青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
「浮世絵−ベルギーロイヤルコレクション展」
太田記念美術館で開催中の
ベルギー王立美術歴史博物館・ベルギー王立図書館所蔵「浮世絵 −ベルギーロイヤルコレクション展」に行って来ました。



9月は何かと「行事」の多い月。そんな時に限って観ておかなくてはいけない「会期限定」展覧会が。「浮世絵−ベルギーロイヤルコレクション展」はその最たるもの。9月2日〜28日までの一ヶ月足らずの僅かな会期。しかもその間、前期・後期に分かれ大量の展示替えがある何とも忙しない展覧会。

【前期】9月2日〜15日  【後期】9月17日〜28日

ただそれにも理由があり、ベルギーロイヤルコレクションの誇る数より質に勝る保存状態の良い浮世絵にそう長い間ライトを照射させておくこと出来ません。一旦色あせてしまった浮世絵は油彩画のように元通りになりません。


鈴木春信「五常 義」1767年

江戸時代に刷り上がったばかりのような春信の錦絵。

「参照」として褪色してしまった作品を並べてみれば、如何にこの発色、色合いが素晴らしいことか一目瞭然のはず。そもそも浮世絵は手に取って楽しむもの。色あせてしまって当然。しかし幸運にも状態の良い作品が江戸末期から明治期に遠く海の向こうの国に渡ってくれたことで、抜群の保存状態を保ってくれることに。


鈴木春信「めだかすくい」1767-68年頃

幕末に良質の浮世絵が海外に渡ったことを「流出」と捉え、嘆くきらいがありますが、どうもこういった作品を見せて頂くとそれはとても「良い事」であったのではないかと最近とみに思います。

日本に残されていても高温多湿の版画にとって良好とは決していえぬ環境下、退色余儀なくされてしまったかもしれませんし、何より関東大震災や東京大空襲で灰燼と化してしまったかもしれません。

それを思えばベルギーやボストンで浮世絵の有する価値を高く評価し「非公開」に近い状態で保存されていたことは逆に喜ばしいことではないでしょうか。

何てことを「めだかすくい」している女性の透けた足をマジマジと観ながらふと考えたりもしました。

ボストン美術館 浮世絵名品展
江戸東京博物館 10月7日〜11月30日

美人画を描かせたら右に出る者はいない歌麿の作品。

喜多川歌麿 「見越入道」1785-93年
(この作品は後期にも展示されています)

美人画も勿論多く出展されていますが、その中にあって3点だけお化けを描いた珍しい作品が混じっています。これは必見かも。葛飾北斎の『百物語』シリーズとは全く雰囲気の違う妖怪絵。実に愉快です。

東洲斎写楽も9点ほど出展されています。その中には世界に一枚しか残っていないとされる作品が3点含まれます。

左:東洲斎写楽 「四代目岩井半四郎の鎌倉稲村が崎のおひな娘おとま実は楠政成女房菊水」(ベルギー王立図書館蔵)
右:東洲斎写楽 「三代目市川高麗蔵の廻国の修行者西方の弥陀次郎実は相模次郎時行」 (ベルギー王立美術歴史博物館蔵)共に1794年
(この二作品は後期にも展示されています)

写楽の得意とした「大首絵」ではありませんが、共に身体全体に動きが感じられる作品。歌舞伎のここぞ!というワンシーンを見事に表現。緊張感すら漂う作品です。

残りの一枚「「二代目嵐龍蔵の奴なみ平 とら屋虎丸」(ベルギー王立美術歴史博物館蔵)1794年は前期のみの展示。この方がきっと手を叩いて喜んであろう一枚。

この他にも、鳥文斎栄之、磯田湖龍斎、勝川春章、春英、春好、歌川広重、鳥橋斎栄里、一筆斎文調、北尾重政、魚屋北渓、岳亭春信、鳥居清長などなど。「浮世絵」と一言では括りきれない多種多様な絵師が勢ぞろい。(清長の「女三の宮」なんて良かったな〜)

で、もって忘れてはいけないのが歌川国芳!!
金魚や蛙(オタマジャクシ)たちを擬人化したシリーズ「金魚づくし」
前期は4点の展示が。説明不要。国芳の戯画をとくとお楽しみあれ。


歌川国芳「さらいとんび」1842年


歌川国芳「さけのざしき」1842年


歌川国芳「まとい」1842年


歌川国芳「にはかあめんぼう」1842年

特に最後の「にはかあめんぼう」は大ヒット!にわか雨をアメンボウで表現するとは何とも軽妙洒脱な発想。突然の驟雨さえも江戸っ子が楽しんでいた様子うかがい知ることできます。平成の世では「ゲリラ雷雨」なんて物騒なネーミングの集中豪雨に怯えているなんて思いもよらないこと。

