青い日記帳 

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「トレインマークの誕生」展

財団法人 東日本鉄道文化財団 旧新橋停車場鉄道歴史展示室で開催中の
第19回企画展「制定80周年 トレインマークの誕生」展に行って来ました。



父親の一眼レフを首から提げ、上野駅や東京駅のホームに次々と入線してくる特急列車の写真を夢中で撮っていた子ども時代。一番のお目当ては、特急の先頭にキラキラ光る「ヘッドマーク」!

ほどなくして、東北新幹線開業に伴い東北本線を走っていた「はつかり」等の特急電車は姿を消すことに。あの緑色の新幹線に子ども心に悪意を覚えたことも。


2007/3に金沢21世紀美術館を訪れた際には迷わず上野発の「北陸」を!

その後、上越、山形、秋田、長野新幹線など相次いで開通し、在来線の特急列車は上野駅ホームで一部常磐線や夜行列車を除き、目にすること出来なくなってしまいました。新幹線が開通する前の上野駅の華やかさと言ったら言葉に表せないほど。

尤も今でもまだ、その「華やかさ」を継続してたら、美術館目的で上野に通う今の自分はなかったかも。ヘッドマーク付きの特急列車が次第に姿を消して行くのと並行して鉄道熱も冷めていったような気がします。

そんな子供も大人も老若男女問わず(女性はそれほどでもないかな)魅了される「ヘッドマーク」「トレインマーク」の歴史を紹介する展覧会が汐留で開催されています。


旧新橋停車場鉄道歴史展示室

展示室自体は決して広いとはお世辞にも言えませんが、自動ドアが開いた瞬間、目の前にまるで春先のお花畑のような「幸せな光景」が出迎えてくれます。



目の前にある「つばめ」のトレインマークは「青大将」のもの。
特急「つばめ」青大将 とは?

自分が生まれる前に東海道本線を走っていた優等列車。伝説の名特急。
これひとつ見られただけでも取り敢えず来た甲斐あり。満足度高し。

思っていたより「厚み」があり大変重厚な作り。
脇がパカッと開く仕組みになっていたのには驚き。


青大将の名前の由来ともなった独特のカラーリングも健在。

そうそう「つばめ」といえばこんな話題も。
車内に木材、金箔…来年6月、九州新幹線に新型「つばめ」

 JR九州は17日、新八代―鹿児島中央間で営業中の九州新幹線鹿児島ルートに、2009年6月からデザインを見直した新800系「つばめ」(1編成6両)を投入すると発表した。
 「九州にしかない洗練された形」を基本概念に、内装には木材をふんだんに使用。加えて、先頭と最後尾の車両を除く4両で客室の出入り口の壁に金箔(きんぱく)を張り付け、和風にした。シートは赤色系が中心で、座り心地も改良した。
(2008年12月18日 読売新聞)


で、この調子で延々と綴っていきたいのですが、ちょっと風邪気味なので自粛

見所は他にも満載です「進駐軍専用列車トレインマーク」や鉄道デザイナー黒岩保美氏による原画など(黒岩氏は現在でもJRバスで使用されているスワローマークやグリーン車のマークを考案した方です)

またお召列車に使用された「鳳凰」がデザインされたトレインマークも。

以下、展覧会の構成と内容です(リーフレットより)

第1章 トレインマークのはじまり
国鉄(当時は鉄道省)の特急に愛称がついたのは1929(昭和4)年のことである。昭和初期の不況の時代で、鉄道利用客も滅少したため、旅客誘致の狙いもあった。
列車名は一般公募され、1・2等特急には1位の「富士」、3等特急には3位の「桜」が採用された。当時の特急は運絡船やシベリア鉄道を経由してヨーロッパと繋がる国際連絡列車でもあったため、日本を代表する名前が選ばれ、愛称は同年9月に命名され、12月には最後部にトレインマークが掲げられた。

第2章 トレインマークの復活
太平洋戦争の激化により、残っていた「富士」も1944(昭和19)年4月に廃止され途絶えてしまったトレインマークは、戦後、占領軍である連合軍専用列車からはじまった。
1949(昭和24)年9月、東京〜大阪間に特急「へいわ」が復活した。テールマークには平和の象徴、鳩がデザインされた。
「へいわ」は翌1950(昭和25)年1月から「つばめ」と改称し、由緒ある愛称とマークが戻ってきた。同じ年の5月には姉妹特急の「はと」が走リはじめ、「へいわ」の鳩のデザインをベースにしたマークが便われた。
1950(昭和25)年11周から「つぱめ」を牽引するようになった宮原機関区のC62形蒸気機関車の先頭部に円形マークが取り付けられた。これがヘッドマークのはじまリである。国鉄本社では振動の多い機関車にマークを取リ付けることには消極的だったが、現場のアイデアと意欲が先行し、その後、ほかの機関区にも広まっていった。



