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古代カルタゴの超巨大モザイク作品公開中!!

10月3日より大丸ミュージアム・東京で開催されている展覧会、チュニジア世界遺産「古代カルタゴとローマ展〜きらめく地中海文明の至宝〜」


古代カルタゴとローマ展 〜きらめく地中海文明の至宝〜
会期:2009年10月3日(土)〜25日(日)
会場:大丸ミュージアム・東京(大丸東京店10階)
会期中無休
入場時間:10:00〜19:30(20:00閉場)
会期中、木・金曜日は20:30まで(21:00閉場)
最終日は16:30まで(17:00閉場)

参考:「古代カルタゴとローマ展」記者発表会

この展覧会に出展されているモザイク作品の中でも群を抜いて巨大な「地中海の島々と都市」が展覧会の会期中、六本木・テレビ朝日本社1階アトリウムにて無料で一般公開されています。


地中海の島々と都市」3-4世紀

この5m×5mにも及ぶ巨大なモザイク作品「地中海の島々と都市」は1995年、チュニジア西部・ハイドラ遺跡の一般家屋跡から発見されたもの。

当時この発見は、フランス新聞紙『ル・モンド』をはじめとする新聞紙、雑誌など国内外多くのメディアに広く取り上げられ話思を呼んだそうです。

発掘後もその保存・修復のためにチュニジア国内でも一般公開されていないこの作品を、今回チュニジア共和国政府の特別な協カにより、チュニジア世界遺産「古代カルタゴとローマ展〜きらめく地中海文明の至宝〜」に合わせ、日本における世界初公開が実現。

現在、六本木・テレビ朝日1階アトリウムにて無料公開されています。
これは見逃してはなりません!!


期間:9月30日〜10月25日まで
時間:10:00〜20:00
観覧無料!!


写真撮影okです。

この大迫力の巨大モザイク画フレームに収めるだけでも一苦労。

展示の都合上こうして立てかけてありましが、実際は個人の邸宅の床を飾っていたモザイク画。海から遠い地域でありながらキュプロス、クニドス、ロドスなど古代地中海15の都市や島々が描かれています。これはヴィーナス信仰の表れではないかと研究者のファトヒ・ベジャウィ氏は説明されていました。

また地中海の島々の古代名がラテン語で記されている作品は他に類例ないそうです。海から300kmも離れた内陸部の個人の家の床に、大海原が描かれていた(しかもモザイクで!)というだけでロマン感じずにはいられません。

モザイク作品ですので、近寄って見ると小さな石が寄せ集められ一枚の絵となっていることがよーーく分かります。ガラスケースなんてありませんのでぐいっと接近してその目で確認してみて下さい。



ちょっと想像力を働かせてみれば分かることですが、当時これだけの種類(様々な色の石)を集めて来るだけでも大変なことです。当然違う国や地域から海を渡り運ばれて来たものも相当数あるはず。

日本では馴染みのないモザイク画もヨーロッパでは数多く見ることが出来ます。どれもその時代時代に於いて強い力を有していたもの。例えば教会や貴族。たちが金に糸目をつけず作らせたもの。



以前、こちら(「古代カルタゴとローマ展」記者発表会 )でモザイク制作の手順を実演してもらいましたが、気の遠くなるような作業です。

石を小さなピースに切り揃え配置しいくだけと思いがちですが、それではこのような「絵」にはなりません。コントラストを付けたり、石の大きさを微妙に変えることで、はじめて「絵」となるそうです。

「地中海の島々と都市」3-4世紀
キュプロス、クニドス、ロドスなど古代地中海12の都市や島々が描かれている。諸都市には神殿や橋などの実在した建造物や山や植物などの都市の景観が描かれており、都市の周囲には海の生物を配した地中海の海浜風景が広がっている。ここに描かれた都市や島々は、愛と美の女神であるヴィーナス(ギリシア世界におけるアフロディーテー)信仰に関連した土地である。この大邸宅の家主は、ヴィーナスの世界へと誘う「空想の旅」を私邸の最も広い部屋の床面に装飾することで、家族や親しい者たちとともに、この創意に満ちた素晴らしいモザイクを楽しんだに違いない。このような地中海の島々の古代名が記されたモザイクは、世界でも類を見ない非常に貴重な作品である。
古代カルタゴとローマ展 〜きらめく地中海文明の至宝〜
会期:2009年10月3日(土)〜25日(日)
会場:大丸ミュージアム・東京(大丸東京店10階)

