青い日記帳 

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「ポール・ゴーギャンの世界」

NHK放送センタースタジオパークギャラリーで開催中の
NHK教育テレビ50周年「ポール・ゴーギャンの世界」に行って来ました。


ゴーギャン展公式サイト

竹橋、国立近代美術館で開催中の「ゴーギャン展」の関連企画展示。
たまたま渋谷に行く用事があったのと、「我々はどこから来たのか〜」をモチーフにして現代を捉えた浅井愼平さんの幅5メートルの大作写真があると伺いちょいと足を延ばしNHKまで。

「NHKまで。」と思い立ったのはいいけど、通り過ぎたりすること数えきれぬほどあれども、目的地としてNHKスタジオパークまで出向いたのはこれが初めて。ちょっとワクワク。


「NHKをまるごと楽しむ放送テーマパーク」

チケットブースで「大人一枚下さい」と200円を。「ところで、『ポール・ゴーギャンの世界』を開催しているスタジオパークギャラリーはどちらでしょう?」と伺うと、そこは無料ゾーンだそうで、入場料要らないとのこと。ほうほう。


スタジオショップ(売店)やレストラン・スタジオカフェがある区画内にパークギャラリー発見。売店は結構混雑しているのに(「天地人」グッズとか売れているのですね!)隣接するギャラリーは閑古鳥が。



誰もいない閑散とした展示室で「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」の原寸大レプリカを拝見。近代美術館で拝見した本物より、ひと回りも、ふた回りも小さく見えるます。やはり本物はアウラ発しているせいか実寸よりも大きく感じられるのでしょう。

他に展示されているものはと言うと…
パークギャラリーでは、平山郁夫さん、浅井愼平さんはじめゴーギャンに触発された方々のドキュメント番組をパネルで紹介します。
平山郁夫さん監修の《我々はどこから来たのか》版画・版木や、《我々はどこから来たのか》をモチーフにして現代を捉えた浅井愼平さんの幅5メートルの大作写真も展示します。
NHKさんですから、映像が充実しているのは当然。液晶モニターがあちこちに。

時間がなかったのと興味がわかなかったので平山郁夫大先生の映像と作品はスルー。一応写真だけは撮って来ました。


ゴーギャンの楽園の絵がやってきた
〜日本画家・平山郁夫の挑戦〜


泣く子もその絵の前では飽きてしまい、泣き止むと言われる平山大画伯の作品。どうしてゴーギャンごときの絵なんぞを版画にするのか。お手が汚れます。



ゴーギャンが自分の死を悟りながらも命を賭して描いた超大作「我々は〜」その誉れ高き名作をどうしてわざわざ版画にする必要があるのか全く理解不能。

しかも、完成した版画がこちら。。。

「タヒチのゴーギャンの墓の前で謝れ」と誰もいないギャラリー内で幻聴が。

コンセプトが分からん。
一応説明にはこんな風に書かれていました。

ゴーギャンに強い影響を与えた日本の浮世絵。ゴーギャンがいかに浮世絵から影響を受けていたかを検証すべく今回の試みを。平山郁夫さんの発案・指揮のもと、伝統木版画の高度の技術を継承する職人たちが、江戸時代と同じ技法・素材を用いて、木版画を制作しました。

えーーーーーーー平山画伯実際は何も動かしていないの??「発案・指揮」って…サスガです。この解説読んだら急に完成作や版木の数々に俄然興味関心が湧き起こりスルーした展示作品をじっくり拝見。



流石、伝統木版画の高度の技術を継承する職人さんたちの行う仕事違います。そしてこれだけの仕事をしても、決して表に出ない。立派です。(誰かのように名前だけとかあり得ない。)

さて、目玉は浅井愼平さんの「我々はどこへ行くのか」2009でしょう。


これは、現代版(写真版)「我々は〜」としてゴーギャンのそれと遜色なし。
パノラマ写真で現代のトーキョーを巧みに撮影した大作です。

ブルーを基調として用いているのも浅井氏が「我々に〜」ときちんと対峙し、理解しようと努めたかを表しています。青を基調としているゴーギャン作品、一見多そうに思えますが「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」が唯一と言っても過言ではないと、近美の学芸員さんから伺いました。

