青い日記帳 

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オノ・ヨーコ「BELL OF PEACE 平和の鐘」展

学習院女子大学で開催中の
オノ・ヨーコ「BELL OF PEACE 平和の鐘」展に行って来ました。



大学(学生)とアーティストによる大変珍しい展覧会。

かつての学習院女子短期大学が時代の推移共に短大を廃止し4年生大学、学習院女子大学となって早10年。オノ・ヨーコ氏もかつてこの大学に籍を置いていたことがご縁で今回の「BELL OF PEACE 平和の鐘」展が成立したそうです。

展覧会会場は学習院女子大学キャンパス内。


開通したばかりの東京メトロ副都心線・西早稲田駅3番出口から歩いて数分。
目印は山口晃さんのステンドグラス。

早稲田大学理工学部方面出口改札を出て左へ。
エレベーターにて地上階へ。
右手に数分歩けばすぐ重要文化財にしも指定されている
学習院女子大学の正門が目の前に現れます。



この門を入った所にすぐ受付が。
キャンパス内に設置された5つのスポットを説明して頂きいざ。

交通量の多い明治通りの喧噪から逃れるようにキャンパス内へ足を運びます。
丁度木々も色づきカラフルなプロムナードのよう。

環境にやっと目と身体が慣れてくると左手に小路が現れます。


最初の作品「Bell of Peace」への遊歩道。



1947年から1952年まで学習院女子部で実際に使用されていた鐘。オノ・ヨーコ氏も在学中に耳にしたであろう鐘が、ひっそりと凛とした姿で訪問者(闖入者)を招き寄せます。



「平和の鐘」は想像していた以上に堅牢でずっしりとしたものでした。
生半可な気持ちでは鳴らすことが出来ません。
力の加減が分からず思い切り振ると鬱陶しい曇天を蹴散らすような
澄み切った音色が戸山キャンパス内に響き渡ります。

遊歩道を抜け、「2号館」校舎内に。
普段は学生さんたちの笑顔で溢れる学び舎も休日とあってひっそり閑と。

入っていいのか若干戸惑いながらも案内板に勇気付けられいざ。


Grapefruit」(実行委員に許可を得て撮影)

左右の壁に30枚ずつオノ・ヨーコ氏の作品「Grapefruit」が並びます。向って左側は日本語。右側は英語と向かい合わせに展示。

握手をする絵

任意の点に穴を開け、そこから手を出す。
愛想笑いをしてしまうものはお客が来た時
そこから握手をし、手は依って会話をする。


中央にはフリーのポストカードが。

SLEEPING PIECE I

展示場所の設定や壁の色、額そしてこのポストカードなど全て学生さんを中心としたこの展覧会の実行委員によってオノ・ヨーコ氏(とキュレーター)と連絡を密に取り合って「作り上げた」そうです。

ハッとさせられるようなことや、衝撃を受けるような展覧会ではありません。静かな、そう自分が行った日のような慈雨に恵まれたような静かな日こそお似合いの展覧会です。

雨がひときわ、紅葉した木々の葉に艶を与える中庭のあちこちに願いの木「Wish Trees」が設置されていました。



シャネル・モバイルアート内にも設置されていた「Wish Trees」あちらが無機質な近未来的な空間であったのに対し、学習院女子大学キャンパスは真逆の様相を。



神社でおみくじを木の枝に結びつけているような錯覚にすら陥ります。
ハナミズキの木にこれから沢山の願い事が取り付けられることでしょう。
「展覧会終了後、木は学内に植えられ、願いはアイスランドのイマジン・ピース・タワーに送られ」るそうです。

ちょっといいな〜と思ったのは木の傍に木製の台座が用意されていること。なるべく高い場所に結び付けたいと願う人の気持ちや、子供さんにも参加してもらおうと用意されたものかと。実際この日も数人の子供さんが無邪気に願い事を託していました。

