青い日記帳 

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「国貞・国芳・広重とその時代」

太田記念美術館で開催中の
「国貞・国芳・広重とその時代 −幕末歌川派の栄華−」展に行って来ました。



昨日の記事で表参道ヒルズで開催された「ミシュランガイド東京2009出版記念イベント」を書いたのでパーティーの始まる前に太田記念美術館立ち寄ったとように思われるかもしれませんが、実際に伺ったのは別の日。観に行ったけどうだうだしていて記事を今までアップしなかっただけ。ここのところ、どうも怠け者傾向に。

更に追い打ちをかけるように、毎日書いているとパターン化してきてしまい、新鮮な面白味が欠けてしまいがち。「こんなんじゃいけない!」と思っていた頃でもありました。普段目にすることもない『ミシュランガイド東京2009』を頂戴したのは。

レストランの紹介文が思っていた以上に読み応えがあり、読み手を惹きつける表現。その店に出向き料理を口にしてみたくなるようなテンポある語り口調はマンネリ化を憂慮してた自分にとっては曇天の間から差し込んだ一筋の光のようなものでした。

大仰なことつらつら書いてしまいました。

前置きが長くなりましたが、そんな訳で今日の記事はいつもとちょっと趣向を変えて「ミシュランガイド東京」風に太田記念美術館の「国貞・国芳・広重とその時代」展についてご紹介してみたいと思います。うまくいくかな〜


歌川国芳「近江の国の勇婦於兼

JR原宿駅から表参道を青山方向へ数分進み路地を左に折れると周囲
の雑踏から逃れるように太田記念美術館はある。周囲とは一線を画
す静謐な空気に包まれる和の空間。浮世絵が海外に流出する事に危
惧を感じ昭和の初めより半世紀以上に渡りその蒐集に努め故太田清
藏氏のコレクションを一般公開する貴重な美術館。館内に入るとま
ず下足箱が。ここで靴を脱ぎスリッパに履き替えて鑑賞するのがこ
の美術館の流儀。お世辞にも広いと言えない館内だが、畳に上がり
浮世絵を鑑賞できるスペースなどを有し「時別な時間」を演出する。
この展覧会でも歌川豊国、豊広、国貞、国芳、広重の肉筆画が贅沢
に配置されるなどこの美術館のコレクションの幅広さを垣間見ること
ができる。季節感を楽しむことも浮世絵鑑賞の大きな魅力のひとつ。
1階に展示されていた歌川国芳「忠臣蔵夜討之図」などはその好例。
毎日目の肥えた学芸員が築地から取り寄せているだけのことはある。
2階展示室では歌川派の黄金期を形成した国貞・国芳・広重のメジ
ャー作品を中心に展示。幾度となく目にしている作品であっても観
る度ごとに新鮮な驚きを与えるのはいかに絵師が自由闊達に自分な
りの世界観を表現していたかの証左でもある。展示室の最後のスペ
ースには三人の絵師の「死絵(しにえ)」で締めくくられている。
太田記念美術館は海外からやって来る外国人旅行者にも人気のある
美術館。いつ訪れても一定の満足感を味わうことのできる数少ない
浮世絵専門の美術館。地下には浮世絵柄の風呂敷や手ぬぐいなどを
販売している店舗もある。「国貞・国芳・広重とその時代」展は、
11月26日まで。12月2日より「源氏物語誕生1000年記念 浮世絵の中
の源氏絵」展を開催予定(12月21日まで)。来年2009年は1月3日より
「招福扇絵展」が開催される。



歌川国芳「忠臣蔵夜討之図

うーーん、企画倒れっぽい。
自分の書いた文章じゃないな、これ。
単純にいつも通り「凄い!「良い!!」ってな具合の方がやはりお似合い。


歌川国芳「人かたまつて人になる

今回出展されていた和風アルチンボルドこと国芳の「嵌め絵」(「寄せ絵」)のようなバラバラな寄せ集め的な感想となってしまいました。

まぁ、マンネリは一応打開できた感はありますが…
これ続けるとなると窮屈。

元より展覧会や美術館に星付けるなんてこともしたくないですしね。


源氏物語誕生1000年記念 浮世絵の中の源氏絵」展
12月2日〜12月21日


招福扇絵展
2009年1月3日〜1月25日


浮世道中 膝栗毛滑稽双六 ( 英文解説付 )
浮世道中 膝栗毛滑稽双六 ( 英文解説付 )

