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東京都現代美術館(MOT)リニューアルオープン

リニューアルオープンした東京都現代美術館(MOT)に行って来ました。



1995年3月に開館した東京都現代美術館が約2か月の改修工事を終え、2009年3月21日にリニューアルオープンしました。

現在開催中の「池田亮司 + / - [the infinite between 0 and 1]」展のプレス内覧会に先駆けて副館長の板垣氏より今回のリニューアルについて簡単な説明がありました。

今回のリニューアルのポイントは以下の3点。

1:ミュージアムショップ(ナディッフ・コンテンポラリィ)をエントランス部分から円形の元情報コーナーへ移転。

2:レストラン、カフェの店舗入れ替え。

3:1階に化粧室を新設。


それぞれ簡単に写真でご紹介。

まずは、ミュージアムショップ(NADiff contemporary)から。


これまで特別展入口と常設展入口の間のエントランス部分にあったミュージアムショップ。特別展を観た方が、その先の常設展へ歩みを進めることをブロックするかのようにエントランスに陣取っていたショップ。

そのショップが、これまで館中央のチラシやパソコンが設置してあった円形情報コーナーへ移動。今まである意味死んでいたスペースを有効活用。



壁から床までリニューアルに際し塗り替えたのでしょうか、グレーで統一された店内は、これまでとは大きくイメージが違います。元々美術関係書籍が充実していたショップでしたが、リニューアルしてそれが更に充実度増しました。これは使えます。


お勧めはこちらの「ナディッフ コンテンポラリィ トートバック」

お値段たったの300円なり〜(安い!エライ!!)


ナディッフ コンテンポラリィ[ 東京都現代美術館 ミュージアムショップ ]
135-0022
東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館1F
TEL&FAX. 03-3643-0798


続いてレストラン、カフェ。

円形のミュージアムショップの真上に「Cafe Hai(カフェ・ハイ)」がオープン。これまでもここはカフェが入っていましたが業者さんが変わったようです。


アジアン・テイスト溢れるフードとドリンク、「花」や「植物」をテーマにしたインテリア・デザインが屋内外に広がる2階のカフェ。当館の略称「MOT」と同じ発音のMotはベトナム語で「1」を意味し、Haiは「2」を意味します。


これまでこの場所にあったカフェは絶好の休憩場所として毎回のように使いました。良い意味で殺風景で垢ぬけなかったからこそ美術館のカフェとして最適だったのですが、リニューアルされインテリアデザインも凝りに凝ったものに。

あんまりオシャレにして敷居高くしない方が宜しいかと。

こういったものは相性大事です。居心地の良さ云々よりも。
もしかしてこれから行かなくなるかも。。。

地下1階のレストランも業者が変更し店名も「CONTENT Restaurant(レストラン コントン)」に変更。コントン?混沌??


Contentとは、フランス語で「嬉しい」「満たされた」を意味する言葉です。こどもの頃に過ごした洋食屋さんには、幸せに満ちた特別な時間がありました。こどもから大人まで目を輝かせるオムライスやナポリタン!新しいレストランは、昔ながらの洋食メニューに、現在のフレンチやイタリアンの技術とスタイルを加え、懐かしくも新しい『現代洋食』を提供します。また、夜には音楽やアートにまつわるさまざまなイベントも開催される予定です。

池田亮司展レセプションがあった関係でお店は営業していませんでした。
レセプションで出された軽食がもしここのレストランのものだとしたら期待薄です。違うことを願うばかり。だって以前のレストラン、toshi館長もプッシュするほど満足度高いお店だったのですから。

お食事頂かずに判断するのは危険ですが、今の段階ではレストラン、カフェに関してはリニューアル失敗かな〜〜お食事された方の情報お待ちしています。


エントランスからの眺め。地下1階にレストランと国立新美術館の400倍は使える図書館(ここの美術書の充実度は素晴らしい!いつもお世話になっています)2階はカフェ。1階がナディッフ コンテンポラリィ.

MOT図書館

さて、最後に1階に化粧室を新設。
ここは凄い!トイレにアート作品が!!


1階に新設される化粧室の壁面には、台湾の伝統的図柄をモチーフにした作品で知られるアーティスト、マイケル・リンと、今年2月にアジアで初めて東京に旗艦店をオープンしたイタリアの高級モザイクタイルブランド「BISAZZA(ビザッツァ)」のコラボレーションによる鮮やかな壁画が設置されます。

まずは男性用。(ブログにトイレの画像載せるのどうかと思いますが一応アート作品の紹介ということで、ご了承ください)


マイケル・リン×BISAZZA (ビザッツァ)の壁画 1F化粧室男性用

続いて女性用。
(注:女性の方にお願いして撮影してもらったものです。本当だってば!)


