青い日記帳 

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「みんなが見たい優品展 パート6」

書道博物館で開催されていた
「企画展 みんなが見たい優品展 パート6―中村不折コレクションから―」に行って来ました。



伊藤若冲の「鶴図軸」が公開されると知り、JR鶯谷駅北口より歩いて5分の場所にある書道博物館(中村不折記念館)へ。

サイトによると洋画家であり書家でもあった中村不折(なかむらふせつ)が「書道研究のために収集した、中国及び日本の書道に関する古美術品、考古出土品など、重要文化財12点、重要美術品5点を含む約16,000点」を所蔵。中村不折の住まいであった場所に建てられているそうです。現在は財団法人 台東区芸術文化財団により管理運営されているとのこと。

お目当ての若冲の作品は縦長の画面に鶴が一羽。背中を向けた鶴が「何か用?」と言いたげな顔をこちらへちらりと。中々愛嬌のある一枚。
(以下は博物館の紹介文→江戸時代中期、緻密な筆使いと精密な色彩の画風で知られた伊藤若冲の水墨画作品。竹に鶴を描いている。

折しも近くの上野、東京国立博物館では若冲のこちらの作品が公開中。

松樹・梅花・孤鶴図

昨日は台東区内で2点の若冲を観たことに。
「妙心寺展」(後期)結構混雑していてびっくり。

閑話休題。

書道博物館を訪問するのは今回が初めて。
ぐるっとパスに含まれていることすら知りませんでした。。。
博物館のサイトから地図をプリントアウトしいざ。



JR鶯谷駅北口地下通路にはこんな可愛らしい絵が。

なごむわ〜このゆるさ。いい感じです。出足好調。

駅北口を出て目の前にある言問通りを横断しすぐ左折。
地図に描かれてある「華学園」の近くにこんな美術館発見!

地図
たまご美術館!!
気になる〜けどこの日は休み。残念。

イセ文化基金が毎年開催している「ハッピーイースター卵あそびコンテスト」の優秀者の作品を飾る為の美術館だそうです。

たまご美術館先を右折。一気に「アースダイバー」の世界が。
中沢新一の言うところの「湿った土地」が目の前に現れます。

地図
そう鶯谷といえばこれです。
こういった事には詳しいWikiには「法律上の立地規制などから同業のホテルが密集して営業している事が多い。」と書かれてありますが、まさにその通り!

書道博物館へ辿りつくためにはどうしても通らねばならねばなりません。ここの道以外でも。昼下がりの中途半端な時間帯にかみさんと二人でのんびり歩いているような場所ではないこと確実。

それでもホテルに囲まれた一角にはこんなお社が。
地図
八二神社

明治5年に元加賀百万石藩主、前田公がここへ移住し地名を根岸の里と称し屋敷内に築造した社殿。後に屋敷を開放した際に八二神社と改称したそうです。

画像では分かりにくいのですが、白梅と紅梅が丁度見ごろ。
足早に通り過ぎたい一画ではありますが、足止めされしばし鑑賞。

写真
ホテル街はまだまだ続きます。ここを直進!

ここまでたどり着けばもう安心?

子規庵
〒110-0003 東京都台東区根岸2-5-11 TEL.03-3876-8218

子規庵の建物は、旧前田侯の下屋敷の御家人用二軒長屋といわれています。
明治27年子規はこの地に移り、故郷松山より母と妹を呼び寄せ、子規庵を病室兼書斎と句会歌会の場として、多くの友人、門弟に支えられながら俳句や短歌の革新に邁進しました。子規没後も、子規庵には母と妹が住み、句会、歌会の世話をつづけました。


この子規庵の向かい側に書道博物館があります。
駅からたった5分ですが上記の理由から思ったよりも長く感じました。

あまり「書道博物館」らしくない外観。逆にこの街に合っています。

いくら書道に興味あれども、若冲の作品が出ていようとも付き合って間もないカップルさんや微妙な関係の人とは行かれないように。

「みんなが見たい優品展 パート6」は今日2月22日で終了してしまいました。
こちらに作品リストと多少の画像がありますのでご参考まで。

展示されていた書などの良し悪し全く分かりませんでしたが、それでも昨年「北京故宮 書の名宝展」で王羲之の「蘭亭序」と対面できたことや、出光美術館の「文字の力・書のチカラ」で少し書に関して興味関心が湧いてきていたのもあって退屈することなく拝見できました。

素人夫婦の共通した意見としては「高福墓誌銘」(高福という人物の墓誌銘の拓本。慎み深く、忠義の心に厚く、唐時代中期に優れた手腕を揮ったという。)が一番良かったかな。こういう字を書けるようになれたらいいな〜

常設展示室には玉器、陶器、瓦当、石碑、墓誌銘、仏像、亀甲獣骨文、青銅器、璽印などが数多く展示されています。書道だけではないこの博物館。一度勇気出して行ってみるも悪くないかと。

最後に「今日の一筆


常設展(第1展示室)の入口にはられた一枚の注意書き。

が入りますのでドアは必ず閉めて下さい。

猫が展示室内に入り込んだことかなりあるのでしょうね、きっと。
ちょっと見てみたい。。。

今日の一筆」次点

会期末をひしひしと感じさせる疲れっぷりがまたいい味出しています。


書道博物館
〒110-0003 台東区根岸2丁目10番4号 Tel:03-3872-2645

次回の展覧会は東京国立博物館と台東区書道博物館の共同企画
「法帖と帖学派」展

【東京国立博物館 東洋館第8室】2009年3月3日〜4月26日
【台東区立書道博物館】2009年2月28日〜4月26日

おまけ:
書道博物館から東京国立博物館までは散歩ついでに歩くのには丁度良い距離。
でも不精な自分は台東区巡回バス「めぐりん」で。



書道博物館の最寄りのバス停「入谷区民館根岸分館」から乗ると都合2回もバスを乗り換えなくては東博まで連れて行ってもらえません。運行ルート検索は日立自動車交通のサイトが便利。

3ルートある「めぐりん」は1回100円で乗れるまさに庶民の足。因みに今回のように3路線乗り継ぐような迷惑な客でも無料で「乗り継ぎ地点にて、各ルート相互に乗り継ぎができます。

乗継券

日本の書―維新~昭和初期
日本の書―維新~昭和初期

【関連エントリー】
- 「書の至宝展」 | 弐代目・青い日記帳
- 「文字の力・書のチカラ」 | 弐代目・青い日記帳
- 「北京故宮 書の名宝展」 | 弐代目・青い日記帳
- 特集陳列「中国書画精華」 | 弐代目・青い日記帳

それでは最後に「今日の美味


Mini One(ミニワン)」の「窯からチーズケーキ」と「オニオン・ベーコン
量り売りなのが嬉しい。小腹が空いた時とかにぴったり。オニオン・ベーコンはもちもちの食感。ビールのつまみとして頂きました。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1673

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この記事に対するコメント

書道博物館、初めて行った時は
曲がる角を間違えて迷子になりまして、
掃除で出て来た(?)ホテルの従業員とおぼしき方に
道を教えていただいたのでした・・・。
そうそう、猫。
中庭でやたらと見かけましたよ。
あれはドアを開けたままだと入ってくるだろうなー。
菊花 | 2009/02/23 12:36 AM
若冲と言えば
昨日最終日に行った伊丹市立美術館「山下清展」で
群鶏図模写の油絵と貼り絵に遭遇。
まさか山下清が模写していたとは・・・驚き。
帰って調べてみたら結構有名なお話なのですね。
あっこ | 2009/02/23 7:37 AM
書道博物館まで来ましたか・・・
Takさん守備範囲広すぎ!
いつもはバイクでびゅんと通りすぎてきたけど
そういえば怪しい土地でした。
縄文時代を基準に都内を巡れば怪しい土地だらけ。
ビバ!アースダイビング!
古代からきた未来人に会いたいものです。
サノア | 2009/02/23 3:34 PM
@菊花さん
こんばんは。

覚悟してでかけましたが
まさかね。。ここまでとは。
渋谷が最近落ち着いてしまっているので?
何だか新鮮に見えました。

良い経験させてもらいました。
色々と!

@あっこさん
こんばんは。

山下清と若冲ですか
なんとも言えない
取り合わせですね。
自分も調べてみます!

@サノアさん
こんばんは。

艦長ならバイクで軽快に
びゅんと飛ばして!
上野からの下り坂も
ダイビングしている感ありますよね。
アースダイバーではここ
さほど取り上げられていませんが
とっても水っぽい土地です。
Tak管理人 | 2009/02/23 7:02 PM
たまご博物館?!気になりますね〜。
takさんいつか是非レポートお願いします♪
猫もウケますね。
微妙な関係(?)の人と行くのも乙かも???
(内容に触れてなくてスミマセン!)
nao | 2009/02/23 8:06 PM
最終日の昨日馳せ参じました。
リスト見たら、「高福墓誌銘」に
◎付いてました。
篆書千字文碑も好きでした。
ご紹介ありがとうございます!
meme | 2009/02/23 9:58 PM
来年度の「ぐるっとパス」に仰天! 世の中、好景気なのでしょうか?
よこやり | 2009/02/23 10:39 PM
こんにちは
先日は本当にありがとうございました!
おかげさまで楽しい時間を過ごさせていただきました♪

ここへたどり着くのにはなかなか根性がいるなぁと思いました。
不折は洋画と戯画が好きで、本職?の書道のほうはあんまりよくわからなくて・・・
この建物はなかなか好きで、撮影させてもらいましたが、空襲にも生き残ったのがえらいなぁと感心しています。
子規の家もまた。
今度はこの近くの笹の雪や羽二重団子の店に行きたいと思います。
遊行七恵 | 2009/02/24 12:50 PM
@naoさん
こんばんは。

気になるでしょ!
ストレートなネーミングだから
余計に何かあるのでは?と期待が。

若い子が行く場所じゃーないですね。
喧嘩になります。

@memeさん
こんばんは。

やはり行かれましたね〜(ニヤリ)
書に関する知識皆無でも
ここの雰囲気と土地の持つパワーで
なんだか得した気分?にさせられます。
不思議な博物館でした。

@よこやりさん
こんばんは。

ぐるっとパス確変に突入ですね!
ますますお得になります。

@遊行七恵さん
こんばんは。

いえいえこちらこそ。
皆さん遊行さんに会いたがっていましたので
お目にかかれて大満足だったのではないでしょうか。

ここの博物館の常設展示室は
遊行さんの得意とする分野ですよね。
以前、中国国宝展ご一緒させて頂いた時
その溢れんばかりの知識に眩暈起こしました。

いつも通過するだけの駅でしたが
とっても楽しめました。色々と!
Tak管理人 | 2009/02/24 5:16 PM
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