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「DOMANI・明日展2008」

国立新美術館で開催中の
「未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2008 文化庁芸術家在外研修の成果」に行って来ました。



今回で11回目の開催となる「DOMANI・明日展」。前回まで新宿、損保ジャパン東郷青児美術館で開催されていたものが、今年から六本木、国立新美術館へ鞍替え。

文化庁が昭和42年から実施している「芸術家在外研修(新進芸術家海外留学制度)」(将来の我が国の芸術界を支える芸術家を育てるため、若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野について研修する機会を提供する

海外で腕を磨いてきた成果を発表する場がこの展覧会。
ひも付きのお金で留学させてもあまり成果は期待できないように思えるけど、お上のやることには逆らえません。

しかし、中にはキラリと光るダイヤの原石もあるもので、例えば小林孝亘などかつて「DOMANI・明日展」で初めて目にし衝撃を受けたもの。

今回のドマーニ2008も「近年に派遣された研修生を中心に、15名の作家を紹介します。」とサイトにあったので期待に胸弾ませていったら、ら、あらら、、、



小山利枝子(2006年)さんだけかな、心動かされた作品。

だいたい看板に偽りありで「近年に派遣された研修生」なんてサイトに書いてありながら、中井貞次(1974年度)、田中信太郎(1976年度)、原直久(1976年度)、石井勢津子(1981年度)などかなり昔に派遣された作家さんも。。。確かに出展されている作品は近作かもしれませんが、これは解せないものあります。

最初に展示されている中井の作品を観ている時はさほど違和感感じなかったのですが、田中信太郎の何だか意味不明なオブジェを目にし、これどう見ても最近の作家さんじゃないだろう〜と。

で、キャプション確認したら「田中 信太郎(1976年度、アメリカ・フランス派遣)」と。羊頭狗肉。看板に偽りあり。これで前半テンション下がったままぼーと鑑賞。

「近年に派遣された研修生を中心に、」まんざら嘘ではないようですが。。。それにしてもな〜

舟越桂(1986年度)の「スフリンクス」シリーズも国立新美術館のだだっ広い真っ白な空間の中で観るとイマイチ。イマニ。イマサン。。。

舟越桂 夏の邸宅
舟越桂 夏の邸宅

庭園美術館の「夏の庭」となんて比べる間もなく、損保ジャパンで開催していた方がまだ良かったのでは?と思わせるほど。

逆にここの美術館に移ったからこそ展示が実現できた作家さんも。
駒形克哉(2005年度)や菱山裕子(2006年)など。

開発好明(2005年度)のレシートをスクラップしたノート「レシート日記」が数点を除き表紙だけしか見られない展示となっていたのは、何か深い理由でも?数十冊のノートを展示する意味分からない。次第に行為すら分かりたくなる。

山本富章(1987年度)こんな作品まだ作っていた人いたんだ〜

ちょっと前に行った展覧会。記事にするまでもないかなーと思っていたら昨夜知人と飲んでいてたまたまこの展覧会のチラシ(ポスター)の話題に。「どうしてあれ舟越桂なんでしょうね?」「客寄せじゃない」「DOMANI・明日展じゃなく、「DOMANI・昨日(明後日)展だね」等々。

来年以降もここの美術館で開催するのでしょう。展示室に負けない「パワフル」でそしてなにより「フレッシュ」な作品を次年度以降期待します!

【出展作家リスト】

中井貞次(染織)、田中信太郎(彫刻)、原直久(写真)、石井勢津子(ホログラフィー)、舟越桂(彫刻)、山本富章(絵画)、ヒグマ春夫(映像)、馬場磨貴(写真)、小林浩(絵画)、開発好明(現代美術)、駒形克哉(絵画)、伴戸玲伊子(日本画)、山本晶(絵画)、小山利枝子(絵画)、菱山裕子(立体)

今日の一枚」は特になし。
会場でばったりお会いしたYCさんが一番印象に残った展覧会でした。

「DOMANI・明日展2008」は1月26日までです。


国立新美術館 毎週曜日休館
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分

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2009年6月24日より「生誕150年 ルネ・ラリック展」開幕!

