青い日記帳 

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「妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン」  

東京都現代美術館で開催中の
「東京文化発信プロジェクト ラグジュアリー:ファッションの欲望特別展示 妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン」に行って来ました。



ベネチア・ビエンナーレの総合ディレクターに妹島和世氏が起用するとの、嬉しい知らせを午前中Twitter上で知しりました。
イタリア北部ベネチアで来年開かれる第12回ベネチアビエンナーレ国際建築展(隔年開催)の企画責任者となるディレクターに、建築家、妹島和世さんが日本人として初めて選ばれた。女性としても初。運営団体ビエンナーレ財団が9日発表した。(47NEWS)
っということで、アップする予定だった「河口龍夫展」、「安井曾太郎展」他は後日。今日はお祝がてら現在、東京都現代美術館で開催中の妹島和世さんの展覧会をご紹介。

地下2階の企画展示室アトリウムに、妹島和世さんのデザインによる浮遊感たっぷりの特別展示によって、コム・デ・ギャルソンの歴代コレクションたちが、展示室内を可憐に彩っています。

以下、プレス内覧会時に撮影してきた写真です










なるべく日差しのある時間帯に来てくれとの美術館からの連絡。確かにこの展示日が沈んでからでは妹島さんのアクリルのくねくねした仕切りが作りだす薄い影と光の妙が楽しめません。

これから行かれる方、お日様の昇っている時間帯。晴れの日を選んで是非!

と言いつつも、天の邪鬼な自分は、ちゃっかり夜の姿もカメラに収めて来ました。これはこれで悪くないと思いますけどね。







昼間にせよ夜にせよ、妹島さんによる自由な曲線が、まるで川久保玲の手によるコム・デ・ギャルソンの服に仮想の身体を与えているかのように映ります。

10月30日に行われた会見の席で、妹島和世さんは、若いうちからのファンであり、尊敬するアーティストでもある川久保玲がデザインした衣装を自分の展示空間で見せることに至上の喜びを感じているようでした。


右:妹島和世氏(中央は京都服飾文化財団チーフキュレーターの深井晃子氏、左は東京都現代美術館チーフキュレーターの長谷川祐子氏。)

コム・デ・ギャルソンの「革新性」と「使用者に試練を課する」点に惚れ込み、若い頃からギャルソンの服を自分自身も観に纏っていたそうです。(因みに↑の記者会見時の服もギャルソン)

今回の自分の展示について「スカルプチャーとして表れてくれればいい」と妹島氏。光の状況による表情の変化を楽しんでもらいたいとのこと。また所々にアクリルが明いており、直接服を観られる場所も点在。


地下2階エントランスに展示されていますので、上の階から拝見するとまた違った側面が楽しめます。

仮想の身体、アクリルの海を浮遊するギャルソンの服の合間を、生身の人間がそれぞれの衣装を身にまとい彷徨う姿は観ていて飽きることありません。

妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン 
会期:2009年10月31日(土)ー 2010年1月17日(日)
休館日:月曜日(ただし11/23、1/11は開館・翌日休館)12/28〜1/1
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:企画展示室アトリウム

観覧料:無料
主催:東京都 / 東京都現代美術館・東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団) / 公益財団法人 京都服飾文化研究財団.

実はただいま東京都現代美術館は凄いことになっています。

有料展覧会が2つ。「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展、「レベッカ・ホルン展」これに加え無料展示もこんなに充実
スウェーディッシュ・ファッション、「井上雄彦 エントランス・スペース・プロジェクト」、「パブリック・スペースプロジェクト 大西麻貴+百田有希

MOTコレクション(常設展)も岡乾二郎の特集展示を組むなど、確実に1日では観きれない量の作品が木場に集結しています。


「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展

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かつてないものを創り続けるという川久保玲(コム・デ・ギャルソン)の「冒険する精神」は、それを着る人に知的な刺激や充足感を与えてくれます。それは、現代における「ラグジュアリー」の一つの形といえるでしょう。
「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展の特別展示は、京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションより選んだコム・デ・ギャルソンのアヴァンギャルドなスピリッツに満ちた服約30点を、建築家、妹島和世デザインによる空間に展示します。
 ルーブル・ランス(フランス)や金沢21世紀美術館など、場所や利用者との関係性を新鮮な目でよみこんだ建築プログラムとミニマルで透明な質感と形により、革新的なスタイルを確立したクリエイター、妹島和世。妹島の新解釈による空間の中で、コム・デ・ギャルソンの革新性はより輝きを増します。透明で多様なボリュームの空間が重なり合っためくるめく遠近感のイリュージョンの交錯、観客の身体と服の関係を変容させる空間が出現します。

展覧会 | permalink | comments(5) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

晴れていない夕方に行ったために、太陽が差しこむ様子も夜景も楽しめなかったです。。
見きれなかったレベッカ・ホルンの映像を見るべく晴れた日にもう一度いってみようかなぁ。
ともみすと | 2009/11/11 12:58 AM
ほんとに凄いことになっていますね〜!一日仕事?のつもりで乗り込みたいと思います!(笑)
noel | 2009/11/11 10:27 AM
@ともみすとさん
こんにちは。

無料ですから、再チャレンジを!
私ももう一度拝見したいと思っています。

ラグジュアリー展も含めて。
またMOTコレクションも。

@noelさん
こんにちは。

現代美術館もう確変状態に突入しちゃてます。
それぞれ違った魅力の作品たち。
ほんと一日仕事です!
Tak管理人 | 2009/11/12 7:07 AM
ラグジュアリー行っできましたが、Takさんの否定的なご感想はもっともですね、ただ並べればいいというものではない!
川久保さんが、ぼろルックで世界に知られた人と知ったくらい。
けど現代美術館の常設はいいですね。
三階は戦後美術の再検証、実験工房に心ときめきました!
ブリヂストンの安井曾太郎の展覧会プレビューの記事も期待しています。
oki | 2009/11/12 10:32 PM
@okiさん
こんにちは。

京都で最初に開催した展覧会ですが
観る機会あったにも関わらずスルーしたほど。
しかしあれだけの衣装を保管保存しているのには脱帽。

常設はここ最近とてもよくなりました。
長谷川氏のセンスが随所に光ります。

>ブリヂストンの安井曾太郎の展覧会プレビューの記事
今しばらくお待ちください。
Tak管理人 | 2009/11/14 11:25 AM
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