青い日記帳 

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美術館展示品写真撮影コンテスト

図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイト「カレントアウェアネス・ポータル」にて興味深い新着ニュース発見。

Wikipediaと英米の15美術館が協同で、美術館展示品の写真撮影コンテストを開催」するとのこと。

アメリカにある14の美術館とイギリスのヴィクトリア&アルバート美術館を合わせた合計15の美術館とWikipediaがタッグを組み実施する美術館展示品の写真撮影コンテスト。その名も“Wikipedia Loves Art”

参加表明した米英15の美術館は以下の通り。

・Brooklyn Museum
・Jewish Museum (New York)
・Metropolitan Museum of Art
・Museum of Modern Art
・New-York Historical Society
・Film Society of Lincoln Center
・Carnegie Museum of Art (Pittsburgh, Pennsylvania, United States)
・Houston Museum of Natural Science (Houston, Texas, United States)
・Indianapolis Museum of Art (Indiana, United States)
・Los Angeles County Museum of Art (California, United States)
・Taft Museum of Art (Cincinnati, Ohio)
・Hunter Museum of American Art (Chattanooga, Tennessee)
・Washington DC Smithsonian American Art Museum
・Honolulu Academy of Arts (Honolulu, Hawaii)
・Victoria and Albert Museum (London, United Kingdom)
“Wikipedia Loves Art”は、リストに掲げられたものを借りたり、探したりする借り物競争・宝探し“Scavenger Hunt”(英語では「ゴミ探し」)と銘打たれており、参加者(チームも可)は、事前に各美術館が指定した複数のテーマに合致する美術館展示品の写真を決められたルールに則ってできるだけ多く撮影し、Flickrに所定のタグをつけて、所定のクリエイティブ・コモンズのライセンスにしてアップロードします。どれだけ多くのテーマの写真を撮影したかという量と、またその写真の面白さ・美しさという質で評価され、各館ごとの優勝者には賞品(無料招待券、図録等)が与えられます。また優れた写真はWikipediaの記事ページに、撮影者の氏名つきで掲載される場合もあるようです。このイベントはバレンタインデーにちなみ、2月の1か月間行われています。
日本ではまずあり得ない企画。東博や西洋美術館、国立近代美術館など常設展で撮影が許可されている美術館・博物館はありますが、そこで個人個人が撮ったものをweb上に競ってアップ公開させようなんて、まず考え付かないこと。色々と弊害や越えられない壁もあるしね。

しかも、Flickr(オンラインの写真共有サービス)を発表の場としていること。時折、Flickrを検索していると、思わぬお宝画像(自分にとっては美術館や作品の画像)と出会えることがあります。

眉を顰めるどころか、積極的にこうしたオンラインサービスを活用するところがweb先進国たる証左。「美術館展示品の写真撮影コンテスト」という発想自体でも日本ではあと四半世紀は経過しないと生まれてこなそうです。

これからニューヨーク等へお出かけになられる方。
折角の御自慢のデジカメ使いこなしイザ“Scavenger Hunt”!!

そうそう、NYと言えば「第87回 ニューヨークADC展」が現在、銀座クリエイションギャラリーG8にて開催中です(2009年2月9日〜2月27日)

11:00a.m.〜7:00p.m. 日・祝日休館。入館無料。

【関連企画】
第208回クリエイティブサロン」2月17日(火)7:10p.m.-8:40p.m.
入場無料 要予約 TEL:03-3575-6918 
ゲスト:福田敏也(777interactive)益田準也(777interactive)田中良治(SEMITRANSPARENT DESIGN)菅井俊之(SEMITRANSPARENT DESIGN)

今回の審査を担当した福田敏也氏と、インタラクティブ部門で金賞を受賞したSONY BRAVIA 「Live Color Wall Project」のクリエイティブスタッフをお招きして、受賞作品の制作裏話や、それぞれのデザイン・表現に対する考えなどについてお話しいただきます。


クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F 
Tel:03−3575−6918
写真は、2月6日まで開催していた仲條正義vs服部一成「仲條服部八丁目心中」を観に行った際に撮影したものです。

国立国会図書館ネタをもうひとつ。

WARP-国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業
インターネット上には数多くの有用な情報資源が公開されています。しかしながら、多くは頻繁に更新・削除され日々失われてゆきます。この問題に国立国会図書館として対応するため、平成14年度から、インターネット情報を文化資産として将来の世代のために保存する実験プロジェクト、「インターネット資源選択的蓄積実験事業」を開始させました。平成18年度にはプロジェクトを本格事業化させ、あわせて、名称も「インターネット情報選択的蓄積事業」と改めました。 WARPは、本事業の英語名"Web ARchiving Project"の略称です。
サイト内の「消失したウェブサイト」を覗いてみるとまだまだ数は極僅か。お上のやることですからのんびりしているのでしょうが、そうしている間にも貴重なサイトが一つ二つと閉鎖されているかも。。。

展覧会の公式サイトなど是非とも保存しておいてほしいものです。
はてなブログにあったプライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展公式ブログも今では見ることできません。

また、Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9413)のように開催しておきながら後に都合が悪くなると展覧会自体を無かったものとしてしまうようなことも防げるはず。(「青春のロシア・アヴァンギャルド」展2008/6/21〜2008/8/17終了後に贋作騒ぎが起こりサイト自体を消去。キャッシュも一時は見られたのですが、現在は跡形もない状態)

これは酷い。Bunkamuraにはがっかり。

Wayback Machine使っても発見できず。
↑これご存じない方一度試してみると「ハマり」ますよ。
信じられないことに1996年以降作られ更新されたwebsiteを隈なく保存してあります。BLUE HEAVEN開設したてのページの貧相なこと。。。思わず赤面。
企業のサイトでも個人のブログでも検索窓URL入れるだけです。

ガンバレ国会図書館!!

おまけ:世界の美しい図書館
画像を観ているだけで、本好きの方なら昇天間違いなし!

The Most Beautiful Libraries of the World
The Most Beautiful Libraries of the World
Guillaume de Laubier,Jacques Bosser

これ読みたい!早速図書館に入れてもらおうっと。
ミュージアムと記憶―知識の集積/展示の構造学
「ミュージアムと記憶―知識の集積/展示の構造学」 スーザン・A. クレイン
個的存在/記憶と集合的存在/歴史が交差し相互に作用しあうサイトとして、歴史学、人類学、美術史、ミュージアム学などのさまざまなジャンルの表象を視野に入れ、ルネサンスから現代まで、日本/中国からヨーロッパまで、時と場所を自在に越境/横断しながらポスト・ミュージアムの構造を解き明かす。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1661

JUGEMテーマ:アート・デザイン


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この記事に対するコメント

CAportalのチェック ありがとうございます。
WARPでは(UK-Japan 2008)サイトを保存するそう。

そして
Internet Achiveはすごおいんですよ。
http://web.archive.org/
(Enter Web Address)のところに
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/
入れてみて下さい。ちょっと感激しますよ

日本はまだまだ...現在は法整備中
web archiveは私たちの願い
panda | 2009/02/11 3:30 AM
@pandaさん
こんにちは。

何をやるにも遅すぎることはなく
なにも始めない方の事がよほど罪です。
国会図書館の取り組み陰ながら応援!!

Internet Achiveは凄すぎです。
自分のサイトとか恥ずかしくて
観られません。
Tak管理人 | 2009/02/12 8:01 AM
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