青い日記帳 

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ドレミはにわ

東京国立博物館、本館地下にある「危険な場所」
東京国立博物館 ミュージアムショップ。



平成館や表慶館で特別展を拝見した後、そのままお帰りになってしまう方大勢いらっしゃる方、勿体ないですよ〜本館こそ東博の東博たり得る場所。

連休初日5月2日も「カルティエ展」「阿修羅展」と拝見した後、本館へ。

本館2階では「平成21年新指定国宝・重要文化財」が5月10日まで公開中。
「平成21年新指定国宝・重要文化財」が凄い。

通称「合掌土偶」
国宝 土偶 青森県八戸市風張1遺跡出土
縄文時代・紀元前15〜紀元前10世紀 青森・八戸市蔵

「阿修羅立像」の謂わば先輩に当たる「合掌土偶」
これを同じ東博の敷地内で拝見出来るのですからそりゃ〜もう。

奇蹟ですね、これが残っていること自体。他に例がないそうですから。
合掌土偶が腰かけている特製「イス」もジーと見ちゃいました。
身体に超フィット!こんなイス自分も欲しいなら〜と。

岩佐又兵衛勝以の「弄玉仙図」も伊藤若冲の「菜蟲譜」も展示。
作品リストちら見しただけでも立派な特別展であること間違いなし。

これタダですからね、拝見するの。観ないで帰る手はありません。

平成館から連絡通路を経て本館へ入れば道すがらこんな作品にも出会えます。
 
橋本雅邦「竹林猫」と 速水御舟「萌芽

近くの芸大美術館で開催中の「尼門跡寺院の世界展」を彷彿とさせる一枚。

シダや泰山木が茂る中にぽつりと一人佇む尼僧。
ルソーの作品?と思いきや御舟によるものとは!

他にも下村観山の「春雨」など見逃すこと出来ない作品もさりげなく展示。


ココからが本番。

まぁ、こうして常設展の作品だけでも十分満腹になれますが、ここで帰ってしまってはいけません。最後の仕上げに本館地下の「東京国立博物館 ミュージアムショップ」へ危険を承知で向かわねば。

他の博物館での特別展の図録や関連書籍が充実しているのはお墨付き。ここでなければ古本探すしかないくらい。本好きな自分には非常に危険なエリア。

書籍以外にも注目なのが、様々なオリジナルグッツ

その中でも目下大ヒット中なのがこちら。

その名も「ドレミはにわ

何というゆるい商品、それに輪をかけたようなゆるゆるのネーミング。
良いです。最高!

中国に下請け出しているわけでもなく、全て国内で生産。
ひとつひとつ手作り、釉薬も手塗りだそうです。
(しかしこの発注受けた窯元さん驚いただろうな〜)

だから商品によって色ムラがあったり
若干顔つきが悪いヤツもいたりします。



肝心なこと書き忘れました。。。
この「ドレミはにわ」の正体は…です。

「展示室では吹かないでね」のポップが滅茶滅茶キュート。


一個945円(税込)
上手く左目、右目、口、ヒモを通す穴(二か所)の合計5つの穴を指で押さえるとドレミファソラシドの音階が出るそうです。


連休の真っ只中いい大人が「ドレミはにわ」の音出しに精を出すというのもなんですが。。。こりゃ楽しいや。

部屋で吹いてると、オカメインコの「マル」も反応。

オス同士お互い研鑽積もうではないか!

ドレミはにわ」本館地下の「東京国立博物館 ミュージアムショップ」で是非探してみて下さい。陳列棚にも注目!


合掌土偶」ならぬ「合唱埴輪

お後がよろしいようで。

【関連記事】
こちらも売っています!→立版古(tatebanko)


書籍コーナーでの一押しはこちら。
以前紹介した本の続編です。
続 博物館学Q&A―博物館・美術館のウラ・オモテ〈2〉
続 博物館学Q&A―博物館・美術館のウラ・オモテ〈2〉
清水 久夫
今まで誰も書かなかった博物館・美術館のウラ・オモテ第2弾!美術館学芸員としての長いキャリアを持つ筆者が再び書き下ろすこの一冊!知れば知るほどおもしろい日本のミュージアム事情を徹底解明します。

追記:
いつもお世話になっている鼎さんからの情報。

「若狭徹 著『もっと知りたい はにわの世界 古代社会からのメッセージ』(東京美術)
埴輪の入門書、埴輪全般を扱った本としては、良い本だと思います。」

(詳しくはコメント欄で)

もっと知りたいはにわの世界―古代社会からのメッセージ (アート・ビギナーズ・コレクションプラス)
もっと知りたいはにわの世界―古代社会からのメッセージ (アート・ビギナーズ・コレクションプラス)
若狭 徹

東京美術さん、埴輪まで。。。手広いな〜


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この記事に対するコメント

> ドレミはにわ
真っ当な埴輪の話かと思ったら...