マイケル・リン×BISAZZA (ビザッツァ)の壁画 1F化粧室女性用

マイケル・リンは2007年に東京都現代美術館で開催された「SPACE FOR YOUR FUTURE展」にてとても繊細な細い線で真っ白い壁に鉛筆で描かれた花々を描いたアーティストさんです。

こちらを入れて欲しかったけど現代美術館だから無理ですよね。

INAXが作った伊藤若冲 鳥獣花木図屏風

MOTリニューアルの記事は取り敢えずここまで。

で、ショップよりもレストランよりもトイレよりも、断然見逃せないのが常設展、MOTコレクション!!今をときめく現代作家のキラ星のような作品がずらり展示されています。今もしかして一番お勧めの場所かもしれません。

「MOTコレクション−MOTで見る夢/MOT.Field of Dreams」
3月21日(土)〜6月28日(日)

1階と3階の全フロアを使い東京都現代美術館が所蔵するお宝の数々を惜しげもなく公開。現代美術館と言っても例えば、黒田清輝、川崎小虎、国吉康雄などの作家の作品も拝見できます。必見は奥村土牛の「蓮池

また、吉田博の「東京拾ニ題」も5点公開されていました。

最初の展示室に1900年代初期の作品をまとめて展示。そして次の部屋に一歩足を踏み入れてると一瞬にして冒険家・石川直樹氏の写真作品に取り囲まれます。

注:画像は内覧会時に許可を得て撮影したものです。


国立新美術館の「アーティストファイル2009」とダブる作品もちらほら。

その他にもかつてこの美術館で特別展に出展された作品や作家さんの作品がずらりと。大岩オスカール、大竹伸朗、オスジェメオス等など。そして1階の最後ではフランク・ステラのまだ良かった頃の作品を観て3階へ。


3階展示室入口。

何やら入口付近に見馴れた作品群が見えますよね〜
そうです!内海聖史(うちうみ・さとし)氏の「三千世界


昨年ここの美術館で開催された特別展の中で個人的に一等賞を与えた「屋上庭園」(画像あり)で公開された「三千世界」がこの度めでたく東京都現代美術館のお買い上げになり、晴れてMOTコレクションとして公開されているのです。

素晴らしい〜拍手

しかも巨匠サム・フランシスと同じ展示空間でガチンコ勝負しています。それぞれの作品の「色」どうしが!やるな〜内海さん。

更に3階展示室には…

名和晃平氏のピクセル立体作品と後方のブルーの平面作品。加藤美佳さんの作品まで。なんて贅沢なんだ〜因みにちょっと目をずらすとNYでお騒がせ奈良美智氏の油彩も。

マシュー・バーニー、加藤泉、小林孝亘etc…そして締めは田中功起!

こんな美味しい常設展示観たことないでしょ。
新しくなったMOTに行かねばなりません。急いげ〜

「MOTコレクション−MOTで見る夢/MOT.Field of Dreams」
3月21日(土)〜6月28日(日)


企画展のチケットでMOTコレクションも拝見すること出来ます。是非。

東京都現代美術館| MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分
・都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩13分
・東京メトロ東西線「木場駅」3番出口より徒歩15分
・都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4出口より徒歩15分
・東京駅丸の内北口2番乗り場から都営バス(東20)「錦糸町駅前」行き「東京都現代美術館前」下車

THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART
THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART
山口 裕美

【関連エントリー】
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それでは最後に「今日の美味


「キリン 世界のKitchenから ティラミス・ラテ
「ティラミス」と聞くと反応してしまう世代でございます。ハイ。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1717

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東京都現代美術館は、3月21日(土)にリニューアルオープンいたします。
リニューアル後はミュージアムショップが移転して内装デザインも大きく変わり、エントランスから企画展示室、常設展示室へのアクセスがしやすくなります。
あわせて、地下1階のレストラン、2階のカフェは新しいコンセプトのもとでリニューアルオープン。また1階に化粧室を新設し、施設がより使いやすくなり、来館されたお客様だけでなく、近隣にお立ち寄りの方もゆったりとお過ごしいただける美術館になります。
このリニューアルオープンを記念し3月21日から31日までの期間、新たに収蔵された作品を中心に当館の豊富なコレクション作品をご紹介する「MOTコレクション」展を無料でご覧いただけます。また関連イベントでは当館の収蔵作家の中でも現在特に注目を集める若手作家4名が自身の作品などについて語るアーティスト・トークなどのイベントも開催いたします。
新しく変わる東京都現代美術館にぜひご期待ください。
お知らせ | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

ご紹介ありがとうございます。初日にと思いながらも未だ足が向いていないのですが、こちらの記事で雰囲気が掴めました。化粧室は楽しそうですね。是非利用してみたいと思います。ナディッフは収まるところに収まった感じでしょうか。確かにあのスペースは謎でした。

>オシャレにして敷居高くしない方が宜しい

前のカフェのあか抜けない感じはむしろ良かったですよね。(安かったですし。)アジアンカフェ、東博東洋館のようなのでしたらご遠慮したいところです。レストランは今度試してみます。前の施設は相方が好きでしたが、今度はどうでしょう…。

>名和晃平氏のピクセル立体作品と後方のブルーの平面作品

素晴らしいです!いつかMOTで名和展開催するべきですね!
はろるど | 2009/04/07 12:53 AM
@はろるどさん
こんばんは。

化粧室とショップの
リニューアルは大成功だったと思います。
これで特別展から常設展への動線も
しっかり確保されましたし、
あそこでちょっとしたイベントも開催可能です。

カフェに関してはがっかりです。
あれはあれで良かったと。
鑑賞した後は余計な装飾とか不要。

名和さんの展覧会良いですね!
是非とも実現させて欲しいものです。
Tak管理人 | 2009/04/07 8:39 PM
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もともと美術鑑賞が好きで、季節に一度くらいは美術館に足を運ん でいたのですが、今みたいにアートを生活の一部のように感じるよ うになったのはギャラリー巡りを始めたのがきっかけです... ギャラリーにはいろんな作品が展示されています。昔、ぶいぶい言 わしていた
現代アート徒然... | 徒然と(美術と本と映画好き...) | 2009/06/28 1:18 AM