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ベストアングル「阿修羅像」

東京国立博物館で連日大賑わいを見せる
興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展

展覧会の目玉は当然「阿修羅像」

興福寺国宝館ではガラス越しに正面の限られた角度からしか拝見できませんが、今回はガラス一切無し。360度ぐるりと一周好きな角度から思いきり「阿修羅像」を舐めまわすように拝見できます。拝めます。

例えば真横から。
注:画像は報道内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。
展覧会会場では撮影不可です。

羨むようなほどのスタイルの良さ。
現代の我々の目にも若干痩せすぎの感あります。

1300年前、健康でふくよかな体躯が好まれ理想とされた時代にあってこのスマートな身体はかなり異様。ましてや阿修羅もともとは闘いの神でもあります。

その細さをより一層際立たせているのが一ヶ所から3本生えている腕。
ただでさえ華奢な身体なのにそれが三分の一になればなおのこと。
阿修羅像を拝見していて腕の細さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

しかし、それでも破綻なくある意味「自然」に見えてしまうから不思議。
三本も腕があるだけで異形であるはずなのに。。。

さて、ぐるりと360度様々な角度から拝見していると、いつの間にか自分のベストポジション。ベストな角度というものが発見できるはず。

自分の場合はこのアングルが現在のベスト。

注:画像は報道内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。
展覧会会場では撮影不可です。

3つある顔のうち最も若い相をしていると言われる向かって左側の顔。
むっと口をつぐんでいる方のお顔です。

それを斜め45度背後から観るこの角度が現時点ではマイベストです。

これまで2度「国宝 阿修羅展」に足運びましたが、実は最初はこの角度ではなくやはり正面から見たアングルが一番でしたが、二度目に時間をかけ何周も何周もするうちにこの角度がお気に入りに。

次3度目ではまた好きなポジションが変化するかもしれません。
そんな楽しみも抱きつつさて次はいつ頃がいいかな〜行くの。

GW明けの7日(木曜日)が狙い目かも。
本来休館日だったのを急遽開館することになったので。



興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」
2009年3月31日(火)〜6月7日(日)
東京国立博物館 平成館(上野公園)

開演時間:午前9時30分〜午後6時
※ただし金曜・土曜・日曜・祝・休日は午後8時まで
※月曜・休館。ただし5月4日(月・祝)は開館。
※入場は閉館の30分前まで。


詳しくは東京国立博物館のサイト
もしくは阿修羅展公式サイトで。

携帯から待ち時間が分かります。


東京展終了後、九州国立博物館へ巡回
2009年7月14日(火)〜9月27日(日)

※連日1万人を超す来場者で賑わう「阿修羅展」トータル100万人突破もほぼ確実となってきたようですが、ここに来て暗雲が。。。「阿修羅展」の猛快進撃に待ったをかけるかもしれないのが、豚インフルエンザ。

国内で感染者が確認された場合には、「国内発生早期・第2段階」として規定されている対策がとられる。その段階では、国民に対し可能なかぎり外出を控えるよう要請するほか、国内発生地域での映画館、遊園地の営業の自粛勧告、不要不急の大規模集会の開催自粛、全国規模で学校の休校措置がとられるなど、社会活動を大きく制限する。

厚生労働省の規定によると国内発生早期(フェーズ4B)の段階で「外出・集会自粛の要請」が勧告されるとか。「発生地域における不要不急の大規模集会や興行施設等不特定多数の集まる活動は自粛を勧告する。

厚生労働省「新型インフルエンザ対策関連情報

勿論、フェーズ4Bで自粛勧告が出れば他の展覧会もクローズせざるを得なくなってしまいます。大型連休を前にして不穏な空気が…

単なる心配性の杞憂に終ってくれればいいのですが。。。

それでは、良い休日を!

「国宝阿修羅展」のすべてを楽しむ公式ガイドブック (ぴあMOOK)
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【関連エントリー】
- 「国宝 阿修羅展」記者発表会 | 弐代目・青い日記帳
- 「国宝 阿修羅展」 | 弐代目・青い日記帳
- 阿修羅展「八部衆像」「十大弟子像」 | 弐代目・青い日記帳
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この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1739

JUGEMテーマ:アート・デザイン

奈良・興福寺の中金堂再建事業の一環として計画されたこの展覧会では、天平伽藍(てんぴょうがらん)の復興を目指す興福寺の貴重な文化財の中から、阿修羅像(あしゅらぞう)をはじめとする八部衆像(国宝)、十大弟子像(国宝)、中金堂基壇から発見された1400点をこえる鎮壇具(国宝)や、再建される中金堂に安置される薬王・薬上菩薩立像(重要文化財)、四天王立像(重要文化財)など、約70件を展示いたします。特に、八部衆像(8体)と十大弟子像(現存6体)の全14体が揃って寺外で公開されるのは、史上初めてのことです。

