青い日記帳 

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「ねこ 岩合光昭 写真展」

日本橋三越本店新館7階ギャラリーにて開催中の
「ねこ 岩合光昭 写真展〜この星に、ねこがいる幸せ。」 に行って来ました。



確実に言えることは、今までで最も長く三越ギャラリーに居たということ。もう可愛くて面白くて、そしてほろりとする猫写真ありで、絶対にもう一回行きます!作品点数:約250点(カラー)量も半端ではありません。

本日開催された「ギャラリートーク」に参加してきました。会場内の様子と共にお伝えしたいと思います。ネコ好きの方、悶絶必至です。

尚、ギャラリートークは3月5日、6日、7日、13日、14日と各日午後1時〜と午後4時〜会場内にて約30分程度行われます。岩合氏のネコに対する深い愛情が感じられるトーク。お時間合えば是非!


注:会場内の写真は主催者の許可を得て撮影したものです。

19才の時にガラパゴス諸島を訪れた際、野生動物に魅了され、動物写真の世界へ。野生動物だけでなく、身近な犬や猫などの動物も積極的に撮影されていらっしゃいます。(写真集も数多く出版)

会場入口と図録表紙に使われているこちらの写真。

長崎県で撮影した一枚。夕方露出を抑え撮影。どちらかが少しでも動いてしまったら撮れなかった一枚。ちなみにパグはメスで、猫はオスだそうです。

やっとのことで撮り終えた瞬間「撮れたの?」「撮れたのか〜」と2匹の声が聞こえたそうです。しかしよく動かなかったですね〜この2匹。エライぞ!
今回の展覧会用図録は一般書籍としても販売されています「ねこ」1680円はお買い得。勿論会場出口付近のショップでも販売中です。

かれこれ40年猫の写真を撮り続けている岩合氏。「猫様が『そろそろ仲間に入っていいよ』と言われたら…」まだまだ先は長そうです。

会場にいる人全てを笑顔に変えてしまうような軽妙なトーク。思わず聞き入ってしまいメモを取ること忘れてしまいそうに。旅先で出会った様々なネコや撮影時のエピソードを3つほどお話して下さいました。



撮影中のエピソードその1
日本海沿岸のとある漁港で魚をさばくおじさんを7匹の猫が取り囲んでいました。しばらくして、そのうちの1匹(洋ネコの血が混じっていそうな長い毛の可愛らしい猫)が小首を傾げて、そのおじさんをじーと見つめました。

おじさんはその愛らしさに負け魚をその猫に。逆におじさんの手元の魚だけをじーと見つめるだけの猫も。その猫は残念ながらおこぼれにあずかれませんでした。

猫の世界にも「処世術」身に付けたものとそうでないものがいるようです(笑



撮影中のエピソードその2
愛知県のオス猫タマちゃん。恋のシーズン早くも始まり顔中傷だらけ。そんなタマちゃんが昭和の香りのする「縁台」に乗っているショットを撮りたくて小皿にキャットフードをのせ縁台に。

首尾よくタマちゃん縁台に乗ってくれたのはいいのですが、餌を食べるのに夢中で下しか向かない。仕方なしに餌を取り上げてしまうと、機嫌を損ねそくさくと降り家々の間に姿を消してしまいました。

結局その縁台では一枚の写真も撮れず。しばらくした後、水を飲んだタマちゃんはご機嫌直ったらしくそれ以降は写真を撮らせてくれました。

猫の心は全く読めません。



撮影中のエピソードその3
岐阜県白川郷で会った猫ちゃんはご主人(飼い主)が作った雪玉をコロコロ転がして遊びます。次の日にそのベストショット撮ろうと、僕が同じように雪玉作って目の前に置いても全く反応無し。遊んでくれません。

結局、彼女(猫)にとっては、僕は「どうでもいい存在」なのです。

思うのですが、「ご主人の為に猫は遊ぶ」のではないでしょうか。要は自分が遊びたいからではなく、ご主人の喜ぶ顔が見たくて。そんな風に思えてしまうエピソードです。



人は猫を知っているようで知りません。
逆に猫はよく人のことを知っています。


猫が住める街は良い街の証。世界中どこへ行っても猫がいる街には、うるおいがあります。



楽しいお話を伺っていると時の経つのはほんとあっという間です。30分こんなに短かった?と思わず時計を確かめてしまうほど。岩合氏の話術も撮影技術同様そうとうなものあります。

最後に質問コーナーが。大概こういった時ってぱらぱらとしか手が上がらないものですが、皆さんそれぞれお聞きしたいことあるようで積極的に手があがります。キラキラした目の小学生のように。

【質疑応答】
Q:イタリアの猫は友好的と聞いて楽しみに行ったのですが猫に会えませんでした。イタリアの猫ってどうですか?