第3章 トレインマークが次々と
列車の愛称名が増えるにつれて、特急だけでなく、急行、準急、快遠列車もトレインマークを掲げるようになった。デザインにはそれぞれの独自性や地域性を盛り込んである。
寝台特急「あさかぜ」用に1958(昭和33)年に登蝪した新型固定編成客車(いわゆるブルートレイン)のテールマークと、電車特急のはじめ「こだま」では、車体に埋め込んだ列車名を内側から照らすトレインマークが採り入れられた。
1967(昭和42)年に「月光」でデビューした寝台電軍特急は正面が貫通式となり、列車名を印刷したフィルムを用いたロール内照式が登場した。

第4章 その後とこれから
寝台特急のヘッドマークは、昭和40年代に業務合理化のため東京発の九州特急を除いて廃止されたことがあった。さらに、一時は約400もあった列車名は1968(昭和43)年に整理統合されて滅リ、旅行形態の変化から寝台特急列車の本数も少しずつ滅少していった。しかしヘッドマークを希望する声は根強く、1978(昭和53)年に電車特急のロール式が絵入りとなった。関連グッズも多く登場し、トレインマーク人気は高まった。そして寝台特急のヘッドマークも次々に復活していった。
いまはLED(発光ダイオード)を便ったものや液晶パネルのものが登場し、さらに特定列車には専用の車両を使うことが定着したため、車体そのものに列重名やシンボルマーク、ロゴマークを描く(ラッピングする)ようになリ、トレインマークも変化してきた。
それでも、イベント列車や記念列車のトレインマークは盛んであリ、人気も高い。鉄道ファンだけでなく、一般の人々の関心と注目を集めている。


「制定80周年 トレインマークの誕生」展は2009年3月29日まで。
入場は無料です。

尚、まだ図録が完成していません。伺ったところによると来月15日以降にならないと入ってこないそうです。仕方ないな〜また行くとしますか。

「トレインマークの誕生」展 関連企画
写真募集“あなたの撮った「トレインマーク」”


『あなたの撮った「トレインマーク」』写真で、より多くの角度から「トレインマーク」の魅力を伝えることを目的としています。
 ご応募いただいた『あなたの撮った「トレインマーク」』写真作品から、展覧会監修者、主催者により、展覧会を彩る作品を選出し、鉄道発祥の地である旧新橋停車場鉄道歴史展示室の螺旋階段にあるガラスケース6箇所に、展覧会会期中展示いたします。

募集要項、応募用紙はこちら
(PDF)
応募締切:2009(平成21)年1月13日(水)※当日消印有効


最後に「今日の一枚


特急「はくたか

通常使用されている車両681系2000番台が故障した為急遽ピンチヒッターで登場した旧型のJR西日本489系。珍しい一枚。金沢から、ほくほく線を経由し越後湯沢まで。最高時速の関係で越後湯沢到着に遅れが。乗り換えの上越新幹線が待っていてくれたので、何とか上野まで帰ってこれました。2007年3月の出来事です。

こちらは今日の寂しいニュース。
ブルートレイン「はやぶさ」と「富士」が2009年3月のダイヤ改正で廃止に

 東京と九州を結ぶJRのブルートレイン「はやぶさ」と「富士」が、2009年3月のダイヤ改正で廃止されることが決まった。
2009年3月のダイヤ改正で廃止されるのは、東京 - 熊本間を結ぶ寝台特急「はやぶさ」と、東京 - 大分間を結ぶ「富士」。
 「はやぶさ」は1960年、「富士」は1964年からブルートレインとして運行を開始し、東京と九州を結ぶ交通機関の要として活躍してきた。
しかし、新幹線などほかの交通機関に利用客を奪われ、乗車率は平均4割と、1987年に比べると5分の1に減少していた。



速度礼賛の時代では少年時代の憧れでもあったブルトレもただのお荷物に…
『平家物語』でも寝ながら読もうかな〜

カラー版 さらば栄光のブルートレイン (COLOR新書y)
カラー版 さらば栄光のブルートレイン (COLOR新書y)
伊藤 岳志

九州鉄道記念館では「栄光のブルートレイン」展が開催中のようです。
〜2009年1月31日(土)