 阿修羅像は天平6年(734)、光明皇后(こうみょうこうごう)が母橘三千代(たちばなのみちよ))の1周忌供養の菩提を弔うために造像して以来、戦乱や大火など幾つもの災難を乗り越えてきました。1300年の時を超えて大切に守り伝えられた、日本の文化といにしえの人々の心に触れる機会となれば幸いです。また、橘夫人(たちばなぶにん)の念持仏(ねんじぶつ)と伝えられる阿弥陀三尊像(国宝、奈良・法隆寺蔵)も特別出品いたします。
その他 | permalink | comments(11) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

そうか、こういうところにも大きな余波が及ぶわけですね。
確かに欧州でも罹患者はでてますが、おしなべて軽症です。
重症患者が出てるのはメキシコ国内のみ。
皆さん、ニュースは気をつけて。

阿修羅と関係なくて申し訳ありませんでした。
(どうせ見られないもーん、とすねぎみのワタクシ@笑)
OZ | 2009/04/29 6:11 AM
こんにちは。
阿修羅は二回見ましたが、やはり後ろと三つの顔がきちんと見られるというのはよいですよね。

豚インフルエンザは関係ないなあと思ってたのですが、展覧会中止になると相当なダメージです。

なんとか終息しますように。
あおひー | 2009/04/29 8:35 AM
わぁ〜、ありがとうございます、Takさん!

また近くで阿修羅を拝見できました。
私も2度会いに行きましたが、ただ、もう夢中で・・
マイベストのアングル考える余裕ありませんでした。
3度目は心に余裕、身体は機敏で阿修羅にお会いしてきます。

豚インフルエンザがこれ以上広がらずに、もっとたくさんの人が阿修羅に会えますように・・
Takさん貴重な写真とお話、ありがとうございました。

小太郎 | 2009/04/29 9:00 AM
Takさん、お久しぶりです!
すっかりご無沙汰していてすみません。(汗)
この阿修羅像、今年2月に奈良の興福寺で
観てきました。(でも、私のブログでは特に
レポしてないのですが・・・汗)

興福寺では残念ながら、360度ぐるりと観れなかった
のですが(涙)、休日にもかかわらずそれなりに
ゆっくり鑑賞できましたよ♪
東京ではすごいことになっているんですね!

国宝だけあってお顔も上品だし、作りも繊細で、
ほんとスリムでびっくりでした。
1300年前の物なんて、ひたすら驚くばかりでした。。。
Takさんみたいに何周もぐるぐる回って、私もベストポジションを見つけてみたいです。(笑)

こういう系統のものとしては、昔やはり上野で観た
「鑑真和上像」を思い出します。
何だか素晴らしいものを観ると、言葉を失いますよね。。。
この阿修羅像もガラス越しじゃなく、見たいものです。

先日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、この
阿修羅像を奈良から、上野まで運んだプロの方を拝見したのですが、とても感動しました。
素晴らしい展覧会を陰から支えている人がいるんだなぁと実感できました。

うわっ、久々なのに長くなってすみません。(汗)
また、おじゃましますね♪

<追伸>豚インフルエンザ、ほんと心配ですね。。。
Anna | 2009/04/30 8:32 AM
こんにちは

阿修羅をはじめ、会場内の照明は、一度すこし変えています。

阿修羅像は、7パターンくらい時間変化するシーンも組みましたが、一般公開では無理ですね・・・
そのうち機会があればどこかで発表します。

展示照明は、会期中にもうちょっと手直しする予定ですが、時間延長と休日返上での開館なので、落ち着いて調査・作業する時間も無い事情で。。。

おすすめは、やはり鎮壇具です。
図録や写真では、あの迫力は感じられないので。
SHISEI | 2009/04/30 11:51 AM
@OZさん
こんばんは。

ただの杞憂に終わればいいのですが。
煽るようなことするつもりはありませんが
突然自粛要請が来たりしたら。。。
GW中にあちこち展覧会でかけたいので
困ってしまいます。

新型インフルエンザに負けるな!