現在、平成館1階 考古展示室で、特集陳列「古墳時代の人々─人物埴輪の表情と所作─」をやっています。そこそこの数が展示されています。
人物埴輪の表情は、なかなか可愛いものがあります。

ついでに
若狭徹 著『もっと知りたい はにわの世界 古代社会からのメッセージ』(東京美術)
埴輪の入門書、埴輪全般を扱った本としては、良い本だと思います。
買ってしまいました...
東京美術は、「すぐわかる」シリーズ以外にも、「もっと知りたい」シリーズもあってビックリでした。こちらは、宗達、光琳、抱一、雪村、蕭白、若冲等の本もあります。ミュージアムショップで扱っているかどうかは確認していませんが...

と言う事で、平成館1階 考古展示室は、「特集陳列」+「常設の埴輪と古墳祭祀・形象埴輪の展開 」で

ミレドミレドはにわ

です。(そんなでもないか...)
鼎 | 2009/05/06 12:26 AM
ちょっとTakさんマジ!?
このハニワ、あのミュージアムショップに勤めてる友達が
企画して作ったのよ〜!
最初プラスチックで作ってたんだって。
そしたら素焼きしても値段かわらないっていうから
焼き物にしたらしい・・・ぷっ

しかも音が変わるのは偶然だそうです。
最初は普通のフエ作ったんだけど、目や口に穴あけたら
オカリナになった〜!と喜んでました。

ウチのカメブログでも、釜からでてきたばかりのハニワ
載せてあります。
http://geoblog.seesaa.net/article/117379380.html
サノア | 2009/05/06 12:53 AM
ハニワ可愛いなあ^^ 私はここで鳥獣戯画の兎のストラップを買って愛用しております。老猿も使ってたんだけど、壊れちゃって。。。

ここはハニワとか土偶も結構入れ替わりがあるようで、コレクションの質と量は底知れないですね。
21世紀のxxx者 | 2009/05/06 12:54 AM
楽しく拝読させていただいております。 

笛とぬいぐるみと迷いに迷って娘はぬいぐるみを購入いたし(正しくは、母は購入させられた)ました。 
オカリナを操って娘に見せびらかす決心をいたしました。
moli | 2009/05/06 2:50 AM
合掌埴輪は おじ様の強さと哀愁が感じられる味のある作品ですね。人間くささがこの埴輪の魅力ように思えます。
さっき人にプレゼントするつもりで作った蒸しパン おかげさまで 美味しくふっくらと出来上がりました。これは関係ないお話でした。
hidamari | 2009/05/06 4:01 AM
こちらのミュージアムショップは
息子の為に歌舞伎の本を探す為に
いつも愛用しています。
息子が一緒だとついつい壊れ物のエリアは
近寄らないようにしているので
全然気づかなかった!
今度ぜひみてみます。

せいな | 2009/05/06 6:02 AM
マルくん、相変わらず可愛いですね!!!
ウチのオカメも笛を吹くとつられて歌いだしますよ。

東京国立博物館のミュージアムショップはたいそうキケンな場所です。
手ぬぐいも新柄出る度つい買っちゃうし・・・(汗)
えりり | 2009/05/06 7:36 AM
カルティエの後、いつもはパスしてしまう考古展示を久しぶりに見て、しかもショップにも寄って、笛、かなり惹かれました。ぬいぐるみをぷにぷにしながら埴輪いいなぁ〜と。
常設もいつもながらよかったのですが、カルティエで予想外に時間を使ってしまい、常設はかなり駆け足でした。
marco | 2009/05/06 7:56 AM
ドレミ一気(飲み)を連想、
背丈の違う埴輪が順に並べられている展示を想像。
…ぜんぜん違いました。

合掌土偶、観てきました。5/2に。
8世紀の仏像も紀元前の土偶もす〜ばらしい。
KAN | 2009/05/06 9:39 AM
@鼎さん
こんにちは。

すみません、、、ふざけた記事で。
合掌土偶にいたく感動してしまったもので。
それにこのショップの埴輪にも!

