青い日記帳 

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講演「クリスマスローズの育て方」

どの世界にもその道に精通している方はいらっしゃるもので、
クリスマスローズと言えばこの方。野田 卯一郎さん
野田園芸」のオーナーさんです。

野田氏がお書きになったクリスマスローズ
クリスマスローズ
野田 卯一郎
は無くてはならない一冊。

そんなクリスマスローズ界のカリスマ?野田氏の講演を
「クリスマスローズの世界展」で伺ってきました。
以下、簡単にその講演の内容をまとめたものです。



元々、バルカン半島のスロベニアを原生地とするクリスマスローズ。
しかも高度も高い場所(ブナの原生林の下)などに多く自生している。

北緯45度のこの地は日本だと北海道から樺太にかけての地域に相当する。
日本でクリスマスローズの栽培に適しているのは
北海道から東北または日光や丹沢、白神山地。
よって、寒さに強く、暑さに弱い植物。

東京では気候などの面で育てるのは中々難しいがそれ故、人を惹きつける魔力のようなものを持っている花。

ただし、ハーブなどに比べると、日本の庭に多い雑草にも強く丈夫。
夏の日光や暑さだけを注意することを忘れずに。
ガーデニングの本場イギリスでも、白い花を咲かせるニゲル種は夏に根腐れをおこしやすく、半分は駄目になってしまうらしい。


以下、箇条書き的に。

・この花は特に花粉が出る頃が一番美しい。
・株を強くするために種が出来る前に花柄を摘むのが良い。
・冬場に開花するので交配をサポートしてくれる昆虫類が少ない。
・人工的に同じ品種で交配してもうまくいかなことが多い。
・人工的に交配し花を咲かせたとしてもオシベがない花をつけたりする。
・種を保存する場合は乾燥を避け湿気を保つ。(靴下などに包むとよい)
・夏の暑さと雨に注意が必要。
・根腐れ防止剤(ゼオライト)や通気性の良い鉢を選ぶ。
・肥料は基本的に必要なし。やるとしたら9−10月にかけて。
・灰色カビ病などに注意。


平均気温
ベオグラード 11.8度
東 京     15.6度
平均降水量
ベオグラード 683,6mm
東 京    1405,3mm 

愛蔵版 クリスマスローズ最新花コレクション
愛蔵版 クリスマスローズ最新花コレクション
野田 卯一郎
昭和30年千葉大学園芸学部卒業後、東京杉並で花卉栽培「野田園芸」を始め、現在に至る。そのかたわら、東京都立農芸高校花卉講師、東京都西部花卉農協および荻窪園芸市場の組合長を勤める。現在は、コニファー類、クリスマスローズの栽培生産が主体。クリスマスローズは品種改良と日本の気候風土に適した栽培方法を模索している
クリスマスローズ | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

こんばんは。
野田さんの講演記事、拝見しました。
本も購入して勉強しないといけないですね・・

私の庭は長野市なので冬は厳しく、夏は暑いんです。
今植えてあるものは、とりあえずひと夏は越して冬を向かえ、
遅い春を待っている状態です。
プン | 2005/03/05 8:51 PM
@ブンさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

夏の暑さと雨による根腐れだけは
十分注意するようにとのことですが、
ニゲルとかは弱いですよね・・・
夏越せるかどうか。

冬の寒さを心配しなくていい分
夏の暑さが気になります。
今日は啓蟄。春はもうすぐかもしれません。
Tak管理人 | 2005/03/05 9:29 PM
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