尚、後期には「金魚づくし」の他の3点が出展されるそうです。これも観に行かねば!因みに国芳の描いた「金魚づくし」は「もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品」によると合計8枚あるとのこと。出来ればもう一枚観てコンプリートしたかったな〜と贅沢で我がままを言ってみる。

もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
悳 俊彦

最後に「今日の一枚


喜多川歌麿「錦織歌麿形新模様 浴衣

美人の条件である色白。それを際立たせようと顔の輪郭線を省いた浮世絵を残したのでも有名な歌麿ですが、この作品では着物の「衣文線」を省いてしまっています。

これにより着物が一枚の布を張り付けたような見栄えに。また帯の部分も。(スクリーントーンを貼った漫画でこんな絵見たことあります。)それでもしっかりと右足先(指)は着物の裾から顔をのぞかせているからニクイ。

また画像では潰れてしまっていますが、手に持った団扇にはエンボス加工のようなものが施され骨まで表現される手の入れよう。やっぱりお化けより美人画でしょう。どうすれば妖艶に表現できるかいつも考えていたのでしょうね。いいな〜そういう生活。

「浮世絵−ベルギーロイヤルコレクション展」は9月28日まで
その後展示作品を入れ替えて以下に巡回。

高島屋京都店 2009年1月7日〜19日
高島屋日本橋店 2009年4月29日〜5月11日


すぐわかる楽しい江戸の浮世絵―江戸の人はどう使ったか
辻 惟雄,浅野 秀剛,田辺 昌子,湯浅 淑子


ところで、この展覧会を監修されれていらっしゃる永田生慈氏の肩書に「墨田区北斎館(仮)施設整備推進監」とありました。初耳。検索してみて下さい。色々と出てきますよ。

それでは最後に「今日の美味


ベルギーが誇る世界遺産「ブリュッセルのグラン=プラス」近くのカフェで食べた「ワッフル」夜レストランで食べたムール貝も美味しかったけど「見栄え」の良さでワッフルに。

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | 極上の歌麿
- 弐代目・青い日記帳 | 「肉筆浮世絵のすべて展」
- 弐代目・青い日記帳 | 悲しい美術ブロガー魂
- 弐代目・青い日記帳 | 「錦絵ってなんだろう?」
- 弐代目・青い日記帳 | 「肉筆浮世絵のすべて展」(後期)
- 弐代目・青い日記帳 | 「肉筆浮世絵のすべて展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「ボストン美術館 浮世絵名品展」公開記者発表会
- 弐代目・青い日記帳 | 「浮世絵 品川めぐり展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「美の競演- 珠玉の浮世絵美人展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「川柳と浮世絵で楽しむ江戸散歩展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「広重 二大街道浮世絵展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「風俗画と肉筆浮世絵展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展」
- 弐代目・青い日記帳 | 水曜講演会「浮世絵の美と芸術」

フェルメール関連最新刊

フェルメール ――謎めいた生涯と全作品 Kadokawa Art Selection
小林 頼子
生涯で三十数作の作品を遺した、謎の画家・フェルメール。その全作品をカラーで紹介し第一人者が解説する、初心者もファンも垂涎の手軽な入門書.オールカラー図版の文庫本.2008年9月25日発売!

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1513

JUGEMテーマ:アート・デザイン


ベルギー王立美術歴史博物館とベルギー王立図書館は、ともに世界でも屈指の浮世絵コレクションを所蔵することで知られています。ベルギー王立美術歴史博物館の浮世絵は、1905年に収蔵されたエドモン・ミショット(1831〜1913)のコレクションを中心とするものです。その後も長年にわたって収集が続けられ、現在ではその数約7500点以上におよびます。また、日本初公開となるベルギー王立図書館のコレクションは、19世紀末から収集された、500点を超す浮世絵からなります。

所蔵の点数から見れば、海外には約5万点を所蔵するアメリカのボストン美術館、約2万5000点を所蔵するイギリスのヴィクトリアアンドアルバート美術館のように、ベルギーを上回る規模のコレクションもいくつか見られます。しかし、ベルギー王立美術歴史博物館及び王立図書館のコレクションが優れている最大の特徴は、群を抜く素晴らしい保存状態にあります。浮世絵は色が劣化しやすく、江戸時代に摺られた当初の色彩を保つ作品は稀です。しかし両館の所蔵作品は、出版当初の、そして浮世絵本来の豊かな色彩をよく保ち、江戸の人々の感動を鮮やかに伝えてくれます。