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それでは最後に「今日の美味


Ichi-Nさんから頂戴した洋菓子舗ウエストの「リーフパイ(Leaf Pie)」
これ昔から大好物なんです!ざらめ砂糖がたまらない!!ご馳走さまでした〜


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1578

JUGEMテーマ:アート・デザイン


  役者絵や美人画を数多く描いた人気絵師、歌川国貞(1786〜1864)。武者絵や、ユーモアにあふれた戯画で知られる奇才、歌川国芳(1797〜1861)。名所絵の巨匠として、江戸の風景を数多く写し取った絵師、歌川広重(1797〜1858)。3人は、浮世絵を代表する絵師として広く知られています。またその名前が示すとおり、江戸後期から幕末にかけて浮世絵界で隆盛を誇った「歌川派」に属する絵師でもあります。
 歌川派は、歌川豊春(1735〜1814)をその開祖とし、弟子である初代歌川豊国(1769〜1825)と歌川豊広(?〜1829)たちは、役者絵や美人画、版本の挿絵などの分野で人気を得て、歌川派隆盛の基礎を築きます。今回の展示のテーマとなる、国貞、国芳、広重は初代豊国、豊広の弟子たちで、いわば歌川派の第3世代の絵師といえるでしょう。
 巨匠として並び称される国貞、国芳、広重。国貞が年長であるものの、3人はほぼ同じ時代を生き、同じ流派の中でお互いに競いあって、一流の絵師へと上り詰めました。それぞれが数多くの弟子をその門下に抱え、幕末には歌川派の黄金時代とも言える時代を生み出したのです。
 本展では前期・後期あわせて約170点の作品を展観し、移り変わる時代や周囲の環境の中で、3人が絵師としてどのように生き抜いていったのか、そして3人とともに、歌川派という流派がどのように成長していったのかをわかりやすく展示いたします。多数の錦絵を通して、江戸後期から幕末へと続く時代の雰囲気や、歌川派の隆盛の様子を感じ取っていただければ幸いです。
もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
悳 俊彦
展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

>歌川国芳「人かたまつて人になる」
この絵で、目鼻口を担当している人物の、
その背中を反らせたポーズが
なんともいえずせくしーで、
私はドキドキしてしまいます。
菊花 | 2008/11/21 12:14 AM
@菊花さん
こんばんは。

流石〜
細かい点までよく見ていらっしゃる!
以前、ここの美術館で拝見した(目撃した)
あの真剣な目つき。忘れられません。

手元にある国芳の本で
確認してみますね。
ありがとうございました。
Tak管理人 | 2008/11/21 11:35 PM
国芳って
「みかけはこわゐがとんだいい人だ」
これが強烈ですごい絵を描く人がいたんだなって。
「人かたまつて人になる」
これもインパクトありますね。

ウエストのリーフパイはね、
食べ始めると止まんないんですよね(^o^)
サッチャン | 2008/11/23 7:57 PM
@サッチャンさん
こんにちは。

国芳は幕末の絵師ですが
なんでも貪欲に取り入れ
とりあえず描いてみよう!
という意気込みが感じられます。
注目すべき浮世絵師のひとりです。

リーフパイ
あんな単純な食べ物なのに。。。
美味しいですよね〜
Tak管理人 | 2008/11/24 10:20 AM
昨日、冷たい雨のなか、岡山・津山へ行ってきました。
下記の個人美術館で、11/30まで「立原位貫展」を開催中です。
http://tsuyama-city.musicfactor.jp/tateharainui/

立原位貫(たちはら・いぬき)さんは、1951年名古屋市生まれ。
1976年より浮世絵版画の制作、研究を開始し、
江戸時代の浮世絵版画の復元、創作版画制作の分野の第一人者です。

岡山方面へお出かけの際は、ぜひ足をお運びください。
| 2008/11/25 2:19 PM
@| | 2008/11/25 2:19 PM |さん
コメントありがとうございます。

「立原位貫展」魅力的な展覧会ですね!
会期中に伺うことできませんが
こうした美術館があること
記憶にとどめておきます。

岡山、倉敷随分と行っていないなーー
Tak管理人 | 2008/11/26 8:03 AM
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