すぐ隣にあるメインホール(普段は学生さんたちがランチを取る場所)外側に壊れたカップ&ソーサーが。

Mending Pieces

メンド ピース

カップとソーサーを直し
世界を直すことを考えなさい

オノ・ヨーコ 2008

そこまで大層な考えできない自分ですが
目の前に壊れたカップとボンドがあれば
何とか元通りにできるのではとチャレンジ。

「一度壊れてしまったものは、そう簡単に元通りにはならないものよ。」
と遥か昔に誰かに言われたことあるような無いような…

その言葉は半分当たっていました。
残りの半分は。。。「決して元の姿には戻らないものよ。」

私が修復したカップはあまりに酷いのでお見せできませんが
陳列棚に展示されたものは、元のIKEAのカップ以上のものも。


この展示が最もアーティスティックだったかも。

メインホールに入りましょう。


鑑賞者参加型の作品「My mummy is beautiful」が一角に。
『BELL OF PEACE 平和の鐘』展実行委員会の方々と子供たちが一緒になって「お母さん」に対する感謝の言葉やイラストをせっせと描いていました。

私は少し離れた場所からその様子を拝見させて頂きましたが、これから観て回ろうとしていた展覧会を一つパスしてでもその場にいさせる何かがありました。「男の子」はお母さんが大好きなものです。



私の母は美しい

あなたの母への思い、または写真を
キャンバスに貼り付けなさい

オノ・ヨーコ 2008

この展覧会は2009年1月25日(日)まで開催されていますが、平日は当然ながら授業が行われている為見学は不可。一般公開は毎週日曜日・祝日(ただし11/24・12/23・12/28・1/1・1/4を除く)のみとなります。


開学10周年記念国際展覧会 オノ・ヨーコ『BELL OF PEACE 平和の鐘』展
"Ring the Bell of Peace in your mind."
〜あなたの心の平和の鐘を鳴らしてください〜
・主催:学習院女子大学(学校法人学習院)
・会場:学習院女子大学キャンパス
    〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
・会期:2008年10月20日(月)〜2009年1月25日(日)
 一般公開は毎週日曜日・祝日(ただし11/24,12/23・28,1/1・4を除く)のみ。
    10:00〜16:00(最終入場は閉館30分前まで)
・観覧料:無料(一般公開の入場方法はホームページでご確認ください)
・展覧会キュレーター:清水敏男(学習院女子大学国際文化交流学部教授)
          ジョン・ヘンドリックス(オノ・ヨーコ専属キュレーター)
・オフィシャルウェブサイト:
   http://bell-of-peace.boo.jp/

"Ring the Bell of Peace in your mind."
〜あなたの心の平和の鐘を鳴らしてください〜


学習院女子大学
展覧会公式サイト
オノ・ヨーコ『Bell of Peace 平和の鐘』展実行委員会Blog

最後に「今日の一品


展覧会のためにオノヨーコ氏が書いたインストラクション

何処に設置されているか探してみて下さい。
(すぐ見つかりますよ!)

実行委員の皆さんどうもありがとうございました。
紅葉の時季が終わって戸山に雪が積ることあったら
またお邪魔させていただきます。雪の中もいいでしょうねー

グレープフルーツ・ジュース (講談社文庫)
グレープフルーツ・ジュース (講談社文庫)
オノ ヨーコ,南風 椎

それでは最後に「今日の美味


さよなら大琳派展オフ二次会会場「居酒屋 鳥どり」の「鳥の天ぷら」mizdesignさんのリクエスト。天ぷら?と始めは首傾げましたが、意外や意外美味しかったです。カラッと揚がっていて脂っこくなかったのが良かったのかな。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1575