本展ではコレクションの中から、日本初公開作品を数多く含む、厳選された約150点の作品を展観いたします。写楽、歌麿、春信、北斎、広重、国貞、国芳など、数多くの絵師の作品をバランスよく含み、最高のコンディションを保つ珠玉のコレクションをご堪能ください。


| 展覧会 | 23:40 | comments(11) | trackbacks(6) |
こんばんは。

良い展示でしたね。春信はもちろんのこと、私的ベストは歌麿でした。彼の描く女性はカッコいいですね。

>その後展示作品を入れ替えて以下に巡回。

さすがに京都までは…。
ただしこの水準なら全部見たくなってしまいますが…。
| はろるど | 2008/09/15 11:53 PM |

@はろるどさん
こんばんは。

三会場に分けて展示されます。
とあったのでもしや。。。と
思ったら案の定。
京都は山口さんと絡めて無理矢理という手も。

歌麿良かったです。
益々好きになりました。
後期にも期待です。
| Tak管理人 | 2008/09/16 12:35 AM |

最近、素晴らしい春信作品ばかり見慣れて
日本の美術館に残っている春信を見ると
悲しくなります。
| 一村雨 | 2008/09/16 6:38 AM |

「金魚尽くし」有難うございます。
良品揃いの歌麿と写楽、春信
見初めた 画商ビング!心憎いです。
ベルギーで所蔵されて幸いだったかも。
| panda | 2008/09/16 6:17 PM |

こんばんは。

最近の「浮世絵ブーム」は、このような保存状態の良い実物を見る機会が多くなったことに関係しているのではないかと思っています。

後期も楽しみですが、その他にも・・・ということらしいですね。
| とら | 2008/09/16 8:50 PM |

@一村雨さん
こんばんは。

本当ですね。
ちょっと前まであれが「本物」だと
思っていたのですから。。。

@pandaさん
こんばんは。

金魚尽くし全部揃えたいです。
でも一枚だけ後期リストにありません。
どこかから持ってきて!!!
ベルギーって一度しか行ってませんが
大好きな国です、ビール美味いし。

@とらさん
こんばんは。

その他にもとなると京都まで、、、
ファン泣かせの展覧会です。
展示期間短いのは仕方なし。
今褪色させたら後の時代の人に
申し訳ないですからね。
| Tak管理人 | 2008/09/16 10:19 PM |

めだかすくい に私も立ち止まりました。
| ak96 | 2008/09/18 11:46 PM |

はじめまして。幸い前期、後期両方見ることができ、あまりにすばらしくて浮世絵についてネット巡りをしてこちらにたどり着きました。大した予備知識なくふらっと行ってみるとたいていものすごく感動します。江戸時代の文化の豊かさにもう感動しました。北斎さん、「百物語 お岩さん」を見たとき「この人かなりファンキーな爺さんだったんじゃないか」と思いました。冨嶽三十六景「三島越」が特に感動しました。あの色・・・何色っていうんでしょうか?深い深い緑でそれでいて明るくて・・・何度も見てしまいました。後期では歌川広重の教科書でしか見たことがない「東海道五十三次 庄野 白雨」が見られたり。ベルギーに返さないで〜と思ってしまいました。また見に行きたいなぁ。
| Maya | 2008/09/19 10:05 PM |

@ak96さん
こんばんは。

後期も始まりましたね!
行かねば、そしてまた立ち止まる。。。

@Mayaさん
こんばんは。はじめまして。
コメントありがとうございます。

後期も既に行かれましたか!
今度の日曜日あたりに出かけようかと思っています。
江戸時代の文化に最近とみに憧れを抱いてしまいます。
当時は当時で生活は大変だったでしょうが
浮世絵などを観ていると苦しい中にも
笑いや喜びがふんだんにあった時代のように思えます。

ベルギーさんがこれだけ保存状態よく
現代まで保管していてくれたことに感謝感謝です。

今後とも宜しくお願いいたします。
| Tak管理人 | 2008/09/19 11:56 PM |

たいへんコメントご無沙汰です。
(そして過去記事にで、ごめんなさい。。)
先日やっと京都にも展覧会がきましたので行ってまいりました。
金魚づくしの絵葉書、たくさん買ってしまいました。
とても楽しくてうきうきしました^^
| mi | 2009/01/26 9:59 AM |