A:イタリア人にならないとイタリアでは猫を探せません(笑
猫を探すコツはあります。街全体を見て車の通行の少ない場所。坂道。人の少ない所等など。でもとにかく歩かないと見つかりません。

イタリアの猫は顔がいいです!
特にローマでは猫に市民権与えられていますので。猫も世界遺産の一部です。
北よりも南に行けば行くほど猫は多いように思えます。そうそう、イタリアの猫パスタすすって食べてますよ!

Q:海ちゃんについて。



A:海(かい)ちゃん。は最初、お腹に虫が居るので「かい(回)ちゃん」と名付けようとしたけどそれじゃーあまりにも可哀そうなので「海」にしました。大事な家族でしたから、写真に深い関係性が写り込んでいます。今では、悲哀を感じてしまいます。

Q:カメラのフォーカスにつて。

A:マニュアルフォーカスで撮っています。動物写真ではあまりオートフォーカスは使いません。ピントがオートだと合わせたい所に合わなかったりしますし。何より猫はマニュアルですから(笑



Q:何猫がお好きですか?

A:レンズの前にいる猫を好きになるようにしています。好きになれないといい写真は撮れません。悪い所は極力見ないように。良い所だけを見つけてあげるようにしています。そういった想いは写真に現われるものです。

Q:これまで一番時間をかけ撮影した猫写真は?

A:奈良県、飛鳥村のカーヤ君です。3日間かかりました。今回の写真展のチケットに使われている猫です。ドラえもんに似ていますでしょ(笑

こちらがそのカーヤ君
このチケットも最高にカワイイ!

ネコが幸せになればヒトも幸せになり、地球も幸せになる!

「ねこ 岩合光昭 写真展」
日本橋三越本店新館7階ギャラリー
午前10時〜午後6時30分(午後7時閉場)
※最終日は午後5時まで。
※3月8日(月)は午後5時30分まで。



岩合光昭氏
1950年東京生まれ。
19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒され、動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに大自然と野生動物を撮り続けている。一方で身近なイヌやネコの撮影も継続し、多くの人々を魅了している。近年は、地球環境の急激な変化と影響を自身の目で見つめ、数多くのメディアで伝えている。主な著書に「ホッキョクグマ」「ニッポンの犬」「ニッポンの猫」「地球動物記」「パンダ」「ネコ立ちあがる」「ちょっとオランウータン」などがある。
「Digital Iwago」
http://www.digitaliwago.com
「the beauty of NATURE」
http://www.mitsubishielectric.co.jp/nature/


「ねこ 岩合光昭 写真展」は日本橋三越にて3月15日まで。

ギャラリートーク&サイン会
3月3日(水)・4日(木)・5日(金)・6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日) 各日午後1時〜・午後4時〜 会場内にて
※ギャラリートークご参加には入場券が必要となります。※サイン会は各日、30分程度のギャラリートークの後、会場出口にて図録・写真集をお買上げの方先着100名様に限らせていただきます。※都合により、イベントの内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。


ねこ大集合!
〜あなたの自慢の愛猫の写真を会場に飾りませんか?〜
あなたの愛猫の写真をお持ちください。
写真1枚と引換えに入場料を200円割引いたします。
※写真1枚につきお一人様ご優待いたします。※写真のサイズはサービス版に限らせていただきます。※作品は会場に展示させていただく場合がございます。※作品の返却はいたしかねます。


連絡通路渡ってすぐの場所でこちらも開催中です。

ともに生きる NHKハート展」3月8日まで。入場無料。
NHKハート展は、詩とアートを組み合わせた展覧会です。障がいのある人が、生活の中で感じたことをつづった詩。嬉しかったこと・悲しかったこと・幸せな気持ち…。様々な思いがつまっています。その思いを大切に、ボランティアで参加していただいた著名人やアーティストの皆さんが、「ハート」をモチーフにしたアート作品で表現しています。50編の詩とアートが皆さんをあたたかく包み込んでくれることでしょう。

そ・し・て!
同じく三越本店本館5階特選和食器サロンにて若冲が!!!!

