青い日記帳 

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東洋館休館

国立東京博物館、入場門を入って右手にある東洋館。



東博にある本館、平成館、表慶館、法隆寺館、そしてこの東洋館の中で、正直最も立ち寄る回数が少ないないのが東洋館です。

その東洋館が今日(6月7日)までで一旦クローズし、「2009年6月8日(月)より当分の間、耐震補強工事のため休館いたします」とのこと。縁が全くないわけではなく、それなりにお世話になっているし、想い出も無いわけでもありません。

人間おかしなもので、無くなる、観られなくなると思うとどうしても、最後だけでも拝見したくなるもの。東京発の寝台列車が3月のダイヤ改正で姿を消したその日、大勢のファンでいつもはひっそり閑としている東海道線のホームに黒山の人だかりが出来たのはまだ記憶に新しいこと。

東洋館出入り口
阿修羅展の喧噪と行列が嘘のような東洋館のエントランス。

「これからしばらく中へ入れなくなる東洋館を一目この眼に焼き付けておこう!」色々お世話になったし。。。ということで、阿修羅展の最終日である今日、東洋館見学をメインに東博へ。

昭和43年(1968)に開館した東洋館は、緩やかな勾配の切妻屋根、正面の柱列、周囲にめぐらせた庇を兼ねる大きな広縁など、和風の外観が印象的な建物です。

建設は谷口吉郎。内部は吹き抜けになっており、1階から3階まで、半階ずつ上って順次展示室をめぐるユニークな空間構成になっています。


※東洋館(アジアギャラリー)は、2009年6月8日(月)より当分の間、耐震補強工事のため休館いたします。東洋館休館中は、2009年8月4日(火)より表慶館などで代替の展示を行います。



内部は吹き抜けになっており、1階から3階まで、半階ずつ上って順次展示室をめぐるユニークな空間構成」が今の時代仇となり、車いすで来館される方やお年寄りの方には苦労を強いる展示室のつくりとなっています。中二階構造の展示室構造は確かに自分でも不便を感じます。

【各階展示案内】
3F「朝鮮・西域の考古・美術」
M3F「中国の書籍・中国の絵画」
2F「中国考古・工芸」
M2F「東南・南アジアの美術と考古エジプト・西アジア」
1F「インド・ガンダーラ・中国の彫刻」
B1F ?


昨日リニューアル前の最後の東洋館内部を撮影して来きました。
それぞれ写真はクリックすると拡大します。


1階展示室。開放感のある唯一の空間。


1階から中2階に上がる階段。


M2F「東南・南アジアの美術と考古エジプト・西アジア」エジプトのミイラや神聖な鳥・アフリカクロトキまでフツーに展示されているのが東洋館の凄いところでもあります。


M3Fから3Fへは右の階段から。
この部屋には中国考古学。そしてお隣の部屋には中国絵画と書跡が!


M3F階段付近から階下を見下ろすとこんな様子。

昨日、東洋館の方に伺った話では耐震補強工事のため少なくとも2年は休館するとのこと。(今日、SHISEIさんからの情報では3年はかかりそうです)。わがままなもので休館して観られなくなると思うと惜しいな〜と思うもの。3年なんてあっという間!とは思いますが。。。

耐震補強工事と間違いなくバリアフリー化も同時に行われるはずです。
新・東洋館どのようにリニューアルされるか楽しみ楽しみ。

現在の東洋館の地下1階は閉鎖され展示がなされていませんが、かつては地下の展示室でエジプト展など特別展も開催したことありました(たぶん)リニューアル後の地下展示室がどう利用されるのかも大変興味関心があります。

最後に昨日の午後2時くらいに撮影した東洋館です。


真横から見るとそのすらりとした美しさ際立ちます。

【関連エントリー】
- 「インド・西アジアの染織」 | 弐代目・青い日記帳
- 特集陳列「中国書画精華」 | 弐代目・青い日記帳


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http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1779


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この記事に対するコメント

案外、安普請だそうですよ。研究員の方からうかがった事があります。
同じ敷地にある建物を、親子で、設計させるかなぁ、とも言ってました。(法隆寺宝物館)
鼎 | 2009/06/08 1:01 AM
僕のブログに書き込みありがとうございました。

耐震数値が、やや低かったため、本格的な展示改修には予算がつかず、
これまでほとんど手を加えずにきました。

まだ、この先は?ばかりですが、とりあえず3年ほどは閉館いたします。
今後もどうぞよろしく。
SHISEI | 2009/06/08 1:04 AM
Takさん、こんにちは。
お勧めいただい国立国際美術館の『杉本博司 歴史の歴史』行ってきました!