JUGEMテーマ:アート・デザイン


 オノ・ヨーコ氏のアートは、絵画のように美術館で鑑賞するという受け身のアートではなく、観客自身にその創造行為に参加することを促し、観客の心理に直接働きかけるところに特色がある。
 今回のオノ・ヨーコ『BELL OF PEACE 平和の鐘』展では、学習院女子大学のさまざまな場所を使うことで、オノ・ヨーコ氏のアートに日常のなかで触れ、作家の提示するアートを自分自身の問題としてとらえてもらうことを狙いとしている。
 世界には、多くの人々の絶え間ない努力にもかかわらず、戦争や殺戮、感染症、犯罪、環境破壊、差別などが蔓延し続けている。こうした状況に対し、オノ・ヨーコ氏は一貫して世界の平和を唱えてきた。同展では世界に向けて、オノ・ヨーコ氏による「平和のメッセージ」を送り出す。
 なお、同大では今回の国際展覧会の関連企画として、11月26日(水)18時からオノ・ヨーコ氏の講演会も開催する。入場無料。要予約。
展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

秋から冬 これから訪れるのに相応しい展覧会ですね。
Takさんの作品を挙げて欲しかったです。
欠片と落葉の重なりが良かったのに!

「Mending Pieces
カップとソーサーを直し世界を直すことを考えなさい」
なかなか厳しい難問ですね.... peaceとかけている?
panda | 2008/11/18 12:20 AM
@pandaさん
こんにちは。

先日はありがとうございました。

私の作品はほんと酷くて。。。
気が向いたらこっそり
あちらにでもアップします。

ピース掛詞のようですね。
確かに。
壊してしまったものを
元に戻すのは難しい。。。
というか無理ですよね。
Tak管理人 | 2008/11/18 7:55 AM
オノヨーコ 典型的な 金持ち思考だね 苦労知らないで
世間知らずで 育つと こういう 非現実的 未熟もの
人格が 出来上がる 普通 一般の 人達は その日暮らしが 精一杯で アートだの 平和だの 語っている暇も
金もないのだよ 私から言わせれば ただの道楽以外
何者でもないね ある テレビ 番組で オノヨーコが
アシスタント つれて来て 小道具 もって こらせて
見ている側 期待させておいて ただ 横に 線引っ張っただけで 終わった時には 司会者も 私も 唖然としたね
本人は 能書きたれていたが 私には ただの線にしか
桃子 | 2008/12/16 8:12 AM
@桃子さん
こんばんは。初めまして。
コメントありがとうございます。

捉え方は様々ですからね。
オノヨーコ氏だけではなく
アート全般についてのご感想でしょうか。

今回のこの「展覧会」は
学習院女子大学の学生さんたちが
「手作りで」手がけていらっしゃるものです。
場の雰囲気と相俟ってとても素敵な
展覧会となっています。

上京される機会がありましたら
是非足を運んでみて下さい。

今後とも宜しくお願い致します。

Tak管理人 | 2008/12/16 9:16 PM
日本人は オノヨーコだいぶ 過大評価して テレビ番組に
出演させて高い金 払っているようだが 国捨てていった
ご都合主義に 何の権利がある というか 美化して
ほめちゃ化している日本人は どう犯罪者か 奇麗事言っても 所詮は 他人の家庭破壊した 犯罪者が 親にまで
感動させられた 文無しが ジョンたらしこんで
英雄気取りは 私だけは認めない 
桃子 | 2009/02/25 7:46 AM
@桃子さん
こんばんは。

オノヨーコ氏に私怨があるようですが
こういった場所で表立って悪態をつくのは
決して好ましいことではないと思います。

再度書きますがこの企画は学習院女子大学の
生徒さんが一生懸命に作り上げたものです。
それに対して「日本人は」と十把一絡げにし
述べることは賢明ではありません。

それと短文中に「日本人は」と二度繰り返すのは
文章的にも減点の対象となります。
ましてや「勘当」を「感動」と変換ミスするなど
人のコメント欄に批判を書く人としては失格です。

人間は悪い面と良い面併せ持っているものです。
今日は機嫌がいいのできちんと対応致しますが
今後同じような内容を書き込むこと御座いませんように。
ご自身のご意見はどうぞブログでも開設し好き放題書いて下さい。
Tak管理人 | 2009/02/25 6:17 PM
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