青い日記帳 

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「祝−いわい−」千駄木 旧安田楠雄邸

10月11日(日)、12日(月・祝)の二日間、千駄木 旧安田楠雄邸(東京都文京区千駄木5-20-18)にて開催された「祝−いわい− 〜祝を彩る日本の伝統芸術と結婚披露宴〜」に行って来ました。(私が伺ったのは12日)



大正7年(1918)に建てられ、関東大震災や第2次世界大戦の災厄を免れ、千駄木に現在まで残る「旧安田楠雄邸」(所在地:東京都文京区千駄木5-20-18)にて、本物の和の結婚披露宴と、日本の伝統芸術作家による伝統的な「祝」を陶芸家、書道家、華道家が表現するというこれまでに無いアートイベント。



イベントの詳しい内容については、公式サイトもしくは、10月5日の記事「祝−いわい−〜祝を彩る日本の伝統芸術と結婚披露宴〜」をご参照ください。

では、毎度毎度拙い写真で申し訳ないですが、「祝」というキーワードで融合したアート作品と旧安田楠雄邸をご紹介して参ります。

玄関をあがると「応接間」が。


ここでは「迎えの花、迎えの花器」と題し、華道家・片桐功敦と陶芸家・田村一によって「様々な形の磁器の器に、様々な花が活けられ、様々な個性の出会いを作り上げ」ています。



応接間の中庭に面した一角はサンルームとなっています。



応接間、サンルームと1階客間を繋ぐ長い廊下。
少し風が吹くとガラス戸が音をたてます。ガラスもみな昔のもの。

客間「残月の間」


京間寸法でゆったりと造られた客間は良質の木材や畳を使用。表千家残月亭の床の間を模した床の間にはアート作品が。

鳥の透かし模様が入った照明器具は創建当初のものだそうです。鳥好きに悪い人いません。また西側広縁の畳の下には防空壕への入口が設けられているそうです。


茶の間に展示された「満月」(書道家・大橋陽山、 華道家・片桐功敦、陶芸家・二階堂明弘によるコラボ作品)


大橋の書が二階堂の水盤に写る様はとても幻想的。片桐の花がまさに「花を添えて」います。

茶の間を後に上り専用階段で2階へ。
「予備室」には書道家・大橋陽山のアトリエが再現されていました。


「アトリエの再現」よりも部屋の随所に施された様々な意匠にまず目が行きます。琳派している襖に明かり取りなど、素のままでも十分見ごたえがあります。

「予備室」向いにある「水遣」にはこんな展示が。

デザイン事務所折形デザイン研究所

そして安田邸で最も正式な客間が、披露宴会場となっていました。


書院造りを基本に作られた「客間」と「次の間」を合わせると18畳もの広い空間となります。


写真左奥には「出書院」が設けられています。


「客間」から見た2階廊下と下り専用階段。
すりガラスの意匠に注目!!

今夜はブログサーバーのご機嫌が悪く、まだ最後まで紹介しきれていませんが、取り敢えずこの辺で。
尚、旧安田楠雄邸はこのイベント以外でも下記の日程で公開されています。また特別公開日もありますので要チェックです。


旧安田楠雄邸
【所在地】 文京区千駄木5-20-18[地図]
【お問合せ先】 03-3822-2699(公開時のみ)
(財)日本ナショナルトラスト 03-6303-1110

東京メトロ千代田線「千駄木」駅より徒歩6分
※文京区コミュニティバス「Bーぐる」をご利用の場合、「18番:特養ホーム千駄木の郷」が便利です。
【公開日時】 水曜日・土曜日の10時30分〜16時00分(入館は15時00分まで)
【維持修復協力金】大人:500円  中学生・高校生:200円


(財)日本ナショナルトラスト保護資産 旧安田楠雄邸庭園

それでは最後に「今日の美味


wagashiasobi」の「オリジナル和菓子と抹茶」器は古紙リサイクル品。このお茶とお菓子のセットも入館料に含まれていました。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1912

JUGEMテーマ:アート・デザイン


日本人が歴史の中で培ってきた「祝いごと」の形は、欧米化する生活の中で、日本人である私達ですら目にすることが少なくなってしまいました。
それらの形は、すでに役割を終えたものとして時間とともに忘れ去られていくものなのかもしれませんが、私達の祖先が長い歴史の中で意味を見出し、つないできたものを、「忘れ去られるもの」として、無関心のまま、手放しに捨ててしまうというのは、淋しいことのような気がします。
本展示会では、日本の伝統的な家屋の面影をそのまま残す「千駄木 旧安田楠雄邸」を展示会場とし、伝統芸術の現在と未来を担う作家が「祝−いわい−」を新たな視点で表現した作品を展示しました。また、展示期間中の3日間、10月10日に根津神社で結婚式をあげる新夫婦の結婚披露宴も同時に行われ、花嫁さんや花婿さんも。会場でお手伝いをしていました。。
建物と作品の鑑賞を通し、「祝いごと」が、そもそもどのような環境で培われてきたものなのかを体感するとともに、その意味と、美しさを再発見するきっかけとなればと考えました。旧安田楠雄邸の美しさと、作品の美しさを、体験いただけたと思います。
展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

こういう展示は好きです。
行けなかったので、雰囲気が分かっただけでも有難い。
通常公開時日に行ってみたいと思います。
| 2009/10/17 8:09 AM
@| | 2009/10/17 8:09 AM | さん
こんばんは。

少しでも雰囲気伝われば幸いです。
とても愉しいイベントでした。
場所性を上手く生かした。
Tak管理人 | 2009/10/17 9:02 PM
友人に誘われ一緒に行ってきました。
建物の意匠が確かにすばらしかったですね。
お金持ちの家なんだろうけど、成金ぽくはなくシンプルなこだわりが感じられました。

展示作品の中で秀逸だったのは「大橋陽山」さんという書道家の作品。古いお屋敷に単にマッチしていたということではなく
何か光を放っていたというか・・・

友人は書道は詳しいのでその筆跡や筆致、全体の構図など専門的に絶賛してましたが、私にはよくわかりません。

でも、何か伝わってくるものがあるんです。
書に素人の私でも、素敵!!と思ってしまいました。

調べてみると世界的に有名なダニエルオスト(フラワーアーティスト)とコラボしてたり、現代的な表現の映像作品を作っていたり、興味深い活動もされている方です。

<大橋陽山さんHP> http://www.yozanohashi.com/

私のこれからの要チェックのアーティストの一人です。
yoshi | 2009/10/22 4:48 PM
@yoshiさん
こんばんは。

アート作品はあくまでも
脇役で主役はこの建物でしたね。

逆に、この建物内に展示すれば
かなりの高確率でアート作品が
輝きを放つことになるかと。

今回出展されていた作家さんたち
誰ひとりとして存じ上げる方
いらっしゃらなかったのですが
それなりに楽しめたのはやはり
建物の魅力に起因することが大きいかと。

何はともあれ
愉しい好イベントでしたね!

それと、申し訳ないのですが
コメント欄にURLを貼り付けるの
ご勘弁下さい。今回は問題ないのですが
長くなるとブログ全体の形が崩れてしまいます。
宜しくお願いいたします。
Tak管理人 | 2009/10/22 8:29 PM
ご指摘ありがとうございます。
次回のコメント記入の際には気をつけます!

yoshi | 2009/10/24 12:42 AM
@yoshiさん
了解しました。
Tak管理人 | 2009/10/29 1:55 PM
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