今まで観たことないタイプの展覧会だったので、とても面白くて、勉強になりました。
今度は、京都に遠征したいと思います♪

オフ会、されたんですねー。
いいなぁ、機会があれば、是非また参加させて下さいね。
オフ会レポ楽しみにしてますね♪

東洋館、気付きませんでした。(汗)
いつも、平成館・本館・表慶館ばかり行っているような。。。
Anna | 2009/06/08 9:10 AM
阿修羅展、最終日も混んでましたねえ。
東洋館といえば、外側正面向って右側の階段下。
あの階段下のスペースってなんだったのでしょう。
外から見ると、東洋館の地下1階ってレストランがあったようにも見えます。
階段下のスペース、これを期に何かおもしろい事をしてもらいたいなあと思った次第です。
まだまだ東博は不思議なところがあるようで楽しいです。
dozo | 2009/06/08 12:39 PM
@鼎さん
こんばんは。

東洋館のスタッフの方が大変親切で
色々とお話聞かせて下さいました。
数年後のリニューアル楽しみです。

@SHISEIさん
こんばんは。

いえいえ。
阿修羅展最終日だったもので
お疲れ様の意味も込めて。

3年は随分とかかりますね。
バリアフリー化もなさるとのこと。

染付展などの東博オリジナル展覧会
増えるかもしれませんね。期待しております!

@Annaさん
こんばんは。

杉本博司展良かったでしょうーーー
自分は結局行けずじまい。
インフルエンザ憎しです。

オフ会は想像以上に多くの方に
お集り頂き大盛況でした。
特に2次会。。。

東洋館の仏像や焼き物など
修復期間中本館等で拝見できるそうです。

@dozoさん
こんばんは。

階段下のスペース。
東洋館は実は地下1階にも展示室があります。
かつては特別展も開催していました。
今はクローズ状態。倉庫なのかな?

リニューアル後はここをどう活用されるのかも
楽しみですね。小さな企画展とか軽く開催する
スペースはありますからね。
Tak管理人 | 2009/06/08 8:40 PM
こんばんは。改めまして昨日はありがとうございました。

東洋館、休館はかなり長そうですね。
いつも静かな場所だっただけに、再開後はどのようになるのかなと思います。

>地下

それは知りませんでした!
とするとあの空間は相当大きいのですね。

なお別記事になりますが、拙ブログ上でリンクさせていただきました。宜しくお願いします。
はろるど | 2009/06/08 10:18 PM
しまったー、閉館前の東洋館行き損ねた・・・。
私は法隆寺館よりも東洋館の方が
足を運んでいる回数多いです、たぶん。
1階のインド・ガンダーラ・中国の仏像系、
中2階?の鼎や銅鏡などの青銅器系が、
誘惑の元でして。
青銅器など素っ気なく展示してあるくせに、
妙に親切な解説がついていたりしてツボなのでした。
菊花 | 2009/06/09 11:26 PM
@はるろどさん
こんばんは。

こちらこそありがとうございました。
慌しく準備した割には
滞りなく終了でき良かったですね。

地下は…随分と使っていません。
かれこれ20年近くなるかも。
今は倉庫になっているとか。

でもちゃんと階段は残っていたりします。

@菊花さん
こんばんは。

中国人のスタッフの方が
いらっしゃるのだと思われます。
かなり専門的な突っ込んだ
内容確かに解説されていますよね。

私は専ら絵画中心ですが。
リニューアルしてどう姿を
変えるか今から楽しみです。
Tak管理人 | 2009/06/09 11:45 PM
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東博の「阿修羅展」が昨日、無事終了した。94万人もの来場者。 あの修羅のお立ち台に94万人の足跡が!
阿修羅よ | あべまつ行脚 | 2009/06/08 4:06 PM
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