青い日記帳 

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ピカソ×ピカソ

明日から新国立美術館とサントリー美術館で同時開催される「ピカソ展」
それに先立ち二冊の雑誌がピカソを特集し店頭に並んでいます。
(「ピカソ展」の感想は後日)



一冊目は阪急コミュニケーションズが月2回の割合で出している「Pen

「芸術新潮」も真っ青「世界16都市・26美術館・92作品を現地取材!」ピカソの作品追い求め世界各国へ。「完全保存版」の肩書はオーバーではありません。

雑誌前半だけの中途半端な特集ではなく、丸ごと一冊「ピカソ」
これで600円なら展覧会で2800円の図録買う必要ないのでは?
因みに「Pen」に掲載されている作品で今回の「ピカソ展」に
出展されているものには、ちゃんとその旨記されている親切さ。

国立新美術館、サントリー美術館共にミュージアムショップでこれ販売していますが、大丈夫?入館料高いからな〜「600円」は魅力的に映るはず。

因みにピカソだけでなく、ピカソに影響を受けた現代アーティストの作品も併せて紹介してあります。リキテンスタイン、ヴィック・ムニーズ、デイヴィット・ホックニー、ウィリアム・ウェグマン、ジャスパー・ジョーンズなどなど。



また、エドワード・クイン、ダンカン、ブラッサイやロバート・キャパなど著名な写真家が捉えたピカソの素顔も。これも「ピカソ展」に関連が。

国立新美術館「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」を観に行かれるなら絶対これは目を通しておいた方が宜しいかと。田端祐一、下平さやか、高橋真紀子アナウンサーがナレーションを担当している音声ガイドもいいけど、どちらか一つ選ぶなら。。。

あれこれ言うまでもありません。即買いです。「Pen」

Pen (ペン) 2008年 10/15号 [雑誌]
Pen (ペン) 2008年 10/15号 [雑誌]
20世紀のアートに革命を起こしたパブロ・ピカソ。彼は91年の生涯を終えるまで、毎日情熱的に描き続け「ゲルニカ」のように世界中の人の胸を打つ傑作を遺した。「先入観を取り払い、心の“目”で見てほしい」ピカソの芸術とは自由。直接心で感じるものだからだ。あなたを熱くする作品はどれだろう。さあ、ピカソの旅へ!

それでは、もう一冊はというと。。。こちら。
PLAYBOY

PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2008年 11月号 [雑誌]
PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2008年 11月号 [雑誌]
特集 ピカソの女神たち-ピカソは死せず、巨匠ピカソ・愛と女と芸術の91年、ピカソが愛した9人の女たち/

週刊ではなくこちらは月刊誌の方。
「プレイボーイ」に絵画が?

ある、ある。だってピカソ天下のプレイボーイじゃないですか。
ジローラモなんて足元にも及ばない。

そんでもって、特集がこれまたイケてます。
ピカソが愛した9人の女たち

享年91歳でこの世に別れを告げますが、女性には決して別れを告げることのなかったピカソ。そのピカソを取り巻く9人の女性を描かれた作品や写真と共に紹介。

これはとっても重要な特集。

「ピカソ展」で最も必要な知識がピカソの女性関係。これに尽きます。
国立新美術館もサントリー美術館でもこれが分かっているのといないのとでは大きな違いが生じてしまいます。鑑賞の手助けにまさか「PLAYBOY」が役立とうとは。

その9人の女性を作品と共にざっとご紹介。


ジェルメーヌ・ガルガーリョ
「青の時代」と友人との三角関係

作品左端がガルガーリョ。タイトルは「ラ・ヴィ(人生)」


フェルナンド・オリヴィエ
「バラ色の時代」を導いた女

「フェルナンド・オリヴィエの肖像」モンマルトルの所謂「洗濯船」で雨の降りしきる中、突然見ず知らずのピカソから猫を渡された女性。


エヴァ・グエル
キュビスム全盛期の「私の可愛い人」

「マ・ジョリ」(ギターを持つ女)ピカソの強い愛情とは裏腹に結核を患い若くしてこの世を去ったエヴァ。「僕のかわいそうなエヴァは死んだ」


ギャビー・レスピナス
密かに逢瀬を重ねていた謎の女性

「ギャビー・レスピナスに宛てた手紙」既に夫がいたためしばらく公にはされず、80年代になって初めて登場したピカソの恋人。


オルガ・コクローヴァ
正式に結婚した初めての女性

キュビズムで私を描かないでと言われ誕生した作品「肘掛け椅子に座るオルガの肖像」この人は数多い女性の中でも最も影響力のあった(ピカソを振り回した)女性。


マリー=テレーズ・ヴァルテル
泥沼の結婚生活で出会った若き愛人

オルガから逃れるように若いマリー=テレーズへ心を寄せたピカソ。「マリー=テレーズの肖像」正妻オルガ、愛人マリー=テレーズ。


ドラ・マール
芸術と芸術とが引き合わせた

愛人がもうひとり加わりマリーと大ゲンカに。「ドラ・マールの肖像」
「泣く女」のモデル、写真家。


フランソワーズ・ジロー
ピカソに反旗を翻したジャンヌ・ダルク

ピカソを振った唯一の女性。「フランソワーズ・ジローの肖像」


ジャクリーヌ・ロック
46歳年下の偉大なお母さん

ピカソの最期を看取った女性。「膝を抱えて座るジャクリーヌ」ピカソが彼女のことを「マミー(お母さん)」と呼んでいたのは有名な話。

ねっ、「PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版」とってもおもしろいでしょ!
かみさんも食い入るように読みふけっていました。やっぱり男女の関係は面白い!ましてやピカソの奔放(過ぎる)恋には自分には決して決して真似できないある種「羨望の念」すら。


明日から始まる「巨匠ピカソ」展に行かれる前に是非読んでおくことお勧めします。展覧会の理解度格段に深まります。

「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」「巨匠ピカソ 魂のポートレート」

2008年10月4日〜12月14日までです。
公式サイト


さて、ロバート・キャパが撮ったこの写真の女性は誰?


おまけ
「ゼロ」の新刊。
この号の中に登場するフェルメール作品の画像が違っているのですが…

ゼロ Vol.65―THE MAN OF THE CREATION (65) (ジャンプコミックスデラックス)
愛 英史

集英社さんに聞いてみようかな。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1531


JUGEMテーマ:アート・デザイン


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この記事に対するコメント

女性関係の視点から取り上げた記事は、両方とも興味深いですね。

PENのほうはPICASOのあまり知られてない作品や交友関係なども、
わかり易く詳細に紹介していて驚きました。
素顔のPICASOを撮ったスナップ写真なども面白かったですね。

RICICO | 2008/10/04 12:34 AM
@RICICOさん
こんばんは。

いつもピカソの作品を観る時に
女性関係で混乱をきたすので
playboyの特集はまさに展覧会前に
絶妙のタイミングでした。

二冊ざっと読めばピカソ展攻略間違いなしですね。
Tak管理人 | 2008/10/05 10:39 PM
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