@miさん
こんばんは。

過去記事でも全然問題ないですよ!
どんどんTB、コメント下さい。

絵葉書ついつい手が出てしまいますよね〜
自分もたくさん買ってしまいました。。。

また観たいな〜
| Tak管理人 | 2009/01/26 7:27 PM |










http://bluediary2.jugem.jp/trackback/1513
浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展前期 太田記念美術館
ベルギー王立美術歴史博物館とベルギー王立図書館の所有する浮世絵の展覧会。すべて見るには、今月の太田記念美術館の前期後期と来年の日本橋高島屋の3会場を廻らなくてはならない。太田記念美術館はさほど広い会場ではないので、普通だったら1回で収まるのを前期後期
| つまずく石も縁の端くれ | 2008/09/16 6:37 AM |
浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展 @太田記念美術館
 群を抜く素晴らしい保存状態で有名なベルギー王立美術歴史博物館及び王立図書館のコレクション展を見る機会がやってきた。前期:2008年9月2日(火)〜15日(月)、後期:2008年9月17日(水)〜28日(日)の2期に分かれている。期間が短いので要注意。 最初に、鈴木春
| Art & Bell by Tora | 2008/09/16 8:51 PM |
浮世絵ベルギーロイヤルコレクション展 その一
太田記念美術館で現在行われている‘浮世絵ベルギーロイヤルコレクション展’(9/2
| いづつやの文化記号 | 2008/09/16 10:21 PM |
「浮世絵 - ベルギーロイヤルコレクション展」(前期) 太田記念美術館
太田記念美術館(渋谷区神宮前1-10-10) 「ベルギー王立美術歴史博物館 ベルギー王立図書館所蔵 浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展」(前期) 9/2-28(前期9/2-15、後期9/17-28) ベルギーの二つの王立の施設より、保存にも優れた珠玉の浮世絵を展観します。
| はろるど・わーど | 2008/09/17 12:54 AM |
浮世絵 −ベルギーロイヤルコレクション展 (第一期)
浮世絵 −ベルギーロイヤルコレクション展 (第一期) 2008年9月2日から15日 浮世絵大田記念美術館  ベルギー王立美術歴史博物館とベルギー王立図書館の浮世絵コレクション展。ベルギー王立美術歴史博物館は7500点以上、ベルギー王立図書館は約500点を超す作品を所蔵
| 徒然なるまままに | 2008/09/18 11:42 PM |
浮世絵の女たち
「日本の女たちは、 1000年以上に及ぶ絵画の歴史の中で、 三度重要な画題となり、三度男たちに拮抗する主人公となった。 すなわち平安時代の貴族の女を描いた絵巻物、 徳川時代の初期の京都を中心とする庶民の女を描いた風俗画、 そして江戸の遊女と町家の女を描い
| Belle Epoque | 2009/01/26 10:04 AM |
【お知らせ】

↑単眼鏡紹介記事書きました。

おかげさまで重版となりました!


いちばんやさしい美術鑑賞』 (ちくま新書)


編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 感動の余韻を味わう』(世界文化社)12月に発売となりました。


編集・執筆を務めた『フェルメール会議』10月2日発売です!

編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


青い日記帳(編集)『美術展の手帖』小学館より発売中です。


青い日記帳「出前ブログ」


gooいまトピ連載中

朝日マリオン・コム「ぶらり、ミュージアム」

びゅうたび連載中


山下裕二&井浦新トークショー


青い日記帳コラボグッズ

「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

【展覧会レビュー】
「2018年 展覧会ベスト10」
かみさんが選ぶ「2018年 展覧会ベスト10」
プロが選ぶ「2018年 ベスト展覧会」
読んでおきたい10冊のアート関連本

パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

+ CATEGORIES
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>
+RECOMMEND
  
ロマネスク美術革命 (新潮選書)
ロマネスク美術革命 (新潮選書) (JUGEMレビュー »)
金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
+RECOMMEND
  
『フェルメール展』公式ガイドブック (AERAムック)
『フェルメール展』公式ガイドブック (AERAムック) (JUGEMレビュー »)
朝日新聞出版
記事書いています。是非お手に取ってみて下さい。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン−自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ)
現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿『銀髪の賢者と油之牝狗』(ぎんぱつのけんじゃとあぶらのビッチ) (JUGEMレビュー »)
岡田 裕子,阿部 謙一,松下 学
現代美術家岡田裕子が主宰、会田誠顧問による謎の人形劇団「劇団★死期」の伝説の公演を小説化。アートの知識を楽しく学べる児童文学。

+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
+RECOMMEND
  
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
+RECOMMEND
  
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
+RECOMMEND
  
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
+RECOMMEND
  
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
+RECOMMEND
  
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
+RECOMMEND
  
ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
+RECOMMEND
  
日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
レビュー→こちら
日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
+RECOMMEND
  
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS


このページの先頭へ
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...