@あおひーさん
こんばんは。

ま後ろからのお姿はもうあり得ない姿で
あるはずなのに「自然」なんですよね〜
不思議と。

新型インフルエンザについて調べていたら
なんだか心配になってしまったので。。。

@小太郎さん
こんばんは。

>心に余裕、身体は機敏

私もこれに倣います。
どうしても心が急いてしまいます。
元々ミーハー気質なので仕方ないのですが。。。

展覧会を開催するには信じられないくらい
大勢の方のご努力があります。
それがインフルエンザの所為で頓挫してしまうのは
残念で残念で仕方ありません。
そうならないように祈るばかりです。

@Annaさん
こんばんは。
ご無沙汰しております。こちらこそ!
コメントありがとうございます。

興福寺で拝見するのとまた
全然違いますでしょう。
この「阿修羅展」が終了すると
興福寺へお帰りになり
特別展示されるそうです。
それもぜひ拝見したいものです。

かなり怪しい人物ですよ。
会場で相当ぐるぐるしていましたかね。
チビクロサンボのようです。

来年は東大寺展だそうですが
一体今度は「何」がやってくるのやら。

日通さんもまたプロの仕事
見せどころですよね。
大仏以外だと。。。
正倉院のお宝は無理かな〜

5月下旬に大阪方面に出張予定です。
では、では!

@SHISEIさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

やはり照明を変えていらしたのですね。
内覧会で拝見した時と違って見えたので。

>阿修羅像は、7パターンくらい時間変化するシーンも組みました

それは凄い!
いずれか是非拝見させて下さい。

鎮壇具は美しかったです。会場でひと際。
確かに図録では無理ですね。
後ろから懐中電灯でもあてないかぎり。

連休中もお忙しいかと思いますが
お邪魔させて頂きます!
Tak管理人 | 2009/04/30 6:30 PM
Tacさん、はじめまして〜〜
小太郎さん経由で、mixiの日記にブログをリンクさせていただきました。とても素晴らしいご紹介ですね。
ありがとうございました。
昨日阿修羅さまに会いに行きましたが、「ことばはいらない」そんな感じがしました。

ベストアングル・・このブログを拝見してからこの角度から心を入れてみてみました。私は反対側のお顔の方からがベストアングルかもしれません。
見る人によって違うからこそいいのでしょうね〜
夢見心地・・今日もこの状態。
もう一度会いに行きたいと思います。
yuuki | 2009/05/01 7:53 AM
こんにちは。
 私も2回観にいきましたが、ベストアングルについては考えませんでした。
 ただ、正面の顔、特に目もとをよくよく見て、夏目雅子風だなと思いました。どっちが先かは別にして。
 それから、やはり正面から見るときに、自分でも合掌してしまいました。きっと魂は抜いてあるのだろうけど、なんとなくありがたくって。
 NHK「プロフェッショナル」という番組に阿修羅搬送があったようですが、同行した方から展覧会の入場を待つ行列に私たちが映っていたといわれましたが、再放送でも見るつもりです。
 よく興福寺の展示とどう違うのかと人から訊かれるのですが、東博の展示についてはいかがでしょうか。皆さんのご意見をおうかがいしたいものです。
パレット | 2009/05/01 9:41 AM
@yuukiさん
こんにちは。はじめまして。

日記でのご紹介ありがとうございました。
yuukiさんの日記を読まれて東博へ
足を運ばれる方増えるのでは?

反対側のお顔も良いですよね〜
もともと浮気性なので
ひとつに絞るの難しいです。

連休中は沢山の方に拝まれ
阿修羅さんも大忙しでしょうね。
今後とも宜しくお願い致します。

@パレットさん
こんにちは。

夏目雅子さん似だとは
よく言われますよね。
私も他の方から言われ
なるほど尤もだなと。

阿修羅像は運搬するだけでも
大変だったようですね。
単に手が6本あるとかではなく
本体自体が「軽い」ので
破損の心配も。。。

興福寺の展示は国宝館に
どかっと並べてあるだけです。
Tak管理人 | 2009/05/02 9:18 AM
Takさんお久しぶりです、マチオです。
ここの所、美術展から遠ざかっていたので、
阿修羅展楽しみに行ってきました。
が…平日にも関わらず90分待ちには驚き(*_*)

でも阿修羅像観てきました♪
私もTakさんと同じで左のお顔が大好きです。
第二会場の四天王も衝撃的でした。
待った甲斐があった阿修羅展。
観れて良かったです。
マチオ | 2009/06/06 11:23 AM
@マチオさん
こんにちは。
ご無沙汰しております。

平日でその待ち時間!
あり得ませんね。
薬師寺にせよ阿修羅にせよ
お客さん集めますね〜

待たされても拝見するだけの
価値十分にありますよね。
第二会場も本来なら
あれだけでも凄いことです。
Tak管理人 | 2009/06/06 5:27 PM
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