きな感動を与えてくれることでしょう。
展覧会 | permalink | comments(2) | trackbacks(4)

この記事に対するコメント

先日両方とも行って来ました。

写真美術館の作品は、昆虫の愉快な表情が印象的でした。

大丸で開催分のチケットを、10日に皆さんにお渡しできるはずだったのですが・・・
わん太夫 | 2008/08/17 1:04 AM
@わん太夫さん
こんばんは。

ぎりぎりで間に合いました。
行って良かったです!
昆虫好きでなくとも素直に楽しめる写真展でしたね。

大丸のチケは…彼にメールしてみます。
Tak管理人 | 2008/08/17 1:09 AM
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