こちらの展覧会会場には収まりきれない巨大なモザイク作品。テレ朝で「地中海の島々と都市」を観てから東京駅大丸へ。逆もありかな。とにかく展覧会もこの巨大モザイク公開も10月25日までです。

幸いなことに休み無しでやってます。どちらもお見逃し無きように!明日、大丸へ行ってきまーす。

追記:行って来ました〜会場の様子などもあります

おまけ:序幕式の様子






手前は、この作品を発掘したファトヒ・ベジャウィ氏。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1899

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古代カルタゴとローマ展 〜きらめく地中海文明の至宝〜
会期:2009年10月3日(土)〜25日(日)
会場:大丸ミュージアム・東京(大丸東京店10階)
会期中無休
入場時間:10:00〜19:30(20:00閉場)
会期中、木・金曜日は20:30まで(21:00閉場)
最終日は16:30まで(17:00閉場)
 地中海沿岸の白い街並みからサハラ砂漠まで多彩な顔を持つチュニジアは、古くから積み重なる歴史と民族、そして文化が溶け合い独自の文化を育んできました。
 今から約2800年前、フェニキア人によってこの地に建国された都市国家カルタゴは、東西地中海の貿易中継地として栄華を極めました。地中海を巡っての宿敵ローマとのポエニ戦争、名将・ハンニバルの活躍、そしてその悲劇的な結末は今日まで伝説として語り継がれています。
 本展では、カルタゴ遺跡群からの出土品と世界一のモザイクコレクションを誇るチュニジア国立博物館群の名品160点余を通して、ギリシア、ローマ、カルタゴによって繰り広げられた古代地中海世界の壮大なドラマとカルタゴで花開いた優美な芸術・モザイクを紹介します。
お知らせ | permalink | comments(8) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

あー・・・今日通ったのにーーーヒルズ内。ほんとに外を取り抜けただけだったから気づきませんでした 涙。一週間は無理なので、来週寄ってきます!(展示も勿論楽しみにしています)御紹介ありがとうございます。
花散里 | 2009/10/04 12:36 AM
@花散里さん
こんにちは。

中々テレ朝のなかには入りませんからね〜
意外と何も知らずに訪れた観光目当ての
方のほうが遭遇するチャンスに恵まれそうです。
Tak管理人 | 2009/10/04 11:14 AM
こんばんは。写真お見事です!そう工夫されるとは思いませんでした。

せっかく無料入場出来るのですし、少しでも多くの方に足を止めていただきたいですよね。
(できれば外にも大きな案内があれば良いのですが…。)

大丸も早く行って私も記事にします!
はろるど | 2009/10/04 9:19 PM
@はろるどさん
こんばんは。

テキストうまく書けないぶんを
写真でなんとかフォローしています。

しかし大きかったですね。
床に敷いてあったものを
こうして立てて展示させるだけでも
相当な苦労があったようです。
Tak管理人 | 2009/10/06 5:28 PM
こんばんは。
モザイク画が大好きなのでこちらの展覧会を楽しみにしていました。
六本木で無料展示されているなんて。しかも写真撮影可だなんて。
貴重な情報どうもありがとうございました。
Lilyrose | 2009/10/06 8:06 PM
@Lilyroseさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

大丸の展覧会では勿論
撮影は出来ないのですが、
ここならokとのこと。
ズームで是非!!
Tak管理人 | 2009/10/08 9:22 AM
Takさん、はじめまして。
古代カルタゴとローマ展、素晴らしかったですね。
私は残念ながらこの超巨大モザイク、見られませんでした。
会場内の写真付きレポート、いいですね。
blogにリンクさせていただきました。
他のレポートも参考にさせていただきたいと思ってます。
bene | 2009/10/26 9:21 PM
@beneさん
こんにちは。はじめまして。

リンク幾らでもご自由に!
もうちょっと公開期間が
長ければもっともっと
話題になったのでしょうが。。。
勿体無いですよね。
これだけの作品を集めておいて。

今後とも宜しくお願い致します。
Tak管理人 | 2009/10/29 2:01 PM
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