青い日記帳 

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「スタジオジブリ・レイアウト展」

東京都現代美術館で開催中の
「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。スタジオジブリ・レイアウト展 その誕生から『崖の上のポニョ』まで」に行って来ました。



東京都現代美術館毎年恒例の夏休みジブリ企画展。
昨年「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」が主催者の中で誰一人としてあれだけの大勢のお客さんが観にやってくるとは予想していなかったほどの大盛況。

尤もそれには、険しい道のりがあり、今や伝説と化している2005年に開催された「ハウルの動く城 大サーカス展」などお粗末極まりない展覧会と呼ぶことすら憚られる内容でした。

では、今回の「スタジオジブリ・レイアウト展」はアタリハズレと問われれば、昨年ほどではないにせよ、まぁお金払って観るだけの価値は十分にあるかなと。



男鹿和雄展と同じ「手仕事の美」を感じることのできる展覧会。

そもそもアニメにおける「レイアウト」って何?
こちらのページに分かりやすく載ってます。

実際、「レイアウト」とは何ぞやと分からずとも、映画やDVDで馴染みのあるシーンを描いたレイアウト用紙がずらりと息が詰まるほど密集して展示されてあれば、満足度は低くなることまずないかと。

入場に10分も!待たされましたが、それでも観に行って良かったと思わせる展示作品数の多さ。物量には敵いません。



しかし、ただ量だけが多いだけではありません。一枚一枚丹念に見たわけではありませんが、ぱっと見ただけでも宮崎監督の作品に対する想いがこちらにまで伝わってきます。

配色など美術さんへの細かく的確な指示。影の付け方ひとつでもあれこれ迷った挙句にそうしたことがレイアウト画自体が訴えかけてきます。



また、この展覧会はジブリ作品だけでなく、ジブリ作品以前の「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「未来少年コナン」「赤毛のアン」「ルパン三世」「じゃりン子チエ」「名探偵ホームズ」など思わず懐かしい〜と叫ばずにはいられない作品のレイアウト画も展示されています。

ジブリ作品はある程度年齢が行ってから接しましたが、「コナン」や「ルパン」等はリアルタイムで子供の頃必死になってブラウン管に噛り付いて観ていたアニメ。

この時点で、「あぁ来て良かったな〜」とまんまと術中に、、、

騙されたとしても良いです。美化された過去を思い出し、現実から僅かの間でも「休む」ことが出来れば。ある意味まさに休日。いい日曜日でした。



「あの頃」の宮崎作品の再来を希望される方多くいらっしゃいますが、それは無理な話。受け止める側の自分たちがすっかり「大人」になってしまった以上、子供の頃と同じワクワク、ドキドキ感は得ることできません。

それを宮崎監督らに求めるとしたら、まさに現実逃避の何物でもありません。たまに「休む」くらいに昔を懐かしむのが一番。「逃げちゃダメだ」とサードチルドレンも自分に言い聞かせていたしね。

関係ないけどムスカがちょっとカッコ良く描いてあったのは気のせい?

私をあまり怒らせない方がいいぞ!」「見ろ、人がゴミの様だ!

ジブリいまいち好きでない人でも「ラピュタ」はちょっと観たいでしょ。

撮影スポットも多数用意されています。


昨年の男鹿展や今年のレイアウト展のように「作品」として十分鑑賞に堪えるものをちゃんと見せればこうしてお客さん大勢やってくるもの。逆にジブリの名に胡坐かいて適当な企画展やると無残な結果に。

どうせ来年以降もやるのでしょうから、昨年、今年の路線で是非。

「スタジオジブリ・レイアウト展」は9月28日までです。

チケットは予約制だそうです。詳しくはこちら
当日券も販売していましたけどね。現代美術館の目の前にローソンあるし。

最後に「今日の一枚


ポニョの妹たち。

おまけ
県立神奈川近代文学館でこんな展覧会が開催されるそうです。


「堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。」
2008年10月4日〜11月24日
逗子に長く住んだ作家・堀田善衞の生涯と作品が「乱世」をキーワードに紹介されます。スタジオジブリが堀田作品のアニメーション化を試みるイメージ展示もあります。

the ジブリ set
the ジブリ set
DAISHI DANCE,arvin homa aya,Bill Danoff,宮崎駿,Amanda Mc Brown,Taffy Nivert,Tomoharu Moriya,金原千恵子