それでは最後に「今日の美味


「キリン 明治のラガー」「キリン 大正のラガー」

キリン好きとしては勿論すぐさま買って飲みました。
味の好みでいったら「明治のラガー」かな〜
でも本当は父親が昔飲んでいた苦いキリンラガーが好きなんだけど。。。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1608

JUGEMテーマ:アート・デザイン


 列車の愛称を表示するとともにより親しみやすいようにイラストを加えた「トレインマーク」。この言葉に馴染みのない方も多いことと存じます。これは、鉄道関係者や鉄道ファンを中心に常用的に使われてきた言葉で、列車の先頭部に取り付けられているマークが「ヘッドマーク」、最後部に取り付けられているマークが「テールマーク」、これらの総称が「トレインマーク」と呼ばれてきました。

 この歴史は、1929(昭和4)年9月に特急列車に「富士」「櫻」の愛称が採用され、同年11月にテールマークが制定され、12月に両列車の最後部に取り付けられたことに遡り、2009(平成21)年に80周年の節目を迎えます。

 戦後、特急・急行列車が次々と登場し、列車愛称とともにヘッドマークも続々と誕生します。運用本数や区間、車両製作技術の発達、業務の合理化など様々な要因に対応するため、マークの形状・素材、表示方法は新型車両の登場とともに創意工夫されて展開してきました。

 当初のトレインマークは手作りで、手作業で着脱されていましたが、昨今では効率化・機械化・IT化が進み、車体にLED(発光ダイオード)パネルが内蔵され多色化し、ボタンひとつで様々な表示をすることができるようになりました。さらには、特定列車に専用の車両を使うことが定着したため、車体そのものに列車名やシンボルマーク、ロゴマークを描くものもあります。また、イベント列車・記念列車への掲示機会は盛んであり、今なお多くの方々の関心と注目を集めています。

 本展覧会では、トレインマークを「列車の愛称をデザイン的な配慮を加えて表示したもの」と捉え、誕生から今日に至るまでの80年の軌跡と、マークが決定するまでのプロセス、気候、地域や列車の運行などの要素によってうまれた様々な機能の工夫などを、初出の資料を交え皆様にご紹介いたします。
展覧会 | permalink | comments(4) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

 富士、はやぶさの廃止に連動した企画なんでしょうか。図録ができる新年になったら行ってみます。情報ありがとうございました。
マンデーブルー | 2008/12/20 8:38 PM
「2007/3に金沢21世紀美術館を訪れた際」に思わず反応しました。まるびぃは地元なので。^^
それに、最後に「今日の一枚」って、最初、あれぇ?
わ、Takさん、最高の一枚ですね!!!

ここは驚かされることがいっぱい。
で、いつも心からめいっぱい感謝しています。
Takさん、ありがとうございます。
さちこ | 2008/12/21 12:08 AM
お加減、いかがでしょうか・・・。
このトレインマークの展示気になっていたのですが、
(女子ですが、こういうの大好きです!)
図録が来月以降との情報、ありがとうございます。
無料の展示なので何度行ってもいいと思うと逃しそうで、
でも来月後半くらいに行ってみようと思います。

「はくたか」は、↑さちこさん同様私の地元を走る電車なので、古い車輌のイモムシ顔、なつかしいかったです。
kero | 2008/12/22 10:17 AM
@マンデーブルーさん
こんばんは。

おっ!お好きですか!!
それはそれは。
見逃せませんよ〜

来年も図録をゲットするために今一度。

@さちこさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

まるびぃ絶好調ですね!
杉本展も観に行きたいです。

「はくたか」は入線してきて
びっくり仰天!
てっきり新型かとおもったら
いきなりこのボンネット型でした。

頑張ってほくほく線内も走ってくれました。
今にして思えば「ラッキー」この上なしです。

@keroさん
こんにちは。

お気遣いありがとうございます。
「医者」に診てもらいだんだんと良くなってきました。
明日からはなんとか大丈夫そうです。

小さな展示室ですが、もう魅力満載。
子供のころお小遣い貯めて買った
ヘッドマーク付きの記念切符なども
展示してありました!!
お正月帰省したら探してみなくちゃ。
Tak管理人 | 2008/12/22 12:35 PM
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