東京美術出版さん手広いですね〜
埴輪まで!
早速拝見してみます。

宗達や若冲などは持っているのですが
これはノーチェックでした。

そうそう、ゴーギャンも良かったな〜

@サノアさん
こんにちは〜

そうなんですよねーーー
ショップで勧められてしまって。。。

焼き物というのがミソですよね。
艦長のブログに載っている
写真も見せてもらいました。
彼女から直々に。

売れているそうです。これ。
この夏はこれ首から提げて
街中を闊歩!?

@21世紀のxxx者さん
こんにちは。

東博のコレクション一生かかっても
観きれないでしょうね。
ふと気が付いた時に東博へ行ける幸せ。

@moliさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

形が形ですから上手く音階にそった
音を出すのは難しいですが
ただ吹いているだけでもいい感じです!

@hidamariさん
こんにちは。

今月10日までと展示期間は短いですが
見ておかないと後悔するものばかり。
欲を言えば「菜蟲譜」が全部観たかったです。

@せいなさん
こんにちは。

折り紙から仏像までほんと
幅広い本が取り揃えてありますよね。
都内の大きな書店さんでもあそこまで
品揃え充実しているお店まずないかと。

ミュージアムショップは宝の山です。
是非是非!!

@えりりさん
こんにちは。

マルも喜んだのか
怖がったのか分かりませんが。。。
意外と高音がでるのでマルも即座に反応。

阿修羅展のショップは…でしたね。

@marcoさん
こんにちは。

笛チェックされましたか〜
おかしいですよね。
こういうへたれグッツまで
幅広くあるから面白く病みつきに。

カルティエ展二度目でしたが
かみさんが一緒だったので緊張しました。

@KANさん
こんにちは。

2日だと同じ日ですね!
しばらく外のベンチでぼーーと
していたのでもしや。。。

阿修羅展も思っていたほど
お客さんがいなくて肩透かし。
3体お帰りになったのは大きい?
Tak管理人 | 2009/05/06 1:50 PM
こんばんは。
阿修羅展をぎりぎりまで見ていたので、ショップをゆっくり見る時間がありませんでした。ハニワはぜひ次回ゆっくりとチェックしたいと思います。

>「合掌土偶」ならぬ「合唱埴輪」
に座布団2枚!
キリル | 2009/05/06 11:05 PM
初めまして、いつも大変参考にさせていただいてます。
今回はちょうど見たいと思っていた「竹林猫図」の展示を
知り観に行く事が出来ました。ありがとうございます。

ついでにドレミはにわも購入してしまいました。
これからも楽しい情報よろしくお願いいたします。
ネコナデ | 2009/05/06 11:51 PM
@キリルさん
こんばんは。

ドレミはにわ、写真でみるよりも
さらにキュートです。
こころ動かされなうようご注意。
こうして机の上に色々と
たまってしまいます。。。

@ネコナデさん
こんばんは。初めまして。
コメントありがとうございます。

「竹林猫図」のネコちゃん
ちょっと変わったポーズですよね。
色合いもほんわりと淡く何だか不思議な絵です。

はにわ買ってしまいましたか!!
まだ中々上手く音出せません。

これからもどうぞよろしくお願い致します。
Tak管理人 | 2009/05/07 6:32 PM
どうもどうも〜。
TAKサマにドレミはにわを押し売りした東博ショップスタッフであります。
記事にしていただいて感謝感激!
スタッフ一同、大喜びです。
ドレミはにわを手にしたちびっこが大きくなっていつか教科書で埴輪と出会うときに歴史を身近に感じてもらえたらいいなと思うのです。博物館のお庭でぴーぴー吹いてるお子さんを見たときは泣きそうになりました。
また遊びにいらして下さいませ!
次はどんなもの作りましょうかねー。うひゃひゃ。
CHI | 2009/05/08 10:18 PM
@CHIさん
こんにちは。

押し売りなんてとんでもない!
あれはよいものです。
企画立案された方にお会いしたいくらい!?

博物館の庭であの笛吹く。
いい「絵」ではないですか〜
スタッフ冥利につきますね。

毎回必ず顔出しています。
見つからないように。。。こっそりと。
Tak管理人 | 2009/05/10 11:11 AM
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速水御舟《萌芽》ほか(東博平常展) | アトリエ・リュス | 2009/05/06 11:05 PM