国立新美術館:2009年6月24日〜9月7日
MOA美術館:9月15日〜11月23日

それでは最後に「今日の美味


Indian Cuisine&Bar グランドダージリン」の「カレー」手前のホウレンソウのカレー大好き!ここのお店結構甘めのカレー。辛口注文して丁度いいくらい。

お知らせ

昨年このブログでも2度ほど取り上げさせて頂いた「オルガノラウンジ」(記事はこちらこちら)あのアニエスベー(agnis b.)も絶賛している若手日本人アーティストです。そんな彼らのイベントが来週の土曜日にA to Zカフェで開催されます!

オルガノラウンジAtoZカフェ

1月31日(土)
表参道のA to Zカフェにて開催のイベント「cottage vol.4」に出演します。A to Zカフェはgrafと奈良美智さんが作ったオシャレスポットです。2009年初ライブです。事前予約をしていただくとお得です。

cottage vol.4
Date: 2009年1月31日(土)
Hour: 18:00 OPEN/ 19:00 START
Venue: A to Z cafe
Charge: 当日¥2,800 事前予約¥2,500(共に1ドリンク付き)
Live: 松本 力 + オルガノラウンジ、浅野達彦グループ (浅野達彦=G、フタキダイスケ=G、鎌田将=B、臺太郎=Dr.)
Organeze: graf media gm / AKICHI RECORDS

*予約:下記要項を明記の上、件名を「cottage vol.4」とし、指定のアドレスまでメールにてお申し込み下さい。

[ 予約要項 ](1)お名前 (2)予約人数 (3)電話番号
[ 予約先 ]gm@graf-d3.com

くわしくはこちらをご覧ください。
cottage vol.4 
graf media gm 
AKICHI RECORDS 
オルガノラウンジ 

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文化庁では、将来の我が国芸術界を支える芸術家を支援するため、若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野において研修の機会を提供する、「芸術家在外研修(新進芸術家海外研修制度)」を昭和42年から実施しています。
「DOMANI(ドマーニ)・明日展」は、平成9年度よりこの制度の成果発表として開催してまいりましたが、本年度より国立新美術館に会場を移して開催いたします。
今回は近年に派遣された研修生を中心に、15名の作家を紹介します。作家はこれまでの「DOMANI・明日展」に出品されたことのない初出品の方ばかりで、特定のジャンルからでなく、美術の様々な分野から選ばれました。その作品は今日の美術状況を反映し、表現領域が多岐にわたっています。会場を15のスペースに区分し、そこで各々の作家がみずからの世界を展開します。
本展を通して、美術界の明日を担う作家たちの多彩な表現に親しんでいただければ幸いです。


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この記事に対するコメント

私はTakさんはこの展覧会は記事にされないだろうと
思っていました。

過去2回はそれなりに印象に残る作家さんもいたのですが、
今回は全体的に本当にレトロな感じでしたね。
この日ギャラリー・トークにいらしていた中井さんは、
ご友人に「この歳でもう明日なんてないだろうと
からかわれた」とおっしゃっていました。

今日の1枚のひとことに大爆笑。私も、あの暗い展示室で
Takさんのシルエットを見つけた瞬間がこの日一番の
インパクトでした。二度あることは...?
YC | 2009/01/25 11:27 AM
@YCさん
こんばんは。

先日はどうも〜
いやーービックリしました。
文句なしに一番の「収穫」です。はい。

どうしてまた今回はこんな
古めかしい顔ぶれなのでしょうね?
「アーティストファイル」と
区別しているのでしょうか。

来年はちゃんとやって下さい!
と言いたくて、思い筆執りました。
Tak管理人 | 2009/01/26 7:09 PM
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