青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 「インド・西アジアの染織」 | main | 阿修羅展「八部衆像」「十大弟子像」 >>

「菌類のふしぎ」展

国立科学博物館で開催中の
特別展「菌類のふしぎ−きのことカビと仲間たち」に行って来ました。



菌類のふしぎ展:公式サイト

キノコやカビの展覧会をたとえ科博で開催しても、1300円払って見に来てくれるお客さんはたかが知れているはず。しかしこの展覧会異常なまでの盛り上がりをみせています。伺った日が日曜日ということもあり、館内は大混雑。

大成功のカギは「もやしもん」の作者石川雅之氏を起用したこと。
「もやしもん」展と名称変えても全く違和感ないほど会場内すっかり「かもされて」しまっています。石川先生のりのり。

会場内は終始こんな感じ。

「もやしもん」のキャラと展示品が「融合」
雑然と混然一体になっているわけではありません。
あくまでも「もやしもん」キャラは脇役に徹しています(そうか??)

真面目な展覧会を何て不謹慎な!と眉をひそめること勿れ。

最初に書いた通り、キノコやカビの展覧会ではこれだけ大勢の人足を運んでくれません。たとえ「もやしもん」につられて観に来たとしてもその中から一人でも菌類に関心を持ってくれる人がいれば、もうけもの。

子供さんも大勢見に来ていました。
生涯忘れるこのない展覧会になることでしょう。
そして未来のドクターモリ小泉武夫がその中から生まれれば科博の果たした役割は大きいかと。科博はいつの時代でも子供たちに夢を与えてくれる博物館であって欲しいもの。

特別展でありながらも館内の写真撮影がOKなのも大きな魅力。
「撮ってどうするの?」とかみさんに小言いわれようとも撮れるとあらば何も躊躇することありません。デジカメ必携の展覧会です!


「担子菌類:きのこの仲間」、「縄文きのこ&毒きのこ」の両展示スペースは圧巻。数えきれないほどのきのこの標本模型がずらりと並びお出迎え。そしてパネルでは「もやしもん」キャラが解説。

「キクラゲ」
実際に手で触れる展示物もあります。

さて、ここまでの館内の画像をご覧になってお気づきになられた方も多いかと思いますが、展示室内は全てリサイクル可能な強化段ボールにて設営されています。

裏側を覗くとこんな感じ。

で、実はお楽しみはこの他にも。。。
何と「もやしもん」の作者石川氏が会場を訪れた際、そこかしこに「落書き」を描いていったそうで、会場内の至るところでその「痕跡」を目にすることができます。何せダンボールですからね。


↑の「キクラゲ」が展示されている所にもオリゼーが「今夜は中華で」と。

伺ったところによると40〜50か所にラクガキがなされているとのこと。
一順目は「菌類」を勉強し、二順目は石川氏の落書き探し。何てことも。

ざっと40か所程は発見。
少なくともこれに2,30分は費やしたことに…

懐かしのオリエンテーリング気分で!

getした画像の一部。
何しに行ったのやら…でも愉しかったな〜


コウジカビの展示スペース。
ここにもしっかり「もやしもん」フィギュアと「落書き」が!


海洋堂が展覧会場限定販売用に制作したフィギュアに心ぐらんぐらん揺さぶられつつ何とか会場を脱出!因みに第2会場にはきのこ画家、小林路子さんのミニギャラリーと「もやしもん原画展」が。

もやしもん原画展も撮影ok.石川さん太っ腹!!

最後に「今日の一カビ


高松塚古墳石室壁石間の漆喰

「もやしもん展」で終わらせないために最後は真面目に。
国宝 高松塚古墳壁画を悩ませるカビ。


こちらは冗談でも、かもすぞ〜とか言っていられません。
ここの展示スペースだけ妙に鑑賞者が少なく閑散としていたのがとても気になるところ。ここはもっと力入れ周知徹底させ問題意識持ってもらわないと。(もしかしてその逆なのかな主催者サイドとしては…)

 文化庁は1日、奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末−8世紀初め)の国宝壁画を古墳近くの修復施設で村民に公開した。一般公開は2日に始まり、9日までに事前に申し込んだ計約4600人が訪れる。
 春に続き2度目。約15人ずつが通路から、作業室に並ぶ「飛鳥美人」などの壁画をガラス越しに10分間見学。
 1972年に発見された高松塚壁画は、カビなどで著しく劣化。現地での保存が困難となり、文化庁は修復のため2007年に石室を解体した。壁画が描かれた石ごと施設へ運び、カビの除去など10年がかりとされる作業を進めている。



チケットも取っておきたくなるデザイン。

「菌類のふしぎ展」は2009年1月12日までです。

光るきのこ「ヤコウタケ」も展示されています!


もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (4) (イブニングKC (171))
もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (4)
石川 雅之

おまけ
埼玉県立川の博物館では
「きのこノート−森をささえる 菌の華−」開催中!

埼玉県立川の博物館平成20年度秋期企画展
きのこノート−森をささえる 菌の華−
会期:平成20年9月27日(土)〜11月16日(日)
共催:埼玉県立川の博物館・埼玉県立自然の博物館
会場:埼玉県立川の博物館
協力:ホクト(株) 森産業(株) 日本きのこ研究所 埼玉きのこ研究会 福島隆一 群馬県立自然史博物館 ミュージアムパーク茨城県自然博物館 栃木県立博物館 千葉中央博物館 JAちちぶ JAふかや 加藤由里子 加藤優祈

それでは最後に「今日の美味


テンペ」インドネシア産の納豆のような発酵食品。
以前もうひとつのブブログで取り上げてみました。こちら
独特の臭いがありますが、慣れてしまえば。。。(慣れるまでが問題)

【関連エントリー】
- 弐代目・青い日記帳 | 「パール展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「化け物の文化誌展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「特別展 花 FLOWER」
- 弐代目・青い日記帳 | 「世界遺産ナスカ展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「大ロボット博」
- 弐代目・青い日記帳 | 「インカ・マヤ・アステカ展」
- 弐代目・青い日記帳 | 「金GOLD 黄金の国ジパングとエル・ドラード展」


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1565

JUGEMテーマ:アート・デザイン


「菌類」(きのこ・カビ・酵母)は、形もはたらきも驚くほど多様で、動物や植物に匹敵する大きなグループです。本展覧会では、500点あまりの標本や資料で、意外に身近だけどあまり知られていない「菌類」を総合的に紹介します。日本初公開の太古のきのこ、光るきのこ、様々な色、形、大きさのきのこが集合、マンガ「もやしもん」のキャラクターがナビゲートします。実物を観察し、きのこの匂いなども楽しめる体験コーナーなど、菌類をいろいろな角度から楽しめる展覧会です。
展覧会 | permalink | comments(5) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

金曜の夜、見に行こうかしら。

まぁ、美術館の展示って、芸がないと言うか、「鑑賞して行って」と、突き放した展示がほとんどですよね。
それに比べると、所謂、博物館系の展示は、工夫いっぱいで、ハマれば面白いですよ。
鼎 | 2008/11/07 2:00 AM
速水御舟展、平塚市美術館、行きました。11/9まで。これまで未見の作品多数、デッサンふくめ、120点展示されています。
御舟展、行かれましたか?
leonardo | 2008/11/07 5:41 AM
かわいいですね〜
菌類あまり(まったく)興味のない世界ですが
行ってみようと思います。
デジカメも持って行きます。
蓮 | 2008/11/07 11:08 AM
管理者の承認待ちコメントです。
- | 2008/11/08 12:07 AM
@鼎さん
こんにちは。

先日はどうも有難うございました。

科博の特別展にはあまり良い印象を
持っていないのですが、今回はまさに
ツボにはまりました。大成功だと思います。

@leonardoさん
こんにちは。

御舟展行っていません。
遠いのと忙しいので平塚までは。
でもとても観に行きたい展覧会です。

@蓮さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

デジカメ持参で是非。
携帯で撮影されていらした方も多かったようですが
会場内決して明るくないのでデジカメおすすめ。
今日はもやしもんの作家さんが来るイベントが
あるのですが、別用あって行けません。残念。
Tak管理人 | 2008/11/08 10:20 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック