青い日記帳 

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第12回文化庁メディア芸術祭

国立新美術館で開催された
平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭に行って来ました。


会期2009年2月4日〜15日

今年で12回目を数えるメディア芸術祭。
実際に観に行ったのは初めて。

サイトを拝見してみると、第1回目から
以下の4部門に分かれそれぞれ賞を与えているらしい。

アート部門
エンターテイメント部門
アニメーション部門
マンガ部門


過去の受賞作品(大賞、優秀賞)は、こちらのサイト→文化庁メディア芸術プラザで全て見ること出来ます。

第1回目の受賞作品に「もののけ姫」「新世紀エヴァンゲリオン」「あずみ」「MONSTER」「I.Qインテリジェント・キューブ」「ファイナルファンタジーVII」「"Soul Blade"オープニングムービー」等があり歴史を感じさせてくれます。

マンガ部門の大賞に輝いたのが「マンガ日本の古典(全32巻)」というオチまで。マンガ部門はどいうった選考基準で大賞等決められているのかとても気になるところ。ちなみに今回(12回)の大賞受賞作品は一色まこと氏の「ピアノの森



今さらどうして「ピアノの森」??とメディア芸術祭素人の自分は大勢の人でごった返す会場内でしきりと首を傾げるばかり。

さて、さて既に先週の日曜日に終了したこのお祭りの事を今さら何故取り上げたかと言いますと、今回アニメーション部門で大賞を受賞した作品が昨日、今日とあちこちのメディアで引っ張りだこ状態になっているから。

そう、その作品とは加藤久仁生氏の「つみきのいえ


昨日、第81回米アカデミー賞の短編アニメーション賞を見事受賞拍手
暗い話題が多い中、久々に心から喜べる明るいニュース。この吉報を耳にし、そう言えばメディア芸術祭で確か大賞受賞していたはず…と思い出した次第。

加藤久仁生監督の英語のスピーチにも共感。



“So heavy. Thank you very much. Thank you, my supporters,” Kato said. “Thank you, all my staff. Thank you, my producer. Thank you, Academy. Thank you, animation. Thank you my company, Robot. Domo arigato, Mr. Roboto. Thank you very much.”

今回アカデミー賞受賞したことによりDVDも、1万本以上の注文が相次ぎ、大量に追加生産されることになったそうです。

pieces of love Vol.1 つみきのいえ [DVD]
pieces of love Vol.1 つみきのいえ [DVD]

「つみきのいえ」は、映像制作会社「ロボット」(東京都渋谷区)が製作した12分4秒の短編アニメ。海面がどんどん上がってくるために、家を上へと建て増し続け、まるで「つみき」のように見える家に住むおじいさんと家族との思い出を描いた。日本語版は女優の長澤まさみさんがナレーションを担当した。第12回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門大賞や、仏アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)など数々の賞を受賞している。

「つみきのいえ」と共に外国語映画賞で見事オスカーを獲得した「おくりびと」にも心からの拍手を!!おめでとう!(広末

広末ネタ、アカデミー賞ネタはこれくらいにしておいて…第12回文化庁メディア芸術祭の会場へ再び。アート部門やエンターテイメント部門はお互いの線引き、違いが初心者故かさっぱり分からず。

とにかく人が多くて辟易してきたので、足早に帰ろうとすると「静止画部門」とやらのブースに観たことあるような「室内」が展示されていました。



そう、フェルメールの「絵画芸術」(画家のアトリエ)に描かれている空間!
一刻も早くこの場を立ち去ろうと思っていた足に急ブレーキがかかったのは言うまでもありません。キャプションには「Defragment of Field -視覚のデフラグ-(デフラグメント オブ フィールド -シカイノデフラグ-)」とありました。


東京藝術大学 大学院美術研究科2年の津島岳央氏の作品です。

たまーーにパソコンを半日使わないような日にデフラグかけたりします。しかしフェルメール作品にデフラグをかけること今まで試みたことなし。発想すらありませんでした。凝り固まった観方しか出来なくなってしまっている視覚に対し時折「物理的な再配置」行ってやること大切かもしれません。

因みにお世話になって久しい「OLDCITY's3D CG Vermeer」では、「絵画芸術」を3D化することにより違った観方を提示して下さっています。

デフラグとは 【defrag】 - 意味・解説 : IT用語辞典

この「Defragment of Field -視覚のデフラグ-」を思い起こし、こうして紹介できたのも全てアカデミー賞で広末が「つみきのいえ」と「おくりびと」がオスカーを受賞したおかげ。感謝感謝です。

しかし、この作品の前で足を止める方少なかったな〜任天堂の「Wii Fit」等には列をなしていたにも関わらず。。。「静止画部門」は他にも優れた作品多くあったので、「ゲームショー」と一緒にせずに会場を分けて開催すればいいのに。

こういったキラキラ輝く「掘り出し物」も陰に隠れてしまい勿体ないです。

最後に「今日の一枚


大混雑の会場を足早に後にし、美術館3階へ。
「見ろ人がゴミのようだ!」とムスカ大佐気分に。
眩暈がしてきそう・・・

しかし、どうしてピアノの森なのかな〜(まだ言うか)
ピアノの森 [プレミアム・エディション(DVD2枚組)]
ピアノの森 [プレミアム・エディション(DVD2枚組)]

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それでは最後に「今日の美味」


Dolcia(ドルチア)の「ティラミス
国立新美術館のレストラン風に撮影してみた。。。
ドルチアの名物はモンブランなのですが。。。またそれは別の機会に。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1675

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「第12回文化庁メディア芸術祭」は、2009年2月4日(水)から15日(日)まで国立新美術館で開催します。

アート、アニメ、映像、ゲーム、ウェブ、マンガなど、世界44ヶ国・地域の2,146作品から選ばれた作品が一堂に。11日間の会期中には、シンポジウムやワークショップ、先端技術ショーケース、学生CGコンテスト受賞作品展なども行ないます。

テクノロジーやメディアの進化とともに変わりゆく“メディア芸術”。時代を切り拓く作品を通して、未来へのつながりを体感できるフェスティバルです。


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この記事に対するコメント

広末、受賞おめでとうございます!(誤)
「おくりびと」はもう見られたのでしょうか?
来月DVDが出るそうなので、広末ファンのTakさんとしてはマストバイでしょう。
貸してくださいねー
それにしてもあのヴァレンティノのドレスは素敵でしたね。
色白の人ってうらやましいです。
ところで今の今まで「ピアノの森」と「神童」を一緒くたに考えてました(笑)
最近のマンガはわからない〜
「聖☆おにいさん」でいっぱいいっぱいですよ。
さちえ | 2009/02/25 8:04 PM
@さちえさん
こんにちは。

まだ「おきりびと」は拝見していません。
「つみきのいえ」もちょこっとだけ
さわりを目にした程度です。
DVDはAmazonで内緒で予約を・・・

さちえさんのファッション・チェックを
みごと通過できた広末ファッション。
着物ではなく敢えてドレスで勝負に出て
正解でしたね!

マンガは多すぎ。。。
Tak管理人 | 2009/02/26 7:53 AM
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