「京・KYO たしなみ・お茶を遊ぶ」
茶箱を楽しむ〜伊藤若冲の版画に主題をかりて〜


日本で唯一の木版画による出版社である京都の芸艸堂全面協力。
まさか三越の和食器売り場で若冲の版画が観られるなんて!

因みに、お隣三井記念美術館1階エントランスにも展示されています。
(悲歌・哀歌様感謝感謝です!)

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2055

JUGEMテーマ:アート・デザイン


「ネコが幸せになればヒトも幸せになり、地球も幸せになる!」と語る写真家・岩合光昭。“市井(しせい)の”猫たちの表情豊かな姿を写し出すその写真は、幅広い年代層から絶大な人気を集め、人々の心をとらえてやみません。『岩合光昭写真展〜ねこ〜』は、岩合光昭が30年以上に及ぶ写真家人生の中で、撮り続けてきた猫たちを一堂に集めた展覧会です。旅先で出会った猫たちと、あたかも会話を交わしながら撮影したような作品は、自由で、愛らしく、誇り高い猫たちが見事に活写され、見るものに得もいわれぬ温かい気持ちを与えてくれます。愛くるしくもたくましい猫たちのベストショットとともに、若き日の岩合さんと一緒に暮らした猫「海(かい)ちゃん」、さらに猫島として知られる田代島を撮影した最新作「ハートのしっぽ」各シリーズから精選した写真作品約250点で構成いたします。
展覧会 | permalink | comments(5) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

うーん、これは強力な飛び道具を持ってきましたね^^
タイミング的に見られるか微妙ですが、是非観てみたいです(><)
21世紀のxxx者 | 2010/03/05 2:02 AM
イタリアの猫の話しが出ていましたが、今、イタリアで
猫シチュー(猫鍋とは違う本物のシチューです)を
つくったシェフがバッシングされてますねえ。
OZ | 2010/03/05 7:57 AM
特に猫派ではないのですが、

会社の近くなもんですからちょいと寄ってきました。

いろんなアングルからの作品、脱帽です。

見ているだけで愉しかったですね。
わん太夫 | 2010/03/05 1:18 PM
takさん
こんにちは
「猫写真展」に行って来ました。
嬉しくって、嬉しくって堪りませんでした。
写真の猫の瞳に、それを見ている人々の笑顔が映っているようでした。
夕方で、お客さんが減っているかと思いきや、会社帰りのOLさん達などで、結構混んでいました。
猫の力は偉大です。
隣の三井でtakさん向け?のチラシをゲット!
神田の天理ギャラリーで「鉄道旅行の味わい」が開催中です。食堂車と駅弁ラベルの展示のようです。
どっちか言うと、イヤシの遊行さん向けか?
このところ、ず〜っと旅に出ていないので、そそられます。
駅弁だけでも、・・・。  悲歌・哀歌拝
悲歌・哀歌 | 2010/03/10 1:31 PM
@21世紀のxxx者さん
こんばんは。

たまたま行った日にトークショーがあり
ラッキーでした。別の日にかみさん連れて再訪しました。

@OZさん
こんばんは。

えーーーそんな〜
それは酷い、、、、
猫でなくとも非難浴びますよね。。。

@わん太夫さん
こんばんは。

低いアングルからの写真とか
自分も猫になったように思えます。
楽しい楽しい写真展でした。
たばこと塩でも始まります!

@悲歌・哀歌さん
こんばんは。

猫はツンとしていて人にあまり
媚びないところが好きだったりします。
猫だらけの島が最後にありましたが
あそこ一度行ってみたいですよね。

>「鉄道旅行の味わい」が開催中です。

これまた貴重な情報をありがとうございます。
時間ひねり出し何とか見たいと思います。
鉄道の旅がどんどん合理化されていってしまうのが
悲しいですよね。。。
Tak管理人 | 2010/03/10 11:55 PM
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  3日から始まった、写真家岩合光昭氏の『ねこ』に立ち寄ってきました。 日本橋三越本店新館7階 3月3日(水)〜15日(月) とにかく世界中を巡っての撮影。展示数も沢山あり、「ねこ好き」にはたまらないでしょうね〜 詳細はこちらから ↓ http://www.mi
写真家岩合光昭氏の『ねこ』 | わん太夫の迷路 | 2010/03/05 1:18 PM