それでは最後に「今日の美味


マイミク(男性)Hさんの日記にあった「冷しゃぶ
あまりにも美味しそうだったので(それに簡単だったので)作ってみました。ポン酢を切らしていることが出来上がる直前に判明。調味料適当に混ぜてオリジナル?の味に。Hさん同様かみさんの評価は上々。良かった良かった。

レシピはこちら

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | 「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「ディズニー・アート展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「クールベ美術館展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「ハウルの動く城」
- 弐代目・青い日記帳 | 八谷和彦展「Open Sky 2.0」
- 弐代目・青い日記帳 | 千円でお釣りがきます。
- 弐代目・青い日記帳 | 映画「崖の上のポニョ」
- 弐代目・青い日記帳 | 映画「ゲド戦記」

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1507

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大人から子供まで世界中にファンを持つ、質の高いアニメーションを創造してきたスタジオジブリ。一体どんな手順を追って作られていくのだろう?純粋に疑問を持った方も多いはず。その中で、映画で表現すべき“全て”が描かれた、監督の遺伝子そのものがあらわされる過程がある。それこそが「レイアウト」だ。映画全体の設計図である絵コンテが作成された後、更に詳細にどんな画面に表現していくかを描く“画面の設計図”とも言える。主人公の表情、動き、背景とキャラクターの位置関係、スピード、撮影処理など、アニメーションの核がここに集約されるのだ。
そんな、これまで世に出ることがなかったスタジオジブリの「レイアウト」に着目し、約1300点を東京都現代美術館で一挙大公開!「風の谷のナウシカ」から最新作「崖の上のポニョ」まで宮崎監督直筆のレイアウトを中心に、高畑・宮崎監督がジブリ以前に手がけた作品も展示される。他にも、映像コーナーやフォトロケーションなど体験コーナーも充実。レイアウト作品を通してひも解いていくスタジオジブリの秘密。大好きなあの作品、あの名シーンが新しい魅力をあなたに語りかけてくれるでしょう。

展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(3)

この記事に対するコメント

こんばんは。

>入場に10分も!待たされましたが
土日ですよね?
やっぱりそれなりに混んでいるんだ。
平日だと時間前でも「どうぞ〜」でした。

美術手帖でも特集が組まれたよい展示会ですが、
描いたアニメーターの名前がないのは残念でした。
金田伊功氏による「ナウシカ」のレイアウトが目立っただけに、ディズニー展のようにアニメーター名を明記して欲しかったですね。
shamon | 2008/09/10 8:39 PM
@shamonさん
こんばんは。

日曜日に行って来ました。
長い行列ができていたので
一旦他の展示作品を観て
しばらく時間をあけてから
並び直しました。

メインはこの展覧会では
なかったのですが
思わぬ収穫があり
満足しながら帰途に就きました。
去年、今年とはずしていませんね。
Tak管理人 | 2008/09/10 11:42 PM
コナンにハイジ、懐かしいです。
あの頃は本当に良質なアニメがありましたね。
私の好きなジブリ作品は
1位ナウシカ
2位魔女の宅急便
3位ラピュタ
ですね。
ポニョはまだ見てないです。

冷しゃぶ、お作りになったんですか!
美味しそう♪
レシピ見ると簡単だし作ってみようかな。
茹で上がった豚肉は、冷水にあげず常温の水かぬるま湯にって
知らなかったです。
今までわざわざ氷水にくぐらせてましたよ…
どうりで私が作ると固くなるわけです。
サッチャン | 2008/09/13 3:45 PM
@サッチャンさん
こんばんは。

ナウシカとラピュタは鉄板でしょう〜
これは二つとも外せません。
ただ漫画のナウシカも好き。
あれこそ宮崎駿です。
ポニョ簡単なようでなんだか
難しくもある作品でした。
歌に騙されてはいけません。

料理は週に何度か
当番になっているので
自分の食べたいもの作ります。
ただあまり時間がかかるものは出来ません。
冷シャブはかみさんにも好評で
簡単簡単!是非是非!!
Tak管理人 | 2008/09/15 12:12 AM
やっと、最終日に見に行きました。

量がすごいですね!

東京都現代美術館は、初めて行った美術館でしたが、なかなか意欲的な美術館ですね。

しかし、東京は広いな…
テキィ | 2008/10/07 10:56 PM
@テキィさん
こんばんは。

東京都現代美術館は特別展と
常設展をかけもちすると
かなり体力要します。

とりわけ今回の特別展は
展示作品多かったですからね〜

お疲れさまでした!
Tak管理人 | 2008/10/08 10:39 PM
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