これ一枚観に行かれるだけでも価値は十分あります。無料ですしね。
渋谷駅からスタジオパーク行きのバスも出ています。

そうそう、ラッキーだったのは「ゴーギャン展」で子供さんに配っている「ゴーギャン展 こどもセルフガイド」が、大人でももらえること。(自由にお取り下さい状態)


子ども用と思い侮ってはいけません。
内容超充実!
例えば「我々は〜」の説明はこんな感じ。

クリックで拡大↑

竹橋の「ゴーギャン展」が先か。
渋谷の「ポール・ゴーギャンの世界」が先か。

NHKホールにコンサート聴きに行かれるついでにでも、是非。


NHK教育テレビ50周年ポール・ゴーギャンの世界
【会 期】6/28(日)〜7/26(日)(※7/21(火)は休館日です。)
【時 間】10:00〜18:00

人間の根源を探求し続けた画家、ポール・ゴーギャンの最高傑作<我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか>が、日本初公開[東京国立近代美術館:7/3(金)〜9/23(水・祝)]となります。
パークギャラリーでは、そのメッセージに触発された平山郁夫さん、浅井愼平さん、牟岐礼さんら3人のドキュメント番組と、展覧会の概要を紹介します。


【関連エントリー】
- 「ゴーギャン展」 | 弐代目・青い日記帳
- 「ゴーギャン展」記者発表会 | 弐代目・青い日記帳
- 『もっと知りたいゴーギャン』 | 弐代目・青い日記帳
- ゴーギャンのひまわりは... | 弐代目・青い日記帳


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この記事に対するコメント

こんばんは。NHKのスタジオパークの情報
ありがとうございます。
浅井慎平さんの写真見たいです。
今日はゴーギャン展見てきました。けっこう
入口のあたりものものしくてびっくり、人はあまり
いないのに、でも中はかなりこんでいました。
ミュージアムで版画を売ってて、何しろボストン
美術館の版画を新しくおこして日本の摺りで
摺ったとか、ゴーギャンに版画があるなんて知らな
かったし、やっぱり見直しました。
すぴか | 2009/07/11 12:35 AM
こんばんわ。
ゴーギャン展を観てきました。改めて ゴーギャンをまとめてみると デッサン力もあるし 全体のバランスも優れていて やっぱり 類まれな才能を すぐ感じましたし <我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか>は 彼の作品の中で 傑作で 美しいです。
ゴッホは 彼の才能のどこに 惹かれただろうか 知りたくなりますね。
江戸博の浮世絵も 観て来ました。
作品の色があせているのは惜しいことですが 今まで 多くの浮世絵はみてきましたが 今回 浮世絵って 直線書きが少なく 曲線書きが多いなんだと気がつき 絵師によって とても上手に曲線が書けている人がいて 勉強になります。このあたりも 外国の方から見ると 大きな魅力かもしれません。
最近は マイケル ジャクソンが好きになって 少々 はまっています。



hidamari | 2009/07/12 1:38 AM
@すぴかさん
こんにちは。

浅井さんの写真はとっても良かったです。
タイトルが示す通りの作品。
これは一見の価値ありです。

ゴーギャン展満足されました?
良品揃いでしたよね〜
混雑する前にもう一度
今度は東京駅から
ゴーギャン・バスに揺られ
訪れてみたいと思ってます。

@hidamariさん
こんにちは。

ゴーギャン展行かれましたか。
「我々は〜」に関しては
事前に自分なりに本を通し
「解釈」していったつもりですが
実際に実物の前に立つと
全て予習した知識は消え失せてしまうほどの
迫力を感じました。

今は、図録で再度「予習」中です。

Tak管理人 | 2009/07/12 11:09 AM
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