青い日記帳 

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ゴッホ展―孤高の画家の原風景

東京国立近代美術館で開催中の
「ゴッホ展」―孤高の画家の原風景ーに行って来ました。



もしかして、今日本で「印象派」を凌ぐ人気を博しているのが
このフインセント・ファン・ゴッホかもしれません。
ゴッホの展覧会なら集客力が断然違うはずです。

数年置きにゴッホの何らかの展覧会が開催されている
事実からしても、ゴッホの人気の高さが伺えます。

自らその命を絶つまでの間およそ4000点もの作品を
遺したとされているゴッホ。
その多くの作品の中から、今回の展覧会は目玉的作品である
夜のカフェテラス」や「糸杉と星の見える道」「黄色い家

オランダのクレラーミュラー美術館とゴッホ美術館が貸し出してくれた
これらの名作の前に立つとしばし時間の経つのを忘れてしまいかねません。

ゴッホの絵の素晴らしさを私があらたまって説明する必要もなく
ただただこれらの絵の前で対峙しているだけで十分です。

それら名作を際立たせるように、この展覧会は構成がしっかりとしています。
入口で「展示構成」という解説書をもらえます。
これを事前に読んでおくことが出来ればなお更
この展覧会楽をしめること間違いなしです。
NHKプロモーションのサイトにある解説より詳しく書かれています。)

初めて行かれる方は↑のサイトで予習。
二回目以降の方はこの解説書で予習。
それ以上行かれる方は…カタログかな〜嬉しい

この展覧会でゴッホが多くの同時期の画家などの影響を
受けながら作風が変化していったことがよく知ることができました。
これは大きな収穫でした。

例えば、ミレーはあまりにも有名ですが、
シニャックやベルナール、ピサロなどの作品や
セザンヌ、モネ、ゴーギャンといった馴染み深い画家さんまで展示してあります。

そうそう、それにゴッホに影響を与えたといえば忘れてはいけない
浮世絵の展示もなされていました。ゴッホ自らトレースした下絵まで!

こんなに日本のこと好きだったんだ〜とあらためて実感。
日本に行きたかったゴッホ。
「日本の浮世絵にあるような明るい光」を求めてアルルに行ったゴッホ。

どうして日本人がゴッホの事をこんなにも好きなのか
なんとなく分かったような気がしました。

「彼の描いた絵の魅力」これも勿論。
絵が「写真」だった頃から脱皮して心を描くものと変化していく
丁度分岐点を曲がったところに立つゴッホの作品。

「彼の波乱に満ちた生涯」これも勿論。
弟テオに生活の面倒をみてもらいながら、
4000枚も描き、生きている間に一枚しか売れなかった孤高の画家。

それぞれ我々の心を打つものが十分備わっています。
でも、一番の理由はきっとゴッホが日本を愛していたからだと思います。

相思相愛

だって、我々日本人が好きなゴッホの作品って
今回の展覧会の構成で言えば「第3章」以降が圧倒的に多いはずです。
(先にあげた三点も全てそうです。)

「好きな想い」は作品に伝わって100年経っても色褪せず、
多くの人を展覧会に誘うのでしょう。


男4月22日、再び展覧会に行ってみました。。。
   新しい発見たくさん!! こちら
   

☆木曜と金曜は夜8時まで(これは嬉しい!)
☆クイーンアリス・アクアの特別メニューは単品でも注文できました。
☆美術館発行の「現代の眼」550号に掲載されている
 「ファン・ゴッホを展示するということ」は必読。
☆黄色いゴッホバスに乗ってみたい…
☆今後の巡回先
 国立国際美術館 大阪展
 5月31日(火)〜7月18日(月・祝)
 愛知県美術館 名古屋展
 7月26日(火)〜9月25日(日)
このサイトの「この一点」はオススメ

☆巡回先の国立国際美術館のゴッホ展サイトも出来ましたね。

☆ゴールデンウィーク中(29日〜5月8日)は毎日夜8時までやるそうです!

先日行ってきたオランダのゴッホ美術館の感想も
できるだけ早く書きたいと思っています汗


  
以下プレスリリース
天才画家の代名詞的存在、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。彼の芸術は世界中の人々を惹きつけ、多くの展覧会が各地で開催されてきました。ですが、存在が神話化されるにつれて、ファン・ゴッホの原景にたどりつく機会は逆に失われてしまったのではないでしょうか。
 本展は、単なる回顧展でもなければ、ある特定の時代や主題に絞ったテーマ展でもありません。≪夜のカフェテラス≫など美術史上の傑作を含むファン・ゴッホの油彩30点に、ミレー、セザンヌ、モネ、ゴーギャンなど関連する作家の油彩約30点、そして宗教的な版画や浮世絵などさまざまな同時代の資料多数をあわせて紹介することで、天才画家の実像にせまろうとするものです。
 こうしたコンセプトによる意欲的な展覧会が、なぜここ日本で実現可能となったのか。それは本展が、ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館という、オランダが世界に誇るファン・ゴッホ作品の二大コレクションから、初期から晩年までの各時代の代表作を含みつつ作品をセレクションできたからです。
 展示は時代を追いつつテーマ毎構成されます。宗教から芸術へと向かった画家が、印象派や浮世絵の体験からその絵画世界を変容させ、ユートピアを夢想し、その後、模写を通して宗教的なものへと立ち戻りつつ最後の風景を求めるようになるまで・・・歴史的原景を背景にして、新たな、けれど本当の画家の姿が、あざやかに浮かび上がってくることでしょう。
展覧会 | permalink | comments(11) | trackbacks(20)

この記事に対するコメント

 とっても興味深いレポートでした!私もやはり好きですね。ゴッホの黄色。日本人がゴッホを好きなのは美術教育の影響もあるのではないでしょうか。教科書には必ず出てきます。私自身、中学時代の美術でゴッホの絵を見たり、その生涯の話を聴いてとてもゴッホに興味を持ち、それ以後ゴッホ展ときくと血が騒ぎます。もちろん「ひまわり」の本物を見にも行きました。
nokogirisou | 2005/04/01 10:34 PM
@nokogirisouさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

ゴッホはお好きな方がたくさんいらっしゃるので
ちょっと切り口変えて感想書いてみました。
ゴッホの絵は芥川龍之介にまで影響を与えるほど
昔も今も変わらぬインパクト持っています。
どうしてかな??と考えて答えが出るわけでもなく
結局こんなかたちでまとめてみたしだいです。(^^♪
Tak管理人 | 2005/04/02 6:03 PM
Takさん ずるい!!(笑) クイーンアリス・アクアに行ったなんて!今週の木曜日の夜にゴッホ展に行く予定ですが、クイーンアリスはすでに満席だそうです。アーッ。当然といわれてみれば当然ですが・・・会期中に1回は行ってみたいものです。
司馬遼太郎さんの「オランダ紀行」を読みました。読み応えありますね。でも「じゃがいも〜」のところ、凄い感じ方で、え?え?でした。司馬さんが「ゴッホの父上はハンサムで、ゴッホは母上似」だと書かれていましたが、今回のゴッホ展で、父上の写真もあり、なるほど!と思いました。
話は変わりますが、フランク・ロイド・ライトの「明日館」の「夜桜祭」に行ってきました。やっぱり、ライトの木のぬくもりって好き。でも、肝心の桜はまだ「つぼみ」でした。今週後半が見頃かしら。
Yuko | 2005/04/03 7:09 PM
@Yukoさん
こんばんは。
コメントありがとーございます。

クイーンアリス・アクア夜間は貸切が多いです。
結構使ってますよ、いろんな方々が。
だって美味しくてボリュームあって意外と安いですからね!
ゴッホ展開催中は特別メニューしか出してくれないそうなので
日をあらためて行ったほうがよろしいかも。
でも、ゴッホ展のお菓子はゴッホ展期間中しか販売しないそうです。

オランダ紀行必読ですよね〜
「入念村」とか今回の展覧会でも出てきますし!
(記事に書こうとしたのですが・・・)

我が家の目の前は桜並木です。
ちらほら咲き始めました。
宜しければお友達でもお誘いしてお花見にいらしてください!
(本当ですよ!)
Tak管理人 | 2005/04/04 12:25 AM
TBありがとうございました。こちらからもつけさせて頂きました。オランダのゴッホ美術館にも行かれたのですね!!すごいです〜記事楽しみにしています。
kokoni | 2005/04/26 8:14 AM
@kokoniさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

オランダのゴッホ美術館。
日本に貸し出ししていて
展示作品は大丈夫かな〜という憂いは
全くの杞憂でした。
Tak管理人 | 2005/04/26 10:59 PM
主催新聞社のサイトは、たいていよくできています。
http://www.tokyo-np.co.jp/event/gogh/

いつもレポート楽しませてもらっていま〜す。
与太郎 | 2005/05/20 8:24 PM
@与太郎さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

東京新聞社のサイトのこの一点は
良いですよね〜読み応えもあります。

>いつもレポート楽しませてもらっていま〜す。
ありがとうございます。嬉しいです。
力ないですが、頑張ってこれからも書きます!
Tak管理人 | 2005/05/20 11:40 PM
ゴッホはスキ、兎に角スキ。
やっと今日行ってきましたー。
もう、混んで混んで大変でしたが。

というか、ご無沙汰してました。
ちょっとネットから遠ざかっていたのですが、
最近復活しました。
またよろしくです。
TBさせていただきますっ。
あきこ | 2005/05/21 12:14 AM
@あきこさん
こんばんは。
コメント&TBありがとうございました。

ゴッホ展気がつけば明日で終了ですね。。。
あんなに混んでいなかったらもう一度くらい
行ってもいいかな〜と思っていたのですが。。。
楽しみは「オランダ」へ取っておきましょう。
Tak管理人 | 2005/05/21 9:47 PM
律儀にTBの返礼をしてもらい感謝します。
素晴らしい読み応えのある記事ですね。

えっ\(◎o◎)/!オランダのゴッホ美術館に
行ったんですか!
YOSHIYU機 | 2005/09/01 11:44 PM
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